更新日: 2024年7月1日

市川市のあゆみ 第2回 昭和28年8月1日号

市川市市制施行90周年を記念して、市川市の歴史を広報いちかわで振り返る全32回の連載企画です!第2回の今回は、昭和28年8月1日号の中から選りすぐりの記事をお届けします。

市川市のあゆみ 読み方のご案内

  • 紙面から市職員が選んだ、発行当時の様子がわかる興味深い記事を2つ掲載します。
  • 古くて読み取れない場合もあるため、2つの記事にはそれぞれ職員が書き起こした文章を掲載します。
    • 古い文章については平易な文章に直している場合があります。直し方が正しくない場合もあるかと思いますが、読みやすさを優先させていただきますのでご了承ください。
    • アクセシビリティツール「FACIL'iti(ファシリティ)」をご利用いただけます。ページの見た目を、視覚・動作・認識でお困りの症状をお持ちの方にとって、見やすく、使いやすいように変換するサービスです。使い方はアクセシビリティツールをご覧ください。その他、お手元の端末での読み上げソフトをご活用いただくことで、文章の読み上げにも対応しています。
  • 市川市中央図書館にて過去の広報の全紙面をご覧いただけます。ただし、一部欠号がありますのであらかじめご了承ください。

バラの廣場完成

紙面の切り抜き

永らく市民の皆様に御迷惑をおかけしておりました、市川駅前工事も漸く完成の運びとなりました。舗装工事は工費三百四十五萬圓であります(内國庫補助百萬圓、縣費百萬圓、市負担百四十五萬圓)。ロータリ内には市川バラ園のご協力を得てバラを植付、ロータリ工費バラ代等で約四十萬圓であります。なおロータリ内の歩道に貯水槽を造り、一朝有事の際のそなえと致したのであります。本ロータリは市民のロータリでありますので、共に感じの良い駅前廣場となるようご協力を願います。

(都市計画課)

担当職員より

当時の写真が掲載されていて、様子が良くわかるため選択しました。今と違って高い建物がなく、空が広いですね。
この頃作られたバラの広場は、バラサンクガーデンと名付けられ親しまれました。その後昭和47年に撤去された際は、一部のバラが里見公園に移植されています。詳しくは広報いちかわ2023年5月6日号特集に掲載していますので、こちらも合わせてご覧ください。

江戸川ライン花火大会

紙面の切り抜き

市川名物の一つとして終戦後毎年の恒例となって県夏の夜空を彩る江戸川ライン花火大会は本年も左記(下記)により実施されますから市民各位の御鑑賞を御待ちいたしております。

日時
八月八日(土曜)午後三時より九時三十分頃迄
場所
江戸川(京成鉄橋上流位置)
主催
市川市観光協会
江戸川区観光開発協会
後援
読売新聞社
京成電鉄株式会社
参加煙火店
玉屋
鍵屋
中屋
(共演コンクール)
規模
打上花火 数百発
早打 四十二組
連発仕掛 十一台

(経済課)

担当職員より

現在行われている市川市民納涼花火大会との直接の関係は無いようですが、当時から江戸川の河川敷では、花火に親しむ人の姿が見られたようです。市川市民にとって花火は、今も昔も夏の風物詩であったことを想うと、繋がりのようなものを感じます。
特筆すべきは、開催時間の長さに対する打ち上げ数の少なさでしょうか。2023年の第39回市川市民納涼花火大会では2時間に満たない開催時間の中で、約1万4,000発を打ち上げました。一方で、掲載した昭和28年の花火大会では6時間半の開催時間の中で、数百発の打ち上げであったようです。打ち上げる側は、派手さよりも、一発一発の美しさを競い、鑑賞する側も味わいながらのんびりと楽しんでいた姿が目に浮かびます。
今年の第40回市川市民納涼花火大会は令和6年8月24日の開催が決定しました。今年の花火大会は、いつもよりも一発一発の美しさに目を向けて楽しむのはいかがでしょうか。また違った楽しみを見つけられるかもしれません。

読み上げソフトのご案内

一般的なOS(Windows、macOS、 ChromeOS 等)には、標準搭載の音声読み上げ機能(スクリーンリーダー)が用意されており、画面の情報を読み上げることができます。

Windows ナレーター

起動:Windowsロゴキーを押しながら、Ctrl+Enterキーを同時に押す
停止:もう一度 これらのキーを押す

ナレーターの詳細なガイド(Windows 11,Windows 10)(外部サイト)

macOS VoiceOver

起動:Command+F5キー
停止:いづれかのキーを押す。

VoiceOver ユーザガイド(macOS Ventura用)(外部サイト)

ChromeOS ChromeVox

起動: Ctrl+Alt+Z キー 
停止:もう一度 これらのキーを押す。
(注)タブレットの場合、音量小と音量大のボタンを同時に 5 秒以上押し続けると、ChromeVox が有効になったことを示す音声が鳴ります。そのままボタンを押し続けると ChromeVox の読み上げが開始されます。

組み込みのスクリーン リーダーを使用する(外部サイト)

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千葉県市川市八幡1丁目1番1号

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