更新日: 2024年7月12日

市川市のあゆみ 第14回 昭和52年12月1日号

市川市市制施行90周年を記念して、市川市の歴史を広報いちかわで振り返る全32回の連載企画です!第14回の今回は、昭和52年12月1日号の中から選りすぐりの記事をお届けします。

市川市のあゆみ 読み方のご案内

  • 紙面から市職員が選んだ、発行当時の様子がわかる興味深い記事を2つ掲載します。
  • 古くて読み取れない場合もあるため、2つの記事にはそれぞれ職員が書き起こした文章を掲載します。
    • 古い文章については平易な文章に直している場合があります。直し方が正しくない場合もあるかと思いますが、読みやすさを優先させていただきますのでご了承ください。
    • アクセシビリティツール「FACIL'iti(ファシリティ)」をご利用いただけます。ページの見た目を、視覚・動作・認識でお困りの症状をお持ちの方にとって、見やすく、使いやすいように変換するサービスです。使い方はアクセシビリティツールをご覧ください。その他、お手元の端末での読み上げソフトをご活用いただくことで、文章の読み上げにも対応しています。
  • 市川市中央図書館にて過去の広報の全紙面をご覧いただけます。ただし、一部欠号がありますのであらかじめご了承ください。

第2回市民まつり

紙面の切り抜き 第2回市民まつり

心でつくろう ふるさと市川――市民まつりは昨年につづき、ことしも11月3日、秋晴れのもとで行われました。
第二回を迎え、市民の間にすっかり根づいたこの祭り、ことしは昨年を上まわる12万人の人出がありました。
この日、お祭り広場になった市道2・3・6号線(東京歯科大前―冨貴島小)では午前10時、オープニングパレードがスタート、小学校の鼓笛隊、消防の音楽隊などを先頭に役員が本部まで行進、続いてみこしやパレードなど盛りたくさんの行事が夕方までくり広げられました。
広場の沿道は市内各商店からのワゴンが出店しました。
また、昨年人気集中した5レンジャーに代って、ことしはテレビの人気物「ジャッカー電撃隊」の演技が八幡小で行われ、チビッコたちの歓声をあびていました。

担当職員より

今年も第49回いちかわ市民まつり(主催:いちかわ市民まつり実行委員会、共催:市川市)が開催されます。
大人も子どももたくさんの方々が関わりあう市川市の代表的なお祭りです。
今年は11月2日(土曜)の開催となります。日付が例年と異なるので、ご注意ください。

当時の記事では、全力でお祭りを楽しむ様子が見られます。

休日夜間の急病診療所

紙面の切り抜き 休日夜間の急病診療所

本年4月以来、市川保健所内で診療を行っております「市川市夜間急病診療所」が12月31日から旧市川警察署跡に移転し、設備もいっそう充実して、ひきつづき診療を行います。

12月25日までは保健所内で開設

土曜や日曜の夜にもし急病になったら……こんな不安は誰もが持っています。
もちろんかかりつけの医師(ホームドクター)がいて、その医師に診察を受けられたり、電話で適切な指示が得られれば良いのですが、運悪く不在であるとか、都合が悪くて診てもらえないといったときには途方に暮れてしまいます。

そういう市民の不安をなくそうと開設しているのが、この診療所です。
現在、旧市川警察署跡で、開設のための準備を進めておりますが、それまでの間、一日も早く市民の不安をなくそうと、4月から保健所内の一室で開設しています。

4月以来 一日平均30人
この「夜間急病診療所」はその名の示すとおり、「夜間に突発した急病患者さんの初期治療を目的とした応急手当」(とりあえずの処置と病気の仕分け)のための診療所です。診察日には、この診療所では処置できない人を移送する待機病院(その日によって異なります)を決め、重症患者の場合は応急処置の後、その待機病院に送ることになります。
このように、この診療所の開設には、深夜にわたる診療と待機病院としての待機を快くひきうけてくださった市川市医師会、市川市薬剤師会の大きな協力があったわけです。現在、一日平均50人以上もの来所があり、医師、薬剤師、看護師も大忙しですが、利用された方々が帰りがけに発する感謝の言葉を聞くと当番の従事者も本当に良かったと感じるそうです。

まずはホームドクターに
来所する患者さんの中には、重症で、この診療所の開設で命拾いしたというケースもあります。その反面、(図1)で示すように約半数は軽症で、自分で応急処置できたものの、翌日まで待ってかかりつけの医師にかかれば良かった方です。
このような軽症の方が増えますと、本来の目的である重症患者の処置が遅れたり、手がいきとどかなくなってしまいます。病気にかかったとき、まずはかかりつけの医師(ホームドクター)にみていただくようにしましょう。ホームドクターは、あなたの体について一番よく知っており、早く適切な処置が可能です。ホームドクターが不在とか都合が悪くて診ていただけないときは、この診療所を利用してください。皆んなで正しい利用をして重症の方が手遅れになったりしないようご協力をお願いします。また、本紙「けんこう欄」に市川市医師会の協力で「ホームドクター」(家庭の応急処置、救急急病シリーズ)を掲載しておりますので、いざという時の心構えを日ごろから養っておくことも大切です。

担当職員より

急病診療所の記事を選ばせていただきました。
救急車の利用もそうですが、本当に必要な方が間に合うよう適正利用を心がけることが肝心だと改めて感じました。
当時は市川駅の北口に急病診療所があり、その後何度か移転したのち、現在の大洲に移転したようです。

世間的にオンライン診療や訪問診療なども簡単にできるようになってきましたが、困ったときにすぐに診療を受けられるということはとても安心感がありますね。

読み上げソフトのご案内

一般的なOS(Windows、macOS、 ChromeOS 等)には、標準搭載の音声読み上げ機能(スクリーンリーダー)が用意されており、画面の情報を読み上げることができます。

Windows ナレーター

起動:Windowsロゴキーを押しながら、Ctrl+Enterキーを同時に押す
停止:もう一度 これらのキーを押す

ナレーターの詳細なガイド(Windows 11,Windows 10)(外部サイト)

macOS VoiceOver

起動:Command+F5キー
停止:いづれかのキーを押す。

VoiceOver ユーザガイド(macOS Ventura用)(外部サイト)

ChromeOS ChromeVox

起動: Ctrl+Alt+Z キー 
停止:もう一度 これらのキーを押す。
(注)タブレットの場合、音量小と音量大のボタンを同時に 5 秒以上押し続けると、ChromeVox が有効になったことを示す音声が鳴ります。そのままボタンを押し続けると ChromeVox の読み上げが開始されます。

組み込みのスクリーン リーダーを使用する(外部サイト)

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