更新日: 2023年6月20日

市役所のお仕事紹介 vol.16~

市役所のお仕事と聞いて、みなさんは何を思い浮かべるでしょうか。
市役所にはみなさんの目によく触れるものから縁の下で支えているものまで様々な仕事があります。

このページでは「市役所のお仕事紹介」と題して、普段はなかなか目にしないお仕事にもスポットをあてて紹介いたします。

Vol.27

法務課

市役所には皆さんの目によく触れるものから縁の下で支えているものまで様々な仕事があります。そんな市役所のお仕事紹介。27回目は法務課櫻林主任に聞きました。

櫻林主任の写真

―お仕事の内容を教えてください―
法務課では、条例や規則の制定改廃に関する立案審査、市が原告または被告となる訴訟に関する事務、市役所内の他部署からの法律相談などの業務を行っています。私は、昨年度までは主に条例や規則の制定改廃に関する立案審査を担当しており、今年度から訴訟に関する事務や他部署からの法律相談などを担当しています。どの業務も法的な論点整理が非常に重要となるため、担当する業務について、しっかりと法令の調査・研究などを行った上で、慎重かつ丁寧に業務を進めることを心掛けています。

―最近仕事をしていてうれしかったのはどんな時ですか―
立案審査や法律相談などの業務の際には、法務課としての立場上、他部署に対して厳しい指摘をすることもあるため、「法務課は現場の大変さが分かっていない」などと言われてしまうこともあるのですが、担当した案件が無事に解決・完了して、その部署の職員から「担当してもらってよかった」と言ってもらえたときは、うれしかったですね。

―最後に一言―
よく誤解されるのですが、法務課の職員は、弁護士などのように「法律に精通したスペシャリスト」ではありませんし、「全員が法学部や法科大学院の出身」ということもありません。他部署からの相談や依頼を受けたときに、その都度関係する法律などを一生懸命勉強しています。
市民の皆さまと直接触れあうことはほとんどない仕事ではありますが、適正かつ円滑な市政運営に資するよう、ひいては市民の皆さまのより良い生活の一助となれるように、微力ながら、これからも業務に励んでいきたいと思います。

Vol.26

ちば北西部消防指令センター

市役所には皆さんの目によく触れるものから縁の下で支えているものまで様々な仕事があります。そんな市役所のお仕事紹介。26回目はちば北西部消防指令センター小関副主幹に聞きました。

小関副主幹の写真

―お仕事の内容を教えてください―
ちば北西部消防指令センターは市川市をはじめ、松戸市など千葉県北西部10市の119番通報を受信する共同指令センターです。他市の職員の方と共に市民からの火災や救助、救急車等の要請内容に対して、適切な部隊に出動指令をかけるのが主な業務ですが、時には病院や医師と連携し、重症度が高い傷病者や大規模な事故現場などへドクターヘリやドクターカーを手配する業務も行っています。私は松戸市にある指令センターに指令管制員として派遣されて3年目になります。

―最近仕事をしていてうれしかったのはどんな時ですか―
通報の内容から心肺停止の状態であると判断し、出動指令を流しつつも通報者に心肺蘇生法を口頭でお教えするケースが度々あります。そのうちの1件で、救急車が到着するまでの間に通報者が適切な応急処置を施したおかげでその傷病者が蘇生し、後に社会復帰されたと聞いた事があります。その時は通報者、指令管制員、現場の救急隊、更には医療機関と連携して一人の命を救えた事に大変、嬉しい気持ちとなりました。

―最後に一言―
119番は、急病や怪我、災害が発生した際に市民の方と消防が最初に接する、言わば窓口です。私達指令管制員が現場で直接市民の方の助けとなる事はできませんが、通報を受けてから数分の間に少しでもその方の不安を取り除き、現場の消防隊や救急隊が速やかに現場活動に入れるように、より高度で専門性の高い消防指令業務を目指し努力してまいります。

Vol.25

南八幡こども館

市役所には皆さんの目によく触れるものから縁の下で支えているものまで様々な仕事があります。そんな市役所のお仕事紹介。25回目は南八幡こども館の佐方副主幹に聞きました。

佐方副主幹の写真

―お仕事の内容を教えてください―
市川市にはこども館が14館あります。その中の「南八幡こども館」で児童厚生員として勤務しています。こども館は0歳から高校生まで、18歳未満の子どもたちのあそび場です。
遊びを通して子どもたちの健やかな成長をお手伝いします。
子どもたちと一緒に遊んだり、おしゃべりしたり、育児相談も行っています。

―最近仕事をしていてうれしかったのはどんな時ですか―
帰り際に「楽しかった!また来ます」「ありがとう」と声をかけていただくと本当にうれしく思います。
また、赤ちゃんで出会ったお子さんが、幼稚園入園、小学校、中学校、高校入学。そして今度は親になって来館してくれると、この仕事を続けてきてよかったなと思います。

―最後に一言―
南八幡こども館は昨年度、新型コロナウイルスの関係で休館していました。
4月1日より感染拡大防止のため利用人数制限などをさせていただきながら開館しています。ご不便をおかけしますが、みなさんが安心・安全に楽しく過ごしていただけるようご協力お願いいたします。

Vol.24

岩手県大槌町 環境整備課

市役所には皆さんの目によく触れるものから縁の下で支えているものまで様々な仕事があります。そんな市役所のお仕事紹介。24回目は岩手県大槌町環境整備課の片山彰さんに聞きました。

片山彰さんの写真

―お仕事の内容を教えてください―
私は東日本大震災の復興に携わりたいとの思いから被災地への派遣に応募し、平成31年から岩手県の大槌町で勤務しています。
大槌町で配属となった環境整備課は、道路・河川・公園・住宅の維持管理及び工事に関する都市基盤の整備を行っています。この中で私が主として行っている業務は、災害公営住宅に入居された被災者の方に住宅の譲渡を行うことです。東日本大震災による津波で大槌町の家屋被害は7割にもなり、多くの方がご自宅を失くされました。被災に遭われた方に大槌町内では876戸の災害公営住宅を整備し、そのうちの戸建て住宅を譲渡対象としています。被災に遭われた方に順調に譲渡が進むよう岩手県や国土交通省など関係機関との調整を行っています。

―最近仕事をしていてうれしかったのはどんな時ですか―
様々な手続きを経て災害公営住宅の譲渡が完了し、念願の自宅を手に入れた入居者の笑顔を見た時はとてもうれしかったです。この譲渡は岩手県内では初めてのことでした。被災者の方が震災を乗り越え生活再建を果たすための力になれたのは、被災地支援でのかけがえのない経験です。

―最後に一言―
3月で東日本大震災からちょうど10年となります。平成23年3月11日午後2時46分に起きた大地震から40分後、津波が大槌町に到達しました。町はあっという間にのみ込まれ、いたるところで火災が発生し、町が一瞬で消えたと町の方から伺いました。
地震はいつ、どこで発生するかわかりません。もしものときに備えて、自分に合った避難行動を事前に確認し「命を守る取り組み」をして頂きたいです。

Vol.23

学校調整連携推進課

市役所には皆さんの目によく触れるものから縁の下で支えているものまで様々な仕事があります。そんな市役所のお仕事紹介。23回目は学校地域連携推進課の大﨑誠さんに聞きました。

大﨑誠さんの写真

―お仕事の内容を教えてください―
学校地域連携推進課では、未来を担う市川の子どもたちの教育のために地域と学校が連携・協働する事業を所管しています。現在、私が主として、地域住民の代表が地域と学校をつなぐパイプ役として活動しやすくなるように『地域学校協働本部』の充実を推進する業務です。 よりよい学校教育を通じてよりよい社会を創っていくことが求められる中、市立幼稚園・学校では、コミュニティ・スクールを導入し、地域とともにある学校づくりを目指しています。市川の子どもたちが幅広く、多くの学びや体験ができる様、地域の物的・人的資源を有効活用するためにも、地域の理解と協力が必要です。そのためにも、地域と学校がスムーズに連携・協働できる様、地域と学校の間に立って、教育の当事者意識を高め、ソーシャルキャピタル(社会関係資本)の醸成に取り組んでいます。

―最近仕事をしていてうれしかったのはどんな時ですか―
学校支援コーディネーターの研修を行った際、コロナ禍にも関わらず、「学校のため、子どもたちのため、何ができるか?」たくさんのご意見をいただきました。地域の方々による「登下校の見守り」、「花壇整備」など、間接的な活動を学校にも提案し、いくつかの学校で新たな取り組みが計画、進行中です。地域・学校とともに、『地域や学校の願いを具現化する』ことができることがこの仕事の醍醐味です。

―最後に一言―
この課に配属され、市川市のそれぞれの地域で熱心に活動されている方々に触れ、とても感動しました。市川市民が醸成してきた成果だと実感しました。また、市川市には、まだまだ多くの物的・人的教育資源があり、高いポテンシャルを持っている市だと思います。地域みんなで子どもたちを育てるために『家庭・学校・地域』の三者をむすぶ取組を推進していきます。

Vol.22

スポーツ課

市役所には皆さんの目によく触れるものから縁の下で支えているものまで様々な仕事があります。そんな市役所のお仕事紹介。22回目はスポーツ課の内藤優さんに聞きました。

内藤優さんの写真

―お仕事の内容を教えてください―
スポーツ課では、市民の方がより良い環境でスポーツを楽しんでいただけるよう、スポーツセンターや市民プール、運動広場など市内スポーツ施設の管理運営や、市民のスポーツ促進に向けた取り組み、市内スポーツ施設の設置計画などを行っています。
私が主に担当している業務は、スポーツ施設の管理運営です。
施設の予約に関する利用者からの問い合わせや、老朽化したスポーツ施設の修繕などを担当しています。
今年は東京2020オリンピック・パラリンピックが開催予定であり、市民の皆さんのスポーツ活動もより盛んになると思いますので、少しでも快適に施設利用をしていただけるよう業務に取り組んでいます。

―最近仕事をしていてうれしかったのはどんな時ですか―
利用者から施設破損の指摘や新たな備品の要望などを受け、自分なりに手順や仕上がりなどを検討し、その要望に対応した後、「この前の要望にしっかり対応してくれてありがとう。おかげで気持ち良く利用できた。」などのお礼を言われると、とてもうれしい気持ちになります。

―最後に一言―
最近は、いわゆるコロナ禍にあって、施設の運営についても市民の安全のため、利用者に様々なお願いや制限を設けており、とても心苦しく感じています。1日も早く、すべてがクリアされ、元のスポーツ環境に戻る日が来ることを願っています。

Vol.21

道路管理課

市役所には皆さんの目によく触れるものから縁の下で支えているものまで様々な仕事があります。そんな市役所のお仕事紹介。21回目は道路管理課の高須悠貴さんに聞きました。

高須悠貴さんの写真

―お仕事の内容を教えてください―
道路管理課では市民の皆さんが安心して道路を利用できるよう、市道の幅員管理や私有地との境界確定、道路工事に関する申請業務など、道路管理の基本となる情報の管理をしています。現在、私が主として行っている業務は市道の認定や廃止、道路区域の確定などです。道路の多くは私有地に接しており、市民の皆さんの財産に影響を与える重要な業務ですので、細心の注意を払いながら業務にあたっています。また、日常的に行っている道路安全パトロールのほか、台風などの自然災害の際には道路の安全確認を行い、道路を利用される方々への注意喚起や必要に応じて道路の通行規制なども行っています。

―最近仕事をしていてうれしかったのはどんな時ですか―
私有地との境界確定を行う時、昔の和紙公図などを調べることで、その土地の歴史に触れることがよくあります。中には、現況は民家の敷地の一部となっているようなところも、昔の資料では道路になっているところもあります。このような状況をよく調べて、その結果地権者の方にご納得いただいて境界を確定することができた時には、仕事にやりがいを感じてうれしく思いました。

―最後に一言―
この課に配属され、なにげなく利用していた道は多くの方々の理解や協力があって安心安全が保たれていることが分かりました。道路に限らず、駅やショッピングモールなども道路と同様に多くの方々の理解や協力の積み重ねによって快適に利用できる環境になっていると改めて感じています。街を歩くとき、利用者と管理者の双方の視点で物事を見るようになり、日々の業務に生かしています。

Vol.20

地域整備課

市役所には皆さんの目によく触れるものから縁の下で支えているものまで様々な仕事があります。そんな市役所のお仕事紹介。20回目は地域整備課の大木龍太郎さんに聞きました。

大木龍太郎さんの写真

―お仕事の内容を教えてください―
市の水産業を活性化させるために、水産振興を担当しています。施策の企画・立案、水産資源の管理や栽培漁業の推進、漁業協同組合への指導などを行っています。他には、市川市の水産業について理解を深めてもらうために、市内の鮮魚店や小中学校と連携したイベントを企画したり、地域イベントに参加したりしています。

―やりがいを感じるのはどんな時ですか―
近年、漁業者は、漁獲量の減少、魚価の低迷、漁場環境の変化など様々な問題を抱えており、これらの課題を解決するために漁業者とともに日々努力しています。配属当初は、漁業者に話すら聞いてもらえず、仕事のやり方に苦労しましたが、漁業者からの信頼が得られ、一体感のある活動ができた時は非常にやりがいを感じます。

―最後に一言―
私は仕事の作業効率を優先するだけではなく、相手の目線に合わせたコミュニケーションを心がけています。相手と同じ目線に立ち、同じ物を目で見て共有する事で、問題の本質を捉えて最適な改善策を提案していきたいです。

Vol.19

終末処理場

市役所には皆さんの目によく触れるものから縁の下で支えているものまで様々な仕事があります。そんな市役所のお仕事紹介。19回目は終末処理場の小嶋聡さんに聞きました。

小嶋聡さんの写真

―お仕事の内容を教えてください―
終末処理場では、菅野・真間地区の下水を処理し、法令基準を満たした処理水を真間川へ放流しています。現在、私が主として行っている業務は各設備のメンテナンスや修繕の発注、維持管理、予算・決算書類の作成、産業廃棄物の管理など、多岐にわたっています。下水という特性上どうしても臭気が生じてしまうので、薬品を使って臭いを極力抑えるなど、周辺環境に配慮しています。

―最近一番やりがいを感じたのはどんな時ですか―
昨年の台風15号と19号の際に大きな被害が出ることなく乗りきったときです。不眠不休で河川水位の監視や排水作業を行い、河川の氾濫や大きな浸水被害もなく朝を迎えられた時には胸に来るものがありました。

―最後に一言―
千葉県が建設中の江戸川第一終末処理場が完成し流域編入されれば、当終末処理場は役目を終えることができますが、そのめどは未だなく、どんどん施設が老朽化していく中でも不測の事態により停止してしまわないよう、日々責任感を持って業務にあたっています。

Vol.18

選挙管理委員会事務局

市役所には皆さんの目によく触れるものから縁の下で支えているものまで様々な仕事があります。そんな市役所のお仕事紹介。18回目は選挙管理委員会事務局の橋口達貴さんに聞きました。

橋口達貴さんの写真

―どんなお仕事をしていますか?―
選挙人名簿の調整から選挙時における投開票所の運営管理や設営資材の調達まで、選挙に関する事務全般を行っています。また、将来の有権者である生徒児童のみなさんに向けて、選挙の大切さを伝える選挙出前授業や、生徒会選挙で用いる投票箱等の貸し出しも担当しています。

―どんな時に嬉しいと思いますか?―
私は配属されて間もなく、選挙を経験していないのですが、投票所で多くの方が無事投票を終えられた姿を見たとき、喜びや充実感を感じることができるのではないかと想像しています。

―最後に一言―
 選挙は、未来の社会へ市民のみなさんの意思を伝える大切な機会です。来年3月に予定されている千葉県知事選挙に向け、現在、みなさんが不安なくご投票いただけるよう、新型コロナウイルス感染症対策を含めて一生懸命に準備を進めております。

Vol.17

動植物園

市役所には皆さんの目によく触れるものから縁の下で支えているものまで様々な仕事があります。そんな市役所のお仕事紹介。17回目は動植物園の塩見彰さんに聞きました。

塩見彰さんの写真

-どんなお仕事をしていますか?-
動物園の獣医師の仕事は多岐にわたっています。飼育している動物が健康な状態を保てるように、飼育員と協力しながら動物の管理や治療を行います。そのために定期的に動物園を巡回し、動物に異常が無いか常に目を配っています。また、希少な野生動物を絶滅の危機から救うという“種の保存”についても取り組んでいます。

-喜び、やりがいを感じるのはどんな時ですか-
動物園には老若男女問わずに沢山の方々が訪れます。来園者の皆様が元気で可愛い動物を目にし、笑顔で楽しんでいる姿を見ると、私も嬉しく思います。

-最後に一言-
人と同じように動物も十人十色で、動物が求めていることも様々です。言葉が話せない動物の気持ちをくみ取り、常にベストな治療や飼育を心掛け、少しでも動物が幸せな生活が出来るようにしていきたいです。皆さんに喜んで頂けるような動物園を作っていきますので、是非とも元気な動物達の姿を見に足を運んで下さい。

Vol.16

歴史博物館

市役所には皆さんの目によく触れるものから縁の下で支えているものまで様々な仕事があります。そんな市役所のお仕事紹介。16回目は歴史博物館の山岸未来さんに聞きました。

山岸未来さんの写真

-どんなお仕事をしていますか?-
古文書などの寄贈資料、借用資料を整理し、昔の人々がどんな暮らしをしていたのかを調べています。資料保存とともに調査・研究、展示会の開催、ギャラリートーク、小学校の昔のくらし学習に合わせた展示解説、市民向け古文書講座や子供向け和綴じ本づくり講座、展示会や掲示物で使用するイラスト作成など多岐にわたります。学芸員というと研究室に引きこもっているイメージがありますが、人前で話をすることが大変多い仕事です。

-嬉しかったのはどんな時ですか?-
学校見学で来た小学生が、今度は家族連れで来館し、家族に勉強したことを一生懸命説明しながら見学しているのを見ると嬉しく思います。博物館に興味を持ってくれることはとても嬉しいです。

-最後に一言-
時代とともに都市化が進み、古いものから新しいものへ変わっていくことが当たり前の時代となっていますが、古いものから知りうる歴史があります。そういった消えて行ってしまう歴史を収蔵資料からすくい上げ、皆様に伝えられたらと思っています。

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