更新日: 2023年5月22日

広報いちかわ6月4日号 特集

特集1:[キミとの暮らしをもっと豊かに]人と動物の共生を目指して

特集2:[6月は食育月間です]毎日の元気のためバランスよく食べよう

新型コロナウイルス感染防止のため、記載された催しなどが中止または延期となる場合があります。
市の事業・イベントの中止(延期)情報は各担当課のWebページなどを確認してください。
市民の広場のイベントなどの開催については各団体まで問い合わせください。

前号の特集

[特集]目次

[キミとの暮らしをもっと豊かに]
人と動物の共生を目指して

人と動物の共生を目指して

6月は、「動物の正しい飼い方推進月間」です。
人間とペットが共に幸せに暮らすためには、飼い主がペットの飼い方について正しい知識を持ち、ル―ルやマナーを守ることが求められます。
今号では、本市で動物に携わる方々にお話を伺いました。これからも、大切なペットと幸せに暮らし、尊い命を守るため、私たちができることについて考えてみましょう。

問い合わせ=TEL047-712-6309生活環境保全課

動画でもっとわかる

インタビューの様子を動画で見ることができます。
▲インタビューの様子を動画で見ることができます

[ペットと地域のために]飼育マナーを守りましょう

[ペットと地域のために]飼育マナーを守りましょう
  • ペットは最期まで、責任を持って飼いましょう。動物の遺棄・虐待は犯罪です。
  • 災害時や、飼い主が突然入院しなければならない場合など、もしもの時に備えてペットの一時的な預け先を見つけておきましょう。
  • 犬の放し飼いは、禁止されています。外出の際には、必ずリードをつけましょう。市内の公園や河川敷でも、ノーリード禁止です(ドッグランを除く)。

お話を伺いました 1

猫も人も快適に暮らせる地域を目指して

宮澤 ふき代氏

地域猫活動団体中山ねこ家 代表
宮澤 ふき代氏

地域猫活動とは

 地域猫活動の目的は、1代限りの大切な命を見守り、外で生まれる猫を増やさないことです。そのために、野良猫を捕獲し、不妊・去勢手術を行い、地域猫として管理をしています。また、適正な餌やりやトイレの設置などをすることでゴミあさりや糞尿のトラブル減少に努めています。さらに、住民会議や活動状況の周知などの活動を通して、地域のみなさんと一緒により快適な地域を目指しています。外で生まれる猫は、どうしても病気にかかりやすく寿命も短いうえトラブルも多く、人にも猫にとっても良いことはありません。「子猫が生まれなくなった」「野良猫を見なくなった」というご意見がうれしく、同時にほっとします。

適正な飼育マナーを

 外で生まれる猫を増やさないためには地域のみなさんのご理解・ご協力、不妊・去勢手術が大切だと感じます。手術は、室内で飼っている猫も飼育マナーとして必要です。「うちの猫は大丈夫だ」と思わず、手術を検討してください。

キミのココが好き

 病気や後遺症で里親募集が難しい猫と暮らしています。家族のような関係で、安心して隣で寝ている姿を見ると良かったなと思います。

キミのココが好き

[新しい家族との出会いの場]犬の譲渡会に参加してみませんか

 ボランティアの方が保護している犬たち(主に中型・大型犬)の譲渡会を開催します。

犬の譲渡会に参加してみませんか

日時=6月12日、7月10日いずれも日曜日 正午~午後4時(雨天中止)
場所・会場=塩浜ドッグラン
申し込み・応募=TEL090-8305-3718コンパニオンアニマルクラブ市川

お話を伺いました 2

ライフスタイルを考え、ペットのための冷静な判断を

金子 理絵氏

動物愛護保護団体コンパニオンアニマルクラブ市川 代表
金子 理絵氏

保護犬を迎えるという選択肢を

 飼い主のいない保護犬を引き取り、譲渡会を開催し新しい飼い主さんへとつなぐ活動をしています。保護犬を家族に迎えるシステムがあることを知らない方、迎えたいけれど躊躇(ちゅうちょ)してしまう方も多く、保護犬たちのことをもっと身近に感じてほしいと思います。

今とこれからの命に責任を持って

 一方、「引っ越しで飼えなくなった」「飼い主が高齢となり飼えなくなった」という相談も多くあります。ペットショップなどでの衝動買いをせず、迎える犬がご家庭に合うのかどうかご自身の年齢や体力、経済力、時間を考慮し、冷静に考えて迎えていただきたいと思います。
 また、愛護センターに収容される多くの犬たちは、不妊・去勢がされていません。逃げた犬から望まれない命が産まれたり、収容されてから出産する犬もいます。知らない間に生まれてしまった、ということがないように不妊・去勢をお願いしたいと思います。不妊・去勢手術こそ、動物愛護への第一歩であると考えています。

キミのココが好き

ベルちゃん メス2歳
ベルちゃん メス2歳

 公園でゴロンと寝転ぶ姿を見ているだけで、心が穏やかになります。いつでもそのときを精いっぱい生きる姿に励まされます。

[法律が改正されました]マイクロチップの装着・登録が義務付けられました

マイクロチップの装着・登録が義務付けられました

 6月から改正動物愛護管理法が施行され、ペットショップやブリーダーが販売する犬や猫へのマイクロチップの装着と、マイクロチップ情報の登録が義務付けられました。
 既に飼っている犬猫や、ブリーダーやペットショップなどの販売業者以外から譲り受けた犬猫については、マイクロチップの装着は努力義務となります。脱走や迷子、災害時に備え、装着を検討してください。

お話を伺いました 3

殺処分数の減少や遺棄・虐待の防止のために

眞島 浩輔氏

市川浦安地域獣医師会 会長
眞島 浩輔氏

マイクロチップのメリット

 ペットにマイクロチップを装着する主な目的は、迷子や災害などで飼い主と離ればなれになった場合などにマイクロチップを専用のリーダーで読み込むことで、登録した番号が分かり、飼い主の元へ戻すことです。その結果、殺処分の減少にもつながります。
 また、飼い主による遺棄や虐待、ブリーダーなどの悪質な繁殖などを防止することも期待できます。

体への影響はほとんどありません

体への影響はほとんどありません
実際のマイクロチップと注入器

 マイクロチップは直径2mm、長さ12mm程度の小さなものなので、装着も数十秒で終了し、装着後もほとんどペットの負担にはならず、痛みもありません。最近では自分のペットにも装着したいという問い合わせが増えており、私もすでに飼っている2匹の犬に装着しています。詳しくは、かかりつけの獣医師にご相談ください。

キミのココが好き

 ペットショップで売れ残り、処分されそうだった犬と生まれつき足に障がいのある犬、2匹を飼っています。家に帰ると喜んで飛んでくる姿がとてもかわいいです。

犬や猫のために活動してみませんか

犬や猫のために活動してみませんか

 犬や猫のさまざまな活動を支援していただく、動物愛護市民ボランティアを募集する予定です。詳細が決まり次第、広報いちかわや市公式Webサイトで周知しますので、ご協力ください。

これまでのボランティア活動

これまでのボランティア活動
▲ペットとの避難訓練の様子

 災害などのいざというとき、ペットとの同行避難が可能です。そのための研修や、実際にペットと訓練を行っています。

[6月は食育月間です]
毎日の元気のためバランスよく食べよう

毎日の元気のためバランスよく食べよう
毎日の元気のためバランスよく食べよう

 もうすぐやってくる暑い夏。この夏を活動的に元気に過ごすためには、毎日の食事が大切です。バランスの良い食事をとることで、免疫力アップ、体力アップ、健康力アップにつながります。

問い合わせ=TEL047-377-4511健康支援課

バランスの良い食事とは

バランスの良い食事と聞くと難しいイメージがあるかもしれません。しかし、簡単に始められることもたくさんあります。夏バテしないためにも、今から取り組みましょう。

やってみよう すぐに実践できる バランスごはん。

外で食べるときも、買ってくるときも、ワンプレートでも基本になる3つの組み合わせを覚えよう。

主食+主菜+副菜をそろえる

主食


[ごはん・パン・めん類・炭水化物を多く含む食品]

主食
エネルギーになる元気のもと

主菜


[肉・魚・卵・豆腐・大豆製品などタンパク質を多く含む食品]

主菜
血や筋肉になる身体を作る

副菜


[野菜・きのこ・海草類などビタミンやミネラル、食物繊維を多く含む食品]

副菜
身体の調子を整える抵抗力をつける

市川でとれる食材を食卓に

主菜で食べたい海産物

主菜で食べたい海産物

主菜で食べたい海産物
主菜で食べたい海産物

市川の海では、スズキやホンビノス貝などさまざまな海産物がとれます。海産物には良質なタンパク質が豊富に含まれています。

(臨海整備課)

副菜で食べたい農作物

副菜で食べたい農作物
副菜で食べたい農作物

市川では、トマトやネギなどのさまざまな農作物がとれます。ビタミンたっぷりなとれたての地元野菜で副菜を充実させましょう。

(農業振興課)

[例えば]
「ラーメン」はトッピングの選び方でバランスごはんに変身します。

ラーメン

主食[麺]
トッピング主菜[卵とチャーシュー]
トッピング副菜[たっぷりもやしとほうれん草]

子どもの頃から始めるバランスの良い食事

 生涯にわたって健やかで豊かな生活を送るためには、バランスの良い食事を考え、選ぶことができるように、子どもの頃から食の知識と判断力を身につけることが大切です。

小学校での取り組み

食への興味・関心を育む北方小学校で聞きました。

(保健体育課)

毎日おいしく食べています。

毎日おいしく食べています。
毎日おいしく食べています。
毎日おいしく食べています。

給食を食べる子どもたちの声

  • 野菜が苦手だけど、頑張って全部食べようとしています。
  • 好きなメニューだとうれしいけど、カロリーや健康面なんかも気になります。
  • 好き嫌いはありません。毎日おいしく残さず食べています。

こだわりは市川の旬の野菜、「市川とまと」を使ったソース

こだわりは市川の旬の野菜、「市川とまと」を使ったソース

主食
ツナピラフ
主菜
チキンの市川トマトソース
副菜
野菜と卵のスープ
飲み物
牛乳

北方小学校
栄養教論 橋本真己さん

 給食の献立を考えるときは、主食・主菜・副菜をそろえることや彩りに気を付けています。また、旬の食材を使うことや、コロナ禍でも可能な範囲で児童がさやむきなど下準備に参加した食材を取り入れることで、食育へつなげています。心と体のバランスの取れた児童の育成を目指して、健康教育を進めています。

食品ロス削減に向けて

詳しくはこちら
▲詳しくはこちら

まだ食べられるのに廃棄される食品を減らすために、さまざまな取り組みをしています。

(生活環境整備課)

保育園での取り組み

「おいしく楽しく食べる」を実践する塩焼第2保育園で聞きました。

(こども施設運営課)

2歳児クラスの給食の様子
▲2歳児クラスの給食の様子
キャラクターをかたどった給食
▲キャラクターをかたどった給食

塩焼第2保育園
栄養士 藤代裕美子さん

栄養士 藤代裕美子さん

 食事をとるとき、大人は栄養バランスなどを頭で考えて食事を選ぶこともできますが、子どもの食事は、今までの経験が大切になります。おいしく食べた経験から食事の時間が楽しかったという記憶があると、苦手なものでも食べられることがあります。
 そこで私たちは、栄養バランスやおいしさに加えて、園児が楽しく興味を持つような給食づくりを心がけています。
 あわせて、保育士が食事の時間が楽しくなるような魅力ある言葉がけを意識し、職員みんなで「おいしく楽しく食べる」を目標に食育に取り組んでいます。

いちかわの食育

いちかわの食事
▲いちかわの食育についてはこちら

 市川市では、食に関わる関係者が連携・協力し、食育の推進に取り組んでいます。

食育とは[毎月19日は食育の日]

食育とは[毎月19日は食育の日]

生涯にわたって健やかで豊かな生活を送るため、自分の健康と食生活に関心を持ち、食についての知識と判断力を育てること。

見てみよう行ってみよう

[動画]「知ろう 食べよう いちかわの野菜」

「知ろう 食べよう いちかわの野菜」
▲紹介動画はこちら

市川市でも、トマトやほうれん草、長ねぎの他いろいろな野菜が作られています。地元農家での収穫体験や学校給食の様子を、おいしいレシピと一緒に紹介しています。

[食育展示]「バランスの良い食事ってだいじだね」

「バランスの良い食事ってだいじだね」

 栄養バランスの良い食事のヒントが見つかるかもしれません。

日時=6月15日(水)午後1時~28日(火)午後1時まで
場所・会場=メディアパーク市川1階水の広場前

あなたの声をお聞かせください

第4次市川市食育推進計画策定に向けたアンケートを実施しています

あなたの声をお聞かせください
▲詳しくはこちら

 右記2次元コードを読み取るか、市公式Webサイトからご回答ください。回答の受付期間は6月13日(月)までです。
問い合わせ=TEL047-377-4511健康支援課

このページに掲載されている
情報の問い合わせ

市川市 市長公室 広報広聴課

〒272-8501
千葉県市川市八幡1丁目1番1号

広報グループ
電話 047-712-8632 FAX 047-712-8764
広聴・Webグループ
電話 047-712-8633 FAX 047-712-8764
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電話 047-712-6994 FAX 047-712-8764