更新日: 2025年6月7日

広報いちかわ6月7日号 連載

目次

市民の広場

いちかわ文芸

市川にこうご期待[vol.72]

市長 田中 甲
Tanaka Koh

化石燃料からクリーンエネルギーへ

画像:高浜カーボンニュートラル推進課長
▲高浜カーボンニュートラル推進課長

 5月9日、カーボンニュートラル推進課に一通のメールが届きました。
 そのメールは環境省からで、第6回の脱炭素先行地域の選考で選ばれた旨が伝えられたのでした。
 以前より、CO2の発生源を最小限にとどめるために市川市も努力したいと考えている中、第5回の選考から挑戦し、2回目にして快挙といえる決定を受けた背景には、高浜課長の存在なくしては実現できなかったといえるでしょう。
 私が休日に所用で市役所に来ると、いつも机に向かい仕事をしている姿をみてきました。それが今回の結果を生み出したと思っています。
 さて、この脱炭素先行地域は、市川市の妙典地域を中心に賃貸物件も含めビル化された街におけるCO2削減というかなり難しいテーマで、補助金を活用して太陽光パネルを最大限設置し、循環型社会のモデルケースへの挑戦だったのです。ここではいくつかの課題をクリアしなければなりません。
 まず、最初に考えるべきことは、将来太陽光パネルが廃棄されたときに、確実に処理をして再生するという仕組みを作り上げること。このことを考えずして、太陽光パネル設置を多用化することはあってはなりません。次に、地権者またはビルのオーナーに協力していただくための説明が必要です。簡単にいうと、屋上の空きスペースが土地という発想を持って、太陽光パネルを設置していくというイメージをしてもらえればいいのだと思います。
 市川市が提案したその内容に対し、環境省は上限で50億円の補助金を拠出するという話ですが、市川市は最大限活用し、国の期待に応えてまいります。脱炭素先行地域選定証授与式は5月29日に有楽町朝日ホールで行われました。その時の内容は次の広報紙面で詳しくお伝えいたします。
 千葉県では千葉市、匝瑳市に続く3番目に市川市が選定されました。未来に向けてクリーンエネルギーの扉を開いていきたいと考えています。

いちかわちょこっと伝え隊[番外編]

今年10月18日(土曜)に「第6回全国国府サミットin市川」が開催されます。これを記念して9月20日号までの広報いちかわ最終面に「市川のあゆみ」と称した年表を連載します。ちょこっと伝え隊ではその月に掲載される年表の時代解説と、知って楽しい基礎知識を掲載します。国府サミット開催に向けて時代を遡っていきます。

【時代解説】
大正~令和(6月7日・6月21日号掲載分)

イラスト:吹き出しのキャラクター

 大正時代に市域の都市化がはじまり、水田が広がっていた総武線線路の南側には、日本毛織中山工場のような大工場が設立されます。昭和9(1934)年に市川市が誕生し、太平洋戦争後に軍用地があった国府台地域は、学校や運動施設などが新設され文教の町になりました。現在では工場跡地などに高層マンションが建ち、東京湾岸の埋立地には工場や物流倉庫が並んだ様子が見られます。

画像:日本毛織中山工場全景 昭和40(1965)年ごろ(創業は大正9(1920)年の上毛モスリン中山工場で、現ニッケコルトンプラザ)
▲日本毛織中山工場全景 昭和40(1965)年ごろ(創業は大正9(1920)年の上毛モスリン中山工場で、現ニッケコルトンプラザ)
画像:国府台球場の試合の様子国府台球場の試合の様子 昭和30(1955)年ごろ
▲国府台球場の試合の様子 昭和30(1955)年ごろ
画像:里見公園下の江戸川から望む市川方面 令和6(2024)年2月
▲里見公園下の江戸川から望む市川方面 令和6(2024)年2月

国府サミットに向けて
~知っているとさらに楽しめる~

全国国府サミットとは

 全国の国府(奈良・平安時代の役所)所在地の市長・町長が一堂に集まり、国府所在地としての歴史や文化を後世に伝え、今後の活気あるまちづくりを推進するため、平成21年に東京都府中市で始まりました。
 市では、近年の発掘調査によって、「下総国の国府」の様子が詳しく分かってきたこともあり、第6回全国国府サミットを本市で開催することになりました。7月5日号に開催案内を掲載いたします。

「全国国府サミット in 市川 開催記念」市川のあゆみ

  • 「全国国府サミット in 市川 開催記念」市川のあゆみ の年表はこちらをクリック
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    本広場への掲載は、各施設にある「市民の広場掲載依頼書」により、‘掲載の決まり’に従ってお申し込みください。
    なお、市民のみなさんの依頼に基づき掲載しており内容についての責任は負いかねます。

    広報広聴課へのお問い合わせ
    TEL 047-712-8632 FAX 047-712-8764

    たのしもう【イベント・講演会】

    モナリザ市川アートクラブ絵画展
    6月19日(木曜)~22日(日曜)午前10時~午後5時
    全日警ホール
    モナリザ・市川アートクラブ
    TEL047-711-5908浅野(昼間)
    第36回ふれあいコンサート
    6月26日(木曜)午後2時~4時
    文化会館
    村上正治記念ちばマスターズオーケストラ
    TEL047-362-4966星
    国蝶オオムラサキ観察会
    6月27日(金曜)~29日(日曜)午前10時~午後4時
    市川駅南口図書館
    市川にオオムラサキを生息させる会
    TEL090-7189-0188川添(昼間)

    やってみよう【仲間募集~趣味・交流】

    語学・教育

    中高年初級英会話明るく楽しい
    第1・3火曜日午前10時~正午
    南行徳市民センター
    入会金1,000円、月3,000円、その他300円
    エンジェル英会話
    TEL047-395-6608池田(昼間)
    英語の読書会
    第2・4月曜日午後1時~3時
    男女共同参画センター
    Aggieの会
    TEL090-6183-0274森下
    不登校・家族の思いを語り合おう
    第4土曜日午後2時~5時
    勤労福祉センター本館
    1回300円
    クリオネ
    TEL047-379-7519波多野

    スポーツ・健康

    ストレッチとダンベルで生きいき
    第2・4水曜日午後3時~4時30分
    市川公民館
    入会金100円、月900円
    新日本婦人の会 さくら班
    TEL047-326-3044阿部(昼間)
    卓球やりませんか。指導致します
    毎週月曜日午後1時~4時
    曽谷公民館
    年間6,000円
    球友会
    TEL080-5525-9030山口
    健康を目的にしたヨガ初心者歓迎
    第1〜3火曜日午後6時30分~8時
    鬼高公民館
    入会金1,000円、月3,500円、その他年間2,000円
    鬼高ヨガサークル
    TEL090-7727-1718染谷
    麻雀を楽しみませんか
    第1・3水曜日午前9時~正午
    いきいきセンター大洲
    月500円
    健康麻雀サークル大洲
    TEL080-3419-6517岩井(昼間)
    礼儀作法 集中力 強い精神力
    毎週土曜日午後5時30分〜6時40分
    国府台スポーツセンター
    月3,000円
    市川合気道連盟
    TEL047-372-6585石井(夜間)
    長生きするならテニスが1番
    月〜金曜日不定期月18回、1回2時間
    福栄スポーツ広場
    月100円
    福栄平日ゆるテニス
    TEL047-395-6735長谷川(昼間)
    吹矢はあなたの健康の手助けです
    毎週水曜日午後2時~4時30分、毎週日曜日午前10時~午後0時30分
    東部公民館
    月1,500円
    吹矢 なごみの和
    TEL090-2400-6739佐藤
    ヨガで心身を整えていきましょう

    月4回(火・金曜日)午前10時30分〜11時30分
    八幡市民交流館ニコット
    1回1,000円
    Yoga Rise
    TEL080-4172-0424石井(昼間)

    舞踊・ダンス

    ベリーダンス福祉施設慰問員募集
    月2回水曜日
    午前9時〜11時
    曽谷公民館
    1回1,400円
    ベリーグッド
    TEL090-1201-7233粕谷(夜間)
    皆さんで楽しくフラ踊りましょう
    月2回水曜日午前9時30分~正午
    菅野公民館
    入会金1,000円、月4,000円もしくは1回3,000円
    レイナニクラブ
    TEL047-391-2747加藤
    ゆったりフラメンコ
    第1〜3月曜日午後6時30分~8時
    平田地域ふれあい館
    1回1,000円
    カミーノス
    TEL090-4959-0630和作(夜間)
    詩吟にあわせ扇を使った和の運動
    第1・3木曜日午後1時30分~3時30分
    いきいきセンター鬼越
    月1,500円
    吟舞同好会
    TEL047-332-1625加藤

    音楽・芸能

    楽しいお三味線で唄いませんか
    第1・3月曜日午後1時~3時
    男女共同参画センター
    月4,500円
    端唄教室
    TEL047-337-4783木村(昼間)
    オカリナ体験3回レンタル有り
    第1・3火曜日午前9時30分~10時30分
    東部公民館
    1回500円
    オカリナサークル ららら
    TEL090-6605-6618坂尾
    オカリナ初めの一歩・初心者講座
    第1・3木曜日午後1時~2時30分
    市川公民館
    入会金1,000円、月3,000円
    オカリナ百音
    TEL090-1762-9609松﨑(昼間)
    60歳以上 楽しく ウクレレ
    第2・4水曜日午前10時〜正午
    いきいきセンター大洲
    月600円
    いきいきウクレレ
    TEL047-376-8730工藤
    箏(こと)(生田流)を弾いて楽しもう
    第1・3木曜日午後1時30分〜4時30分
    市川駅南公民館
    入会金1,000円、月6,000円
    箏グループ優
    TEL090-1619-5314中原
    すぐに役立つ暮らしの筆ペン書道
    第2・4水曜日午後1時~3時
    市川公民館
    入会金1,000円、月2,500円、その他1,000円
    手児奈会
    TEL047-335-5895清水(昼間)
    仲間募集
    月3回金曜日、1歳クラス=午前10時10分、2・3歳クラス=午前11時、いずれも50分
    南行徳市民センター
    入会金1,000円、月2,500円
    スマイリーリトミック
    TEL090-3092-1422
    石橋(昼間)

    書道・絵画

    ひらがなから学ぶ書き方
    第1~3金曜日午後3時30分~6時30分
    市川駅南公民館
    入会金1,000円、月硬筆2,000円、習字2,500円
    実用書道クラブ
    TEL047-377-2504浜野(昼間)
    4歳児からの書き方と毛筆書道
    第1・2・4木曜日午後4時~6時30分
    若宮公民館
    入会金1,000円、月硬筆2,000円、毛筆2,500円
    かきかた書道教室
    TEL090-1052-5119田中(昼間)

    その他

    藤井聡太先生に近づこう
    毎週金・日曜日午後1時~4時
    いきいきセンター北方
    無料
    北方将棋同好会
    TEL090-1544-5799佐藤
    日本刀の歴史と鑑賞と鑑定の会
    第3日曜日午後1時~4時30分
    文化会館
    無料
    日本美術刀剣
    TEL090-8566-5121松﨑(昼間)
    女性囲碁初心者大募集指導します
    毎週火・土曜日正午~午後4時
    本八幡地域ふれあい館
    1回800円
    市川女性囲碁サークル はごろも
    TEL090-9366-5014倉間
    漢詩を味わい・作って楽しもう
    第3木曜日午前10時~正午
    いきいきセンター市川
    月500円
    市川漢詩同好会
    TEL080-6326-1415澤田

    いちかわ文芸

    短歌 … 安田 恭子 選

    • バス停に 椅子の置かれて 安堵する 歩み来る人 労るごとし
      • 大和田  風祭 咲子
    • 苦労して 苦労重ねて 逝つた母 カーネーションの 白に赤足す
      • 奉免町  小田中 準 一
    • ただ一つ 出だしの二音で 分かる曲 昔友弾く 「タイスの瞑想曲」
      • 八幡   茂呂 明子
    • 角に出て 出迎えくれたる 日を偲び 兄三回忌の ふる里を訪う
      • 東大和田 田邉 かつ代
    • おじいちゃんと わかれる時の さびしさは 次会うときの 楽しみになる
      • 大和田  山崎 野乃花

    【短歌選評】

    風祭さん。年を重ねられた作者の感慨である。バス停まで歩いて来て椅子の置かれてある嬉(うれ)しさ。他の人々への温かい思いにも広がる。小田中さん。どのような御苦労であったのかは分からないが、これで良いと思う。結句の「白に赤足す」には作者の深い思いがこもっている。茂呂さん。昔友がいつも弾いていた曲、作者の心に深く沁(し)みているので、「出だしの二音」だけですぐ分かるのだ。良き思い出を持つ作者。田邉さん。「角に出て出迎えくれたる日」の具体がとても良い。この温かい思い出がこの後も作者を支えてくれるだろう。山崎さん。おじいちゃんにいつも大切にされているのだろう。気持ちの切り替えがしっかりできる作者なのだ。

    俳句
    6月20日(金曜)/8月2日号
    短歌
    7月18日(金曜)/9月6日号
    川柳
    8月20日(水曜)/10月4日号
    • 選ばれた句は選者により添削が入る場合があります
    • 締め切り日にご注意ください
    応募方法
    はがきなどに作品(1人3作品まで・要振り仮名・未発表のもの)、応募部門、住所、氏名(振り仮名)、電話番号を明記し、直接または郵送で第1庁舎広報広聴課(〒272-8501 住所不要)
    問い合わせ
    TEL047-712-8632同課

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    政策プロモーショングループ
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