更新日: 2023年6月30日

第二次いちかわ都市農業振興プラン

計画の策定にあたって

計画の目的

 本市では、北部を中心として果樹や野菜、花き栽培等の農業が盛んに行われています。

 都市化が進む本市において、農業の基盤となる農地は貴重な緑地空間として環境や景観の保全をはじめ潤いや安らぎの場を提供する他、災害時の避難場所となる防災機能や雨水を一時的に溜め河川の水量を安定的に保つ治水機能等、多様な機能を有しています。

 しかし、本市の農業は高齢化・担い手不足、農地の保全、都市農業と地域住民の共生、異常気象への対応等の課題があります。

 このような課題を解決するため、本市では市民の農業理解の醸成とともに、農地の保全・活用、担い手を確保し、本市の特色を充分に生かした農業の振興を図ることを目的として「第二次いちかわ都市農業振興プラン」を定めました。

計画期間

 本市の基本計画及び実施計画の計画期間と整合を図るため、令和5年度~令和7年度の3年間としました。

図:プラン期間

市川市の農業の目指す姿

基本目標

本市農業における課題の解決を目的として、将来を見据え、基本目標を次のように定めました。

【基本目標】
「活力と笑顔あふれる力強い『いちかわ』農業へ<魅力ある都市農業を目指して>」

基本方針

上記基本目標を達成するため、次の3項目を基本方針として設定し、農業施策を展開していきます。

【基本方針1)】活力に満ちた農業の推進
 農業従事者が将来にわたり持続的な農業を行うためには、活力に満ちた農業の実現が不可欠であることから、次の基本施策を展開していきます。
(1)担い手の育成や新規就農者の確保等の「農業者等の育成・確保」
(2)農業生産施設等への支援等の「農業経営の安定化」
(3)農産物のPRや高付加価値化の推進等の「農産物の価値向上」

【基本方針2)】都市農地の保全
 都市農地の保全と利用の促進に向けて、次の基本施策を展開していきます。
(1)利用集積の促進、農地パトロール等の「農地の利用促進」
(2)生産緑地の指定、都市農地の貸借の円滑化等「生産緑地制度等の活用」

【基本方針3)】都市農業への理解の醸成
 都市農地が有する多様な機能の発揮を通して市民の農業への理解の醸成を図るため、次の基本施策を展開していきます。
(1)市民農園や体験農園の整備等の「農業とふれあう機会の充実」
(2)市内産農産物の直売や食育事業等の「地産地消の推進」
(3)農地の多面的な機能に関するPR等の「広報活動の推進」


第二次いちかわ都市農業振興プラン(PDF版)

「第二次いちかわ都市農業振興プラン」をPDFファイルでご覧いただけます。

第二次いちかわ都市農業振興プラン(PDFファイル)

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