更新日: 2020年8月3日
北国分地域は、鉄道駅やバス停から300m以上離れた交通不便地があることから、コミュニティバスの新規路線導入について、地域の方々から要望をいただき、地域の方々とともに、道路管理者や交通管理者、バス事業者等のご協力の下、ルートやバス停等の検討を重ね令和元年10月より実証実験運行を行っています。
ルートの一部変更について
令和2年8月より、国際医療福祉大学市川病院に乗り入れるようになりました。
また、利便性向上のため、これまでより始発便が5分早くなり、終発便が25分遅くなります。
実証実験運行のルート図・時刻表はこちら
本格運行への移行基準
[1]半年間の採算率が30%以上であること。
[2]採算率を達成した後に、アンケート調査を実施し、回収率が35%以上、回答のうち「既に利用している方」と
「利用していないが今後利用意向のある方」の合計が65%以上であること。
[2]採算率を達成した後に、アンケート調査を実施し、回収率が35%以上、回答のうち「既に利用している方」と
「利用していないが今後利用意向のある方」の合計が65%以上であること。
北国分ルート車内への荷物等の持ち込みについて
北国分ルートの車両は、狭い道路を運行することから、車種が制限されるため、車内が狭いワンボックスタイプとなります。バリアフリーには対応しておりませんので、下記の運用とさせていただいています。
- 着席のみでのご乗車となり、立ってご乗車頂く事は出来ません。シートベルトの着用にご協力願います。
- 車椅子でのご利用及び車椅子の持ち込みは出来ません。
- 荷物置き場がありませんので、ベビーカーや買い物カート、大きな荷物は、お客様自身で積み降ろしが出来、座席で管理できる程度のもののみ、持ち込みが出来ます。お客様自身で積み降ろしが出来ず、座席で管理できないものについては、持ち込みが出来ません。
- 車両内通路や乗降口は、安全確保のため、荷物を置くことは出来ません。
実証実験運行の経過
平成27年10月
「北国分・堀之内地域のバスを考える会」(以下「バスを考える会」)から、市に北国分・堀之内地域へのコミュニティバス導入ルート案の要望が提出された。現地確認等を実施した結果、一部区間で道路幅員が狭いため、ルートを再検討することとなった。
平成28年1月
「バスを考える会」が、ルート案を見直し、再度、市にコミュニティバス導入ルート案の要望が提出された。
平成28年5月
ルートの道路幅員に合わせ、車両の大きさを再検討し、交通管理者、道路管理者、バス事業者の協力の下、実車走行を実施。
利用者の待機場所や、バスの停車場所の確保などの課題を抽出した。
平成28年9月
需要調査のため、要望された地域の方々がアンケートを実施。
平成29年4月
アンケート結果をもとに、ルート案を大幅見直し
平成29年5月
見直しルート案について、交通管理者、道路管理者、バス事業者の協力の下、市川市内区間の実車走行を実施。
平成29年5月
松戸市区間について、松戸警察署、松戸市役所と協議
平成29年7月
交通管理者、道路管理者、バス事業者の協力の下、松戸市内区間の実車走行を実施。
平成29年8月
教育委員会とルート案の通学路について協議
平成29年12月
市川市コミュニティバス運行指針に基づく「コミュニティバス導入検討申請書」を「市川市北西部にコミュニティバスを走らせる会」(以下「バスを走らせる会」)が提出
平成30年1月
交通管理者、バス事業者協力の下、バス停設置位置の確認を実施
平成30年8月
一部ルート案を見直し、日本大学理工学部の協力の下、「バスを走らせる会」が需要調査アンケートを実施
平成31年1月
市川市公共交通協議会バス交通分科会に運行計画について報告。
平成31年4月
バス停位置について、交通管理者や道路管理者、設置箇所関係者等と協議。
令和元年5月
市川市公共交通協議会に運行計画について報告
令和元年7月
市川市公共交通協議会にて書面協議を実施
令和元年10月
実証実験運行開始
令和元年12月
意向調査のため、要望された地域の方々がアンケートを実施。
令和2年1月
市川市公共交通協議会バス交通分科会に
運行状況を報告。
令和2年5月
市川市公共交通協議会にて書面協議を実施
令和2年8月3日
運行計画の変更(ルートの一部変更、ダイヤ改正)
「北国分・堀之内地域のバスを考える会」(以下「バスを考える会」)から、市に北国分・堀之内地域へのコミュニティバス導入ルート案の要望が提出された。現地確認等を実施した結果、一部区間で道路幅員が狭いため、ルートを再検討することとなった。
平成28年1月
「バスを考える会」が、ルート案を見直し、再度、市にコミュニティバス導入ルート案の要望が提出された。
平成28年5月
ルートの道路幅員に合わせ、車両の大きさを再検討し、交通管理者、道路管理者、バス事業者の協力の下、実車走行を実施。
利用者の待機場所や、バスの停車場所の確保などの課題を抽出した。
平成28年9月
需要調査のため、要望された地域の方々がアンケートを実施。
平成29年4月
アンケート結果をもとに、ルート案を大幅見直し
平成29年5月
見直しルート案について、交通管理者、道路管理者、バス事業者の協力の下、市川市内区間の実車走行を実施。
平成29年5月
松戸市区間について、松戸警察署、松戸市役所と協議
平成29年7月
交通管理者、道路管理者、バス事業者の協力の下、松戸市内区間の実車走行を実施。
平成29年8月
教育委員会とルート案の通学路について協議
平成29年12月
市川市コミュニティバス運行指針に基づく「コミュニティバス導入検討申請書」を「市川市北西部にコミュニティバスを走らせる会」(以下「バスを走らせる会」)が提出
平成30年1月
交通管理者、バス事業者協力の下、バス停設置位置の確認を実施
平成30年8月
一部ルート案を見直し、日本大学理工学部の協力の下、「バスを走らせる会」が需要調査アンケートを実施
平成31年1月
市川市公共交通協議会バス交通分科会に運行計画について報告。
平成31年4月
バス停位置について、交通管理者や道路管理者、設置箇所関係者等と協議。
令和元年5月
市川市公共交通協議会に運行計画について報告
令和元年7月
市川市公共交通協議会にて書面協議を実施
令和元年10月
実証実験運行開始
令和元年12月
意向調査のため、要望された地域の方々がアンケートを実施。
令和2年1月
市川市公共交通協議会バス交通分科会に
運行状況を報告。
令和2年5月
市川市公共交通協議会にて書面協議を実施
令和2年8月3日
運行計画の変更(ルートの一部変更、ダイヤ改正)
令和元年度の運行実績について(令和元年10月1日から令和2年3月31日までの利用者数と採算率)
利用者数 1,182人(一日平均9.9人、一便平均1.0人)
総運行経費 10,054,959円 [1]
(イニシャルコスト) 2,850,240円
(ランニングコスト) 7,204,719円 [2]
運行収入(運賃 税抜き) 214,909円 [3]
市の負担額 9,840,050円 [1]-[3]
採算率 3.0% [3]/[2]
令和元年10月1日から実証実験運行を行っている市川市コミュニティバス北国分ルートの実証実験運行について、令和元年度の利用状況は以上のとおりです。
コミュニティバスは、地域に密着した公共交通として地域の方々が育てる仕組みでもあり、利用されなければ廃線され本格運行とはなりません。
たくさんの方のご利用をお待ちしております。
総運行経費 10,054,959円 [1]
(イニシャルコスト) 2,850,240円
(ランニングコスト) 7,204,719円 [2]
運行収入(運賃 税抜き) 214,909円 [3]
市の負担額 9,840,050円 [1]-[3]
採算率 3.0% [3]/[2]
令和元年10月1日から実証実験運行を行っている市川市コミュニティバス北国分ルートの実証実験運行について、令和元年度の利用状況は以上のとおりです。
コミュニティバスは、地域に密着した公共交通として地域の方々が育てる仕組みでもあり、利用されなければ廃線され本格運行とはなりません。
たくさんの方のご利用をお待ちしております。
皆様からのご意見
地元の方々などから様々なご質問やご意見を頂いていますので、一部回答を掲載します。
Q1 利用者が少ないのであれば、運賃を値下げすれば良い。
運賃を100円にして欲しい。
A1 利用者は増えると思われますが、公共交通としての採算を担保出来なくなります。
北国分ルートは道路が狭いことから小型車両で運行しており、乗客定員(収入)が限られますことから他のコミュニティバスより運賃が高くなります。
Q2 採算率の基準を緩和すれば良いのでは。
A2 コミュニティバスは、利用されていない方からも多額の経費を公平に負担して頂く仕組みでありますことから、採算率を設定しています。
また、要望される地域によって支えて頂く、自助努力を求める意味合いもあります。
Q3 実証実験運行はいつまで行うのか。
A3 令和2年8月からのルート変更による経過を見て、関係者と協議して検討する予定です。
Q4 市川駅や国府台病院等、もっと需要のあるところまで路線を延ばすべきでは。
A4 コミュニティバスは路線バスを補完するものとして運行していますので、民間の路線バスと競合し主な収入源を競合区間に求めることは、コミュニティバスの趣旨からも関係者の合意からも難しいと考えています。
皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。
Q1 利用者が少ないのであれば、運賃を値下げすれば良い。
運賃を100円にして欲しい。
A1 利用者は増えると思われますが、公共交通としての採算を担保出来なくなります。
北国分ルートは道路が狭いことから小型車両で運行しており、乗客定員(収入)が限られますことから他のコミュニティバスより運賃が高くなります。
Q2 採算率の基準を緩和すれば良いのでは。
A2 コミュニティバスは、利用されていない方からも多額の経費を公平に負担して頂く仕組みでありますことから、採算率を設定しています。
また、要望される地域によって支えて頂く、自助努力を求める意味合いもあります。
Q3 実証実験運行はいつまで行うのか。
A3 令和2年8月からのルート変更による経過を見て、関係者と協議して検討する予定です。
Q4 市川駅や国府台病院等、もっと需要のあるところまで路線を延ばすべきでは。
A4 コミュニティバスは路線バスを補完するものとして運行していますので、民間の路線バスと競合し主な収入源を競合区間に求めることは、コミュニティバスの趣旨からも関係者の合意からも難しいと考えています。
皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。
●このページに掲載されている情報の問い合わせ
- 市川市 道路交通部 交通計画課
-
〒272-0033
千葉県市川市市川南2丁目9番12号
交通安全・計画担当 電話:047-712-6341 FAX:047-712-6340
駐輪・駐車施設担当 電話:047-712-6342 FAX:047-712-6343