更新日: 2023年10月27日
市川市無電柱化推進計画について
計画策定の背景と目的、位置づけ
道路上の電柱や電線は、利用者の通行の妨げや景観を悪化させる要因となっているほか、災害発生時においては電柱の傾斜や倒壊により、交通機能の阻害や停電、通信障害が懸念されることから、無電柱化の必要性が高まっています。
このようなことから市川市においても、無電柱化の推進を図っていくため、無電柱化推進の基本的な考え方、整備候補路線、整備手法等を検討する「市川市無電柱化推進計画」を策定したものです。
無電柱化の推進に関する基本的な方針
本市では、国や県の無電柱化推進計画の基本方針が「防災(防災・強靭化)」、「安全・円滑な交通確保(交通安全)」、「景観形成・観光振興」になっていることや、本市の現況や特性を踏まえ、以下の3つの観点から基本的な方針を設定し、無電柱化を推進していきます。併せて、道路事業や再開発事業、大規模開発事業等に合わせた無電柱化を推進します。
防災・強靭化
無電柱化により電柱や電線をなくすことで、地震、竜巻、台風等の大規模災害発生時に電柱等の倒壊による道路閉塞や停電、通信障害を防止し、迅速な避難・救急活動の実施や、ライフラインの安定供給の確保など、都市の防災・減災機能の強化を図ります。
交通安全
無電柱化により歩道の有効幅員を広げることで、高齢者や障がい者、車いす・ベビーカー利用者、子どもなど、誰もが安全で移動しやすい歩行空間の確保を図るとともに、児童生徒の通学における安全確保を図ります。
景観形成
視線をさえぎる電柱や電線をなくすことで、賑わいある商業や、誇れる歴史・文化などの個性と魅力を生かした、良好な景観の形成を図ります。
優先整備路線の抽出
無電柱化の推進にあたっては、対象路線の中から、特に優先度の高い路線を抽出し、計画的かつ重点的に整備を進める必要があります。
そのため、優先評価指標の設定により評価の高い路線や、道路事業・大規模開発等が予定されている路線を優先整備路線として抽出します。
優先整備路線は以下のとおりです。
無電柱化推進計画の全体は以下のリンクからご覧いただけます。