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市川の文化人展 藤田喬平の世界展

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更新日: 2018年11月12日
市川の文化人藤田喬平プロフィール藤田喬平の世界展

 市川の文化人展、第2回となる平成12年度は、北方在住のガラス造形作家藤田喬平氏を採り上げ、「藤田喬平の世界展」を開催し、3700名に及ぶ観客がありました。

会期 平成12年9月15日(金)〜24日(日)
午前10時〜午後4時30分
会場 千葉県立現代産業科学館

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対談 9月17日(日)午後1時30分〜2時30分
藤田氏が、「ガラスと私」と題して、横浜美術館副館長武田厚氏と対談を行い、170名の入場者がありました。
会場 市川市生涯学習センターグリーンスタジオ

※好評のうちに終了いたしました。

 ガラス造形作家として活動を始めて、今年で53年になるという藤田喬平さん。戦後すぐにガラス作家を志したが、当時は自由な創作活動ができる環境ではなく、まず日常に使える食器や灰皿を作り、それを売っては次の創作費用にあてるという生活であった。藤田さんは瞬時に形が決まるガラス造形にさまざまな技術と、日本的感性に依る工夫を加え、試行錯誤を繰り返して、伝統的な日本の美の心を作風に展開させ、「フジタガラス」として国際的にも高く評価されていった。その作品のおおらかで優雅な色と形、力強い存在感は、見るものにいつも新鮮な驚きを感じさせる。年齢を超えたエネルギーと鋭い感性が伝わってくる。(ちらし裏面より)
 
 
市川の文化人展/藤田喬平の世界展にあたって 市川市長 千葉光行
 
市川市は芸術家、文化人が多く住んでいるまちです。これらのかたがたの業績を広く紹介し、市川への愛着と誇りを持てるようなまち、文化芸術性の高いまちを築いてまいりたいと考えております。昨年度から開催したこの「市川の文化人展」事業、第一回目は「宗左近宇宙」と題し詩人の宗左近氏を紹介しました。今年度は、ガラス造形作家、藤田喬平氏を紹介します。
  昨年度、市川市名誉市民になられた藤田喬平氏は、文化功労者、日本芸術院会員で「フジタのガラス」で世界的にも有名になっております。
  今回の展覧会は、藤田氏所蔵作品をはじめ、市川市収蔵作品や横浜美術館などから約60点を展示し、藤田喬平の創作の全貌が鑑賞できる展覧会になると思います。ご協力いただいた関係者には厚く御礼申し上げます。
  また、横浜美術館副館長で美術評論家の武田厚氏と藤田氏の対談「ガラスと私」を開催します。ガラス造形作家藤田氏のガラスの世界を、展覧会や対談などで多面的に紹介してまいります。市川の文化人を知っていただく絶好の機会ではないかと思いますのでご鑑賞いただけましたら幸いに存じます。

ガラスの魅力を市民に  藤田喬平

ガラスの魅力は、光を通す美しさ、どろどろしたものが固まる瞬間にアートが生れること、そして何より、世界共通の素材であることだ。
  これまでは「器」という実用のものでしかなかったガラスは、今や、心の中の感性を得てアートとして表現されるようになった。私がガラス工芸に取りかかったころとは、隔世の感がある。小さな支流であったはずの私の生き方が、いつの間にか大きな本流となって来たことに、人生の不思議さを感じる。
  東京の下町から市川に生活の場を移して、45年になった。しかし、一所にとどまっていては、いいものは生まれない。ヴェニスの空の青さを感じたり、海外の職人と仕事をすることで、日本では得られない発想がわき上がってくる。その意味で、私は”市川”という土地へのこだわりは少ない。
  けれども、世界に「フジタのガラス」と認められた作品の多くが、北方の自宅で発想できたのも事実だ。今回の展覧会では、市川の市民のかたがたに、今までの「器」というイメージから外れた「造形=アート」としてのガラスの魅力を見ていただきたい。「飾筥」「オブジェ」「花器」といったさまざまなジャンルの作品を一同に会したつもりでいる。私の仕事の全体像をつかんでいただきたい。
  作品を快くお貸しいただいた所蔵家の方々とこの展覧会開催にご尽力された市川市並びに関係各位に感謝申し上げたい。


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市川市 文化スポーツ部 文化芸術課
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電話:047-300-8020 FAX:047-300-8061