更新日: 2018年10月26日
文化振興ビジョン第2章
1.文化に関する基本的な考え方
- 文化は、私たち一人ひとりの価値観から経済活動まで、暮らし方の全てを含みます。それらの総体は「まちの文化」として表れています。
- 「まちの文化」の中心をなす芸術は、私たちの生活にゆとりや安らぎをもたらし、人生を豊かにし、文化振興を牽引する役割を担っています。
- 地域の文化資源や地域に根ざした文化活動等は、それ自体が固有の価値をもつだけでなく、地域への誇りや愛着を深め、「まちの文化」として住民共通のよりどころとなります。
2.文化振興の基本的な課題
- 市内には、それぞれの地域において、自然や歴史、そこで暮らす人々の生活等を反映した「まちの文化」が見られ、地域に根ざした文化振興が求められています。
- そのためには、地域を彩る豊かな文化資源のストックを活用するとともに、地域に根ざした文化活動の促進、うるおいとゆとりのある市街地の形成が基本的な課題となっています。
3.文化振興の基本的な視点
- 文化振興にあたっては、市民の発意を尊重するとともに、誰もが等しく文化活動に参加できるような環境を整える必要があります。
- また、地域を重視し、様々な文化資源を有効に活用するとともに、教育、福祉、商工業、街づくり等の様々な分野の取り組みと連携し、都市としての基盤を整え、都市の質を総合的に高めていく必要があります。
4.文化振興の目標
- 本市は、彩り豊かな文化と芸術を育む「文化都市」の実現を目指します。
- それは、都市としての質が高く、市民一人ひとりが市川に暮らすことに誇りと愛着を感じることのできる都市です。
- 「文化都市」の実現に向けて、地域の文化資源や文化活動の場の活用と整備を図るとともに、文化活動の支援や文化情報の発信、魅力を高め交流を深める街づくりなどを進めます。