更新日: 2022年2月4日

但馬一憲 市川の文化人

但馬一憲 たじま・かずのり 写真家

1953年(昭和28)-
[1953年(昭和28)- 市川市本塩在住]
 
市川市行徳生まれ。
日本大学藝術学部写真学科卒業後、講談社写真部に入社。人物、報道、スポーツの分野を中心に写真活動を開始し、『小説現代』にて小説家の撮影も始める。
主な発表媒体に『小説現代』『デイズジャパン』『フライデー』『月刊現代』『週刊現代』など。
雑誌写真記者会賞を3回受賞。
2007年(平成19)~2011年(平成23)、雑誌協会写真記者会幹事長。
2014年(平成26)11月、講談社を退社し、フリーとなる。
 
 
作家・井上ひさしとは、1979年(昭和54)、『小説現代』の「近所の美人」というグラビア企画で出会う。
市川市国分の井上宅に伺い、姪とともに近くの小塚山フィールドアスレチックで撮影。
その後も世田谷区尾山台、鎌倉と居を移すごとに、新刊が発行されるたびに撮影。
2010年(平成22)11月の市川フォトフェスティバルでは、その年の4月に亡くなった井上をしのぶ写真展示を行う。
2011年(平成23)12月、市川市文学プラザ企画展「井上ひさし-東北への眼差し」関連展として「但馬一憲の写した井上ひさし」展を開催。
 
落語家・古今亭菊之丞とは、県立国分高等学校の同窓であり、2008年(平成20)から付き合いが始まる。
 
池波正太郎との交流も深く、池波を撮影した作品が多数あるだけでなく、池波の小説「梅安乱れ雲」に登場する「田島一之助」のモデルにもなっている。
 
このほか、内舘牧子『養老院より大学院』(2006年)、谷川俊太郎・太田大八対談『詩人と絵描き』(2006年)、浅田次郎『浅田次郎とめぐる中国の旅』(2008年)などでも、写真を担当。
現在も作家の写真を撮り続けている。
 
2015年(平成27)9月 但馬一憲写真展 文士の素顔 文学ミュージアム
 
2011年(平成23)12月 但馬一憲の写した井上ひさし写真展 映像文化センター
 
2011年(平成23)10月 井上ひさし-東北への眼差し 文学プラザ
 

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