更新日: 2021年7月30日

自然環境政策専門員の観察日記(2021年度)

生活環境整備課の鈴木専門員が、市内の自然で見つけた生きものたちを皆さまへご紹介するコーナーです。

野鳥や昆虫、植物など、たくさんの生きものをピックアップしていく予定です。

皆さまの身近にも、様々な自然が広がっているかもしれません。
ぜひお楽しみください。

過去のリンク 

2021年7月

30日 谷津のトンボ

大町自然観察園で、ひらひらと飛ぶハグロトンボに出会いました。翅は黒く、雄の体は緑色に輝く可憐なトンボです。個体数は少ないですが、ここではよく見かけます。

日本最大のトンボであるオニヤンマは、多くの個体を観察することが出来ます。特に午前中は、羽化直後のオニヤンマを観察するチャンスです。

両種とも生息には、ゆるやかな流れと林が隣接した谷津のような環境が必要です。

体が緑色に輝くハグロトンボ
羽化直後のオニヤンマ

2021年6月

30日 ツミ

街中の小さいタカ

かつて“幻のタカ”ともいわれたタカが近年、街中で繁殖する例が増えています。ハトよりも小さい日本最小のタカ、ツミです。かつては目撃例が少なく、その生態も謎が多かったため“幻のタカ”と呼ばれていました。

市北東部の団地のケヤキの木で、子育てする姿が見られました。巣にはヒナが4羽いて、親がせっせと小鳥を運び、ちぎって与えていました。何故、ツミが都会暮らしを始めたかは謎です。

ツミの雌
ツミのヒナ

2021年5月

31日 イソヒヨドリ

生物多様性モニタリング調査員の方から、「八幡の藪知らず」近くで、イソヒヨドリを見ましたとの報告がありました。イソ(磯)の名のとおり海岸に多い鳥ですが、近年、海岸から離れた市街地でも繁殖が確認されるようになり、都市鳥の仲間入りをした鳥です。現地に行ってみると「ヒチョーチョビィチ ジュジュ」などと複雑で美しい鳴き声が聞こえてきました。辺りを探すとマンションのベランダに雄と雌を見つけることができました。

イソヒヨドリの雄
イソヒヨドリの雌

2021年4月

28日 キンラン

4月から5月に市内の里山を歩くと、ラン科のキンランが目立ちます。里山は人の手が入らなくなり下草が繁茂すると、キンランが生育できません。

市内の里山では、ボランティアの皆さまの活躍で良好な里山環境が保たれ、キンランも健在のようです。観賞用に盗掘されることがありますが、生育には共生する菌類が必要なので、庭では育ちません。

ごく稀に色がクリーム色のものがあり、シロバナキンランと呼ばれます。

キンラン
シロバナキンラン

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