更新日: 2023年2月27日

着衣着火にご注意ください!

1 着衣着火とは?

何らかの火源により身に着けている衣類に着火した火災のことをいいます。

  • ※衣服に火が燃え移ると、重度のやけどや死亡事故につながる可能性があります。

2 着衣着火の火災事例

こんろの奥の物を取ろうとして、ガスこんろの上に手を伸ばした際、火が着衣のそでに接近し着火した。

イラスト:着衣着火の火災事例

ガスこんろの着衣着火の再現映像です。

ガスこんろ「7.着衣着火」(製品評価技術基盤機構(NITE)ホームページ)(外部リンク)

3 事故を防ぐポイント

火を扱う際は、以下のことに注意して着衣着火を防ぎましょう。

(1)火に近づきすぎないようにしましょう。

調味料などを取ろうとして手を伸ばしたり、かがんだりすると、意図せず体が火に近づくことがあります。

また、日頃からこんろ回りに物を置かないようにしましょう。

(2)火が鍋底からはみ出さないようにしましょう。

鍋がこんろの中心からずれていると、火が立ち上がり危険性が高まります。

(3)服装に注意しましょう。

そで口やすそが広がっている衣服、ストールなど垂れ下がるものを着用して調理すると、着衣着火の危険性が高くなります。エプロンやアームカバー等の防炎製品を使用しましょう。

4 もしも「着衣着火」してしまったら

万が一、火が衣類に燃え移ってしまったら、あわてずに落ち着いて近くの水をかけて消火するか、タオルなどで叩き消してください。
背中などで手が届かず、水による消火ができない場合は、その場に倒れて左右に転がり消してください(ストップ、ドロップ&ロール)。

イラスト:もしも「着衣着火」してしまったら

ストップ、ドロップ&ロール(着衣着火の対処法)

(1)絶対に走らない

自分が着ている洋服に火が燃え移ってしまった時には、慌てて走っては行けません。走ると風が起こり、かえって火の勢いが大きくなります。

イラスト:絶対に走らない

(2)ストップ(止まって)

火の勢いを大きくさせないためには、まずその場に止まってください。

イラスト:ストップ(止まって)

(3)ドロップ(倒れて)

地面に倒れこみ、燃えているところを地面に押しつけるように、体と地面をくっつけます。体と地面の間にできるだけすきまができないようにしてください。

イラスト:ドロップ(倒れて)

(4)ロール(転がって)

地面に倒れたまま左右に転がります。転がることで洋服についた火を窒息消火させます。両手で顔を覆うようにして顔への火傷を防ぎましょう。

イラスト:ロール(転がって)

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