更新日: 2024年7月4日
たばこ火災に注意しましょう!
ここ数年、電子たばこの普及や健康増進への取組みにより、喫煙者は全国的に減少しておりますが、いまだに、たばこが起因する火災が多く発生しています。
市川市でも、毎年火災原因のトップ3に入っており、令和5年は、第1位でした。
1 決められた場所・方法以外で喫煙すると、火災となります。
市川市で見られた「たばこ火災」の事例
(1)たばこの吸い殻を公園内の立木の空洞や切り株の裂け目の中に捨てたため、火災となった。
(2)ベランダで喫煙し、喫煙後のたばこの吸い殻をごみ袋に入れて置いていたところ、吸い殻に火種が残っていたため、ごみ袋から火が出て、建物に燃え移った。
2 「たばこ火災」を防ぐために
たばこの火災は、いきなり炎が立ち上がるのではありません。たばこの火種が布団や畳などに落ちると、無炎燃焼(何時間も炎を出さずにくすぶった状態)を継続します。その後、十分な空気に触れるなど燃焼の条件が整うと、炎となって燃えあがります。
(1)灰皿に水を張り、確実にたばこの火を消しましょう。
灰皿に水を張らず、溜まった吸い殻をごみ箱に捨てたため、残っていた火種がごみ類に着火して火災になったケースが増えています。
吸い殻は、そのまま捨てずに水で確実に消してから、捨てましょう。
また、灰皿は金属製や陶器のものを使用しましょう。
(2)喫煙場所を決めましょう。
くわえたばこはやめましょう。
外出時は携帯用灰皿等を準備して、ポイ捨ては絶対にやめましょう。
(3)寝たばこは絶対にやめましょう。
寝具類や周りの紙類などの上に落ちたたばこの火種で火災になる危険があります。
寝ている間に、たばこの火種が布団等に落下すると、無炎燃焼が広がり、火災に至ります。そして気がつかないうちに火災の煙を吸って一酸化炭素中毒になり逃げられなくなることがあります。
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