宅内排水設備の工事手続きについて

市川市指定排水設備工事業者

公共下水道の下水道管や処理施設等が整備されても、宅内排水設備工事が適切に行われないと、生活環境の改善などが図られません。
そのため、宅内排水設備工事は、適正な施工の確保のために専属の責任技術者を有する、市川市が指定する排水設備工事業者でなければ施工することができません。

（注）責任技術者とは、千葉県下水道協会が実施する責任技術認定試験に合格し、千葉県下水道協会に登録された者のことをいう。

市川市指定排水設備工事業者名簿

宅内排水設備工事の申請書作成方法（工事業者向け）

公共下水道接続の手続き（各種申請書類）

工事完了までの流れ

施工業者（指定工事店）を選定する

宅内排水設備工事の契約を行う前に、複数の指定工事店から見積もりをとり、工事の内容・費用の内訳・支払方法・アフターサービス等の内容を十分検討の上、業者を選定し工事の申し込みを行ってください。

（注）　市職員への相談は可能ですが、業者の斡旋・紹介は行っておりません。

市川市排水設備等新設等確認申請書の提出する

宅内排水設備工事を行う前に「市川市排水設備等新設等確認申請書」を市に提出してください。
一般的に指定工事店が申請代行するものですが、書類の内容を十分確認した上、署名してください。

（注）工事着手日の14日前までに提出してください。

申請書類の審査・確認通知を受ける

市は、提出された申請書類に基づき、その計画が市の基準や法令などに適合しているか審査を行います。
適合していれば「市川市排水設備等新設等確認通知書」をお渡しします。

宅内排水設備工事を行う（着工～完了）

宅内排水設備の工事を始める前に、市川市指定工事店から「市川市排水設備等工事着手届」の提出が必要となります。
市川市指定工事店は、市が確認した申請書に基づき工事を行い、完了したときは、市に「市川市排水設備等完成申請書」、「市川市排水設備等工事完了届」、「公共下水道使用開始等届」を提出し、「検査表」を記入のうえ、完成検査の予約をしてください。
なお、電話での予約は受け付けておりません。あらかじめご了承ください。

完成検査を受ける

「市川市排水設備等完成申請書」が提出されると、市の検査員が検査に伺います。
検査に合格すれば、市から「市川市排水設備等検査済証」が発行されます。（不合格の場合は、不具合箇所の手直し工事を行った後、改めて検査を行います。）

市川市排水設備等新設等確認申請書（様式第1号）の提出後、工事着手が困難となった場合に提出していただくものです。
フォーマットや市様式はございませんので、下記を確認の上、作成・提出をしてください。

宛名は市川市長とし、「受付番号」「申請人氏名」「指定番号」「施工業者（印鑑）」「施工場所」「理由」を必ず明記してください。なお、「理由」については出来るだけ具体的にご記入ください。1枚で収まらない場合は、別紙を作成した上でご提出ください。
市川市排水設備等新設等確認通知書（様式第2号）交付済みの案件については、返却が必要となりますので、取下げ届と併せて必ずご持参ください。

工事における注意点

施工内容について

罰則規定について

市川市下水道条例の一部改正に伴い、平成29年4月1日以降の宅地内排水設備の手続きについて、内容に不備があった場合の罰則（過料・公表・業務停止）が強化されました。
排水設備工事を請け負うにあたり、法令に基づく手続きを行った上で、工事を施工してください。

市川市下水道条例一部改正のお知らせ