更新日: 2019年12月6日

北東部水と緑の周回マップ(こざと・大柏川ルート)

 市川市内には、公園や緑地、水辺空間といった後世に引き継いでいくべき貴重な資源が数多く残されています。
 大野・南大野地区は斜面林が多く残っており、市民ボランティア団体の方々が手入れしています。また、足を延ばせば、大柏川第一調節池緑地もあり、水と緑が調和した地域となっています。
 市川市内の豊かな自然をたくさんの方々に感じてもらえるよう、「水と緑の周回マップ」としてご紹介いたします。
 このマップを手に、ぜひ市内の水辺や緑をご覧下さい。
マップ
上記画像をクリックすると、マップをダウンロードできます。
短辺綴で両面印刷していただき、観音折をしてご利用ください。

各拠点のご案内

大野町2丁目緑地

 
大野2丁目緑地    約2.1ヘクタールの面積を有する南北に長い斜面林です。
コナラ、クヌギ、イヌシデなどの落葉樹と、シラカシ、アラカシ、シロダモ、スギなどの常緑樹が混在して構成されています。
 「市川市緑と花の市民大学」の卒業生を中心としたボランティア団体「市川山季の会」が「多様な生物を育む環境学習のフィールドづくり」を活動目標として、平成22年より緑地の整備を行っています。

大野調整池

 池の面積が約13,200平方メートルの調整池で、約20,430立方メートルの洪水を調整する施設です。
 周囲はフェンスで囲まれており、池の中は野鳥の繁殖場
所にもなっています。
大野調整池

迎米公園

迎米公園  迎米地区に整備された、テイカカズラの生垣に囲まれた公園です。向かい側には、かつての大柏小学校の校舎として使用されていたものを移築して建てられた「迎米公民館」があります。
 近くの梨農園には、大正5年、迎米の石井賢吉氏が二十世紀梨にドイツの花粉を交配し、作り出した品種で、一時は全国的に栽培された「石井早生」の原木が残されています。

梨風東緑地・梨風緑地・梨風公園

 梨風東緑地と梨風緑地を挟み、梨風公園があります。谷津状になっていて、大野調整池から流れている水路が谷津の真ん中を通っています。
 ここは、大野地域に残る伝承である平将門伝説によると、将門が射た2本の矢が落ちた場所として残っており、それぞれ「一ノ谷」「二ノ谷」とも呼ばれています。
 また、梨風公園では、5月頃、藤や八重桜が見頃となります。
梨風公園

藤棚

前畑緑地

前畑緑地  大野町に残る斜面林であり、高木と竹の混生した特徴のある緑地。平成19年からは、「市川市緑と花の市民大学」の卒業生を中心としたボランティア団体「いちかわ里山倶楽部」によって、子どもが走り回れるようなオープンスペー
スや散策のための園路・階段などが整備されています。

大柏川(桜並木)

 大柏川は鎌ケ谷市から真間川合流点までを流れる一級河川です。
 大柏川沿いを通る市道には、桜が街路樹として植栽されており、春の時期はとても綺麗な桜並木になります。
桜並木
 

大柏川第一調節池緑地

大柏川調節地  大柏川第一調節池は、大柏川を流下してくる洪水の一部を貯留して、下流域の浸水被害の軽減を図る施設で、約25万4,000立方メートルの水を蓄える機能を持っています。また、普段は水辺の魅力を引き出し、地域の交流の拠点となる緑地でもあります。
 緑地内では、散策したり、野鳥や草花などの生物観察をしたりすることができます。
 緑地内の一部は、市民ボランティア団体「ぼっけ生き物倶楽部」の方々が管理をしています。
 開園時間は、午前9時30分から午後5時。(11月から1月は午後4時に閉園。)

こざと北・南公園

 こざと公園は、道路を挟んで「北」と「南」に分かれています。池の周囲には園路が整備されていて、飛来してくる野鳥を眺めながら散策をすることができます。また、大柏川同様、こちらでも春には桜並木を見ることができます。 こざと公園

鳥

大野第2緑地・大野緑地(万葉植物園)

万葉植物園  万葉集にゆかりのある植物200種を集めた池泉回遊式の和風庭園です。
 万葉集に詠まれている植物を和歌と共に展示するとともに、せせらぎ、池、東屋、藤棚、石灯篭、つくばい等を配置しています。
 開園時間は、午前9時30分から午後4時30分。(11月から3月は午後4時に閉園。)月曜休園(月曜が祝日の場合は翌日休園)。
 入場無料。お問合せ先:047(337)9866。

 万葉植物園のページはこちら
  【万葉植物園ページ】

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市川市 街づくり部 公園緑地課 (施設管理・整備グループ)

〒272-8501
千葉県市川市南八幡2丁目20番2号

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FAX
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