通常展 「欧州への思慕 <憧憬と郷愁の国・ドイツ>」
- 展覧会
展示内容
東山魁夷は1933(昭和8)年にドイツ留学を果たしたことから、ドイツを第二の故郷としていました。留学中にはベルリン大学で西洋美術史を学ぶ傍ら、若いうちに西洋の文化に触れておきたいという思いも叶え、1934(昭和9)年には、ヨーロッパ周遊の旅にも出て西洋的な芸術観を養いました。
戦後、《残照》[1947(昭和22)年]の発表を以て風景画家としての地歩を固め、日本画壇において確かな地位を築いた魁夷は、1962(昭和37)年、北欧へ旅立ち、デンマーク、スウェーデン、ノルウェー、フィンランドの4カ国を巡り、数多くのスケッチを残しています。
還暦を迎えた1969(昭和44)年には、第二の故郷とするドイツに思いを巡らせ、ドイツ・オーストリアの旅を決行、この旅の成果として、連作「古都を描く」や「窓」の発表に繋げました。
画家自ら、訪れるたびに心のやすらぎを感じたとする、欧州への思慕からなる東山魁夷の作品世界をお愉しみください。
今後の展覧会案内のページは「令和元年度の展覧会」のページをご覧ください。
開催概要
開催期間
令和2年1月4日(土曜)~2月27日(木曜)
新型コロナウイルスによる感染防止のため、 2月28日(金曜) から 3月25日(水曜)まで 臨時休館いたします。
ご不便をお掛けしますが、ご理解のほどお願いいたします。
開館時間
午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
観覧料
一般 520円(420円)
65歳以上 410円
高大生 260円(210円)
中学生以下無料
※()内は25人以上の団体料金
※いちかわエコボカード(満点カード)で1名が無料で入場できます。
※障害者手帳等をお持ちの方と付添の方1名は、観覧料が無料となります。
※芳澤ガーデンギャラリーで開催の市川の文化人展「武荒信顕展」(2月15日~3月22日)の利用済みチケット、市川市文学ミュージアムの利用済みチケット、チーパス、千葉県外の子育て支援パスポート、および市川市の多世代ファミリーカードをご提示いただいた方は観覧料を2割引します。なお、65歳以上の方はあらかじめ割引料金となっているため、絵はがきを差し上げます。
※割引の併用はできません。
休館日
月曜日(祝日休日にあたる場合は、直後の平日)
展示替え期間
イベント
ギャラリートーク
- 開催日
- 2月1日(土曜)、2日(日曜)、9日(日曜)、11日(火曜・祝日)、16日(日曜)、22日(土曜)
- 時間
- 午後2時から約40分
展示の解説を行います。
事前予約は不要ですが、当日の観覧券が必要です。
都合により中止及び日程を変更する場合があります。