更新日: 2024年11月6日
市川市のあゆみ 第27回 平成16年12月25日号
市川市市制施行90周年を記念して、市川市の歴史を広報いちかわで振り返る全32回の連載企画です!第27回の今回は、平成16年12月25日号の中から選りすぐりの記事をお届けします。
市川市のあゆみ 読み方のご案内
- 紙面から市職員が選んだ、発行当時の様子がわかる興味深い記事を2つ掲載します。
- 古くて読み取れない場合もあるため、2つの記事にはそれぞれ職員が書き起こした文章を掲載します。
- 古い文章については平易な文章に直している場合があります。直し方が正しくない場合もあるかと思いますが、読みやすさを優先させていただきますのでご了承ください。
- アクセシビリティツール「FACIL'iti(ファシリティ)」をご利用いただけます。ページの見た目を、視覚・動作・認識でお困りの症状をお持ちの方にとって、見やすく、使いやすいように変換するサービスです。使い方はアクセシビリティツールをご覧ください。その他、お手元の端末での読み上げソフトをご活用いただくことで、文章の読み上げにも対応しています。
- 市川市中央図書館にて過去の広報の全紙面をご覧いただけます。ただし、一部欠号がありますのであらかじめご了承ください。
地域通貨てこながスタート
インストラクターのパソコン操作を真剣に見つめる人たち。12月4日にコルトンプラザで行われた地域通貨「てこな」の記念セレモニーのひとコマ。会場周辺をボランティアで清掃し、その謝礼として地域通貨100てこなを住民基本台帳カードに記録させているところです。
地域通貨は、市民同士のちょっとしたお手伝いやボランティアに参加したときのお礼としてやり取りするポイント。貯まったポイントで、手伝いを受けたときのお礼や公共施設の入場料、買い物の割引などに利用できます。
現在この事業に参加している人は約300人で、団体では大和田自治会、平田町会などの自治会やNPO・ボランティア団体が19。自治会の防犯パトロールに参加した人や福祉施設に慰問に行き、足裏マッサージをした人などが地域通貨てこなを受け取っています。 1てこなは1円に換算されます。1時間のボランティア活動の謝礼に100てこな、3時間を超えた場合は300てこなが目安になります。
割引を受けられるのは、4公民館の使用料、動植物園、現代産業科学館の入場料、文化振興財団主催事業の入場料で、コルトンプラザでは商品券と交換できます。
「いちかわ地域通貨てこな事務局」では、参加を希望する個人、団体を募集しています。
担当職員より
地域通貨「てこな」はボランティアなど地域の活動を行うと、ポイントをもらうことができました。地域に貢献すると、お礼にポイントがもらえるのはうれしいですね。ポイントの使い道が選べるのも、いろいろな方に参加してもらうきっかけになりそうです。ただ、てこなは残念ながら2か月の実証実験だけで終了してしまったそうです。
その後本市では、令和5年度に八幡地区でデジタル地域通貨「ICHICO」の実証実験を行いました。ICHICOはスマートフォンにインストールしたアプリで支払うキャッシュレス決済です。令和6年度は対象エリアを市内全域に拡大し、さまざまなお店でお買い物ができるようになりました。「てこな」の時と同様に、地域活動や健康づくりでポイントをもらうこともできます。市制施行90周年を記念してお得なキャンペーンも開催しているので、ご利用してみてはいかがでしょうか。
広くなった急病診療所と休日急病等歯科診療所
夜に突然熱を出す、休日歯が痛くて我慢できない…。このような経験は誰もが持っているのではないでしょうか。こんな時急病診療所と休日急病等歯科診療所へお越しください。年末年始の休みも間近。10月に南八幡の保健センターから大洲防災公園隣の急病・ふれあいセンターに移転した急病診療所を平日の夜間尋ねました。
平日夜間の診療時間は午後8時から11時まで。とっぷり暮れた12月14日午後8時、床も壁も真新しい待合室には3組ほどが診療を待っていました。それからは途切れることなく、人々が訪れます。多くはお子さんを連れた夫婦、毛布に包んだ幼い子を抱えてタクシーから飛び出してきた親子もいました。突然の高熱、食べ物を吐き出すなど、症状もさまざまです。この日の患者数は23人、最後の1人の診療を終えたとき時計は11時15分を回っていました。担当医の小町谷恭平医師は、「おおまかな症状と経過を頭の中で整理しておいてくれると助かります。後は私たちに任せてください」と。
大洲防災公園隣の急病診療・ふれあいセンターに移って広さはほぼ2倍になり、医療機器も一部新しくしました。診察室を2部屋増やして5部屋になりました。このほか診療室を抜けると6つのベッドを備えた処置室があり、点滴などの応急処置に使われます。
同じフロアで急病診療所の隣が休日急病等歯科診療所です。診療室も3台の診療ユニットが並んで、ゆったりできるよう広く取っています。
急病診療所の診療時間は、日曜・祝日・年末年始が午前10時から午後5時までと午後8時から11時までで、月曜日から土曜日までが午後8時から午後11時までです。科目は内科、外科、小児科、平日の月~金曜は外科がありません。
年末年始は12月30日から1月3日まで休日扱いとなります。この期間、多い日で400人を超えるかたが診療にきます。診療室が5部屋に増えたので、医師会の協力もあって、12月31日と1月2日に医師5人体制を敷くことができました。
休日急病等歯科診療所は、休日・祝日の午前10時から午後5時まで。歯科医師会の協力で盆期の8月13日から15日も開いています。年末年始は12月30日から1月4日までが休日扱いとなります。
担当職員より
突然の発熱や歯の痛みなどで困ったときのために、行政と医師会・歯科医師会が連携し、今も急病診療所・休日急病等歯科診療所が運営されています。来所された患者さんは応急処置が受けられ、状態に応じて後方病院に転送する体制もできています。急な病気の際は急病診療所・休日急病等歯科診療所を頼っていただければと思います。
読み上げソフトのご案内
一般的なOS(Windows、macOS、 ChromeOS 等)には、標準搭載の音声読み上げ機能(スクリーンリーダー)が用意されており、画面の情報を読み上げることができます。
Windows ナレーター
起動:Windowsロゴキーを押しながら、Ctrl+Enterキーを同時に押す
停止:もう一度 これらのキーを押す
ナレーターの詳細なガイド(Windows 11,Windows 10)(外部サイト)
macOS VoiceOver
起動:Command+F5キー
停止:いづれかのキーを押す。
VoiceOver ユーザガイド(macOS Ventura用)(外部サイト)
ChromeOS ChromeVox
起動: Ctrl+Alt+Z キー
停止:もう一度 これらのキーを押す。
(注)タブレットの場合、音量小と音量大のボタンを同時に 5 秒以上押し続けると、ChromeVox が有効になったことを示す音声が鳴ります。そのままボタンを押し続けると ChromeVox の読み上げが開始されます。
このページに掲載されている
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市川市 市長公室 広報広聴課
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