更新日: 2024年11月1日
市川市のあゆみ 第30回 平成21年11月7日号
市川市市制施行90周年を記念して、市川市の歴史を広報いちかわで振り返る全32回の連載企画です!第30回の今回は、平成21年11月7日号の中から選りすぐりの記事をお届けします。
市川市のあゆみ 読み方のご案内
- 紙面から市職員が選んだ、発行当時の様子がわかる興味深い記事を2つ掲載します。
- 古くて読み取れない場合もあるため、2つの記事にはそれぞれ職員が書き起こした文章を掲載します。
- 古い文章については平易な文章に直している場合があります。直し方が正しくない場合もあるかと思いますが、読みやすさを優先させていただきますのでご了承ください。
- アクセシビリティツール「FACIL'iti(ファシリティ)」をご利用いただけます。ページの見た目を、視覚・動作・認識でお困りの症状をお持ちの方にとって、見やすく、使いやすいように変換するサービスです。使い方はアクセシビリティツールをご覧ください。その他、お手元の端末での読み上げソフトをご活用いただくことで、文章の読み上げにも対応しています。
- 市川市中央図書館にて過去の広報の全紙面をご覧いただけます。ただし、一部欠号がありますのであらかじめご了承ください。
60年、そしてこれからも みんなで創る 市民元旦マラソン
来年の大会で、市川市民元旦マラソンは記念すべき60回目を迎えます。昭和26年以来、年の初めに、市民と行政が手を携えて続けてきた、全国に誇れる行事です。今やスポーツ・イベントであると同時に、市川の風物詩として、文化の一端を担うまでになったこの大会を、共に盛り上げてきた人たちの声と共に振り返ります。みなさんも、心新たに市川の街を走り抜けてみませんか。
継続の陰には、家族と仲間の協力がありました
この大会は、元旦に開かれるということに、意味があります。一年の計は元旦にあり、と言うでしょう。この日スタートすることで、今年もいい仕事をしよう、健康でよい年にしようと、心新たに新しい年を迎えることができるのです。参加者が体力に応じてコースを選べるのも、完走する歓びを味わっていただきたいからです。と同時に、県を代表する選手を輩出するなど、スピードを競う側面も持っているのが特徴です。
事故もなく続けてくることができた長い歴史の陰には、体育指導委員連絡協議会の皆さんをはじめ、手弁当で関わった大勢の人の情熱があります。寒い中、街角に立ち、邪魔だと怒鳴られながら、自動車の運転手に頭を下げたことなども、今となっては良い思い出です。それも共に頑張る仲間がいたから。笑い声の絶えないチームワークの良さは、参加者にも伝わったのではないかと思います。
そして忘れてはならないのが、家族の協力ですね。早朝から準備をしますので、家族は、正月にはいないものだとあきらめています。女性のボランティアの皆さんは、家庭との両立が特に大変でした。私たちも、元旦マラソンが終わってやっと、おせちを食べる気持ちになれるのです。
60年は一つの節目ですが、この素晴らしい大会を後輩に引き継いでいくのも私たちの役目です。「継続は力なり」この言葉を信じて、これからもこの素晴らしい大会が市民の誇りと共に、続けられ広がっていくことを願っています。
元旦マラソンのあゆみ
- 昭和23(1948)年
- 市立国府台中学校(現・県立国府台高校)陸上競技の冬季訓練が始まる。コースは、国府台~柴又帝釈天間を折り返す1万2千メートルだった。元旦マラソン誕生へとつながる。
- 昭和26(1951)年
- 市体育協会創立を機会に第1回大会を開催。市川小学校~柴又帝釈天往復1万メートル。
- 昭和28(1953)年
- 京成小岩の踏切の関係で、市川駅から中山往復に。主催が、市と体育協会になる。
- 昭和39(1964 )年
- 交通事情により、八幡中央通り~大柏往復1万メートルにコース変更。この年、東京五輪。聖火リレーが市内を通過。
- 昭和48(1973)年
- 千葉国体(若潮国体)開催。
- 昭和51(1976)年
- 種目を変更。体力に応じたコースを選ぶ健康増進の大会へ。
- 昭和60(1985)年
- 女子5キロの部を新設。
- 昭和63(1988)年
- 大柏地区で開催。
- 昭和64(1989)年
- ファミリーの部を新設。
- 平成2(1990)年
- 冨貴島小学校付近で開催。
- 平成3(1991)年
- スポーツセンター周辺で開催。
- 平成7(1995)年
- 女子10キロの部を新設。
- 平成12(2000)年
- ウォーキングの部を新設。
- 平成22(2010)年
- 第60回大会。ゆめ半島千葉国体開催。
担当職員より
市川市民元旦マラソン大会の特集記事をご紹介します。
市川市民元旦マラソン大会は、記事にありますとおり、昭和26(1951)年に第1回大会が開催され、来年1月の開催で第75回大会となります。なんと、紅白歌合戦と同い年。
市外出身で「年末年始は自宅でゆっくり過ごすもの」という固定観念を持つ私にとって、元旦、しかも早朝からマラソン大会に出場するなんて信じられないものでしたが、この記事を読んで、大会実行委員会の方をはじめとする多くの方々のスポーツ振興への熱意と大会への誇りによって、今日まで継続されてきた歴史ある大会であることが分かりました。
また、「元旦マラソンのあゆみ」のとおり、本格的なマラソン大会だったものに健康増進の要素が取り入れられ、女性や子ども、高齢者も楽しめる内容に変化を遂げています。現在では、種目や部門で16に分類されており、誰もが無理なく楽しめる内容となっています。
今年1月に開催された第74回大会には約700人のランナーが出場し、「大会に参加しないと一年が始まらない」、「今年も清々しい気持ちで一年を迎えられました」など、元旦開催ならではの気持ちの良い感想が聞かれ、主催者側の思いが参加者にしっかり伝わっていることに胸が熱くなりました。
さてさて、来年1月開催予定の第75回大会は、現在、絶賛参加者募集中(第75回市川市民元旦マラソン開催のお知らせ)です。
残念ながらご都合が合わない方も、過ごしやすくなってきたこの時期に、何か運動を始めてみてはいかがでしょうか?
市は「歩いて・測って貯める 健康ポイントAruco(アルコ)」で皆さんの健康づくりを応援しています。まだ参加されていない方はぜひご検討ください!
500万人目のお客様 人気者「てんてん」と「ベニー」がお出迎え
市の動植物園の入園者が、10月18日に、昭和62年8月の開園以来500万人を超えました。記念すべき来場者になった松戸市にお住まいの瀧澤さん一家(写真)には、千葉光行市長が500万人目の証明書とレッサーパンダなどのぬいぐるみを贈呈しました。
担当職員より
市川市動植物園の入園者数が開園以来500万人を突破したという記事をご紹介します。
本市の癒しスポット動植物園。この記事から15年経った現在も、写真のポニー「てんてん」と「ベニー」はあふれる愛らしさで訪れる人を楽しませてくれています。
言葉では伝えきれない愛らしさですので、まずは動画をご覧ください。
2頭の仲睦まじい様子は必見です。
読み上げソフトのご案内
一般的なOS(Windows、macOS、 ChromeOS 等)には、標準搭載の音声読み上げ機能(スクリーンリーダー)が用意されており、画面の情報を読み上げることができます。
Windows ナレーター
起動:Windowsロゴキーを押しながら、Ctrl+Enterキーを同時に押す
停止:もう一度 これらのキーを押す
ナレーターの詳細なガイド(Windows 11,Windows 10)(外部サイト)
macOS VoiceOver
起動:Command+F5キー
停止:いづれかのキーを押す。
VoiceOver ユーザガイド(macOS Ventura用)(外部サイト)
ChromeOS ChromeVox
起動: Ctrl+Alt+Z キー
停止:もう一度 これらのキーを押す。
(注)タブレットの場合、音量小と音量大のボタンを同時に 5 秒以上押し続けると、ChromeVox が有効になったことを示す音声が鳴ります。そのままボタンを押し続けると ChromeVox の読み上げが開始されます。
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市川市 市長公室 広報広聴課
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