更新日: 2025年1月10日
市川市健康都市推進員
WHO憲章を尊重した健康都市は、行政の取り組みだけでなく、地域や住民の皆さんが主体となって取り組むことが重要とされています。というのも、健康と地域とは分けて考えるものではなく、健康な毎日を過ごす舞台としての地域が、優しく住みやすいコミュニティを形成していることが何よりも大切であるからです。
健康都市市民賞を受賞された個人や団体の取り組みをはじめとする多くの市民活動団体の取り組みや、平成17年度からスタートした「健康都市推進講座」を修了され、健康都市に関する様々な分野の知識を学んでいただいた方々に、市民の健康の保持・増進のための活動を積極的に展開していただくことが、「健康都市いちかわ」を実現するための基本であり、また理想の形でもあります。
そのような市民の皆さんの活動をしやすくするために、平成19年6月19日、活動範囲を限定した形ではなく、健康都市に関するあらゆる分野において、様々な活動に協力していただくために、この委嘱制度を設置いたしました。
健康都市推進員の概要
- 名称:市川市健康都市推進員
- 根拠法令:市川市健康都市推進員設置要綱
- 推進員数:33名(令和6年4月1日現在)
- 委嘱の要件:市川市健康都市推進講座を修了した者(おおむね8割以上出席)
推進員の役割:
(1)生活習慣病の予防、食習慣、その他の市民の健康の保持増進に関する事項についての正しい知識の普及、啓発、及び当該事項についての情報提供
(2)「健康都市いちかわ」を実現するために本市が実施する事業の普及、啓発活動(例:Arucoの参加)
(3)環境美化運動、地域福祉活動、文化活動、スポーツ活動等の実施
(4)前各号に掲げるものの他、「健康都市いちかわ」の実現を図るために本市が実施する施策への協力(例:健康フェスタの運営協力)
令和5年度 健康フェスタの様子(健康都市推進員会長挨拶)
令和5年度 健康フェスタの様子(健康測定会)
健康都市推進講座について
WHO憲章を尊重した健康都市は、地域ぐるみで取り組むことが何よりも大切であり、地域の中で健康に関心を持ち、自ら健康づくりを実践する市民が増えてくることが期待されます。
このような市民を増やし、健康都市の考え方を普及させるため、健康都市推進講座を開催しています。また、この講座は、和洋女子大学の協力を得て開催しており、大学の素晴らしい施設をフルに活用し、主に同大学の教員で構成した講師から、健康について幅広く学ぶことができます。
参加された方からは「個人や地域の健康について考える機会ができ、充実した内容だった」、「講義の後のグループ討議が楽しかった」などの感想を数多くいただいています。
令和6年度講義風景