更新日: 2023年5月22日

広報いちかわ2月6日号 連載

新型コロナウイルス感染防止のため、記載された催しなどが中止または延期となる場合があります。
市の事業・イベントの中止(延期)情報は各担当課のWebページなどを確認してください。
市民の広場のイベントなどの開催については各団体まで問い合わせください。

前号の連載

目次

市民の広場

いちかわ文芸

ムラコシコラム

デジタル技術でコロナ禍を乗り切る

 本市で初めて新型コロナウイルスの感染が確認されてから1年が経過します。この間、幾度かの感染の波があり、第3波の中にある現在、感染者が大幅に増えており、市民生活に大きな支障をきたしています。今、取り組まなければならないことは、新型コロナウイルスを抑え込むことであり、市民のみなさまの命と健康を守ることです。
 1月中旬から65歳以上の方を対象にPCR検査を実施しています。また、ワクチン接種の実施に向け、必要な体制を整える準備をしています。市民のみなさまには、コロナ禍で日常生活に不便を感じていることと思いますが、今の行動が未来につながります。「うつらない、うつさない」ための基本的な感染防止対策の徹底や不要不急の外出・移動の自粛など、人と人との接触をできる限り避けるようお願いします。
 本市では、デジタル技術を活用する取り組みを進めてきましたが、コロナ禍にあって一層役立っています。今号では市公式LINEの便利な機能を紹介しています。第1庁舎の事前予約サービスやオンライン申請できる手続きがありますので、ぜひ活用してください。

市長 村越祐民

歴史と文化の散歩道[95]

花が彩る歌舞伎の世界

花が彩る歌舞伎展 会場イメージ
▲花が彩る歌舞伎展 会場イメージ

 節分、立春が過ぎ、梅や桜の開花の便りとともに春の訪れが感じられます。桜と言えば、お馴染みの歌舞伎演目に『義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)』があります。この演目は、『菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)』、『仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)』と並ぶ歌舞伎三大名作狂言のひとつで、初演より多くの俳優によって演出が練り上げられ、今日まで人気作品として上演を重ねています。
 近年の作品でも、古典歌舞伎の『義経千本桜』と、バーチャルシンガー・初音(はつね)ミクの代表作「千本桜」の世界観を融合させた超(ちょう)歌舞伎『今昔饗宴千本桜(はなくらべせんぼんざくら)』に見られるように、既存の考えにとらわれずに流行を取り入れ、人々を楽しませる歌舞伎の精神が現代にも受け継がれています。
 今回、歌舞伎の世界観を楽しめる体験型展示「花が彩る歌舞伎展‐古典×デジタル‐」を芳澤ガーデンギャラリーで開催します(10面参照)。『義経千本桜』をテーマに、実際の舞台で使用している衣裳・小道具・大道具・鬘(かつら)など貴重な品と、デジタルアートが生み出す幻想的な吉野山の桜や歌舞伎を構成する音楽や踊り、芝居の要素を加え、新たな歌舞伎の世界へ誘います。さらに古典作品からスーパー歌舞伎まで、幅広く演じる実力派の女方(おんながた) 市川笑三郎(いちかわえみさぶろう)さんがアンバサダーとしてビデオレターで語りかけます。
 また現在、東山魁夷記念館では開館15周年記念特別展「日本画と歌舞伎の世界東山魁夷と近代日本の名画」を開催しています。歌舞伎と日本画の深い繋がりを関連資料から紐解き、併せて「幕間の美術館」として歌舞伎座、明治座の劇場を彩る名画の数々を紹介しています。
 芳澤ガーデンギャラリーは、「百樹園(ひゃくじゅえん)」と名付けた庭園を活かしたギャラリーで、四季折々の樹々や草花が楽しめます。近隣には、里見公園や弘法寺の「伏姫桜(ふせひめざくら)」と名付けられた枝垂桜(しだれざくら)、真間川沿いなどの桜の名所があります。いつの時代も、コロナ禍における新しい生活様式の中でも、花を愛で、文化、芸術に触れることは、日本人の心の拠り所となるものです。両館とも緊急事態宣言を受けて臨時休館しています。来館の際は事前に確認してください。

文化芸術課 中能淳子

第26回 いちかわスポット/ICHIKAWA SPOT

「街の記憶」として継承
永井荷風書斎展示

 八幡は、文豪 永井荷風終焉(しゅうえん)の地であり、没後60年を経た今日まで、書斎や自筆原稿、蔵書など、貴重な資料が大切に保管されてきました。この度、荷風の書斎が遺族から市に寄贈され、「街の記憶」として継承するために、第1庁舎1階に移築・再現しました。
 市川市を終(つい)の棲家(すみか)とした荷風。再現された書斎には現存する部材や建具(柱、ガラス戸、書棚、ふすま)が使用され、机や硯や火鉢、無造作におかれた本なども再現しています。第1庁舎にお越し際は立ち寄ってみてはいかかでしょうか。

「街の記憶」として継承 永井荷風書斎展示

場所・会場
市川市八幡1-1-1
問い合わせ
TEL047-712-8557文化芸術課

市民の広場

本広場への掲載は、各施設にある「市民の広場掲載依頼書」により、‘記載の決まり’に従ってお申し込みください。
なお、市民のみなさんの依頼に基づき掲載しており内容についての責任は負いかねます。

広報広聴課へのお問い合わせ
TEL 047-712-8632 FAX 047-712-8764

たのしもう【イベント・公演会】

女性のための健育セミナー
4月11日(日)~7月11日(日)午前10時~正午(4月11日は午後0時30分まで)
本八幡地域ふれあい館
資料代500円
要申し込み
レモンの会
TEL090-9236-2401須藤

やってみよう【仲間募集~趣味・交流】

スポーツ・健康

練功の鍛錬を通して柔軟な体作り
第2・4金曜日午後1時30分~3時
いきいきセンター本館
入会金1,000円、月500円
リフレッシュ練功十八法
TEL047-376-0908篠塚
筋肉大きく伸ばし新しい春
第2・4木曜日午前9時30分~11時10分
いきいきセンター鬼越
月850円
よしざわ健康体操同好会
TEL047-332-1801段家(だんけ)(昼間)

舞踊・ダンス

ベリーダンスを楽しく踊ろう
毎週土曜日正午~午後2時
全日警ホール
1回2,500円
Junoベリーダンス教室
TEL090-2445-0216同教室

音楽・芸能

アルゼンチンタンゴを原語で歌う
第3木曜日午後2時~4時
行徳公民館
入会金1,000円、月2,500円、体験レッスン無料
アルゼンチンタンゴを歌う会
TEL047-710-2837角田(つのだ)
詩吟和歌俳句の吟詠
毎週金曜日午後1時~3時
勤労福祉センター分館
入会金1,000円、月2,000円
詩吟岳央吟道会本八幡
TEL090-6482-6294本田
宮久保で楽しくオカリナを
第1・3水曜日午前9時30分~11時
いきいきセンター宮久保
月1,000円(講師謝礼)、その他年1回1,500円(運営費及びテキストプリント代等)
オカリナの杜(もり)宮久保
TEL070-8383-3635日高(昼間)
深く呼吸できるストレッチ&美声
第1・3火曜日午前10時45分~11時45分、午後0時45分~1時45分
南行徳市民談話室
1回1,000円
M&S
TEL090-5183-1783冨永

書道・絵画

上手くなりたい方の為の基礎講座
第1・3月曜日午前10時~正午
全日警ホール
月3,000円
市川書道倶楽部
TEL090-8642-3963日野
いつ迄も美しい字が書けます様に
第3水曜日午後1時30分~3時
いきいきセンター鬼越
月500円(2カ月毎1,000円)
筆ペン同好会
TEL047-338-6731杉山(夜間)
水彩画・油絵・絵手紙(一般)
月6回水・木・土曜日(各2回)午後4時~6時
勤労福祉センター分館
入会金2,000円、月4,000円
アートルームミドリ
TEL047-378-5204伊藤
水彩画アクリル画デッサン油彩等
第2・4月曜日午後1時~4時
男女共同参画センター
入会金3,000円、月4,500円(半期ごとに27,000円をまとめて徴収)
モナリザ
TEL090-1867-9061中川(昼間)

その他

男女 初めての方も安心
第1・2・4木曜日午前9時15分~11時15分
いきいきセンター宮久保
月500円
詩吟同好会
TEL090-9958-9766酒井(昼間)

いちかわ文芸

俳句 … 渡辺 輝子 選

  • 時雨来て避けた喫茶にフェルメール
    • 関ヶ島 寺岡 光二
  • 百年生きて年神に褒められる
    • 若宮 細谷 雅子
  • 眠ってゐるやうには見えず八ヶ岳
    • 柏井町 白土 武夫
  • 春泥の野に滑りこむ代打の子
    • 平田 山﨑 蓉子
  • 榾(ほた)明り人生にふとアンダンテ
    • 市川南 北村 功

俳句選評

寺岡さん、時雨に飛び込んだ喫茶店に彼の有名なフェルメールの肖像画に心惹(ひ)かれたのでしょう。細谷さん、人生百年時代とは云え百年生きるのは並大抵ではない。見守られた年神様も褒めて下さるはず。白土さん、山眠る季語に反して八ヶ岳連山の凜とした雄姿に感嘆を覚えたのでしょう。山﨑さん、春泥をものともせず、代打少年の滑り込みセーフ。喜びの笑顔が見えて来ます。北村さん、古民家の榾明かりにこれからの人生アンダンテで行こうとふと思えた。アンダンテは音楽の速度標語でゆっくり、穏やかにの意。

各部門の締め切り日と掲載号

締め切り日現在で、直近の掲載号への応募作品とします。はがきなどの用紙に、未発表のものを締め切りごとに1人3作品(要ふりがな)まで

締め切り日(消印有効)/掲載号

川柳
2月19日(金)/4月3日号
俳句
3月19日(金)/5月1日号
短歌
4月20日(火)/6月5日号
  • ※締め切り日にご注意ください
応募方法
応募部門・住所・氏名(ふりがな)・電話番号を明記のうえ、各締め切り日までに、直接または郵送で広報広聴課(第1庁舎)(〒 272-8501※住所不要)
問い合わせ
TEL047-712-8632同課

I・TOPICS(アイ・トピックス)

市川市内の話題・出来事をお届けします。

【Twitter】今年もノリがおいしい時期になりました[1月22日]

柔らかく色が綺麗な新芽のノリは1番おいしいと言われています。朝早くから漁師さんは、海苔の手入れをしています。
乾ノリはあぶってそのまま食べたり、味噌汁やラーメンに生ノリをいれて食べたりするのがオススメ◎。

【Facebook】約300種類の商品を販売[1月18日]

1月18日から市と(株)ダイエーとの協働による、買い物不便地域解消のための「移動販売」がスタートしました。「これで日頃の買い物が楽になる」と話す利用者の方もいました。

【Twitter】大蛇達が一年間集落を守ります[1月17日]

今年も国府台天満宮で辻切りが行われました。お神酒を飲んで元気いっぱいの大蛇達が一年間集落を守ります。

【Instagram】写真は初日の出…ではなく、初夕日[1月1日]

あけましておめでとうございます。
今年も市川市公式インスタグラムをよろしくお願いします。

【Facebook】市役所のお仕事紹介 Vol.23
未来を担う子どもたちのために地域と学校をつなぐ(学校地域連携推進課 大﨑 誠)[1月18日]

学校地域連携推進課では、未来を担う市川の子どもたちの教育のために、地域と学校が連携・協働する事業を行っています。私は主として、地域住民の代表が地域と学校をつなぐパイプ役として活動しやすくなるように「地域学校協働本部」の充実を推進する業務をしています。
現在、地域の方々による「登下校の見守り」や「花壇整備」などの取り組みをいくつかの学校で計画、進行中です。「地域や学校の願いを具現化」できることにこの仕事のやりがいを感じます。
子どもたちが幅広く、多くの学びや体験ができるようにするためには地域の理解と協力が必要です。地域全体で子どもたちを育てるために業務を推進していきます。

市公式フェイスブック

詳しくは市川市公式SNSを見てください。

Twitter
@ichikawa_shi
Facebook
@city.ichikawa
Instagram
@ichikawa_city

(広報広聴課)

広報うちかわ / UCHIKAWA

2度目の緊急事態宣言が発出され、家で過ごす時間が増えました。この機会にいつもやらないことをしようと考え、家の掃除や料理、昔やっていたゲームをしたりと家での時間を過ごしています。その中でも私がおすすめする、おうち時間のお伴はジグソーパズルです。実は前回の緊急事態宣言時にも遊んでいて、今では大まかな振り分けだったり色の見分けだったりがスムーズにできるようになった気がしています。そのおかげで完成までのスピードが上がってきました。
しかしここで問題が。完成したけれど飾るスペースがいよいよなくなり、せっかく作ったものをもう一回崩して忘れた頃に楽しむか、迷っています。
みなさんはどんな時間の過ごし方をしているでしょうか。早くこの状況が終息し、日常が戻ることを心待ちにしています。

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情報の問い合わせ

市川市 市長公室 広報広聴課

〒272-8501
千葉県市川市八幡1丁目1番1号

広報グループ
電話 047-712-8632 FAX 047-712-8764
広聴・Webグループ
電話 047-712-8633 FAX 047-712-8764
政策発信プロモーショングループ
電話 047-712-6994 FAX 047-712-8764