更新日: 2023年5月22日

広報いちかわ4月3日号 連載

新型コロナウイルス感染防止のため、記載された催しなどが中止または延期となる場合があります。
市の事業・イベントの中止(延期)情報は各担当課のWebページなどを確認してください。
市民の広場のイベントなどの開催については各団体まで問い合わせください。

前号の連載

目次

いちかわ文芸

歴史と文化の散歩道[97]

KUGURU展
―アートな暖(のれん)簾の参道を歩こう―

KUGURU展開催チラシ
▲KUGURU展開催チラシ

 桜の名所のひとつである真間地区。今年は桜の開花にあわせてアートな暖簾で真間山弘法寺までの参道を彩るKUGURU展を開催しています。「あなたが真間を語るなら」をテーマに暖簾・立体アート・壁画の3部門を公募しました。41点のアーティストの暖簾を大門通りと市川手児奈通りの店舗に飾っています。暖かな春の陽ざしのなか、参道の暖簾を「くぐる」ことできっと新たな「出会い」が生まれることでしょう。弘法寺境内には立体アートが展示されており、日々の営みのなかでは感じることのできない空間が広がっています。見るだけではなく聴覚・触覚など五感で鑑賞できる作品もあります。
 ひとつひとつの暖簾を楽しみながら真間川の川面に映る桜を横目に、真間ポンプ場には真間の四季が織りなす豊かな表情を表現した壁画が現れます。この壁画は「つながり」をメインコンセプトとしたラインアートで、とりわけ左上の春の色は、弘法寺にある樹齢400年以上の美しく枝垂(しだ)れる伏姫桜の姿をイメージしているそうです。万葉の時代から悠久に刻まれた歴史と文化に想(おも)いを馳(は)せてはいかがでしょうか。また、足を延ばして文学の道まで行くと約400メートル続くソメイヨシノの桜並木があり、市川ゆかりの文学者と作品の紹介板が設置されています。
 新しい季節となりましたが、引き続きコロナ禍における生活様式のなかで緊張した生活が続いています。人との距離を保ちながら、街なかにあふれるアートと触れることで地域を再発見し、アーティストと巡り合うことで、少しでも心を潤すきっかけとなることを願っています。KUGURU展での暖簾と立体アートの展示は4月11日までとなりますが、ICHIKAWA ART CITYオンラインミュージアムでも配信しています。ぜひ自宅からもアートをお楽しみください。

(文化芸術課)

第28回 いちかわスポット/ICHIKAWA SPOT

市民や市民活動団体のつながりを生む場を目指して
市民活動支援センター

 旧八幡市民談話室にあった「ボランティア・NPO活動センター」が、1月より名称を新たに「市民活動支援センター」として第1庁舎2階に移転しました。
 会議に利用可能なミーティングスペース、紙折り機や裁断機などを配置し資料づくりなどが可能な作業スペースがあり、また、市民活動団体に関する情報を得ることができるなど、市民活動団体のみならず、来庁された市民の方々も利用することが可能です。
 今後、ものづくりに関する団体などと「ものづくり体験」ができる講座なども企画し開催する予定です。

市民や市民活動団体のつながりを生む場を目指して 市民活動支援センター

場所・会場
第1庁舎2階
開館時間
月~土曜日 午前9時~午後8時
休館日
日曜日・祝日・年末年始(12月29日~1月3日)
問い合わせ
TEL047-712-8706ボランティア・NPO課

新型コロナウイルス感染症の影響により利用を制限することがあります。

いちかわ文芸

川柳 … 川口 雅生 選

  • 家飲みに不要不急の女将いる
    • 幸 柳澤 信夫
  • コーヒーの香り確かめ安堵する
    • 福栄 松井 照子
  • 梅の香を楽しみマスクまた戻し
    • 大洲 三橋 令
  • 病院の精算機から「オダイジニ」
    • 中山 大崎 豊太郎
  • 舐めてみておや川柳に味がある
    • 中国分 山下 寛治

川柳選評

信夫さんの句、不要不急の外出自粛の中で、仕方なく家飲みに変えたが、女房が女将(おかみ)面で睨(にら)みつけているようです。照子さんの句、コロナに罹(かか)ると、味覚嗅覚(きゅうかく)異常を起こすことがあるようです。コーヒーに確認させるとはさすがですね。令さんの句、旬の句です。梅の香を胸いっぱい吸い込んで、人の足音を聞いてあわててマスクをつけ直したようですね。豊太郎さんの句、誰でもが知っている身近なことを川柳の見付として発見する感性が見事です。いいユーモアです。寛治さんの句、趣味は舐(な)めてみて自分の舌にマッチすれば、長続きします。作者にとって川柳は三ツ星の味のようですね。

各部門の締め切り日と掲載号

締め切り日現在で、直近の掲載号への応募作品とします。はがきなどの用紙に、未発表のものを締め切りごとに1人3作品(要ふりがな)まで

締め切り日(消印有効)/掲載号

短歌
4月20日(火)/6月5日号
川柳
5月20日(木)/7月3日号
俳句
6月18日(金)/8月7日号
  • ※締め切り日にご注意ください
応募方法
応募部門・住所・氏名(ふりがな)・電話番号を明記のうえ、各締め切り日までに、直接または郵送で第1庁舎広報広聴課(〒 272-8501※住所不要)
問い合わせ
TEL047-712-8632同課

広報うちかわ / UCHIKAWA

広報うちかわロゴ

4月といえば新年度が始まり、入学や進学、就職など新しい場所での生活をスタートさせる方が多いかと思います。
私は広報広聴課に異動して2年目を迎えました。昨年4月は異動前の仕事の経験が全く活かせず、不安でいっぱいだったのを覚えています。
異動して2日目、一眼レフカメラを渡され、真間川の桜の撮影に行きました。悲惨な写真ばかりで、早速撮影テクニックと美的センスのなさがばれてしまいました。
またTwitterやFacebookなどのSNSを使って市の情報を発信する業務があることを聞き、そもそもSNSをやったことがなく、変な汗をかきました。
そんなゼロからのスタートで業務に慣れることに精いっぱいだった1年目でしたが、その中でも取材などで市内を回ることで、市川の魅力に気づくことができました。
多少なりとも業務に慣れてきた2年目。SNSではコメントをいただき傷つくこともありますが、めげずに広報いちかわやSNSを通じて、みなさんに市川の魅力をお届けできますよう頑張っていきます。

このページに掲載されている
情報の問い合わせ

市川市 市長公室 広報広聴課

〒272-8501
千葉県市川市八幡1丁目1番1号

広報グループ
電話 047-712-8632 FAX 047-712-8764
広聴・Webグループ
電話 047-712-8633 FAX 047-712-8764
政策発信プロモーショングループ
電話 047-712-6994 FAX 047-712-8764