更新日: 2023年5月22日

広報いちかわ5月1日号 連載

新型コロナウイルス感染防止のため、記載された催しなどが中止または延期となる場合があります。
市の事業・イベントの中止(延期)情報は各担当課のWebページなどを確認してください。
市民の広場のイベントなどの開催については各団体まで問い合わせください。

前号の連載

目次

市民の広場

いちかわ文芸

ムラコシコラム

安心して子育てできるまちを目指して

 現在の子育てをめぐる環境は、私が育った頃と様変わりしています。当時は少なかった共働き家庭は多くなり、地域で質の高い保育を実践する必要性が高くなりました。
 私が市長に就任して以来、保育園の待機児童解消を目標に掲げ取り組んでまいりました。その目標を達成するためには、保育園の整備が必要であると考え、民間事業者による保育施設の積極的な設置を進め、さらに保育士の確保に向け、労働環境や給与などの処遇改善を進めてまいりました。その結果、待機児童数は毎年減少し続け、令和3年4月にはゼロとなりました。
 今年度から子育て支援のさらなる充実を図るため、病気の治療中で安静を必要とする場合や回復に至っていないことから集団保育や家庭内での保育が困難な期間に児童を一時的に預かる病児保育事業を新たに展開することとしました。また、子どもを望む市民の方が不安なく不妊治療が受けられるよう助成対象を拡大いたします。
 今後も市川らしい便利で豊かな環境を活かしつつ、市民のみなさまが安心して子育てできるまちにしていきたいと考えております。

市長 村越祐民

歴史と文化の散歩道[98]

うつりかわる みどり

▲現在のじゅん菜池緑地付近(昭和41年撮影)

 4月を彩った新緑は、5月になると青葉へと移り変わります。新緑のみどりは木の種類によって色合いに違いがありましたが、青葉になると種類の差はなくなり、林全体がみどりのかたまりのようになります。新緑も青葉も季節がめぐると必ずやってきますが、その姿は実際には毎年変化しています。植物の動きがゆっくりなので気づかないだけで、いまのみどりの姿は10年後には変わっているし、10年前とも違っているのです。
 林の姿が移り変わることを「遷移」と言います。遷移には法則性があります。市川市域では松の林が落葉樹の林となり、その後、常緑樹の林になります。法則性がある理由は、タネの芽生えと若木の成長です。松林では明るい環境を好む落葉樹のタネが芽生えて成長し、それらが成長して暗くなった落葉樹の林では、暗い環境を好む常緑樹のタネが成長します。常緑樹の林は外見は変わりませんが、枯死と芽生えが繰り返されます。これが遷移です。遷移は、草原や湿地にもあります。
 掲載した写真は現在のじゅん菜池緑地周辺の風景で、昭和41年に撮影されました。谷底が田んぼなのも驚きですが、斜面の林もよく見ると松林です。マツが多かった林は法則通りに落葉樹の林になり、現在は常緑樹が下からぐんぐん育っています。
 みどりの風景を維持するには、適切な管理が必要です。「適切」というのは、どのような林の風景にするかという見通しに合わせた管理ということです。また、住宅地では暮らしとの調和も必要です。ただ、林の管理は言うほど簡単ではありません。高所作業車が入れないような場所では、木を1本伐るのも大仕事です。多くの林で、所有者や地域の方々、ボランティアの方々が地道に作業しています。それは、満開の桜が散ったあとに花びらを片づける作業と同じで、あまり人目に触れることのない努力です。

(自然博物館 金子謙一)

第29回 いちかわスポット/ICHIKAWA SPOT

豊富にメニューを取りそろえています
いちかふぇ

 3月31日、第1庁舎2階にコーヒーや軽食などを楽しむことができる「いちかふぇ」がオープンしました。ミカド珈琲のブレンド豆を使用したコーヒーをはじめ、ロイヤル・ミルクティや子どもでも飲みやすい果汁100%ジュースなど、さまざまなドリンクを取りそろえています。また、一つひとつ手作りで旬の食材を盛り込んだこだわりのサンドイッチも食べられます。第1庁舎に訪れた際は立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
 なお、支払いは現金に加え、クレジットカード、交通系カード、一部の2次元コード・バーコードでの決済ができます。

正面玄関前エスカレータをあがって右側 コーヒーでホッと一息

場所・会場
第1庁舎2階
営業時間
平日 午前8時30分~午後5時30分
問い合わせ
TEL047-329-2636同施設(広報広聴課)

市民の広場

本広場への掲載は、各施設にある「市民の広場掲載依頼書」により、‘記載の決まり’に従ってお申し込みください。
なお、市民のみなさんの依頼に基づき掲載しており内容についての責任は負いかねます。

広報広聴課へのお問い合わせ
TEL 047-712-8632 FAX 047-712-8764

たのしもう【イベント・公演会】

「中村哲の35年間」上演と講演
5月23日(日)午後1時30分~5時
グリーンスタジオ
1,000円、学生500円、高校生以下無料
市川憲法集会実行委員会
TEL047-357-9420村上
楽しい婚活であいの会45才まで
6月6日(日)午後2時~4時
男女共同参画センター
2,000円
要申し込み
市川縁結びおばさん
TEL080-5096-4492黒田

やってみよう【仲間募集~趣味・交流】

スポーツ・健康

太極拳で転倒予防を身に付けよう
毎週火曜日午前10時~正午
全日警ホールまたは菅野公民館
入会金1,000円、1回500円
市川太極健舎
TEL047-334-2974川口(夜間)

音楽・芸能

楽しもう混声合唱 初心者歓迎
第1・3火曜日午前10時~正午
全日警ホール
月2,000円
コール本八幡
TEL047-377-2353飯塚(昼間)

書道・絵画

ヘタでいい絵手紙楽しみましょう
第4土曜日午後3時~4時30分
東部公民館
入会金100円、月900円
新婦人すみれ
TEL090-2400-6739佐藤
上手くなりたい方の為の基礎講座
第1・3月曜日午前10時~正午
全日警ホール
月3,000円
市川書道倶楽部
TEL090-8642-3963日野
仏画・水彩画・日本画
第1・3木曜日午前10時~正午
中央公民館
入会金1,000円、月3,000円
月影会
TEL090-3497-8627宮崎(昼間)

その他

布ぞうりや小物づくり
第1・3月曜日午後1時30分~4時
大野公民館
入会金100円、月900円
新日本婦人の会 クローバー班
TEL090-8686-5357安達(昼間)

いちかわ文芸

俳句 … 山崎 靖子 選

  • ポケットのやうな公園木瓜の花
    • 柏井町 白土 武夫
  • ダンディに決めて銀座の糸柳
    • 市川南 北村 功
  • 爪弾けば語るギターや風光る
    • 奉免町 小田中 準一
  • 苗札にフクシマの名よ道の駅
    • 塩浜 立花 三千男
  • 蕗の薹避難経路も確認す
    • 国分 高野 厚夫

俳句選評

白土さん、“ポケットのやうな”に感じ入る。少し奥まった、ほっとできるスポット。おのずと季節の花や、鳥たちに癒やされ、散歩の途中の公園であろう。北村さん、ダンディに決めたのは作者。幾つになっても、その心持ちは大切。より添う銀座の糸柳が、美しい。小田中さん、一人爪弾くギターに、今のコロナ禍の寂しさを、感じさせるが、希みをつなぐ景として、季語の“風光る”が効いている。立花さん、今やフクシマの名は、災害から十年を経て、更なる頑張りで知られる。高野さん、いつ来るか、分からない避難経路こそ大事。

各部門の締め切り日と掲載号

締め切り日現在で、直近の掲載号への応募作品とします。はがきなどの用紙に、未発表のものを締め切りごとに1人3作品(要ふりがな)まで

締め切り日(消印有効)/掲載号

川柳
5月20日(木)/7月3日号
俳句
6月18日(金)/8月7日号
短歌
7月20日(火)/9月4日号
  • ※締め切り日にご注意ください
応募方法
応募部門・住所・氏名(ふりがな)・電話番号を明記のうえ、各締め切り日までに、直接または郵送で第1庁舎広報広聴課(〒 272-8501※住所不要)
問い合わせ
TEL047-712-8632同課

I・TOPICS(アイ・トピックス)

市川市内の話題・出来事をお届けします。

【Facebook】昔、平田の地域は海だった[3月28日]

3月28日、平田公園で「平田郷土歴史板」の落成式が行われました。この歴史板は平田町会のみなさんが設置したもので歴史板内のクジラの像には市川工業の生徒のみなさんの「市工彫り」による花びらがあしらわれています。

【Facebook】新しい仲間がやってきました[4月6日]

4月5日、新潟県にある山古志アルパカ牧場より動植物園に3頭のアルパカがやってきました。澄んだ瞳にやさしい顔、そして穏やかな性格に担当者の心は奪われました。

【Twitter】市川市行徳パスポートセンターがオープン[4月9日]

4月9日、イオン市川妙典店1番街3階に「市川市行徳パスポートセンター」がオープンしました。車でお越しの方はイオン市川妙典店の駐車場が利用できます。

【Instagram】春のルーティン[4月7日]

今年こそはゆっくり桜を楽しむぞ。
と思っているうちに散ってしまうのが私の春のルーティン。

【Facebook】市役所のお仕事紹介 Vol.25
子どもたちの健やかな成長をお手伝いしています(南八幡こども館 佐方 副主幹)[4月21日]

こども館は0歳から高校生までの子どもたちのあそび場です。私は児童厚生員として、南八幡こども館で子どもたちと一緒に遊んだり、おしゃべりしたり、育児相談を行っています。
一緒に遊び、帰り際に「楽しかった、また来ます」「ありがとう」と声をかけていただいたときや赤ちゃんで出会ったお子さんが、やがて今度は親になって来館してくれると、この仕事を続けてきてよかったなと思います。
こども館は現在、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため利用人数の制限などをしています。ご不便をおかけしますが、みなさんが安心・安全に過ごしていただけるようにご協力お願いします。

詳しくは市川市公式SNSを見てください。

Twitter
@ichikawa_shi
Facebook
@city.ichikawa
Instagram
@ichikawa_city

(広報広聴課)

広報うちかわ / UCHIKAWA

今年もゴールデンウイークはおうち時間がメインとなってしまいますね。せっかくお出かけしたい気持ち良い気候なのに、とても残念です。
最近はおうち時間が増えたことにより、動画やテレビを見る時間が増え、視力がどんどん悪くなっていることを痛感します。それでも、お笑い番組を見てストレスを発散している私にとっては、いろいろな方が動画配信をしてくれることがとってもうれしく、片っ端から見てしまいます。ずっと見ていると、いくら増えたおうち時間でも、足りなくなってしまうのではないかと思ってしまう心配と、コロナ明けにどれだけ視力が悪くなっているかという不安がありますが、今後も懲りずに楽しもうと思います。
市内での毎年恒例のイベントも中止や延期となってしまっていて、なかなかみなさまに楽しい話題をお伝えすることができませんが、平常通りになったときにいろいろなイベントでみなさまにお会いできることを楽しみにしています。

このページに掲載されている
情報の問い合わせ

市川市 市長公室 広報広聴課

〒272-8501
千葉県市川市八幡1丁目1番1号

広報グループ
電話 047-712-8632 FAX 047-712-8764
広聴・Webグループ
電話 047-712-8633 FAX 047-712-8764
政策発信プロモーショングループ
電話 047-712-6994 FAX 047-712-8764