更新日: 2023年5月22日
広報いちかわ6月5日号 連載
新型コロナウイルス感染防止のため、記載された催しなどが中止または延期となる場合があります。
市の事業・イベントの中止(延期)情報は各担当課のWebページなどを確認してください。
市民の広場のイベントなどの開催については各団体まで問い合わせください。
目次
市民の広場
いちかわ文芸
ムラコシコラム
何気ないことに目を向けると

1月に発出された緊急事態宣言が解除されて1カ月、「まん延防止等重点措置」が適用され、不要不急の外出自粛などステイホームが求められました。大型連休中に外出を楽しみにされていた方も多かったと思いますが、今しばらく我慢の時が続きます。
平時には外出することが多い私も、自宅で過ごす時間が増えたことから料理をして家族にふるまったり、ガーデニングというにはほど遠いものですが、花の苗を買って育てたり、普段は取り組まなかったことにチャレンジしました。
市内に目を向けると5月上旬から中旬、いたるところで市民の花であるバラが咲いていました。コロナ禍で少し塞ぎこんだ心を豊かにしてくれるとともに、毎年力強く咲くバラに、一日も早くコロナ禍を脱するよう努めなければならないとの思いを改めて強く感じました。
バラは手入れが難しいといわれますが、市内で活動するバラボランティアのみなさんのご協力で、里見公園や広尾防災公園などでは素晴らしく可憐(かれん)な花を見せてくれています。また、今年の4月から、活動を休止していたガーデニングボランティアの活動が再開し、駅前や公民館前など9カ所の花壇の手入れや花植えを行ってくれています。ボランティアの方が手入れをしてくれた花壇は季節の花で彩られていますので、通勤や通学の際に、ぜひ気に留めてご覧ください。きっと気持ちが和らぎます。
市長 村越祐民
歴史と文化の散歩道[99]
風景画家 東山魁夷のあゆみ―風景開眼―

歴史と文化の散歩道の第99回は、木下街道沿いにある東山魁夷記念館で8月1日(日)まで開催の通常展第一期「風景画家東山魁夷のあゆみⅠ風景開眼」を紹介します。東山魁夷記念館では、「人間・東山魁夷」をコンセプトに、日本画作品のほか、愛用品や直筆の書状など貴重な資料を展示し、東山魁夷の人となりを紹介しています。
大正15年4月、東京美術学校[現・東京藝術大学]入学を果たした東山魁夷は、第10回帝展(昭和4年)の初入選を以て、画壇への一歩を踏み出しました。過酷な戦争体験を経た昭和22年には日展出品作《残照》によって、特選・政府買い上げという転機をむかえ、生涯の師・結城素明から授かった「心を鏡のようにして自然を見ておいで」という言葉を深く心に刻み、風景画家として堅実なあゆみを続けてゆきます。代表作《道》に象徴されるように、風景画家として独自の画境を拓いた魁夷は、欧州へと旅立ち、心象の風景へとたどり着きます。
日本画壇において確たる地位を築きあげた後年、皇居新宮殿壁画《朝明けの潮》の制作を機に日本美の追求に向かいます。昭和46年、奈良・唐招提寺御影堂障壁画の制作を正式に受諾した魁夷は、翌47年から一年を費やして奈良大和路の自然と歴史を巡って構想を練ります。そして、第一期障壁画の主題を日本の山と海と定めて日本各地の山と海の写生を重ね、昭和50年、第一期障壁画《山雲》《濤声》は完成に至りました。
本年度の通常展は三部構成(第一期~第三期)にて、近代日本画のうえに偉大な業績を遺した東山魁夷の風景画家としてのあゆみを関連資料とともに御覧いただきます。第一期では、画家を志して東京美術学校入学を果たした青年期から、戦後の日本画壇において風景画家としての地歩を固めるまでの足跡をたどります。東山芸術の魅力は、自然との対話から精妙に紡ぎ出される調和の美を、自らの心象の風景に託すことから生まれるものと解釈されます。東山魁夷記念館で日本画の魅力に触れて、自然美を象徴する作品世界を堪能してみてはいかがでしょうか。
(東山魁夷記念館 学芸員 石田久美子)
第30回 いちかわスポット/ICHIKAWA SPOT
住民の代表が議論する場
議場
第1庁舎の6階と7階には市議会の定例会や臨時会が開かれる議場があります。
令和2年9月定例会より使用され、仮本庁舎(現第2庁舎)にあった議場と比較すると総面積が広くなり、傍聴席が48席から90席に増えました。また、傍聴席は議場上部7階に設置されているため、議会の様子を広く見ることができます。
6月11日(金)から令和3年6月定例会が開かれる予定です。議会の様子は、議場での傍聴に加え、市議会インターネット中継でもご覧いただけます。ご利用ください。


場所・会場=第1庁舎
問い合わせ=TEL047-712-8673議事課
市民の広場
本広場への掲載は、各施設にある「市民の広場掲載依頼書」により、‘記載の決まり’に従ってお申し込みください。
なお、市民のみなさんの依頼に基づき掲載しており内容についての責任は負いかねます。
- 広報広聴課へのお問い合わせ
- TEL 047-712-8632 FAX 047-712-8764
たのしもう【イベント・公演会】
- 室内楽コンサート~木管楽器の~
- 6月13日(日)午後1時~1時50分、3時~3時50分(2回公演)
木内ギャラリー
要申し込み
木内アンサンブル
TEL047-399-2063秋永(夜間)
やってみよう【仲間募集~趣味・交流】
スポーツ・健康
- 太極拳で転倒予防を身に付けよう
- 毎週火曜日午前10時~正午
全日警ホールまたは菅野公民館
入会金1,000円、1回500円
市川太極健舎
TEL047-334-2974川口(夜間) - 太極拳・八段錦・練功十八法
- 毎週木曜日午後1時15分~3時15分
勤労福祉センター本館
入会金2,000円、月3,500円
市川市楊名時太極拳同好会
TEL070-5469-4667瀬川 - 楽しく体力アップバウンドテニス
- 毎週金曜日午後1時30分~4時
市川駅南公民館
入会金1,000円、月1,000円
フレンズ市川
TEL047-326-4493三樹(夜間)
書道・絵画
- 水彩画アクリル画デッサン油彩等
- 第2・4木曜日午後1時~3時
男女共同参画センター
入会金3,000円、月5,000円(半期毎に分納)
青い絵
TEL080-8838-9675工藤 - 書道(毛筆硬筆)
- 対象年長小学生
月3回土曜日午前11時~正午
勤労福祉センター分館
入会金1,000円、月3,000円もしくは1回1,200円
子供書道
TEL090-6314-0707林
いちかわ文芸
短歌 … 日高 堯子 選
- かくばかり漆黒極むる黒椿寡黙な父の佇むような
- 東大和田 田邉 かつ代
- 夫のくれしフランスみやげの香水を十年の歳月は文鎮に変へる
- 原木 中村 照代
- 胎動のごと寄せくれば春の波岩場を打ちて白く渦巻く
- 奉免町 小田中 準一
- ポップコーンはじけるように満天星は咲きて息子の婚調えり
- 平田 山﨑 蓉子
- 少年兵死ぬを誇りとしていたが卒寿を生きていのち惜しがる
- 堀之内 原 正
【短歌選評】
田邉さん、黒椿の姿に寡黙な父を重ねた一首。浪漫性の濃さが魅力。カ行音のつづく響きの良さも心に残ります。中村さん、優雅な香水の壜(びん)を文鎮に変えた十年の歳月。諧謔味(かいぎゃくみ)のある生の感慨に共感します。小田中さん、春の海の光景がまざまざと見えてくるような描写力がみごと。山﨑さん、「ポップコーンはじけるように」という比喩が印象的。いかにも明るく、心弾ませます。原さん、死ぬことを恐れなかった少年兵の自分と、いのちを惜しむ卒寿の自分。人生の不可思議が詠まれている一首です。
各部門の締め切り日と掲載号
締め切り日現在で、直近の掲載号への応募作品とします。はがきなどの用紙に、未発表のものを締め切りごとに1人3作品(要ふりがな)まで
締め切り日(消印有効)/掲載号
- 俳句
- 6月18日(金)/8月7日号
- 短歌
- 7月20日(火)/9月4日号
- 川柳
- 8月20日(金)/10月2日号
- ※締め切り日にご注意ください
- 応募方法
- 応募部門・住所・氏名(ふりがな)・電話番号を明記のうえ、各締め切り日までに、直接または郵送で第1庁舎広報広聴課(〒 272-8501※住所不要)
- 問い合わせ
- TEL047-712-8632同課
I・TOPICS(アイ・トピックス)

市川市内の話題・出来事をお届けします。
【Twitter】バラが市内を良い香りに包みました[5月12日]
色とりどりのバラが咲いていました。バラの花言葉は、ピンク色は“愛の誓い”、オレンジ色は“信頼”、白色は“深い尊敬”など、色によって異なるそうです。他にもさまざまな種類があるので、お気に入りの花言葉のバラを探してみてください。
【Facebook】岡山県総社市と災害時相互応援に関する協定を締結[5月13日]
この協定は、大規模災害が発生した場合に、相互に支援することにより、市民のみなさんの生命の安全と生活基盤が確保できるようにするものです。
【Twitter】5月9日は母の日[5月7日]
母の日にちなみ市川真間駅の駅名看板、バス停が市川ママ駅となっていました。カーネーションで彩った看板がすてきです。
【Instagram】アルパカたちの衣替え[5月25日]
気温が高くなりそろそろ夏服が出番を迎える季節。アルパカたちも夏を前に毛刈りを行い「衣替え」をしていました。
【Facebook】市役所のお仕事紹介 Vol.26
119番通報を受信する消防の窓口(ちば北西部消防指令センター小関副主幹)[5月26日]
![【Facebook】市役所のお仕事紹介 Vol.26 119番通報を受信する消防の窓口(ちば北西部消防指令センター小関副主幹)[5月26日]](/pr/20210605/img/0000368680.jpg)
ちば北西部消防指令センターは市川市をはじめ、千葉県北西部10市の119番通報を受信する共同指令センターです。私はその指令センターで市民からの火災や救助、救急車などの要請内容に対して、適切な部隊に出動指令をかける業務などをしています。119番は、急病やけが、災害が発生した際に市民の方と消防が最初に接する、いわば窓口です。私たち指令管制員は現場で直接市民の方の助けとなることはできませんが、通報を受けてから数分の間に少しでもその方の不安を取り除き、現場の消防隊や救急隊が速やかに現場活動に入れるように、より高度で専門性の高い消防指令業務を目指し努力してまいります。
(広報広聴課)
広報うちかわ / UCHIKAWA
5月のとある休日、スマホのアルバムを見返していると2年前のゴールデンウイークに友人たちとしたバーベキューの写真が出てきました。どの写真も楽しそうで、コロナ禍以前がたまらなく恋しくなってくるのと同時に、ある欲が私を支配しました。
ビールを飲みながら肉を焼きたい。そんな欲に支配され、自宅でバーベキューはできないものか、ネットで調べてみました。すると、煙が出ないバーベキューコンロを発見。冷静さを欠いた私は衝動買いをして後悔しましたが、それも届くまで。使ってみるとほぼ煙は出ず、火おこしも簡単で、今では私のおうち時間には欠かせないものになりました。
そうは言っても、友人たちとするバーベキューは特別です。またみんなでバーベキューができる日常が少しでも早く戻ってくることを願っています。
このページに掲載されている
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市川市 市長公室 広報広聴課
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