更新日: 2023年5月22日

広報いちかわ7月3日号 特集1

特集1:近年増加する突発的な集中豪雨 事前の備えは「正確な情報」の収集から

新型コロナウイルス感染防止のため、記載された催しなどが中止または延期となる場合があります。
市の事業・イベントの中止(延期)情報は各担当課のWebページなどを確認してください。
市民の広場のイベントなどの開催については各団体まで問い合わせください。

前号の特集

[特集]目次

[特集1]近年増加する突発的な集中豪雨
事前の備えは「正確な情報」の収集から

▲八幡5丁目付近
▲鬼高3丁目付近

近年は国内外で異常気象が頻発しており、予報以上の雨が降ることもあります。
水害被害を軽減するために、改めて自身の対策を見直し、日頃から備えておきましょう。

問い合わせ=047-712-8563危機管理課

集中豪雨が増加傾向です

 令和3年3月13日の豪雨は活発な雨雲が突発的に発生し、市の排水規模(1時間当たり50ミリ)を一時上回り、道路の側溝や水路などで排水能力が追い付かず、市内各地で浸水被害が発生しました。
 また、日本全国では時間50ミリを超える雨の発生回数が1976年から1985年の10年間と直近10年間を比較すると約1.5倍に増えてきていることが分かっています。
 このように雨の強さや、その降雨回数が日本全国で増してきている中で大切なのは、一人ひとりが、日頃から身の回りのどのような場所に危険が潜んでいるかについてあらかじめ確認、把握しておくことです。自身の避難行動を見直し水害被害の軽減につなげましょう。

令和3年3月13日本市に降った雨の10分間降水量

日本全国の時間雨量50ミリ以上の降雨を観測した回数

情報を収集して水害に備えましょう

次の情報を確認し、自身に合った避難方法などを検討し、突発的な水害に対しても対応できるよう日頃から準備しておきましょう。

水害ハザードマップ&防災カルテ

水害ハザードマップの中に掲載されています
▲水害ハザードマップの中に掲載されています

お住まいの地区の災害リスクや避難所などが掲載されています。これらの資料を活用し、自身の避難行動を示した「マイ・タイムライン」を作成しておきましょう。それぞれ、市公式Webサイトからダウンロードできます。

メール、SNSなどで防災情報を発信しています

2次元コード
▲詳しくはこちら

 防災行政無線、メール情報配信サービス、市公式SNS、市公式Webサイトの他、電話等一斉配信サービスで避難情報を発信しています。また、防災行政無線テレホンサービス(TEL0180-994-889)では防災行政無線で放送した内容を確認できます。

緊急情報の入手手段を確認しましょう

ちば情報マップ

2次元コード
▲詳しくはこちら

 県では、浸水想定区域や土砂災害警戒区域などを県Webサイト(ちば情報マップ、下記のリンクまたは右記2次元コード)の防災情報で公開しています。市の水害ハザードマップと併せて、ご確認ください。
ちば情報マップ

電話等一斉配信サービスとは

 携帯電話をお持ちでない方などを対象に避難情報を電話やFAXでお知らせするサービスです。防災行政無線の放送が聴き取りづらく同サービスを利用したい方は地域防災課に相談してください。

申し込み・応募=TEL047-712-8518地域支えあい課
問い合わせ=TEL047-704-0065地域防災課(防災行政無線に関すること)

浸水対策を強化します

大雨などによる浸水被害の対策を当初の計画より実施時期を早めて進めていきます。また、IoT(※)機器などを活用することにより、豪雨に伴う道路の冠水や崖地の異常を遠隔地からリアルタイムに検知し、迅速な災害対応を実施します。

道路冠水対策

 市内の道路冠水常襲箇所(13カ所)に道路冠水センサーを設置し、道路冠水箇所をリアルタイムに把握し、迅速な道路規制情報の発信などに活用します。

崖地(がけち)監視対策

道路冠水対策

 市内危険崖地箇所(4カ所)に斜面変動監視センサーを設置し、崩壊の危険性を察知し、避難情報の発信などに活用します。

市内の崖が土砂災害防止法に指定
2次元コード

市内50カ所の崖が土砂災害(特別)警戒区域に指定されました(5月時点)。
詳細な場所や今後の指定は県Webサイト(下記のリンクまたは右記2次元コードから)を確認してください。
県Webサイト

浸水対策

 特に対策が必要な地区(4カ所)の浸水対策基本設計を実施し、近年頻発する豪雨に対応した安全なまちづくりを行います。

対象地域
二俣・原木地区、鬼高地区、真間・菅野地区、田尻4丁目地区

排水施設の増強及び改修

 市内排水機場(2カ所)の増強及び改修に係る詳細設計を実施し、近年頻発する豪雨に対応した安全なまちづくりを行います。

対象施設
増強施設/妙典ポンプ場
改修施設/押切ポンプ場

※IoT:さまざまなモノに通信機能をもたせ、インターネットなどを通じて情報のやりとりや遠隔から操作できるようにすること。

避難情報が変わりました
ー警戒レベル4までに必ず避難ー

災害対策基本法の一部改正に伴い、避難情報をより分かりやすくするため、警戒レベル4の「避難勧告」が廃止され「避難指示」に統一されました。情報を正しく理解し、警戒レベル4の「避難指示」までに危険な場所から全員避難しましょう。

警戒レベル1

これまでの避難情報=早期注意情報(気象庁)
新たな避難情報など=早期注意情報(気象庁)/今後気象状況悪化のおそれ

警戒レベル2

これまでの避難情報=大雨・洪水・高潮注意報(気象庁)
新たな避難情報など=大雨・洪水・高潮注意報(気象庁)/気象状況悪化

警戒レベル3

これまでの避難情報=避難準備・高齢者等避難開始
新たな避難情報など=高齢者等避難(市川市が発表)/災害のおそれあり

警戒レベル4

これまでの避難情報=避難指示(緊急)/避難勧告
新たな避難情報など=避難指示(市川市が発表)/災害のおそれ高い

警戒レベル4までに必ず避難

警戒レベル5

これまでの避難情報=災害発生情報(発生を確認したときに発令)
新たな避難情報など=緊急安全確保(市川市が発表)/災害発生または切迫

市川市防災アプリのサービスを終了します。今後は、LINEの防災機能をご利用ください。

市川市防災アプリの機能全般に加え、避難所の混雑状況や案内機能を市公式LINEアカウントの防災機能へ移行したことから、10月末にサービスを終了します。
市川市防災アプリを登録いただいている方は、市公式LINEアカウントの登録をお願いします。

このページに掲載されている
情報の問い合わせ

市川市 市長公室 広報広聴課

〒272-8501
千葉県市川市八幡1丁目1番1号

広報グループ
電話 047-712-8632 FAX 047-712-8764
広聴・Webグループ
電話 047-712-8633 FAX 047-712-8764
政策発信プロモーショングループ
電話 047-712-6994 FAX 047-712-8764