更新日: 2023年5月22日

広報いちかわ8月21日号 特集

特集1:子どもたちの未来を守れ安全安心な通学環境づくり

新型コロナウイルス感染防止のため、記載された催しなどが中止または延期となる場合があります。
市の事業・イベントの中止(延期)情報は各担当課のWebページなどを確認してください。
市民の広場のイベントなどの開催については各団体まで問い合わせください。

前号の特集

[特集]目次

子どもたちの未来を守れ安全安心な通学環境づくり

子どもたちの未来を守れ安全安心な通学環境づくり
子どもたちの未来を守れ安全安心な通学環境づくり

今年6月、八街市で下校中の児童5人がトラックにはねられ、幼い命が犠牲となる事故が起こりました。このような事故を二度と起こすことのないよう、本市においても以下のような交通安全対策に取り組んでいます。
また、7月26日~8月6日にかけて市内全ての市立小学校を対象に、通学路の緊急一斉点検を行いました。
車や自転車を運転するみなさんは、より一層の安全運転をお願いします。

地域で連携した通学路の見守り

地域と学校が連携してつくるコミュニティ・スクールでは、地域住民のボランティアが中心となって登下校時の通学路の見守り運動を行っています。

問い合わせ=電話 047-383-9386 学校地域連携推進課

「みまもりたい」コミュニティ・スクール 第二中学校ブロック(第二中学校・真間小学校・菅野小学校・須和田の丘支援学校)

「みまもりたい」

「みまもりたい」
▲地域の危険な箇所を記したマップを独自に作成し、ブロック内の全家庭に配布

「みまもりたい」は、第二中学校の学区内を通学する児童生徒を交通事故から守るため、地域住民によって結成されました。毎日の登下校の時間に合わせて、学区内の交通量が多い危険箇所を中心に、現在30人以上のボランティアの方々が活動しています。

菅野小学校
地域学校協働活動推進員
山口 好子さん

「みまもりたい」の結成は約3年前。外環道ができた影響で、菅野小学校では通学路が二分され、この地域の交通量の増加を心配していました。そこで登下校中の危ない箇所を中心に「みまもりたい」が横断旗を持って立つようになりました。
今年は通学路となっている外環道側道の交差点に信号機がついて、安全に渡れるようになり一安心しています。
これからも学校やPTAとも協力し、地域の目で通学する子どもたちの安全・安心を守ります。

小学校での通学路の危険箇所の把握と安全対策

定期的な合同点検

市内の公立(国立を含む)、私立の小学校を4つのグループに分け、国や県、市、警察、PTAと学校が協力し、通学路の合同点検を定期的に行っています。

安全対策の実施

合同点検の結果、対策が必要な箇所については、歩道整備や防護柵設置などの対策を講じています。

令和2年度の安全対策実施例

子どもたちの未来を守れ安全安心な通学環境づくり
冨貴島小学校東側歩道の路面標示新設
子どもたちの未来を守れ安全安心な通学環境づくり
宮田小学校周辺の注意喚起標示新設
子どもたちの未来を守れ安全安心な通学環境づくり
南新浜小学校周辺の注意喚起標示新設
令和2年度までの小学校ごとの点検結果や対策内容については市公式Webサイトで公表しています。
詳しくは、市川市 通学路交通安全プログラムをご覧ください

令和2年度までの小学校ごとの点検結果や対策内容については市公式Webサイトで公表しています。

問い合わせ=電話 047-383-9342 保健体育課

通学路の緊急一斉点検を行いました

7月26日~8月6日にかけて市内全ての市立小学校を対象に、通学路の緊急一斉点検を行いました。
今後、緊急一斉点検の内容を受け、安全対策が必要な箇所に注意喚起看板や車止めポール、ガードレール、ガードパイプ、外側線やカラー舗装を設置していきます。

問い合わせ=電話 047-383-9342 保健体育課

▲車止めポール
▲ガードパイプ

交通安全教室

交通安全教室
▲7月16日に行われた若宮保育園での交通安全教室の様子

子どもたちの交通事故防止と歩行や自転車に関する安全教育の推進を目的に、今年度は市内全ての小学校と115の幼稚園・保育園で交通安全教室を実施しています。

問い合わせ=電話 047-712-6341 交通計画課

交通安全教室の実施内容

幼稚園・保育園児 交通安全劇(DVD)、信号の見方・横断歩道の渡り方 など
小学1年生 正しい道路の歩き方、車の制動距離の実験 など
小学3・4年生 自転車の交通ルール・マナー、正しい乗り方について など

幼稚園・保育園の教室では

幼稚園・保育園の教室では
▲教室の終わりにもらえる安全免許証は子どもたちに大人気

最初にDVDによる交通安全劇を上映し、指導員が交通ルールを教えます。「信号が赤のときは横断歩道を渡っていいのかな」と問いかけると、「だめ」「青で渡るんだよ」とあちこちから園児たちの元気な声が響きます。
その後、園庭に移動。ミニ信号機が点灯し、横断歩道を渡る練習です。「右見て、左見て、もう一度右見て。車が来てなかったら、手を上げて渡ろうね」と指導員。
参加した14人の園児たちは、「道路で遊びません」「道路は右のはじを歩きます」「飛び出しはしません」の3つを約束して、その証しに安全免許証をもらいます。
「1年生になったら1人で小学校に行けるよ」と胸を張って誇らしげな園児の顔が印象的でした。 

交通安全教室の様子

交通安全教室の様子は下記または右記の2次元コードでも紹介しています

交通安全教室の様子

ゾーン30の指定

ゾーン30の指定

住宅街などで歩行者の安全な通行を確保するため、区域(ゾーン)を定めて時速30キロメートルの速度規制を実施しています。
市内には現在9地区が指定されており、そのエリアには通学路も多く含まれています。

市内9地区(令和3年9月時点)
南新浜小学校地区、下貝塚地区、柏井地区、新田大洲地区、稲荷木地区、妙典塩焼地区、南行徳福栄地区、若宮地区、行徳駅前地区

問い合わせ=電話 047-712-6351 道路安全課

キッズゾーンの設定

キッズゾーンの設定

令和3年3月、危険箇所が多く集まる市内6エリアに「キッズゾーン」を設定しました。散歩中の園児たちが事故に遭わないように、エリア内に「キッズゾーン」の道路標示などを行い、ドライバーへの注意を促しています。

ドライバーのみなさん、「キッズゾーン」の標示をみたら、より一層の安全運転を心がけましょう。

市内6エリア(令和3年9月時点)
北国分駅エリア、市川大野駅エリア、市川駅北エリア、市川駅南エリア、行徳駅エリア、南行徳駅エリア

問い合わせ=電話 047-711-1798 こども施設運営課

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市川市 市長公室 広報広聴課

〒272-8501
千葉県市川市八幡1丁目1番1号

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