更新日: 2023年5月22日

広報いちかわ9月18日号 特集

特集1:おうちで子どもと楽しむ 読書の秋

新型コロナウイルス感染防止のため、記載された催しなどが中止または延期となる場合があります。
市の事業・イベントの中止(延期)情報は各担当課のWebページなどを確認してください。
市民の広場のイベントなどの開催については各団体まで問い合わせください。

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[特集]目次

おうちで子どもと楽しむ 読書の秋

おうちで子どもと楽しむ 読書の秋

 一生を通じて本に親しめるかどうかは、子どもの頃に、いかにたくさん本を読んだかで変わるといわれています。図書館では、子どもたちがたくさんの楽しい本に出会えるよう、また、本を通じて親子の絆が深まるよう、お手伝いしています。お気軽にご利用ください。

問い合わせ=TEL047-320-3346中央図書館

本を読むとなにがいいの

 子どもは本を読むとその中の主人公に同化し、自分もその主人公と同じ体験をしていくという柔軟な心を持っています。本の中でいろいろな場面に直面し、その経験を自分の心に蓄積することによって人の心を理解し、思いやりを持ち、また人の悲しみが理解できるようになります。

どんな本を選べばいいの

ブックリスト
▲ブックリスト

 子どものためにどんな本を選べばよいのか迷ってしまう、おすすめの本があったら教えてほしい。そんな方のために、こどもとしょかんでは子どもの発達に応じて各種のブックリストを作成しています。

0~2歳
 絵ははっきりとしていて色が明るく、温かみをもって描かれているものがいいでしょう。1ページまたは、見開きで1つの絵が描かれていて、身近なものを題材にしており、言葉はリズミカルで簡潔なもの。また小型で持ちやすいものがいいでしょう。

3~5歳
 読むことによって、話通りの体験が実感できるような本がおすすめです。自然や生き物を扱った科学の絵本では、科学的なものの見方を育てていく力のある絵本がいいでしょう。また昔話には、幅広い年齢の子どもをひきつける力があります。簡略化されていないものを選びましょう。

小学校低学年
 科学などの知識の本では発達段階に応じて理解しやすく、好奇心をもたせてくれる本、文学では題材は身近なもので、その世界が経験を広げてくれるようなものを選びます。長い話も喜んで聞けるようになるので、大人に読んでもらうための本を選んでもいいでしょう。

小学校高学年
 子どもの好奇心に応え、将来に向けて視野を広げるような本を選びます。名作童話ではダイジェスト版ではなく、ぜひ原作や完訳の本当の面白さを味わわせてください。主人公が冒険を通じて成長するファンタジーや、リアリズム文学もおすすめです。

子どもと本の出会いの場 こどもとしょかん

子どもと本の出会いの場 こどもとしょかん
▲海をイメージしたこどもとしょかんの内装。本棚は「海の波」、照明は「飛ぶかもめ」を表しています。

 子どもたちの好奇心や遊び心を刺激する物語、調べものの本、絵本や紙芝居を集めています。児童文学に関する研究書や洋書絵本などもあります。
 また、より一層子どもたちに本に親しんでもらえるよう、月ごとに企画展示を行ったり、読み聞かせの会や季節のイベントを開催したりしています(読み聞かせの会やイベントは、新型コロナウイルス感染防止のため現在休止しています)。

場所・会場=市川市鬼高1-1-4メディアパーク市川
開館時間=火〜金曜日 午前10時〜午後6時、土・日曜日、祝日 午前10時〜午後5時
休館日=毎週月曜日(祝日と重なった場合は翌開館日)、年末年始、館内整理日(土・日・月曜日を除く月末)

図書館を利用している方にうかがいました

浦 淑子さん 巧さん(11歳)

浦 淑子さん 巧さん(11歳)

 本は生き物の図鑑やファンタジー小説などを読むことが多いです。小さい頃は図鑑ばかり読んでいましたが、ここ2~3年で物語を読むようになり、読書を楽しんでいます。自分が経験していないことでも本で読んだ登場人物の心を理解するなど、気持ちの表現が豊かになったと思います。図書館は本をたくさん借りられるのでうれしいです。

巧さんおすすめの本

巧さんおすすめの本

『ジュニア空想科学読本』
作:柳田 理科雄
絵:藤嶋 マル
KADOKAWA/角川つばさ文庫

自分が知っている漫画が科学的に表現されていておもしろいです。

曽我部 めぐみさん ひばりさん(5歳)つぐみさん(3歳)

曽我部 めぐみさん ひばりさん(5歳)つぐみさん(3歳)

 こどもとしょかんをよく利用し、1回に家族で10冊ほど借りています。上の子は1人で本が読めるようになり、図書館で借りた本で読書を楽しんでいます。散歩をしたときに、夕焼けを見て夕焼けの本を読んだことを説明してくれるなど、本を読むことでまわりの物事に気づく力がつき、想像力が豊かになったと感じました。

つぐみさんおすすめの本

つぐみさんおすすめの本

『こんにちは あかぎつね!』
作・絵:エリック・カール
訳:さのようこ
偕成社

絵がカラフルで、いろんな動物がでてくるのが気に入ったようで何度も読みました。

やってみよう 絵本の読み聞かせのコツ

やってみよう 絵本の読み聞かせのコツ

 絵本の読み聞かせは子どもの言葉を理解する力や学力の向上だけではなく、豊かな情緒を育むといわれています。

  1. 読み聞かせに向く絵本を選ぶ
     絵と文の量が適度であり、話の進み具合と絵の場面が合っている。見開きに1場面の絵本(2場面以上の絵は文を読みながら軽くその場面を指さす)、話に起承転結がある本を選びましょう。
  2. めくり方
     子どもに絵が見えるか確認し、絵を隠さないようにします。
  3. 読み方
     声優のように大げさに読む必要はありません。細かい部分、わかりにくい箇所は指で示しましょう。
  4. 読み手も楽しむ
    読み聞かせは、親と子のコミュニケーションです。子どもと一緒に絵本の世界を楽しんでください。

安心して本を楽しめます

資料のWeb予約ができます
本の宅配サービスを行っています
除菌ボックスやハンディ除菌ライトを用意しています
セルフ貸出機や返却機、予約受取コーナーが利用できます

図書館Webサイト

詳しくは図書館Webサイト(右記2次元コード参照)を確認ください。

このページに掲載されている
情報の問い合わせ

市川市 市長公室 広報広聴課

〒272-8501
千葉県市川市八幡1丁目1番1号

広報グループ
電話 047-712-8632 FAX 047-712-8764
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