更新日: 2023年5月22日

広報いちかわ11月6日号 特集

特集1:これまでの教育実践の累積×ICT=学習活動の一層充実
学習用端末を活用した授業に取り組んでいます

特集2:[11月3日オープン 新たな学びと交流の場] 市本 いちぼん

新型コロナウイルス感染防止のため、記載された催しなどが中止または延期となる場合があります。
市の事業・イベントの中止(延期)情報は各担当課のWebページなどを確認してください。
市民の広場のイベントなどの開催については各団体まで問い合わせください。

前号の特集

[特集]目次

これまでの教育実践の蓄積×ICT=学習活動の一層充実
学習用端末を活用した授業に取り組んでいます

これまでの教育実践の累積×ICT=学習活動の一層充実
これまでの教育実践の累積×ICT=学習活動の一層充実
これまでの教育実践の累積×ICT=学習活動の一層充実

9月より市内公立小学校4年生から6年生と中学校で学習用端末を使った学習活動が始まっています。また、市内公立小学校1年生から3年生にも年度内に学習用端末を配付予定で、学習環境の整備に取り組んでいます。今号では、実際に市内の公立小・中学校で行われているICTを活用した教育を紹介します。

問い合わせ=電話047-383-9338指導課(授業での活用に関すること)、電話047-320-3335教育センター(端末整備に関すること)

いちかわGIGA(ギガ)スクール構造の推進
ICTを活用した教育

「いちかわGIGAスクール構造」とは

 市では国のGIGAスクール構想に基づき、「1人1台端末」と「高速大容量の通信ネットワーク」を整えることで、市の教育理念である「人をつなぐ 未来へつなぐ 市川の教育」を推進します。

1人1台端末で授業はこのように変わります

[よりきめ細やかな支援]一斉授業

 授業中でも一人ひとりの反応を把握できるので、子どもたちの反応を踏まえたきめ細やかな教師の指導など、双方向型の一斉授業が可能になります。

[わかるまでじっくりと]個別学習

 子どもたちがそれぞれ別々の学習ができ、学習履歴が自動で記録されるので、一人ひとりの教育的ニーズ・理解度に応じた学習や指導が可能になります。

[考えを深め、学び合う]協働学習

 各自の考えを即時に共有し共同編集ができるので、全ての子どもが多様な意見にリアルタイムで触れることができます。

1人1台端末で授業はこのように変わります

 GIGAスクール専用の学習用端末を配付しています。また、有害なサイトにアクセスできないようにすべての学習用端末にセキュリティ制限を行っています。

学習用端末で可能な主な活動

  • 学習を補完する自動採点付きのドリルや提出物の回収など授業の支援、子どもたち同士での意見共有など
  • 自分に合ったペースでのドリル学習
  • ビデオ通話や音声通話などのネットを通じたコミュニケーション

こんな授業をしています

国語

国語
国語

自分の住んでいる地域の防災について資料を作成し、問題点などを討議する授業。自分の考えや資料を共有し、それに対して友だちが意見や感想を返しています。

数学

数学
数学

一次関数を復習しながら、二次関数を学ぶ授業。子どもたちが先生からの質問の回答や授業のまとめを学習用端末に打ち込むことで、先生は一人ひとりの考えや理解度を確認することができます。

社会

社会
社会

鎌倉時代と室町時代の文化を比べる授業。タッチパネル式の大型提示装置を使って気づいた部分に色をつけています。着目した点を一目で確認でき、発表も伝わりやすくなります。

子どもたちの声 授業で端末を使ってみてどうですか

冨貴島小学校6年生 根塚さん

冨貴島小学校6年生 根塚さん
学習支援ソフトなどで、プラスアルファの課題ができるので、学習に対するモチベーションが上がりました。

冨貴島小学校6年生 石田さん

冨貴島小学校6年生 石田さん
友達がどんなことを考えているのか、入力されたものを読めばすぐにわかります。また、意見交換もしやすいです。

塩浜学園9年生 藤本さん

塩浜学園9年生 藤本さん
学習用端末があることで、学びの幅が広がった上に、気になった点もすぐに調べられて、とても便利です。

塩浜学園9年生 小山さん

塩浜学園9年生 小山さん
授業中に浮かんだ疑問を学習用端末で調べることができ、とても便利です。授業をよりわかりやすく受けることができます。

Interview

塩浜学園 鴇田(ときた) 拓也先生

塩浜学園 鴇田(ときた) 拓也先生

デジタルとアナログを上手に使い分け、より良い授業を
学習用端末で、子どもたちが今までの授業より意欲的に取り組めています。学習用端末を使用し、一人ひとりの意見が画面上に表示されることで、自分とは異なる意見にも簡単に触れることができます。今まで発表が苦手だった生徒でも意見を表明でき、しかも全体で共有できることはとても良いと思います。学習用端末での学習は個別学習のイメージもありますが、みんなで協働して学習するツールとして活用が進むことを期待しています。一方で、従来の黒板とノートでの指導の重要性も実感しています。デジタルとアナログを上手に使い分けてさらに効果的な授業ができるよう取り組んでいます。

11月3日オープン 新たな学びと交流の場 市本 いちぼん

市本 いちぼん
市本 いちぼん
市本 いちぼん
市本 いちぼん
市本 いちぼん
市本 いちぼん

JR市川駅北口に本を介した学びと交流の場「学習交流施設 市本(いちぼん)」がオープンしました。
月ごとのテーマに沿って本を紹介。気になる本を読んだり、本に関するイベントに参加したり、本を通じた“新たな学び”と交流の輪を広げることができます。仕事や学校帰りに、お立ち寄りください。

お問い合わせ=電話047-320-3343社会教育課

施設コンセプト・特徴

 「市本」には、「新しい知識と出会える“本”の“市場”」と「“市川”の“本”にまつわる施設」という2つの意味が込められています。
 本市は昔から多くの文化人に愛されたまちであり、市内に5つの大学を有するなど文教都市として発展してきた歴史があります。今回、文教都市「いちかわ」を象徴する新たな施設として「市本」を開館することとなりました。

1、毎月テーマに沿った本と出会える“MONTHLY LIBRARY”

 毎月ひとつテーマを設定し、関連がある学術書、新書、小説、マンガ、雑誌などジャンルを問わず25冊程度の本を紹介します。

読書のたのしみ

[11月のテーマ]
読書のたのしみ
 「読書」に関する評論、小説、ブックガイドなど本好きはもちろん、活字に疲れた人でも手に取りやすい、読書について改めて考え直すきっかけになるような本をそろえました。
 読書を楽しむことは、日々の暮らしの潤いや新たな知識との出会いにつながります。お気に入りの一冊との出会いをお楽しみください。

2、本を介した学びと交流

 読書会や講演など、毎月のテーマにまつわるイベントを開催します。
 本を介した学びとともに、参加者が楽しみながら交流できる企画を実施していきます。11月のイベント情報についてはSNSをご確認ください。

イチニチ イチボン
 1日1冊テーマにまつわる本をSNS(Instagram)で紹介します。

3、居心地良い空間

 市川駅北口徒歩1分の立地にあり、仕事や学校帰りに立ち寄ることができます。
 窓側のカウンター席は、一人で居心地よく過ごしていただくのに最適な読書スペースです。またコミュニティマネージャーと呼ばれるスタッフが、新しい本との出会いや交流の機会づくりをサポートします。

気軽に立ち寄れる場所に

 本を読むのが好きな人はもちろん、しばらく読んでいない方も、気になるテーマがあれば、ぜひ一度「市本」に立ち寄ってみてください。きっとあなたの「気になる1冊」が見つかります。

Q&A

Q:どんな本を置いていますか
A:毎月テーマを決めて、そのテーマに関連したさまざまなジャンルの本を置いています。

Q:本を読む以外に何ができますか
A:毎月のテーマや選書した本に関するイベントや、季節に合ったイベントを定期的に開催します。また、コミュニティマネージャーが本や市川にまつわるさまざまな情報の発信を行い、新しい本との出会いや交流の機会づくりにつなげていきます。

Q:飲食はできますか
A:施設内で購入したドリンクや食べ物は、飲食できます。本を読みながら飲食をする際は本を汚さないよう気を付けてください。なお、飲酒はできません。

Q:図書館との違いはなんですか
A:図書館のように本の貸し出しはできません。気に入った本の購入はできます。また、その場で閲覧するだけではなく、本について利用者同士でディスカッションするなどして、交流を深めることもできます。

基本情報

基本情報

開館日=火曜~日曜日
休館日=月曜日・祝日・年末年始
開館時間=午前11時~午後9時
(令和4年3月31日までは正午~午後8時)
場所=市川市市川1-1-1
電話番号=電話047-326-2822
その他=新型コロナウイルス感染拡大防止のため、入館人数を制限する場合があります。マスク着用、入館時の検温及び手指の消毒にご協力ください。
専用駐輪場及び駐車場はありません。

「市本」のSNS

さまざまな情報が更新されますので、チェックしてください。

市本インスタ 0000380746
Instagram
市本Twitter 0000380747
Twitter

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情報の問い合わせ

市川市 市長公室 広報広聴課

〒272-8501
千葉県市川市八幡1丁目1番1号

広報グループ
電話 047-712-8632 FAX 047-712-8764
広聴・Webグループ
電話 047-712-8633 FAX 047-712-8764
政策発信プロモーショングループ
電話 047-712-6994 FAX 047-712-8764