更新日: 2023年5月22日

広報いちかわ12月4日号 特集

特集1:もっとステキないちかわへ 未来に続くまちづくり

特集2:世界で輝く市川市ゆかりのアスリート

新型コロナウイルス感染防止のため、記載された催しなどが中止または延期となる場合があります。
市の事業・イベントの中止(延期)情報は各担当課のWebページなどを確認してください。
市民の広場のイベントなどの開催については各団体まで問い合わせください。

前号の特集

[特集]目次

もっとステキないちかわへ 未来に続くまちづくり

市では、目指す将来都市像を「ともに築く 自然とやさしさがあふれる 文化のまち いちかわ」として、さまざまな事業を行ってきました。
これから、この将来像をいっそう実現するための新しい基本計画(計画期間:令和5年~7年)を策定します。あなたが見たい「まちの姿」をお聞かせください。

問い合わせ=TEL047-712-8591企画課

写真:子どもを乗せたベビーカーを押して公園の入口を入っていく夫婦

妙典地域に地域コミュニティゾーンとして公園や子ども施設を整備しています

写真:来所された市民の皆さんとお話する職員

手続きをできるだけ1カ所で完結させるワンストップサービスを第1庁舎でスタート

写真:整備された道路

東京外かく環状道路の開通や都市計画道路3・4・12号など幹線道路の整備

写真:神社と集まっている人々

行徳地域の魅力を再発見する行徳神社めぐり地域の特性を生かしたイベントなどで、地域の魅力を高めます

写真:ポンプ場

大雨による浸水害対策として排水路やポンプ場を整備水害に強いまちづくりを進めます

写真:動植物園のアルパカたち

市民の憩いの場、動植物園に新しい仲間アルパカがやってきました

写真:壁一面には本棚があり、テーブルにも本が並んでいる「市本」のスペース

本を介した新たな学びと交流の場「市本」がオープン

写真:避難時に使用する個室テント

避難生活をより安心・快適なものにするため、プライバシーや感染症防止に配慮した個室テントを設置

写真:保育施設の子どもたち

直近5年間で112カ所の保育施設を整備し、待機児童0(国基準)を達成全ての子どもが健やかに過ごせる環境をつくります

写真:新型コロナウイルスのワクチン接種

新型コロナウイルス感染症対策として、複数の集団接種会場の設置や大型バスを活用したグループ接種を実施しました

写真:高齢者のお宅を訪問してゴミを受け取る職員

高齢者見守り事業やゴミ出し支援などを行い、地域の高齢者支援を一層手厚く

写真:整備された新しい市川漁港

漁船の収容不足などを解消するため、新しい市川漁港を整備 農水産業など、第一次産業の活性化を図ります

写真:特別展示室、常設展示室、アトリエ、レジデンス

コロナ禍のアーティストに活動の場を提供「ICHIKAWA ART CITY」の開催芸術・文化を身近に感じるまちをつくります

写真:野鳥観察舎あいねすと

野鳥観察機能に加え、歴史、文化、アート、生命と環境など耳よりな情報が輪となってつながる場所 野鳥観察舎あいねすとオープン

[あなたの声をお聞かせください]基本計画策定に向けたアンケートを実施します

アンケート回答の2次元コード

2次元コードを読み取るか、市公式Webサイトからご回答ください。回答の受付期間は12月31日(金)までです。
スマートフォンやパソコンをお持ちでない場合はアンケート用紙をお送りしますので、企画課までお問い合わせください。

問い合わせ=TEL047-712-8591企画課

世界で輝く市川市ゆかりのアスリート
私が熱くなれる場所

写真:車いすバスケットボール

12月3日~9日は「障害者週間」です。
障害者週間は、障がい者福祉について理解を深めてもらうことと、障がいのある方が社会、経済、文化、その他あらゆる分野の活動に積極的に参加する意欲を高めることを目的としています。
そこで、今特集では今年開催された東京2020パラリンピックで日本代表として活躍した本市にゆかりのある選手から大会でのことや日常のことを伺いました。

問い合わせ=TEL047-712-8549障がい者施設課

市川市ゆかりの東京2020パラリンピック選手一覧

アーチェリー
宮本リオン選手
車いすバスケットボール
香西宏昭選手
車いすラグビー
今井友明選手
羽賀理之(まさゆき)選手
トライアスロン
秦(はた)由加子選手
ボッチャ
高橋和樹選手

アーチェリー
生半可な練習量と覚悟だと対抗できない

顔写真:宮本リオン選手

アーチェリー 宮本リオン選手

写真:アーチェリー

 私は普段から緊張することがなく、特に今回のパラリンピックは自国開催だったので、余計に緊張はありませんでした。もともとは野球をやっていて、病気になってからも復帰を願っていました。しかし野球は無理だなとなったときに、たまたまアーチェリーの初心者講習会に参加したら面白かった、というのがこの競技を始めたきっかけです。アーチェリーの魅力は何歳からでも始められて、長い間続けることができるところです。また、健常者と障がい者が同じルールで戦うので「同じ土俵で同じ条件で戦える」ということも大きな魅力です。
市川で思い出のある場所は里見公園です。子どものころは友達と集まって、自分たちで作ったルールの遊びなどをしていました。今はだいぶ変わってしまいましたが、近くの商店街にもいろいろな思い出があります。

座右の銘=猪突猛進

車いすバスケットボール[銀メダル]
選手としても人間としても成長していきたい

顔写真:香西宏昭選手

車いすバスケットボール 香西宏昭選手

写真:車いすバスケットボール
©Sports Press JP/アフロ

 今回のパラリンピックは、感謝をたくさん感じる大会でした。大会の運営やボランティアで支えてくれた方々や、温かく応援してくれたみなさんに大変感謝しています。私は12歳のときに車いすバスケットボールの体験会に参加したことがきっかけで、本格的に競技を始めました。障がいの状態によって選手それぞれに与えられる持ち点制度が戦略に大きくかかわってくるところがこの競技の最大の魅力だと思います。もちろん、ボールと車いすを同時に扱うことや車いす同士がぶつかることも面白いと思います。
 市川市を2019年から東京パラリンピックの最終調整に向けての生活と活動の拠点にしています。障がいがあることで困ることや諦めることは残念ながら少なくありません。障がいだけではなく、ケガや妊娠をされている方にも暮らしやすい街づくりをみんなで考えていけたらと思います。

座右の銘=Live as if you were to die tomorrow, Learn as if you were to live forever
「明日死ぬかのように生き、永遠に生きるかのように学べ」ガンジー

車いすラグビー[銅メダル]
支えてくれること全てが私たちの原動力です

顔写真:今井友明選手

車いすラグビー 今井友明選手

顔写真:羽賀理之選手

車いすラグビー 羽賀理之選手

写真:銅メダル授与後に記念撮影する車椅子ラグビーの選手たちとスタッフ

羽賀選手
今回のパラリンピックでは、たくさんの方が応援してくれました。開催時期がちょうど夏休み期間だったこともあり、たくさんの子どもたちも見てくれて、応援してくれたことがとてもうれしかったです。
今井選手
このパラリンピックをきっかけに、自分たちをアスリートとして憧れのまなざしで見てくれるようになったのかな、という感じがします。障がい者は守るべきもの、という固定概念が少しずつ崩れてきてくれている気がします。
羽賀選手
車いすラグビーは車いすの競技で唯一タックルが認められていて、そのタックルの激しさと体育館中に響く音はすごく魅力的だと思います。
写真:車いすラグビー
©JWRF
今井選手
ただ、その激しさの半面、4人で力を合わせてゴールまでの道筋を冷静に作り上げるという連係プレーも大事な競技なので、いかに冷静に周りを見ながら連携できるかを見てもらえると面白いと思います。
 同じチームの4人の中には、障がいが重い人も軽い人もいますが、その戦略的なところも考えるとやはりこの競技はとても面白いです。
 市川は交通の便がいいので、交通手段が車の私はとても生活しやすいです。駐車スペースというのはとても重要で、運転席のドアを広く開けられる場所を確保できることが必要になってきます。道の駅いちかわにはよく行きますが、そこで出会った方にも応援の言葉をいただきました。
羽賀選手
思い出の場所はえんぴつ公園(南行徳公園)やコルトンプラザなど市内にたくさんあります。また、塩浜体育館の観客席の周りを車いすで走ってトレーニングしていたこともあります。

座右の銘=為せば成る(今井選手)/冷静と情熱のあいだ(羽賀選手)

トライアスロン[6位入賞]
お互いに相手の立場に立って考えることが大切

顔写真:秦由加子選手

トライアスロン 秦由加子選手

写真:トライアスロン
©Satoshi TAKASAKI/Triathlon Japan Media

 みなさん応援ありがとうございました。パラリンピックを開催していただき、スポーツで心から感動を共感できるのは、生命の危険がないからこそできることで、本当に幸せなことだと感じました。フィニッシュした瞬間には、世界の選手たちとこの舞台で戦えたことをとてもうれしく思いましたが、やはり目標は表彰台に上がることでしたので、まだまだ頑張っていかなければと心に決めました。
 私は大会前に、市内の小・中学校で講演会をさせてもらいました。たくさんの人たちと触れ合い、パラリンピックの選手や競技に興味を持ってもらえたことがとてもうれしかったです。また、その中で気軽に声をかけ、わからないこともどんどん質問して、偏見や先入観なく受け入れてくれて、少しずつ社会も変わっていると実感しています。

座右の銘=今あるものを最大限活かす努力

ボッチャ[銀メダル]
たくさんの方に支えられて生きてきました

顔写真:高橋和樹選手

ボッチャ 高橋和樹選手

写真:ボッチャ
©Tomokazu Matsukawa

 ボッチャは重度の障がい者がパラリンピックを目指せる競技でありながら、障がいのない人でも年齢や性別を問わず楽しみ競い合えるユニバーサルスポーツです。最も障がいの重いBC3クラスの選手は自身の手でボールを投球できないため、ランプ(勾配具)を使い競技アシスタントと共にプレーをします。数ミリ単位で勝敗が変わる場面が多く、狙ったところにボールを置くテクニックはとても見ごたえがあります。力を合わせ戦うからこそ、日ごろから共に過ごす時間、コミュニケーション、同じ志は大切にしています。私と競技アシスタントの連係は強みの1つです。私は不器用で競技センスが低いので、才能やセンスでは相手にかないません。また、すぐに楽な方に逃げてしまう自分に甘い人間です。そのため、日ごろからコツコツと努力を怠らず励むよう心がけています。

座右の銘=努力に勝る天才なし

「I❤︎あいフェスタ2021」をWeb開催します

ロゴマーク:「I❤︎あいフェスタ2021」 市川市障害者週間イベント

I❤︎あいフェスタ2021 市川市障害者週間イベントの二次元コード

 市では、障害者週間に合わせて「I❤︎あいフェスタ2021」を開催し、市公式Webサイト上で、さまざまな企画を行います。障がいがある人もない人も、熱くなれる人もそうでない人も楽しめるイベントです。ぜひご参加ください。

I❤︎1(あいわん)グランプリ

 障がいのある方の作品を「手作り部門」、「写真部門」に分けて募集し、Webサイト上及び第1庁舎で公開します。どなたでも、気に入った作品へ投票できます。
Web投票期間=12月24日(金)まで
展示・投票期間=12月13日(月)~17日(金)(12月15日(水)午前9時〜午後1時を除く)
場所・会場=第1庁舎ファンクションルーム

動画配信

 障がいのある方もない方も楽しめる動画を公開しています。今回取材した選手も動画に出演しています。

福祉の店

写真:接客しているエプロン姿の女性と車椅子の女性

 障がい者施設で制作された自主生産品を紹介しています。購入方法や購入ページの案内もしています。この機会に、ぜひ購入してみてください。

市内障がい者・障がい児施設マップ

市内の障がい者・障がい児施設をマップで紹介しています。

このページに掲載されている
情報の問い合わせ

市川市 市長公室 広報広聴課

〒272-8501
千葉県市川市八幡1丁目1番1号

広報グループ
電話 047-712-8632 FAX 047-712-8764
広聴・Webグループ
電話 047-712-8633 FAX 047-712-8764
政策発信プロモーショングループ
電話 047-712-6994 FAX 047-712-8764