更新日: 2023年5月22日

広報いちかわ8月6日号 特集

特集1:おかげさまで35周年 市川市動植物園ヒストリー

特集2:[涼しく遊べる 楽しめる]この夏はこども館で過ごしてみませんか

新型コロナウイルス感染防止のため、記載された催しなどが中止または延期となる場合があります。
市の事業・イベントの中止(延期)情報は各担当課のWebページなどを確認してください。
市民の広場のイベントなどの開催については各団体まで問い合わせください。

前号の特集

[特集]目次

動植物園は今年で35周年

動植物園は今年で35周年

写真は2022年3月、動植物園に来園した当時のマイクロブタたち。今では体がひと回り以上大きくなりました。動植物園は1987年8月21日に開園し、今年で35周年を迎えます。この間、さまざまな動物の来園や新しい施設のオープンなどパワーアップし続けている動植物園。そこで特集1では動植物園のこれまでの歩みを紹介しています。

(動植物園)

おかげさまで35周年 市川市動植物園ヒストリー

動植物園は開園して35年。この間には、たくさんの思い出がつまっています。そこで、それらの出来事を年表にまとめました。
動植物園の歴史を知るとまた違った楽しみ方ができるかもしれません。
問い合わせ=TEL047-338-1960動植物園

[1986年]動植物園の人気者レッサーパンダがやってくる

(左)誠誠/(右)真真
(左)▲誠誠/(右)▲真真

中国・楽山市から友好都市締結を記念して2頭のシセンレッサーパンダ(オスの真真(シンシン)、メスの誠誠(セイセイ))、2羽の赤腹金鶏鳥(あかはらきんけいちょう)が寄贈されました。

河合 獣医師
河合 獣医師

1986年当時、レッサーパンダは知名度の低い動物でした。飼育方法もまだ確立されておらず餌についても試行錯誤の状態。国内・中国の動物園数カ所を視察し、得られた情報を基に工夫して作りました。果物中心の流動食をおいしそうに食べてくれた時にはホッと胸をなで下ろしたものです。この経験が本市のレッサーパンダ飼育の礎(いしずえ)となり現在まで脈々と引き継がれています。

[1988年〜]レッサーパンダ黄金期到来

レッサーパンダ黄金期到来

初めての出産は死産でしたが、1988年以降真真と誠誠の間には5年連続7頭もの子どもが生まれました。無事に子孫を残してくれたことは現在の動植物園のレッサーパンダ繁栄の礎となっています。

[1992年]かわいい“親善大使”が到着

(左)スーミー/(右)イーバン
(左)▲スーミー/(右)▲イーバン

姉妹都市のインドネシア・メダン市から両市の“友好の証し”としてスマトラオランウータンが贈られ、本市からはニホンザル4頭を贈りました。名前はオスのイーバン、メスのスーミー。

[2003年]イーバンとスーミーの間に子どもが誕生

イーバンとスーミーの間に子どもが誕生

来園から10年。2頭の間に待望の赤ちゃんが生まれました。名前は「ウータン」、男の子。自然界でも飼育下でも頭数が非常に少ないスマトラオランウータンの誕生は日本の動物園にとって明るい希望となりました。

[2008年]ニホンザル、オトメの人工哺育(ほいく)

ニホンザル、オトメの人工哺育(ほいく)
ニホンザル、オトメの人工哺育(ほいく)

サル山で1頭のメスの子ザル「オトメ」が生まれました。しかし、近くにお母さんがおらず、人工哺育に。その後、オトメはお母さん代わりのクマのぬいぐるみを持ち、サル山の仲間になるため、群れの中で奮闘。ぬいぐるみの助けもあり、無事に仲間になることができました。今では立派なお母さんです。

[2012年]オリジナル遊具「流しカワウソ」設置

オリジナル遊具「流しカワウソ」設置

開園25周年を迎えた2012年、コツメカワウソの家族が10頭に増え、展示場を拡張することに。そこで「動物もお客様も一緒に楽しめる工夫はできないか」と遊具を作成しました。

水品 園長
水品 園長

私たちは動物園人として、動物たちが限られた環境下でも「健康で健全な生活」が送れるよう努力する責任があります。また、訪れたみなさんにはその動物たちの暮らしぶりを知っていただき魅力的に感じてもらうことも重要な使命です。この両立が難しいのですが、当時の担当者やカワウソ好きな来園者の方々と試行錯誤を繰り返した結果、カワウソたちからOKをもらった(自発的に遊んでくれた)のが、この「流しカワウソ」だったのです。

[2021年]モコモコな愛らしい仲間がやってくる

モコモコな愛らしい仲間がやってくる

毛刈りの様子は市公式YouTubeチャンネルで視聴いただけます
▲毛刈りの様子は市公式YouTubeチャンネルで視聴いただけます

4月5日、山古志(やまこし)アルパカ牧場からアルパカが3頭やってきました。アルパカたちの愛称は投票によって決められ、「おはぎ・マシュ・チャッピー」と名付けられました。同年12月13日には同じく愛称を投票によって決めた「メイプル・もちち・ホイップ」の3頭も来園。夏前の毛刈りの時期には一風変わった姿を見ることができます。

[2022年]屋内型新エリア「なかよしルーム」オープン

屋内型新エリア「なかよしルーム」オープン

マイクロブタが6匹やってきました。レストハウス3階「なかよしルーム」で触れ合うことができます。愛称は「わらび・ごま・みたらし・あんこ・しらたま・きび」。

小野 飼育員
小野 飼育員

マイクロブタは名前の通り小型のブタですが、マイクロといっても大人になると最大40kgと意外と大きくなり、ブタらしいぽてっとした体が魅力的です。現在なかよしルームでは6匹が暮らしており、それぞれ柄だけではなく性格も違うところもポイントです。ただ共通しているのはどのブタも人懐っこく、居心地の良い場所を求めて、お客様の膝の上に自ら出向きます。その姿を見ればお客様の心もマイクロブタのとりこになってしまうでしょう。

動植物園公式LINEスタンプ販売開

飼育員お手製のユニークなスタンプ(40種類)です。動植物園のかわいい仲間たちが大集合。下記2次元コードからダウンロードできます。
費用・料金=120円

動植物園公式LINEスタンプ販売開
動植物園公式LINEスタンプ販売開
ダウンロードはこちらから
▲ダウンロードはこちらから

かわいい動物が描かれたカルタ製作中

現在、シティプロモーションの一環として本市にまつわるカルタを制作中。かわいい動植物園の動物が本市を紹介してくれます。今後の展開をお楽しみに。

カルタのイメージです。今後デザインの変更の可能性があります。
▲カルタのイメージです。今後デザインの変更の可能性があります。
カルタのイメージです。今後デザインの変更の可能性があります。
▲カルタのイメージです。今後デザインの変更の可能性があります。

市川市動植物園年表

1986年

11月1日
レッサーパンダ 真真(シンシン)・誠誠(セイセイ)来園

1987年

8月21日
市川市動植物園の開園

1990年

12月21日
ミニSL完成

1991年

12月20日
レッサーパンダ2号舎完成

1992年

6月1日
オランウータン イーバン・スーミー来園

1996年

4月11日
ボタンインコ来園

1997年

11月10日
キバタン キキ来園

1999年

5月1日
シュバシコウ、初めての孵(ふ)化

2002年

4月8日
エミュー来園
8月20日
ミニブタ来園

2003年

4月9日
レッサーパンダ ナミ来園
9月4日
オランウータン ウータン生まれる
10月29日
シロテテナガザル ラーチャ来園

2005年

6月25日
レッサーパンダ リンタ・ライチ生まれる

2007年

8月26日
開園20周年記念式典

2008年

3月18日
ヤマアラシ来園
6月16日
レッサーパンダ カイ・ソラ生まれる
6月20日
ニホンザル オトメ生まれる

2009年

3月23日
カピバラ来園
7月4日
レッサーパンダ イチ丸生まれる
9月29日
オカメインコ来園
10月18日
500万人入園記念式典開催

2010年

オランウータン新獣舎完成

2月7日
オランウータン新獣舎完成
3月24日
コツメカワウソ ナナ来園
4月25日
カピバラはじめての出産
7月16日
オランウータン リリー生まれる
7月29日
コツメカワウソ ナナ出産(4頭)

2012年

7月9日
オリジナル遊具「流しカワウソ」設置

2013年

6月18日
ケヅメリクガメ アンディ来園
6月20日
レッサーパンダ 明登(メイト)・優花(ユーファ)・梨花(リーファ)生まれる

2014年

3月22日
コツメカワウソ舎に握手コーナーを設置

2017年

5月22日
ワタボウシタマリン イブ来園
5月23日
ワタボウシタマリン キング来園
8月15日
モルモットきゃらばん開始
モルモットきゃらばん
▲モルモットきゃらばん

2018年

2月1日
レッサーパンダ テル来園
2月24日
オランウータン ポポ生まれる
6月28日
レッサーパンダ ココア生まれる

2021年

4月5日
アルパカ おはぎ・マシュ・チャッピー来園
12月13日
アルパカ メイプル・もちち・ホイップ来園

2022年

3月1日
マイクロブタ来園
3月20日
屋内型新エリア「なかよしルーム」オープン
8月6日
動植物園公式LINEスタンプ販売開始

施設案内

場所・会場=市川市大町284番1
開園時間=午前9時30分~午後4時30分(入園は午後4時まで)
休園日=月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
費用・料金=大人440円、小・中学生110円、小学生未満無料

[涼しく遊べる 楽しめる]
この夏はこども館で過ごしてみませんか

この夏はこども館で過ごしてみませんか

こども館は18歳未満の乳幼児から高校生が利用できる施設です。それぞれの年代に応じた遊びや交流を通してさまざまな体験ができます。最近では、かつての利用者が保護者になって来館するなど、長く市民に親しまれている施設となっています。

問い合わせ=TEL047-320-3337中央こども館

[土・日曜日も開館しています]こども館はみんなの居場所

自由に過ごせる場所です

五感を刺激して遊べる体験型展示イベント「ミニミニミュージアム」
▲五感を刺激して遊べる体験型展示イベント「ミニミニミュージアム」

ボードゲームをしたり、体を動かしたり、何もせずにのんびりしたりとこども館での過ごし方は自由です。気軽に来館してお気に入りの過ごし方を見つけてください。

気軽に相談や情報交換ができます

わらべ歌や情報交換などができるイベント「あつまれ5〜7か月赤ちゃん」
▲わらべ歌や情報交換などができるイベント「あつまれ5〜7か月赤ちゃん」

保育士や学校教諭の資格などを持つ職員がおり、子育てに関して気軽に相談ができます。また、親子で楽しめるイベントは交流や情報交換の場にもなっています。

年齢に合わせたイベントを行っています

卓球やバスケなどの軽スポーツも楽しめます(軽スポーツを行う場合は運動靴で来てください)
▲卓球やバスケなどの軽スポーツも楽しめます(軽スポーツを行う場合は運動靴で来てください)
乳幼児~就学前向け

あつまれ5~7か月赤ちゃん(わらべ歌や情報交換など)、スヌーズレン(リラックス空間でふれあい遊びなど)

小学生向け

Letʼs Play! あおぞら広場(ドッジボールやバドミントンなど)、いろいろ工作

中学・高校生向け

中高生タイム(中学生以上限定で開館時間を延長)、高校生と乳幼児のふれあい交流

こども館ごとに遊べるものやイベントの内容が異なります。詳しくは市公式Webサイトを確認してください。

こども館を紹介します

[8]南八幡こども館

7月のテーマはあさがお
▲7月のテーマはあさがお
南八幡こども館 水橋 結実
南八幡こども館 水橋 結実

昨年からの再開にあたり、乳幼児コーナーと小・中・高校生コーナーそれぞれの部屋を分けました。対象年齢に合わせた遊びを設定することで、集中して遊ぶことができます。また、来館する子どもたちの中で「こども実行委員」を募り、毎月みんなで作る壁面装飾のテーマを企画しています。

[14]塩浜こども館

くるくるしゃぼん玉
▲くるくるしゃぼん玉
塩浜こども館 川畑 和美
塩浜こども館 川畑 和美

行徳地区のこども館の中では比較的広く、卓球や手づくりのボッチャも楽しめます。地域柄、さまざまな国籍の子どもたちの利用も多く、館内には世界地図を掲示しています。また、塩浜こども館で行うイベントでは、作って遊べる「いろいろ工作」が人気です。

市内14カ所にあります

市内14カ所にあります

出産予定日 郵送枚数
[1]市川市中央* TEL047-320-3337
[2]市川市中国分 TEL047-375-6547
[3]市川市柏井 TEL047-339-3754
[4]市川市曽谷 TEL047-372-2892
[5]市川市本北方 TEL047-337-8936
[6]市川市市川* TEL047-322-1404
[7]市川市大洲* TEL047-376-1212
[8]市川市南八幡* TEL047-376-1118
[9]市川市田尻 TEL047-379-1863
[10]市川市信篤 TEL047-327-0141
[11]市川市本行徳 TEL047-359-1351
[12]市川市末広 TEL047-359-1671
[13]市川市相之川* TEL047-356-7381
[14]市川市塩浜 TEL047-396-1765

*マークの館は、乳幼児専用の遊戯室を備えています。

開館時間

【中央こども館】
火~金曜日=午前10時~正午/午後1時30分~5時30分
土・日曜日・祝日=午前10時~正午/午後1時30分~5時
休館日=月曜日・毎月最終平日・年末年始(月曜が祝日の場合は翌平日)
土・日曜日・祝日と長期休み期間の平日の午後は、2部制(総入れ替え)となります。
詳しくは市公式Webサイトを確認してください。
市外にお住まいの方は、土・日曜日・祝日及び学校の長期休み期間は午前10時~正午まで利用できます。
【その他のこども館】
午前10時~正午/午後1時30分~5時
休館日=月曜日・祝日・年末年始(日・月曜日が祝日の場合は火曜日)
日曜日が祝日の場合は開館

開催予定の限定イベント

KYO-KAさん
KYO-KAさん

元スーパーキッズダンサーとして数々のコンテスト、バトルを制覇してきた市内高校卒業のダンサーKYO-KAさんを講師に招き、ダンス体験会を開催します。

日時=10月1日(土)午前10時10分~11時50分
場所・会場=中央こども館
対象・人数=小学3年生~18歳、18人
申し込み・応募=中央こども館に直接またはTEL047-320-3337

楽しく遊ぶための入館ルール

  • 未就学児は保護者の付き添いが必要です。
  • 学校帰りにランドセルのまま遊びに来ることはできません。
  • 利用者名簿に名前・住所・電話番号を書いてください。
  • 貴重品は自分で管理しましょう。
感染症予防対策のお願い
  • 入館前に健康チェック、検温を行います。
  • 手洗いまたは手指消毒、マスクを着用してください。
  • 混雑状況によっては、利用を制限もしくは1時間程度とさせていただくことがあります。

動画で紹介しています

動画はこちら
▲動画はこちら

市公式YouTubeチャンネルでは、こども館について紹介しています。施設の紹介だけではなく、わらべ歌やお話遊びなども楽しめます。

このページに掲載されている
情報の問い合わせ

市川市 市長公室 広報広聴課

〒272-8501
千葉県市川市八幡1丁目1番1号

広報グループ
電話 047-712-8632 FAX 047-712-8764
広聴・Webグループ
電話 047-712-8633 FAX 047-712-8764
政策発信プロモーショングループ
電話 047-712-6994 FAX 047-712-8764