更新日: 2024年3月2日
広報いちかわ3月2日号 特集
特集1:[私たちに寄り添う4つのボランティア]みなさんのご相談を待っています
特集2:[地域の安全安心のため]防犯体制強化中
新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスの感染者数が全国的に増加傾向となっています。
換気
手洗い
手指消毒
[引用元] 厚生労働省Webサイト:新型コロナウイルス感染症の5類感染症移行後の対応について
[特集]目次
[私たちに寄り添う4つのボランティア]
みなさんのご相談を待っています
私たちの住んでいる地域には、生活を支えているボランティアの方が多くいます。今号では、民生委員・児童委員、人権擁護委員、保護司、行政相談委員の4つの仕事について紹介します。みなさんも何か悩みがあれば、地域を支えている人に相談してみませんか。
問い合わせ=
民生委員・児童委員、保護司について=TEL047-712-8518地域共生課
人権擁護委員について=TEL047-322-6700多様性社会推進課
行政相談委員について=TEL047-712-8529総合市民相談課
[地域の見守り役]民生委員・児童委員
厚生労働大臣から委嘱された非常勤・特別職の地方公務員です。地域住民を見守り、必要に応じた支援機関へのつなぎ役として、ボランティアで活動しています。地域のボランティア活動に理解のある方が、お住まいの自治(町)会から推薦されています。
私たちの活動をご存じですか

定期的な見守り活動
希望する一人暮らしの高齢者に対し、月1回程度の訪問を行い、地域の中に心配や不安を抱えた方がいないかなど、担当区域内の住民の生活状況や福祉需要の把握をします。
行政や支援機関へのつなぎ役
支援を必要とする方々が適切なサービスを受けられるよう、行政や支援機関へつなぎます。
地区民生委員児童委員協議会
毎月1回、所属地区の協議会に出席し、行政や関係機関からの連絡や情報共有、意見交換などを行います。
自治(町)会などの地域活動
自治(町)会の行事や、地域住民同士の支え合いを推進する地域活動などに参加、協力します。

活動の様子は市公式YouTubeチャンネルでも紹介しています。
気軽にご相談ください
地域共生課地域づくりグループ
TEL047-712-8518
お話を伺いました

市川市民生委員児童委員協議会会長
松永 義昭さん
自宅訪問では、体調や前回訪問した時と変化はないかなどを確認しています。特に、年末年始や台風が近づいている時などは積極的に訪問し注意喚起をしています。また、高齢の方への訪問だけでなく、夕方まで遊んでいる子どもたちに声掛けをして、地域全体を見守っています。民生委員には堅苦しい印象があると思いますが、私たちの役割は特別なことではありません。地域のつなぎ役、聞き役として、力まずに地域の方と触れ合い連携しながら、明るい地域にしていきたいです。
[街の相談パートナー]人権擁護委員
人権擁護委員は、法務大臣から委嘱された民間のボランティアで、現在本市に18人います。相談を受け、解決に向けて調査・救済活動を行います。「誰か」のことじゃないをキャッチコピーに、人権尊重について理解を深めてもらえるよう啓発しています。
私たちの活動をご存じですか
人権教室
思いやりの心や生命の尊さを身に付けることを目的として、小学生や園児を対象にした人権教室、中学生を対象にした人権講演会を行っています。


人権相談
千葉地方法務局市川支局で面接または電話による人権相談に応じています。
また、月に1回、第1庁舎または行徳支所に特設人権相談所を開設し、相談に応じています。
全国中学生人権作文コンテスト
人権問題について作文を書くことによって、豊かな人権感覚を身に付けてほしいという願いで毎年実施しています。優秀な作文を掲載した作品集も発行しています。
人権の花運動

市立小学校に花の苗を配り、児童のみなさんと擁護委員が一緒に植え付け作業をすることで、生命の尊さや優しさと思いやりの心を身に付けることを目的とした活動です。
気軽にご相談ください
- みんなの人権110番
- TEL0570-003-110
- こどもの人権110番
- TEL0120-007-110
- 女性の人権ホットライン
- TEL0570-070-810
お話を伺いました

市川人権擁護委員協議会会長
増田 進さん
もともと教員をしていて、学校でいじめや学級崩壊があった時に、人権擁護委員に相談をしていた経験もあり、退職した後自分も役に立ちたいと思い引き受けました。主な活動は人権意識を高める啓発活動で、市内の小学校で授業をしたり、中学校で講演会を行ったりしています。子どもたちから「人権がどんなに大切か分かった」という声をもらえるとやりがいにつながります。人権意識は若いころから培っていくべきであり、さまざまな人が働きかけることが大切だと思っています。
[寄り添うことから始める立ち直り支援]保護司
犯罪や非行をした人たちが再び罪を犯すことのないよう、その立ち直りを地域で支える民間ボランティアです。法務大臣からの委嘱を受け、活動しています。なくてはならない大切な役割を担い、全国各地で熱心な取り組みを続けています。
私たちの活動をご存じですか
保護観察
犯罪や非行をした人たちが再び罪を犯すことのないよう、その立ち直りを地域で支える民間ボランティアです。法務大臣からの委嘱を受け、活動しています。なくてはならない大切な役割を担い、全国各地で熱心な取り組みを続けています。
矯正施設収容者の生活環境の調整
刑務所や少年院などに収容中の段階から、釈放後の帰住予定地の調査、引受人との話し合いなどを行い、地域での受け入れ態勢を整えます。
犯罪予防活動

犯罪予防のための啓発、宣伝、地域の関係づくりのための中心的な活動である「社会を明るくする運動」では、作文コンテストや市民のつどいなどさまざまな取り組みを行います。
気軽にご相談ください
市川浦安地区保護司会
(更生保護サポートセンター)

TEL047-704-8993
Webサイトでも紹介しています。
詳しくは左記2次元コードで確認してください。
日時=月~金曜日 午前10時~午後4時
場所・会場=いちかわ観光物産インフォメーション4階(市川市八幡2-4-8)
お話を伺いました

市川浦安地区保護司会会長
朝倉 忠文さん
知り合いに誘われて社会のために役立つ仕事だと思い、引き受けました。
どうしたら犯罪を犯した人が社会に戻っていけるかなど、経験していく中で知識を培っています。とにかく話を聞いてあげることを大切にし、生活面、仕事面などさまざまな面からフォローアップしています。地域との関わりは少ないですが、今後はさらに学校などとも連携を取りながら、子どもの頃から危険意識を芽生えさせ、犯罪を起こさないような社会を作っていきたいです。
[市民と行政のパイプ役]行政相談委員
行政相談委員は、ボランティアとして総務大臣から委嘱され、国の行政活動全般に関する相談を受け付け、相談者への助言や関係機関に対する改善の申し入れなどを行っています。本市では現在7人が活動しています。
私たちの活動をご存じですか
行政相談

月に2回程度、第1庁舎または行徳支所で国の行政活動全般に関する相談を受けています。
行政相談の広報活動
日頃の相談対応に加え、いちかわ市民まつりなどでの広報活動を行っており、現地で行政相談を受けることも多くあります


小学校での出前教室

コロナ禍前は、「行政とは何か」を知ってもらうため、市内小学校で出前教室を開催していました。令和6年度は5年ぶりに開催予定です。
気軽にご相談ください
総務省千葉行政監視行政相談センター
TEL043-244-1100
総合市民相談課
TEL047-712-8529
お話を伺いました

行政相談委員
杉本 知則さん
行政書士として働いている中で、受ける相談内容とリンクする点があり、やってみようと思い、行政相談委員になりました。多くの相談を受ける中で、どこに相談してよいかわからない方が多いなと感じています。まずは一つひとつ確認し、窓口の案内などを行い、解決へ一歩ずつ近づいてもらうことが私たちの役割です。今後も行政相談委員の存在を1人でも多くの方に知ってもらえるよう、継続的に活動を行っていきたいと思っています。
[地域の安全安心のため]防犯体制強化中
本市では、犯罪抑止のために、街頭防犯カメラの設置やボランティアパトロール、電話de詐欺対策などを行い、地域の安全を守っています。
自分の住む地域の状況についてよく知り、地域の防犯力向上を目指しましょう。
問い合わせ=TEL047-334-1129市民安全課

僕がみんなを守るワン
市の防犯キャラクター
「いちパトくん」
防犯に関する事業のマスコットキャラクター「いちパトくん」とその家族たちが、本市の防犯対策を紹介します。
[犯罪の発生を抑止する]街頭防犯カメラ

街頭防犯カメラを設置することで、犯罪の発生を抑制し、犯罪被害に遭わない安全で安心なまちづくりの実現を推進しています。
令和5年のいちかわ市民まつりで実施した防犯意識調査では、831人のうち、640人が防犯カメラの設置が効果的だと考えていることがわかりました。

カメラが多いと安心するワンね
県内でもトップクラスの設置数です

「市川市防犯カメラの適正な設置及び利用に関する条例」に基づき、届け出された防犯カメラの設置数は下記の通りです(令和5年12月31日現在)。
防犯カメラ設置者 | 防犯カメラ設置台数(台) |
---|---|
市 | 1,035 (街頭防犯カメラ 305) (駐輪場カメラ 326) (施設内カメラ 404) |
自治会など | 85 |
商店会 | 21 |
その他 | 194 |
計 | 1,335 |
街頭防犯カメラの位置を地図で確認できます

市民安全課で画像を管理している街頭防犯カメラの位置は、地図案内サービス(右記2次元コード参照)で確認できます。
市川市街頭防犯カメラ設置補助制度について
防犯活動を実施している自治会及び商店会などの団体が街頭防犯カメラを設置する際に、費用の一部を補助しています。この制度によって、令和5年度までに56台の街頭防犯カメラが設置されました。
[カメラと防犯灯が必要な時は]カメラ付き防犯灯

防犯灯は自治会が管理しています

根元にカメラが設置されています
本市では自治会が設置・管理している防犯灯に対し補助をしています。令和5年度から補助制度を拡大し、LED防犯灯と防犯カメラが一体となった機器にも補助を開始しました。現在、自治会によりカメラ付き防犯灯の設置が進められており、地域の防犯活動に役立っています。
問い合わせ=TEL047-334-1128地域振興課
[気軽に始められる]ボランティアパトロール



ジョギングや犬の散歩、買い物など日常のちょっとした外出の際に、パトロール活動を兼ねてオレンジ色の帽子を身に着けてもらうものです。
申し込み方法などは、右記2次元コードで確認してください。
[65歳以上の方は特に注意]電話de詐欺対策

令和5年は市内で117件、約2億円の被害が発生しています。
犯人からの電話に出ないことが一番の被害防止策です。留守番電話設定や警告・録音装置などの迷惑電話対策機器を活用しましょう。

本市では簡易型自動録音機を差し上げています。詳しくは右記2次元コードで確認してください。
申し込み・応募=申請書、本人確認書類を持参で第1庁舎市民安全課
申請期限=3月29日(金曜)もしくは在庫終了まで
また、4月1日以降に迷惑電話防止機能付き電話機などに買い替えた場合、購入費の一部(4分の3以内で上限7,000円)を補助する制度の実施を予定しています。詳しくは今後市公式Webサイトで掲載しますので確認してください。

不審な電話、メールや訪問があったら、一人で悩まず、必ず家族や相談専門ダイヤル、最寄りの警察署などに相談してください。
電話de詐欺相談専門ダイヤル

TEL0120-494-506
(受付時間:平日午前8時30分~午後5時15分)
市川警察署 TEL047-370-0110
行徳警察署 TEL047-397-0110
市川警察署からのお知らせ

市川警察署では、詐欺の犯人を捕まえるために、詐欺の電話がかかってきた際、警察へ通報していただき、市民のみなさんにご協力いただいた上で、現金などを受け取りに来た犯人を捕まえる「だまされたふり作戦」を推進しています。
この「だまされたふり作戦」で犯人を逮捕した場合には、捜査にご協力いただいた方へ市川警察署からの感謝状や市民団体からの謝礼をお渡しします。
市川警察署は、市川市、市民団体と連携して、市民のみなさんが安全安心を実感できるくらしの実現を目指しています。
電話de詐欺の電話は、誰にでもかかってきます。決して人ごとではありません。不審な電話があった際は、安易に個人情報を教えることなく、まずは警察に通報してください。
問い合わせ=TEL047-370-0110市川警察署生活安全課
このページに掲載されている
情報の問い合わせ
市川市 市長公室 広報広聴課
〒272-8501
千葉県市川市八幡1丁目1番1号
- 広報グループ
- 電話 047-712-8632 FAX 047-712-8764
- 広聴・Webグループ
- 電話 047-712-8633 FAX 047-712-8764
- 政策プロモーショングループ
- 電話 047-712-6994 FAX 047-712-8764