更新日: 2024年9月7日

広報いちかわ9月7日号 特集

特集1:市川の安全を守る 消防士たちの相棒

特集2:認知症になっても住みやすいまち

[特集]目次

市川の安全を守る 消防士たちの相棒

 みなさんは、私たちの街を守る消防局にどんな車両があるかご存じですか。本市には、全部で97台の消防車両があり、各消防署に配置されています。今号では、近年導入した消防車や救急車を紹介します。
問い合わせ=TEL047-333-2154企画管理課

【土砂災害などで大活躍】
油圧ショベル・重機搬送車

画像:油圧ショベル・重機搬送車

顔画像:消防士

自然災害などに出動する車両です。重機は先端を交換することで、土砂やがれきなどの除去、重量物の撤去など用途に合わせた使用ができます。

画像:災害現場で活躍できるように訓練しています
画像:災害現場で活躍できるように訓練しています
画像:災害現場で活躍できるように訓練しています
▲災害現場で活躍できるように訓練しています

【上空からの情報収集】
災害用ドローン

画像:災害用ドローン

顔画像:消防士

災害発生時の状況把握や情報収集を、上空から迅速かつ効率的に行うことができます。

画像:ズーム倍率200倍のカメラを搭載し、最大高度5000メートルまで飛行することができます
画像:ズーム倍率200倍のカメラを搭載し、最大高度5000メートルまで飛行することができます
▲ズーム倍率200倍のカメラを搭載し、最大高度5000メートルまで飛行することができます

【レスキュー隊が乗る車両 多種多様な災害に対応】
救助工作車

画像:救助工作車

顔画像:消防士

災害現場で人命救助を行うための車両です。ウインチ、クレーン、照明灯を装備し、あらゆる災害に対応できる救助資機材を積載しています。

画像:2.9トンまで持ち上げられます
▲2.9トンまで持ち上げられます
画像:さまざまな機材が載っています
▲さまざまな機材が載っています
画像:倒壊した建物の下敷きになった人を早急に発見するために使います
画像:倒壊した建物の下敷きになった人を早急に発見するために使います
▲倒壊した建物の下敷きになった人を早急に発見するために使います

【救命処置に必要な資機材を搭載】
高規格救急自動車

画像:高規格救急自動車

顔画像:消防士

救急救命士が傷病者の症状に応じて適切な処置ができるように、気管挿管用チューブなどの高度な救命処置用資機材、装備などが積載されています。

画像:車内の様子
▲車内の様子
画像:高規格救急自動車

【消火活動の主力 火事などで大活躍】
消防ポンプ自動車

画像:消防ポンプ自動車

顔画像:消防士

消火活動の主力となる車両です。700リットルの水槽と消防用ホースなど、各種資機材を積載しています。

【潜水士が乗車する水難事故活動に特化した車両】
水難救助車

画像:水難救助車

顔画像:消防士

海や河川での人命救助に必要な資機材と、車両上部に救助艇を積載しています。

画像:水難救助車
画像:車内にはウエットスーツや空気ボンベも
画像:車内にはウエットスーツや空気ボンベも
▲車内にはウエットスーツや空気ボンベも

あなたの疑問に答えます

消防車や救急車はどのくらいの速さで走れるのですか。

サイレンを鳴らし赤色灯をつけて走る時、一般道は80キロメートル、高速道路は100キロメートルで走行することができます。しかし、周囲の状況や傷病者の状態に合わせ、安全な速度で走行しています。

救急現場に消防車が一緒に出勤しているのはなぜですか。

通報時に傷病者が重症であると予測される場合や、建物内の階段などが狭く、傷病者の搬送が困難な場合は、消防車と救急車が連携して救急支援活動を行う場合があります。

消防車って誰が運転しているのですか。

道路交通法に定める緊急自動車の運転要件を満たし、消防車両に関する専門知識及び実技試験に合格した消防隊員が消防車を運転することができます。

 消防局では、毎年サマーフェスティバルや救急広場、出初式などさまざまなイベントを開催しています。詳しくはお問い合わせください。

問い合わせ=TEL047-333-2149消防総務課

認知症になっても住みやすいまち

画像:認知症になっても住みやすいまち

 認知症とは、加齢(老化)や病気・けがなどによって認知機能(記憶・理解・判断力など)が低下し、日常生活に支障をきたしている状態をいいます。2040年には、65歳以上の高齢者の約15パーセント(6.7人に1人)が認知症になると推計されており、認知症は誰もがなりうる身近なものとなっています。
 本市では、認知症の方やその家族が地域の方々と支えあいながら安心して暮らせるまちを目指し、さまざまな取り組みを進めています。

問い合わせ=TEL047-712-8521地域包括支援課

認知症地域支援推進員

 認知症になっても地域で安心して自分らしく生活できるよう、認知症の方への支援とともに認知症への理解や支えあいを広める取り組みをしています。順次、各高齢者サポートセンターに1人ずつ配置を進めています。

勝亦さん・丹野さん(高齢者サポートセンター)

 新崎(崎はたつさき)さんのように、認知症になっても地域の方々と笑顔で会話し、役割を持って活躍できている姿を見るとうれしく思います。認知症になったら何もできなくなると思わずに、できること・やりたいことを一緒に考えていきましょう。まずは気軽に相談してください。

認知症サポーター

 認知症について正しく理解し、偏見を持たずに、認知症の方や家族を見守る応援者です。

画像:スマイルカフェに参加する地域の方々
▲スマイルカフェに参加する地域の方々

石橋さん(スマイルカフェ)

顔画像:石橋さん

 認知症サポーター養成講座の受講後、地域交流の場を作りたいと思い、認知症地域支援推進員に相談しながら、「スマイルカフェ」を立ち上げました。定期的に体操やお話し会を行っていく中で、地域住民同士の声かけが増え、つながりが強くなったと感じています。認知症サポーターが増え、多くの地域にこのような交流の場が増えたらいいなと思っています。

認知症サポーター養成講座

申し込み方法などの2次元コード
▲申し込み方法など

 認知症の基礎知識や認知症の方への接し方、家族への支援について学ぶ90分間の講座です。開催日や申し込み方法など、詳しくは右記2次元コードで確認してください。

問い合わせ=TEL047-712-8521地域包括支援課

自分らしい生活

画像:講師として活躍する新﨑さん(左)
▲講師として活躍する新崎(崎はたつさき)さん(左)

 70代の時に認知症と診断されましたが、革細工の仕事をしていた経験・技術を活かし、地域住民を対象に「レザークラフト体験教室」の講師として活動しています。

新崎(崎はたつさき)さん

 認知症と診断された時、特にショックは受けませんでした。悲観的になっても仕方ないですし、認めた方が楽だと思います。初めは隠したいかもしれませんが、言ってしまえば、みんなも理解した上で接し、支えてくれるので今も昔も生活は変わりません。今でも革細工を続けることができ充実しています。今度、作品展も開催するので、よかったら見に来てください。

手づくりの革細工作品展

画像:新﨑さんお気に入りの作品たち
▲新崎(崎はたつさき)さんお気に入りの作品たち

日時=9月18日(水曜)~26日(木曜)
場所・会場=ニッケコルトンプラザ ウエストコート(市川市鬼高1-1-1)
問い合わせ=TEL047-712-8521地域包括支援課

認知症の人にやさしいお店・事業所

画像:認定店舗の目印はこちら
▲認定店舗の目印はこちら
画像:認定店舗一覧の2次元コード
▲認定店舗一覧

 認知症の方が安心して暮らすことができる地域を目指し、認知症の人にやさしい取り組みを行っているお店・事業所の認定を行っています。

高橋さん(ファミリーマート市川北インター東店店長)

 地域に密着したお店を目指しています。1人でお散歩している方にお声かけをして店内で休憩してもらったり、お話しをしに来てもらったり、気軽に立ち寄れる憩いの場・交流の場になれればと思っています。

大井さん(有隣堂 ニッケコルトンプラザ店店長)

顔画像:大井さん

 同じ方が何度も同じ本を注文しようとしている時はお声かけをして、積極的にコミュニケーションをとるようにしています。また、店内には認知症に関するイベントの掲示などを行い、町の掲示板の役割も担っています。

認知症カフェ

画像:認知症カフェ一覧の2次元コード
▲認知症カフェ一覧

 認知症の方や認知症の疑いがある方とその家族、地域の方、医療・介護専門職の方など、誰でも気軽に参加でき、おしゃべりしたり、情報交換したりする場です。

画像:毎月さまざまなイベントを開催
▲毎月さまざまなイベントを開催 夏は盆踊りを楽しみました

曽田さん(認知症カフェ 縁側とにわにわ)

 認知症の方やご家族の方も頑張りすぎず、誰にでも頼ってください。ここでは、つながり・ご縁を大切に、一人ひとりに寄り添った会話を大切にしています。ここが息抜きや外に出るきっかけになれたらうれしいです。

認知症のこと もっと知りたい

認知症を知ろう

日時=9月11日(水曜)~25日(水曜)
場所・会場=メディアパーク市川 水の広場前
内容=認知症に関する取り組みのパネル展示
問い合わせ=TEL047-712-8521地域包括支援課

仲間と話そう(認知症当事者同士の交流会)

 今までの体験やその時の気持ち、毎日の生活の中でのうれしいこと、つらいこと、工夫していることなどを一緒に話し合いませんか。初参加の方は、事前に認知症地域支援推進員がお話を伺います。
対象・人数=物忘れがあって気になっている方、不安を感じている方、各申込順10人

日時 場所 申し込み期限 申し込み
9月20日(金曜)
午前10時~正午
アイ・リンクホール 9月18日(水曜) TEL047-700-5139
高齢者サポートセンター市川第一
10月4日(金曜)
午前10時~11時30分
西部公民館 9月30日(月曜) TEL047-318-5565
高齢者サポートセンター国分
10月7日(月曜)
10時30分~正午
行徳公民館 10月2日(水曜) TEL047-359-6660
高齢者サポートセンター南行徳第一

オレンジスマイルいちかわ2024

 「認知症の人も一緒に、誰もが暮らしやすい市川をつくる」という理念のもと、認知症や健康に向き合うイベントを開催します。ボランティアも募集しています。

オレンジスマイルいちかわ2024の申込2次元コード

日時=11月17日(日曜)[1]午前9時ごろ出発[2]午前10時~午後3時
場所・会場・内容=[1]市内タスキリレー=3コース(北部・西部・南部)[2]ゴール会場イベント=ニッケコルトンプラザ(市川市鬼高1-1-1)
費用・料金=一般3,000円 高校生以下2,000円
申し込み・応募=9月30日(月曜)までに右記2次元コードで申し込み
問い合わせ=TEL090-8806-9765オレンジスマイルいちかわ実行委員会

このページに掲載されている
情報の問い合わせ

市川市 市長公室 広報広聴課

〒272-8501
千葉県市川市八幡1丁目1番1号

広報グループ
電話 047-712-8632 FAX 047-712-8764
広聴・Webグループ
電話 047-712-8633 FAX 047-712-8764
政策プロモーショングループ
電話 047-712-6994 FAX 047-712-8764