更新日: 2024年11月2日
広報いちかわ11月2日号 特集
特集1:ともに築いた90年 ともに紡ぐ100年へ
[特集]目次
ともに築いた90年 ともに紡ぐ100年へ
今号では、市制施行90周年を祝して、本市とゆかりのある著名人からのメッセージや市内に住んでいるご長寿の方の当時のお話、子どもたちの将来に向けての希望などを掲載します。
100周年に向けて、また明日から新しいスタートを踏み出しましょう。
問い合わせ=TEL047-712-8632広報広聴課
【市川市おめでとう】
90周年を彩る We♥ICHIKAWA 思い出メッセージ
本市とゆかりのある著名人のみなさんにメッセージと本市での思い出を聞いてみました

SKY-HIさん
生まれ育った、都会の一面も地方都市の良さもある市川市で、自分の「いくつからでも誰でも何にでもなれる」というこの人格が育まれたと思います。今度はみなさんで100周年をお祝いしましょう。

濱田 龍臣さん
市川市で思い出深いことは、大洲防災公園の「ミニいちかわ」を楽しんだことです。昨年、14歳年下の弟が参加したと聞いて、こういうものってつながっていくんだなと、とてもほっこり感じました。今後も同じ市川市民としてよろしくお願いします。

橋本 良亮さん
幼少期には、毎日のようにコルトンプラザに遊びに行っていました。夢である文化会館でのソロライブが開催された時には、みなさんぜひ遊びにきてください。

伊藤 淳史さん
市川市は高校生の時に3年間通っていたので、たくさんの思い出があり、今でも友達と会う際などには訪れており、大好きな場所の一つです。
この度は市制施行90周年、本当におめでとうございます。

今井 友明選手
市川市に住み始めて8年ほどたちますが、自然が多くあり、交通の便もよく、過ごしやすい場所だなと感じています。特に、道の駅いちかわには、毎月コーヒー豆を買いに行っており、カフェタイムやリラックスタイムを楽しんでいます。これからも日本代表目指して頑張っていきます。

香西 宏昭選手
私のお気に入りの場所は、常夜灯公園です。散歩や読書、日なたぼっこをしてリフレッシュしています。12月に国府台で開催される車いすバスケットボールのイベントでは、みなさんに迫力ある試合を楽しんでもらえるように頑張ります。

三好 南穂さん
私は、中学校まで市川市で過ごしていました。特に思い出に残っているのは塩浜市民体育館です。小学生の頃からここでよくバスケットボールの試合をして、市内のみなさんと切磋琢磨(せっさたくま)できたことが今の自分につながっていると思います。

木村 誠二選手
コルトンプラザで映画を見たり、ゲームセンターで遊んだりした思い出があるので、そんな市川市が90周年を迎えてとてもうれしいです。

野球(横浜DeNAベイスターズ)
度会 隆輝選手
幼少期には大慶園でバッティングやバスケットボールをしたり、市民プールに行ったり、いろんな所に遊びに行っていました。今の自分があるのも、市川市の環境のおかげです。市川市を全国に広められるようにこれからも精いっぱい努力して、また10年後、100周年の時にもメッセージを送れるように頑張りたいと思います。

吉田 優利選手
私は小さい頃から市川市で盛んなフットベースチームに入っていて小学校6年間、監督やコーチ、チームの仲間ととても良い時間を過ごしました。これからは、少しでも市川市のみなさんに恩返しができるように頑張っていきたいと思います。

Dymond Lee選手 & BTCのみなさん
市川市のみなさんはとても親切で、まちが美しくて、ここにいられることがとてもうれしいです。心からお祝いしています。
昨年のホームタウンゲーム開催をきっかけに市川市のみなさんとアメリカンフットボールを盛り上げていけることがとてもうれしいです。これからも一緒に盛り上げていきましょう。

野球(千葉ロッテマリーンズ)
マーくん
市内にある国府台球場は昔、ロッテ球団の二軍が練習場として使用していました。そんな縁のある国府台球場が今度、新しくなるということで、またマリーンズの選手がここでプレーできたらいいなあ。その時はみんな、応援に来てね。

小島 満菜美選手
3年間を過ごした妙典中学校では、かけがえのない友達に巡り合えました。私はバレーボールが大好きで、諦めず努力を続けたことで成長することができました。みなさんも夢をかなえるために、どうか諦めずに努力し続けてほしいです。私も、頑張るみなさんへ少しでも元気や勇気を与えられるように、さらに精進していきます。

バスケットボール(千葉ジェッツ)
原 修太選手
私たちは、市川市内の小学校でのバスケットボール教室や幼稚園への訪問など、市川市のみなさんと触れ合う機会が多くあります。これからもバスケットボールをとおして勇気や元気をお届けできるように活動していきたいと思います。ぜひ試合会場に来て応援してください。

水泳(セントラルスポーツ)
寺門 弦輝選手
高校から昭和学院に進学し、南行徳周辺で生活をしていたので、友達と遊んだり、おいしいものを食べたりした、かけがいのない思い出があります。さまざまな人が、スポーツに打ち込める環境があることも市川市の魅力だと実感しました。市制施行100周年に向けた、市川市のさらなる発展を祈っています。

谷口 和司代表
市川市と協定を結んだことで、令和7年からは市川市の名前を背負って戦います。また、市民活動に参加した時には、サッカーを通じてみなさんと笑顔で楽しんでいきたいです。

吉野 樹選手
市川高等学校での学校生活はハンドボールがメインでしたが、通学中に毎日歩いた通学路や、学校の近くの精肉店で買った揚げたてのチキンカツを食べながら練習場に向かったことなど、とても良い思い出があります。これからも市川市民のみなさんに応援してもらえるように頑張ります。

都並 敏史監督
我々のチームには、市川市出身の選手が在籍し、育成クラスでも多くの市川市在住の子どもたちが活躍しています。これからも市川市のみなさんにかわいがってもらえるように頑張りますので、応援よろしくお願いします。

こにわさん
私は、市川スポーツフェスタに第1回開催時から毎年出演しており、スポーツで市川市のみなさんとつながることができていることが一番の思い出です。

溝渕 元気選手
私は4月に市川市へ移り住み、職場もクボタ市川工場ということもあり、とても関わり深く感じています。練習の合間には、法典の湯でリフレッシュし活力を得ています。試合会場やイベントなどでみなさんに会えるのを楽しみにしています。
羽賀理之選手(※羽は旧字体 以下同じ)、辻(※辻は一点しんにょう 以下同じ)内彩野選手 市民栄誉賞受賞
詳しくは下記へ

辻内 彩野選手
私の思い出の場所は、母校の昭和学院高校です。プラネタリウムや温水プールなど施設が充実していて、楽しい高校生活を送ることができました。また、今でも交流が続く友達や恩師と出会うことができ、すてきな思い出が多くあります。これからもトレーニングなどでお世話になると思います。

羽賀 理之選手
市川市に住んでいた頃は、行徳中央公園で野球の練習をしたり、行徳野鳥観察舎の前の道を自転車で疾走したりしていました。友達も多く、思い出深い市川市が、さらに発展していくことを願っています。

著名人のみなさんや姉妹都市からのメッセージ動画は市公式YouTubeチャンネルで順次公開していきます(一部の方を除く)。
いちかわ 今昔がたり
本市とともに歩んでこられた4人の方に、市制施行(編入)当時のお話などを伺いました。
八幡の町の変遷を見てきました。人との関わりが私の活力

大正14年生まれ
昭和9年の市制施行の日は、八幡小学校の生徒全員で市制施行を祝う歌を大声で歌いながら、千葉街道を行進したことをよく覚えています。市役所前に集合して、1・2年生は下総中山駅前通りの十字路までを往復、3年生以上は下総中山駅前からUターンして、市川橋のすぐ手前を曲がり国府台駅に回って市役所に戻る、市域の東西を横断する行程を歩きました。当時は本八幡駅の開業前で、現在の北口の場所は住宅と畑、南口は市川方面まで田んぼが広がっていました。道は砂利道で街灯がなく夜になると真っ暗でしたが、夜でも明るい店頭などには地域の人が集い、当時流行した東京音頭の練習会などでは、連夜、大変なにぎわいでした。戦後に田んぼや畑が宅地に変わって、今の本八幡の姿になりました。
私は、戦後から今年の4月まで南八幡でお茶屋やたばこ屋などを営みました。人と話して、つながることが活力となり、元気に過ごしてきました。
今は、週2回デイサービスに通って、地域の人との交流を楽しんでいます。これからも元気に、八幡の町の変遷を見続けていきたいと思います。
今も昔も好きな市の風景【葛飾八幡宮】


梨作りとともに歩む人生。梨畑に居る時が一番幸せ

大正11年生まれ
私の出自の大柏村の石井家は、江戸時代から続く梨農家で、父は大正時代に新品種の「石井早生(わせ)」を作りました。地域の梨農家の多くが梨畑と田んぼなどを持ち、販売用の梨を作りながら家族で食べるための米などを作っていました。私も開拓義勇軍として満州へ渡る18歳まで、家業を継いだ兄を手伝いました。
今は、甥(おい)の息子たちが石井家の10代目として、おいしい梨を作るために頑張っています。私も、結婚後に下貝塚で約80年間、おいしい梨を作るために心を注いできました。
現在も体調の良い時などは、孫に梨作りを指南しています。梨畑に居ると心が落ち着きますし、楽しい時間です。

石井元彦さん(87歳)
昭和12年生まれ
昭和24年に大柏村が市川市へ編入されましたが、町並みや生活に特段変化は感じませんでした。町並みが大きく変わったのは、昭和53年の武蔵野線の開業がきっかけです。 南大野の田んぼの多くが宅地に変わりました。
今も昔も好きな市の風景【梨畑】

行徳の魅力、歴史と文化を伝えたい

昭和13年生まれ
私が物心ついた昭和20年代、行徳街道は、瓦屋根の家と茅葺(かやぶ)き屋根の家が半々くらいだったと記憶しています。ご存じの通り、行徳は室町時代から関東の塩の供給をまかなう製塩の町として栄えましたので、店も多く人も集まりにぎわっていました。各町内ごとに神社があって寺々も多いので、早くから寺子屋が何箇寺もあり、教育に熱心な町だったと聞いています。
小学生時代は男の子も女の子も遊び場にはこと欠きませんでした。海の引き潮の折は貝掘りにシャコ捕り、田んぼにはバッタ、小川ではメダカをすくいザリガニは捕り放題。どの田畑や神社も寺々も楽しい遊び場でした。
昭和30年に市川市に編入されてから、町並みはガラリと変わりました。田んぼは区画整理され、埋め立てが始まり、大きな道路ができ、町に活気は生まれましたが、豊かだった自然は消えてしまいました。しかし、今も残る寺社・祭礼文化・神輿(みこし)づくりを伝承する歴史ある町であること、あわせて宮内庁のご猟場である新浜鴨場のある由緒ある町であることは誇りに思えることです。この町の魅力を多くの方々に知ってもらえるように、これからも発信し続けていきます。
今も昔も好きな市の風景【行徳街道と祭礼】


【こうだといいな】子どもたちが思う 市川市の未来
子どもたちを代表して、8月に開催した児童議会に参加した市内の小学6年生に、本市の未来がどのようになってほしいか伺いました。

他にもたくさんの子どもたちが答えてくれました。市公式Webサイトで紹介しています。
片(※片は旧字体 以下同じ)岡直公(なおきみ)氏・中津攸子(ゆうこ)氏を名誉市民に決定しました
市では、市民または市に縁故の深い方で、市に功労のあった方、または広く社会の進展・学術文化の興隆に貢献した方のうち、その功績が顕著である方に対し、市川市名誉市民の称号を贈り、市民の敬愛の対象として顕彰しています。
問い合わせ=TEL047-712-8568秘書課
片岡直公氏 昭和12年1月1日生まれ

昭和41年に「株式会社全日警」を設立。公共施設や鉄道、空港などの施設警備やイベント警備など、防犯・防災の観点から社会に安全・安心を提供するとともに産業発展に努められた。経済分野では、市川商工会議所の副会頭、会頭、名誉会頭として、長年にわたり、中小企業の活力化に向けた政策の提言、行政や関係機関との連携に尽力されるなど、自ら先頭に立ち、地域経済社会の発展及び産業の振興に貢献された。平成27年からは市川市観光協会会長として、観光振興に尽力いただいている。
平成23年
旭日中綬章受章。
片岡氏に伺いました
生まれ育った市川市でこのような賞をいただき身に余る光栄です。これからも市川市には、日本の先駆的な役割を担い、時代を先取りするような市になってもらいたいですし、さまざまなことを発信していけるようになってほしいです。そのために、私も協力していきたいと思っています。
中津攸子氏 昭和10年2月8日生まれ

国府台女子学院の国語教諭として教鞭(きょうべん)を執った後、市川に関する歴史書や小説、絵本などを数多く発表し、執筆・講演活動を続けるとともに、地域紙などへの長年の連載を通じて、市内の歴史や文化的資産を後世に語り継ぐ活動を精力的に行われた。また、俳句や短歌など文学を通じて市内の高齢者の生きがいづくりや子どもたちの教育の向上に力を注いでこられた他、市川市社会福祉協議会の理事を務められるなど、本市の文化、福祉行政の発展においても多大なる貢献をいただいている。
平成20年
市川市政功労賞受賞。
- 主な著作
『真間の手児奈』、『万葉集の中の市川』、『ぜんろくさん』など
中津氏に伺いました
市川は私にとって第2の故郷で、里見公園やあいねすとなど、自然あふれる場所が多く、いつも癒やされています。これからも市川市に関する大切な歴史を子どもたちに知らせて、自分たちの地域を大切にしていこう、世の中を大切にしていこうという気持ちを育てたいです。
パリ2024パラリンピック競技大会で活躍した2選手に市民栄誉賞の授与を決定しました
国際的な活動によって顕著な功績をあげ、市川市の誉れとしてふさわしい方に対し、市川市民栄誉賞を授与し、その栄誉を讃えています。
問い合わせ=TEL047-712-8568秘書課

羽賀 理之選手
(車いすラグビー 金メダル)
現所属=ペプチドリーム株式会社

辻内 彩野選手
(水泳女子100メートル 自由形(S12)銅メダル)
現所属=三菱商事株式会社
11月3日(祝日)の市制施行90周年記念式典で顕彰します。
市では90周年にちなんだ記念事業を行っています
卆寿(そつじゅ)を迎える方に記念品を贈ります

今年卆寿(90歳)を迎える⽅に、記念品としてハンドベル(呼び鈴)を贈呈します。詳しくは、市公式Webサイトで確認してください。
問い合わせ=TEL047-712-8556地域包括支援課
市制施行90周年記念仕様の用紙で証明書を発行します

令和7年3月31日(月曜)発行分まで、窓口及び郵送請求で発行する住民票や市税証明などの用紙を特別仕様の用紙で発行します。
問い合わせ=住民票など=TEL047-712-8649市民課
市税証明=TEL047-712-8658納税・債権管理課
「出張!なんでも鑑定団in市川」がテレビ放送されます

日時=11月5日(火曜)午後8時54分から
放送局:テレビ東京(地上波7チャンネル)
(放送スケジュールが変更となる場合あり)
問い合わせ=TEL047-712-8591企画課
このページに掲載されている
情報の問い合わせ
市川市 市長公室 広報広聴課
〒272-8501
千葉県市川市八幡1丁目1番1号
- 広報グループ
- 電話 047-712-8632 FAX 047-712-8764
- 広聴・Webグループ
- 電話 047-712-8633 FAX 047-712-8764
- 政策プロモーショングループ
- 電話 047-712-6994 FAX 047-712-8764