更新日: 2025年9月6日

広報いちかわ9月6日号 連載

目次

市民の広場

いちかわ文芸

市川にこうご期待[vol.78]

市長 田中 甲
Tanaka Koh

雲の上から

画像:この飛行機でミュンヘンに向かいます
▲この飛行機でミュンヘンに向かいます

 今、私はドイツに向かう機内で原稿を書いています。パートナーシティであるドイツはローゼンハイム市からの案内状をいただき、国際交流市民団の方々と一緒に訪問することとなったのです。
 ローゼンハイム市とは、市川市の子どもたちがホームステイやサッカーでの交流が盛んに行われ、この間たくさんの親善関係が生まれています。それらの感謝の気持ちも込めてメルツ市長と様々な意見交換をすることができればと思っています。
 羽田からミュンヘン空港までは14時間。日本を離れ、雲の上から市川市の市長として市政を預かった3年5ヶ月を振り返り、自問自答を繰り返しています。

  • 「市民目線」「現場主義」を本当に貫くことができているだろうか?
  • 市民からお預かりしている税金を無駄なく使う市政運営が出来ているだろうか?
  • 世代を超えて誰1人取り残さない気配りはできているだろうか?

 近い将来、市川市は人口50万人になろうとしています。そして、これからの日本を創っていくのは市川市で成長していく子どもたちです。ですから、子どもたちの個性を伸ばし、世界に通用する教育が今こそ必要になっているのです。この子どもたちが大人になった時、笑顔で振り返ってくれる市政運営と教育方針にしていかなければいけないと肝に銘じています。

「全国国府サミット in 市川 開催記念」市川のあゆみ

  • 「全国国府サミット in 市川 開催記念」市川のあゆみ の年表はこちらをクリック
  • いちかわちょこっと伝え隊[番外編]

     今年10月18日(土曜)に「第6回全国国府サミットin市川」が開催されます。これを記念して9月20日号までの広報いちかわ最終面に「市川のあゆみ」と称した年表を連載します。ちょこっと伝え隊ではその月に掲載される年表の時代解説と、知って楽しい基礎知識を掲載します。国府サミット開催に向けて時代を遡(さかのぼ)っていきます。

    【時代解説】
    飛鳥から平安時代(9月6日・9月20日号掲載分)

     国府は、大化の改新から奈良時代までの百数十年をかけて形づくられました。地方の京(みやこ)とみなされ、下総国府では奈良時代後半の「右京」「都」銘の墨書土器が出土しています。その範囲は下総国分寺を含む東西約3.3キロメートル、南北約3.5キロメートルで、国府台、真間、須和田、国分、中国分、市川、平田、菅野にあたります。最近の発掘調査によって、中心となる国庁が千葉商科大学に推定され、周辺ではスポーツセンターや和洋女子大学にも広がる大規模な区画が確認されました。

    画像:「右京」銘墨書土器
    ▲「右京」銘墨書土器
    1984年に須和田遺跡から出土。「右京」の文字がはっきりわかるようレプリカを掲載
    画像:宝相華文(ほうそうげもん)の瓦
    ▲宝相華文(ほうそうげもん)の瓦
    国庁や国分寺の屋根に葺かれた瓦。宝相華の文様は、国分寺創建時には下総国のみで採用された
    画像:国府台の崖
    ▲国府台の崖
    下総国府の特徴となった地形で、古代では「ママ」とよばれた。「万葉集」では地名となって、現在に伝わる

    第6回全国国府サミット観覧の追加募集(ライブビューイング)を行います【ICHICO対象】

    イラスト;キャラクター

     大ホール内での観覧受付は定員に達していますが、好評につき、ライブビューイングでの観覧募集を追加で行います。サミットの様子のライブ映像を特設会場で見ることができます。

    第6回全国国府サミット観覧の追加募集の2次元コード
    詳細はこちら

    日時=10月18日(土曜)午後1時〜5時45分
    場所・会場=文化会館 地下1階大会議室
    対象・人数=抽選150人
    申し込み・応募=9月6日~9月20日(土曜)に下記URLで申し込み、抽選結果は9月30日(火曜)までに通知予定
    問い合わせ=TEL047-704-8137文化財課

    市民の広場

    本広場への掲載は、各施設にある「市民の広場掲載依頼書」により、‘掲載の決まり’に従ってお申し込みください。
    なお、市民のみなさんの依頼に基づき掲載しており内容についての責任は負いかねます。

    広報広聴課へのお問い合わせ
    TEL 047-712-8632 FAX 047-712-8764

    たのしもう【イベント・講演会】

    詩吟神風流如水朗請会交歓吟詠会
    9月13日(土曜)午後1時~5時
    市川公民館
    如水朗請会
    TEL047-371-0471原島
    手児奈太鼓30周年記念演奏会
    9月14日(日曜)午後3時~4時30分
    文化会館
    一般1,000円、小学生500円/要申し込み
    手児奈太鼓保存会
    TEL090-8597-1933 岡野
    市川社交ダンスフェスタ
    9月21日(日曜)午後1時30分~4時
    文化会館
    1,200円
    ファンタスティック
    TEL090-4019-0895 奥田
    押し花作品展
    9月22日(月曜)~24日(水曜)午前10時~午後4時(22日は正午から)
    南行徳市民談話室
    押し花クラブ花てまり
    TEL090-7949-8945 大泉(夜間)
    秋のペルー文化発信イベント
    10月5日(日曜)午前11時~午後3時
    観賞植物園
    Andino(アンディーノ)
    TEL080-3083-1522 箭柏(やがしわ)(昼間)

    やってみよう【仲間募集~趣味・交流】

    語学・教育

    旅行英会話や短い英文を作る
    第1・3火曜日 午前10時~正午
    南行徳市民談話室
    入会金1,000円、月3,000円
    エンジェル英会話
    TEL090-4616-2571 飯塚

    スポーツ・健康

    グランドゴルフで明るく健康に
    毎週月・水・土・日曜日 午後1時~2時30分
    里見公園分園
    入会金600円、月250円
    こうのとりクラブ
    TEL047-371-8336 髙見(昼間)(※高ははしごだか)
    気功とリズム体操
    第1・3水曜日 午前9時30分~11時
    いきいきセンター分館
    月1,000円
    和の気功
    TEL047-377-5858 上野(昼間)

    舞踊・ダンス

    女子だけで楽しむ健康社交ダンス
    月3~4回 日曜日 午後1時15分~3時15分
    福栄いきいきセンター
    月1,100円
    レディス社交ダンス ルビー
    TEL047-395-7134 越川(夜間)

    音楽・芸能

    懐かしいフォークソングを歌おう
    第3土曜日、主に第1土曜日 年5回程度
    いずれも午後1時30分~3時30分
    市川駅南公民館
    入会金1,000円、月1,000円、その他1,800円
    フォーク「風」
    TEL090-4532-3493 佐藤(夜間)

    書道・絵画

    和気あいあいと描いています水彩画
    毎週金曜日 午前9時~正午
    東部公民館
    入会金2,000円、月2,500円
    東彩会
    TEL047-337-0886 阿部(昼間)
    透明水彩画を楽しみましょう
    第1月・日曜日 午前10時~午後4時
    市川公民館
    1回3,500円
    みづゑの会(水彩画)
    TEL090-8775-2996 中嶋
    少人数クラスです 対象小学生
    第1~3木曜日 午後6時~7時
    勤労福祉センター分館
    月3,500円
    子供書道
    TEL090-6314-0707 林

    その他

    赤ちゃんの睡眠について考えよう
    第4木曜日 午前10時30分~11時30分
    八幡市民交流館 ニコット
    1回500円
    すやすやクラブ
    TEL080-1122-9592 中嶋(昼間)

    いちかわ文芸

    短歌 … 富永 加代子 選

    • 古里の 谷間の沢の 白百合に 思わず叫ぶ
      君好きだったと
      • 国分  小林 悟
    • 脳(なずき)から 日付曜日の ふと消へる 新聞広げて
      今日を確かむ
      • 大和田 風祭 咲子
    • 山々の 若葉日ごとに 緑濃(みどりこ)し 花散るよりも
      寂しかりけり
      • 相之川 吉岡 洋子
    • いまさらに わが進む道を さぐりをり
      炎暑に咲ける 向日葵二つ
      • 須和田 新妻 遼
    • たのしかった プールのあとは 校庭の
      プラタナスから 吹く風がいい
      • 大和田 関根 日向

    【短歌選評】

    小林さん、白百合に向かい繰り返される「の」が思いをかき立て、万葉人のような率直さがうかがえる。風祭さん、年齢を重ねると誰もが経験する場面をさり気なく巧みに表現している。吉岡さん、濃緑の山々を見て、ふと自らの境涯に寂しさがきざす。深みのある作品。新妻さん、人生の岐路に立ち、毅然(きぜん)と咲く向日葵を見ている。悩み解決を予感させる。関根さん、水泳後の冷えた体にあたたかい風が吹いてきた。結句は、きっぱりと言い切りさわやかだ。

    俳句
    9月19日(金曜)/11月1日号
    短歌
    10月20日(月曜)/12月6日号
    川柳
    11月20日(木曜)/1月1日号
    • 選ばれた句は選者により添削が入る場合があります
    • 締め切り日にご注意ください
    応募方法
    はがきなどに作品(1人3作品まで・要振り仮名・未発表のもの)、応募部門、住所、氏名(振り仮名)、電話番号を明記し、直接または郵送で第1庁舎広報広聴課(〒272-8501 住所不要)
    問い合わせ
    TEL047-712-8632同課

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    市川市 市長公室 広報広聴課

    〒272-8501
    千葉県市川市八幡1丁目1番1号

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