更新日: 2023年5月22日

広報いちかわ9月5日号 連載

新型コロナウイルス感染防止のため、記載された催しなどが中止または延期となる場合があります。
市の事業・イベントの中止(延期)情報は各担当課のWebページなどを確認してください。
市民の広場のイベントなどの開催については各団体まで問い合わせください。

 

目次

ムラコシコラム

暑さが残る秋を迎えて

 先月25日、第1庁舎での業務が無事にスタートしました。コロナ禍ということでさまざまな制約がありましたが、近隣のみなさまや市議会の代表者、工事施工者のみなさまをお招きして、小規模ながらも式典ができたことは、大変良かったと思います。これまでご協力いただいた多くの方に深謝するとともに、この庁舎を市民のみなさまと大事に使っていかなければならないと感じました。
 先日、市内を車で移動中に車外に目を向けると、暑い中、公園で遊んでいる親子連れの姿がありました。その姿を見て、子どもの頃、東菅野児童交通公園でよく遊んでいたことを思い出し、それと同時に当時は、ここまで夏の暑さが厳しくなかったと思いました。
 今年は観測史上最高気温を観測する地点が出るなど暑さが厳しくなっているように感じます。そのような中でも外で元気に活動する子どもたちのために東菅野児童交通公園と南沖児童交通公園にミストシャワーを設置しています。
 今年は、暑さ対策だけではなく、新型コロナウイルスの感染予防としてマスクを着用されていると思います。マスクをしていると熱がこもり、熱中症の危険が高まりますので、健康管理に細心の注意を払い、この暑さを乗り切りましょう。

市長 村越祐民

 

歴史と文化の散歩道[90]

中山でふれる芸術の秋

 歴史と文化の散歩道第90回目は、木下街道沿いにある東山魁夷記念館で9月27日(日)まで開催の開館15周年記念通常展「風景画家 東山魁夷の軌跡」を紹介します。東山魁夷記念館では、「人間・東山魁夷」をコンセプトに、日本画作品のほか、愛用品や直筆の書状など貴重な資料を展示し、東山魁夷の人となりを紹介しています。
 大正15年4月、東京美術学校(現東京藝術大学)入学を果たした東山魁夷は、第10回帝展(昭和4年)の初入選を以て、画壇への一歩を踏み出しました。過酷な戦争体験を経た昭和22年には日展出品作《残照》によって、特選・政府買い上げという転機をむかえ、生涯の師・結城素明から授かった「心を鏡のようにして自然を見ておいで」という言葉を深く心に刻み、代表作《道》に象徴されるように、風景画家として堅実なあゆみを続けてゆきます。
 日本画壇において確たる地位を築きあげた後年、皇居新宮殿壁画《朝明けの潮》の制作を機に日本美の追求にも向かいます。昭和46年、奈良・唐招提寺御影堂壁画の制作を正式に受諾した東山魁夷は、翌年から1年を費やして奈良大和路の自然と歴史を巡って構想を練ります。そして、第1期障壁画の主題を“日本の山と海”と定めて日本各地の山と海の写生を重ね、昭和50年、第1期障壁画《山雲》《濤声》は完成に至りました。
 この度の通常展は2部構成(前期・後期)にて、収蔵資料から東山芸術の変遷を丁寧に紐解き、日本の自然美を象徴する作品世界から、東山魁夷の日本画構築の神秘を紹介しています。
 戦後の日本画壇において風景画家としての地歩を固め、近代日本画のうえに偉大な業績を遺した東山魁夷の芸術世界とその全貌を関連資料とともに御覧いただきます。東山芸術の魅力は、自然との対話から精妙に紡ぎ出される調和の美を、自らの心象の風景に託すことから生まれるものと解釈されます。東山魁夷記念館で日本画の魅力に触れて、芸術の秋を堪能してみてはいかがでしょうか。

(東山魁夷記念館 学芸員 石田久美子)

 

第21回 いちかわスポット/ICHIKAWA SPOT

当時の建築様式を公開
木内ギャラリー

 木内ギャラリーは旧木内別邸の洋館部分を再築したものです。旧木内別邸は明治後期から大正前期にかけての近代建築様式を残した非常に価値の高い建造物で、当時、貴族院議員であった木内重四郎氏により、国府台の丘陵に位置する約1万坪の敷地に洋館と和館を併せ持つ別邸として建築されました。1914(大正3)年に竣工したため、老朽化が激しく、保存が危ぶまれていましたが、保存状態が比較的良好な洋館部分を元の部材を生かしながら復元・再築され、市に寄贈されました。寄贈者の意向により、当時の建築様式を公開するとともに文化活動施設として開放しており、展覧会や音楽会なども開催されています。ぜひ訪れてみてください。

場所・会場=真間4-11-4
開館時間:午前9時~午後5時
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始(12月28日から1月4日)
問い合わせ=TEL047-371-4916

 

市民の広場

本広場への掲載は、各施設にある「市民の広場掲載依頼書」により、‘記載の決まり’に従ってお申し込みください。
なお、市民のみなさんの依頼に基づき掲載しており内容についての責任は負いかねます。
問い合わせ=TEL047-712-8632、FAX047-712-8764広報広聴課

たのしもう【イベント・公演会】

●バドミントン初心者講習会/9月13日(日)、22日(祝)、26日(土)、10月3日(土)全4回午後5時30分~8時30分/信篤体育館/一般先着大人30人、1回500円/市川市バドミントン協会/TEL047-397-0573堀口(夜間)

●市川アートクラブ絵画作品展/9月16日(水)~20日(日)午前10時~午後5時/全日警ホール/市川アートクラブ/TEL047-711-5908浅野(昼間)

●山岸千穂個展/9月18日(金)~20日(日)午前9時30分~午後4時30分/芳澤ガーデンギャラリー/TEL03-6226-2555GalleryMUMON

●楽しい婚活であいの会45才まで/10月4日(日)午後2時~4時/男女共同参画センター/2,000円/要申し込み/市川縁結びおばさん/TEL080-5096-4492黒田

 

やってみよう【仲間募集~趣味・交流】

スポーツ・健康

●生涯スポーツ・簡化24式太極拳/第1~4土曜日午後3時~5時/行徳公民館/月2,500円/武術太極拳千鳥会/TEL047-358-1018美添(よしぞえ)

●楽しく卓球しませんか/第1~4月曜日午後1時~4時/曽谷公民館/6カ月2,500円/球友会/TEL080-5525-9030山口

●誰でも出来る室内バウンドテニス/毎週日曜日午前9時~正午/真間小学校/入会金1,000円、月400円もしくは1回200円、体験1回無料/市川真間バウンドテニスサークル/TEL090-4009-4296加茂(夜間)

舞踊・ダンス

●親子で楽しむフラダンス/第1~4土曜日午前11時30分~午後3時30分/菅野公民館/入会金3,000円、月3,500円、年会費3,500円/KWUM HULA Jr./TEL080-1036-8796日色(ひいろ)(夜間)

音楽・芸能

●英語で歌って脳トレしませんか/第2・4木曜日午後3時~4時30分/菅野公民館/入会金1,000円、月2,500円、運営費1,000円(3カ月毎)/アメリカン・ソングの会/TEL080-6326-1416澤田(夜間)

●詩吟和歌俳句の吟詠/毎週金曜日午後1時~4時/勤労福祉センター分館/入会金1,000円、月2,000円/詩吟岳央吟道会本八幡/TEL090-6482-6294本田

書道・絵画

●水彩画アクリル画デッサン油彩等/第2・4木曜日午後1時~3時/男女共同参画センター/入会金3,000円、月5,000円(半期毎に分納)/青い絵(AOIE)/TEL080-8838-9675工藤

●一緒に書道を楽しみましょう/第1・3金曜日午後6時~8時/西部公民館/入会金3,000円、月2,300円、教本550円/西部書の会/TEL047-318-9355黒田(夜間)

その他

●囲碁の仲間募集中(見学無料)/毎週火~日曜日午後1時15分~3時15分/いきいきセンター宮久保/3カ月1,000円/宮久保碁友会/TEL080-2068-3355金沢

●老壮者の知識向上と会員の親睦/第2・4金曜日午後1時30分~4時30分/中央公民館/半年4,000円/市川中央老壮塾2期生/TEL047-335-4336阿部(夜間)

 

いちかわ文芸

短歌 … 清水 麻利子 選

応援とテイクアウト提(さ)げ
子が帰る夜の食卓居酒屋となる

──── 東大和田 田邉 かつ代

休講の続く古典講座なり
紫の上の死も延び延びに

──── 八幡 服部 眞知子

泥鱒(どじょう)取り蛇を踏みつけ蝶を追う
爺の語りに聞き入る孫子

──── 塩浜 立花 三千男

飼い猫が獣となりて忍び寄る
四K画像の水鳥の群れ

──── 宮久保 富永 加代子

昼の月透かし模様を中空に
肩にかけたし老い深む我の

──── 菅野 佐藤 節枝

【短歌選評】
自粛期間中の飲食店を応援しようと、持ち帰った子の姿を「居酒屋」と共感する田邉さん。源氏物語講座の休止を紫の上の死の延期に繋(つな)げる、服部さんの安堵と寂しさ。感染を恐れ帰省を止めた家族が多い。立花さんの臨場感ある語りをお孫さんに聞かせたい。富永さんの一首は、高画質の薄型液晶テレビ。科学技術と生き物との調和の妙がある。薄物の紗(しゃ)を思わせる昼の月を肩にかけ、身も心も軽やかにありたい佐藤さん。今は尚更である。

■各部門の締め切り日と掲載号
締め切り日現在で、直近の掲載号への応募作品とします。はがきなどの用紙に、未発表のものを締め切りごとに1人3作品(要ふりがな)まで
▽締め切り日(消印有効)/掲載号
俳句=9月18日(金)/11月7日号
短歌=10月20日(火)/12月5日号
川柳=11月20日(金)/1月1日号
★締め切り日にご注意ください

応募方法=応募部門・住所・氏名(ふりがな)・電話番号を明記のうえ、各締め切り日までに、直接または郵送で仮本庁舎広報広聴課(〒272-8501※住所不要)
問い合わせ=TEL047-712-8632同課

 

I・TOPICS(アイ・トピックス)

I・TOPICS(アイ・トピックス) 市川市内の話題・出来事をお届けします。

【Facebook】市役所のお仕事紹介 Vol.18
未来の社会にみなさんの意思を伝えるために(選挙管理委員会事務局 橋口達貴)[8月26日]

【Facebook】市役所のお仕事紹介 Vol.18
未来の社会にみなさんの意思を伝えるために(選挙管理委員会事務局 橋口達貴)[8月26日] 選挙人名簿の調整から選挙時における投開票所の運営管理や設営資材の調達まで、選挙に関する事務全般を行っています。また、将来の有権者である生徒児童のみなさんに向けて、選挙の大切さを伝える選挙出前授業や、生徒会選挙で用いる投票箱などの貸し出しも担当しています。
 選挙は、未来の社会へ市民のみなさんの意思を伝える大切な機会です。来年3月に予定されている千葉県知事選挙に向け、現在みなさんが不安なくご投票いただけるよう、新型コロナウイルス感染症対策を含めて一生懸命に準備を進めております。


【Instagram】欲張りな空でした[8月13日]

#雨も晴れも雲も #虹は見れず #夕焼け

【Instagram】欲張りな空でした[8月13日]

【Twitter】終息を願う花火[8月25日]

 8月24日の午後7時30分から5分間、江戸川河川敷にて江戸川区の花火業者による新型コロナウイルス感染症の終息を祈願する花火が打ち上がりました。密集回避のため事前の告知は行いませんでした。
 短い時間でしたが、今年も花火が江戸川の夜空を彩りました。

【Twitter】終息を願う花火[8月25日]


市公式フェイスブック◎詳しくは市川市公式SNSを見てください。
https://www.city.ichikawa.lg.jp/pla04/ichikawa_sns.html

【Twitter】@ichikawa_shi
【Facebook】@city.ichikawa
【Instagram】@ichikawa_city

(広報広聴課)

 

広報うちかわ/UCHIKAWA

広報うちかわ/UCHIKAWA

 私が新規採用職員として配属された部署での最初の仕事は、交通安全指導でした。「市役所の仕事にはいろいろな仕事があるんだな」と驚きながらも、市内の小学校・幼稚園・保育園を先輩方とまわり、交通ルールやマナーを教えていました。実はそのとき運転免許を持っていなかったため、仕事をしながら教習所に通い、仕事でもプライベートでも交通ルールとの戦いでした。
 どうやったら子どもたちに興味を持ってもらえるのかなと悩み、そのときに流行っていたとあるモンスターのキャラクターを紙芝居に書いたり、段ボールで車を作り人に当たって交通事故を再現したり…。そんな中でも今でも一番印象に残っているのが、炎天下で着ぐるみに入って交通安全を教えていたことでした。10分入っているだけでも汗だくでとてもつらかったですが、狭い視界から入ってくる子どもたちの弾ける笑顔に本当に癒やされました。たくさんの笑顔を守るためにも、日々安全運転でまいります。

 
 

このページに掲載されている
情報の問い合わせ

市川市 市長公室 広報広聴課

〒272-8501
千葉県市川市八幡1丁目1番1号

広報グループ
電話 047-712-8632 FAX 047-712-8764
広聴・Webグループ
電話 047-712-8633 FAX 047-712-8764
政策発信プロモーショングループ
電話 047-712-6994 FAX 047-712-8764