更新日: 2024年11月28日
妊娠前から葉酸をしっかりとりましょう

葉酸はビタミンB群の水溶性ビタミンです。
赤ちゃんの正常な発育や、お母さんの貧血予防等に関わる栄養素で、
妊娠全期間を通して必要です。
また、葉酸は赤ちゃんの先天性異常のひとつである、
神経管閉鎖障害のリスクを減らすことが明らかになっています。
神経管閉鎖障害のリスクを減らすためには、
葉酸をはじめとしたバランスのよい食事をとることが必要です。
1日に必要な量
妊娠前 | 妊娠中 |
---|---|
240μg (マイクログラム) |
480μg (マイクログラム) |
(日本人の食事摂取基準2020年版より)

- ※神経管閉鎖障害のリスクを減らすためには、通常の食品での摂取に加え、 妊娠1か月以上前から3か月までの間に、栄養補助食品から1日400μgの葉酸の摂取が 推奨されています。
ただし、過剰摂取には気をつけ、1日1,000μgを越えないようにしましょう。
(1,000μg=1mg)
葉酸を多く含む食品
葉酸は、ほうれん草、ブロッコリーなどの緑黄色野菜や、いちご、納豆など、身近な食品に多く含まれています。
日頃からこうした食品を多くとるように心掛けましょう。
葉酸を多く含む食品(PDF) ←クリックしてください
日頃からこうした食品を多くとるように心掛けましょう。
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葉酸と一緒にとりたい栄養素
ビタミンB12
葉酸とともに悪性貧血を防いだり、葉酸が遺伝情報を伝える成分を作るときに、その働きを助けます。
- 食品例
- 魚介類(さけ・いわし・さば)、貝類(あさり・しじみ)、肉類(レバー)、藻類(のり)、鶏卵、牛乳 など
ビタミンC
葉酸はビタミンCによって、体内で活用されやすくなります。
- 食品例
- 果物(いちご・みかん・キウイフルーツ)、野菜(ほうれん草・キャベツ・ピーマン)、いも類(さつまいも・じゃがいも)など
調理のポイント
葉酸は、水に溶ける性質がある為ゆで汁に流れ出たり、熱で壊されたりと、調理によって失われやすいので、熱を加えすぎないことや煮汁ごと食べるなどの工夫が必要です。
毎食一皿の野菜料理をプラスしましょう。
- おすすめレシピ
- 青菜と干しえびのスープ
- ※葉酸や妊娠中の食事について詳しく知りたい場合は、保健センター栄養担当へお問い合わせください。
保健センター健康支援課栄養担当 電話 047-377-4511
妊娠中の食事のポイントはこちら
このページに掲載されている
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市川市 こども部 こども家庭相談課
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千葉県市川市八幡1丁目1番1号(第1庁舎2階)
- 虐待通報ダイヤル
- 047-711-1697
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- 電話 047-711-0679 FAX 047-711-1754
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