更新日: 2019年4月26日

市川市立福栄中学校で「夢の教室」を開催しました!

松本 弥生さん
杉山 亜里紗さん
高橋 良輔さん

概要

日時

平成30年9月4日(火)、9月5日(水)、9月6日(木)、9月11日(火)

場所

市川市立福栄中学校

夢先生

松本 弥生さん 【競泳】
5歳で水泳を始め、中学時代はバスケットボール部に所属しながら水泳にも取り組みました。高校2年時には全国高校総合体育大会の100m自由形で優勝。日本体育大学進学後の2009年、世界水泳選手権の日本代表に選出されました。2010年の日本選手権水泳競技大会では、50m自由形で初優勝。また同年、アジア競技大会の50m自由形で、自身初となる国際大会でのメダルを獲得されました。翌年、世界水泳選手権のリレーメンバーに選出されると、2012年のロンドンオリンピックに出場。400m自由形リレーで日本44年ぶりとなる決勝進出を果たしました。2016年にはリオデジャネイロオリンピックの400m自由形リレーで8位入賞に貢献しました。

杉山 亜里紗さん 【ソフトボール】
厚木商業高校入学後、ソフトボール部に入部。2年時にインターハイと全国高校女子ソフトボール選抜大会で優勝するなど、各種大会で好成績を残しました。高校を卒業した2007年にルネサスエレクトロニクス株式会社に入社。同社ソフトボール部に入部しました。同年、全日本総合女子ソフトボール選手権大会で優勝。翌2008年には大会連覇を果たし、日本シリーズでも優勝を飾りました。選手引退とともに同社を退社。2010年以降、2企業での勤務を経て、2016年に株式会社ホットアルバム炭酸水タブレットに入社しました。

高橋 良輔さん 【ボクシング】
金子ボクシングジム所属。1999年4月4日にプロボクサーとしてデビューしました。2001年のフォーカスカップ・ヘビー級トーナメントで優勝。2003年には、日本人で初めてOPBF東洋太平洋ヘビー級ランカーとなりました。2005年には日本人初の同級タイトルマッチに臨み、日本人2人目となる王座に輝きました。しかし、2007年の初防衛戦で王座失脚。その後、試合前に患った眼筋麻痺の手術を行い、長期療養を経てトレーニングを再開。現在は、年齢制限によりライセンスの発給がストップされていますが、申請を行い、現役続行に向けてトレーニングに励んでいます。また、都内でパーソナルトレーニングジムの代表者も務めています。
 

内容

松本 弥生さん
小学生の頃にバルセロナオリンピックで岩崎恭子さんが金メダルを獲得した姿を見て、オリンピックに出たい!という夢を持ち、練習に励みました。中学の頃、練習をサボりがちになってしまったところをコーチに助けられ、練習を再び頑張れるようになられました。高校2年時にインターハイで優勝したことにより、高校3年時は天狗になり3位。悔しすぎてスランプに陥りました。直後に北京オリンピックの選考会があったが、残念な結果に。そんな時もコーチに助けられ、スランプを抜け出し、世界選手権出場、日本1、ロンドンオリンピック出場、リオオリンピック出場と夢を叶えられました。「私がスランプの時にコーチが助けてくれた。みんなも失敗したとき、いろんな人がきっと助けて支えてくれる。だからみんなも夢に向かって頑張ってほしい!わたしは必ず次の2020年の東京オリンピックに出るから、テレビに私が出てたら次はみんなが自分の番だと思って、頑張って!」と熱く宣言してくださいました。

杉山 亜里紗さん
ひょんなきっかけで小学1年生から野球を始め、小学6年生でオリンピック出場を夢にし、中学進学後は女子も出られるオリンピック種目のソフトボールへ転向。高校進学後、高校2年時にインターハイ優勝するも、高校3年時はインターハイの県予選で敗退。インターハイ常連校だったため、OGらからひどいバッシングを受け、病気になり1か月入院しましたが、その間も仲間たちが必ずお見舞いに来て下さったそうです。病気を乗り越え、高校卒業後は実業団に所属するも、北京オリンピックを最後にソフトボールがオリンピック正式種目から除外され、夢がなくなり、悔いなく引退されました。杉山さんはお話の中で「正解不正解関係なく自分の中で答えを探して発言することをやめないで。恐れて何も考えずに発言しないのは絶対にやめて。」と生徒たちに伝え、お話の最後には、「今までなりたい自分をイメージして生きてきた。夢や目標が決まると行動が変わる。イメージから行動に移し、結果がついてくる。」「人のため=自分のため。人のためにやったことは、倍になって自分に返ってくる。誰かのためにやって、見返りは求めてはいけない。人のために自然体で一生懸命生きてほしい。」とメッセージを残してくださいました。

高橋 良輔さん
20歳の時、テレビで見たマイク・タイソンに憧れ、ヘビー級チャンピオンになるという夢を持たれました。何度も失敗を重ね、プロボクサーになられましたが、スランプに陥ることがありました。それを自分から動くことでスランプを抜け出し、夢だったヘビー級のチャンピオンにはなれなかったが、1つ階級を落としたクルーザー級のチャンピオンに33歳で輝きました。「13年かけて何度も挑戦と失敗を繰り返し続けて夢を叶えた。失敗したら落ち込んでしまうが諦めないで続けてほしい。」「夢を叶えるためのABCがあります。Aは“ask=求める” Bは“Believe=信じる” Cは“Courage=勇気” つまり、夢を求めて、自分を信じて、1歩踏み出す勇気を持って!これを繰り返せば夢は近づくから!」とお話ししてくださいました。
 

本市取り組み方針

この事業は、東京オリンピック・パラリンピック競技大会に関連する本市の取り組みの目標・方針のうち「方針2 こどもの体験活動の充実」に位置づけられる事業です。

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