更新日: 2024年9月2日
塩浜2丁目市有地整備方針
事業目的
塩浜2丁目は東京湾の最奥部に位置し、南側には全国有数の渡り鳥の飛来地であり、稚魚やアサリなど海の生物をはぐくむ浅海域である「三番瀬」が広がり、北側は千葉県の鳥獣保護区域と宮内庁新浜鴨場からなる「行徳近郊緑地特別保全地区」に接するなど、大都市圏域にありながら他に例を見ない貴重な自然環境に恵まれています。平成17年に「塩浜地区まちづくり基本計画」を策定し、「賑わいエリア」として指定されたエリアに位置する塩浜2丁目市有地について、年間を通じて人々が集い賑わいのある空間を創出し、スポーツに親しむほか海辺の特性を活かした魅力的な場所として活用することを目的に本事業を実施するものです。
検討経緯
本市では公共施設等の老朽化が課題のひとつとされ、スポーツ施設においては市川市市民プール等が挙げられています。令和4年度に第2期 市川市スポーツ推進計画を策定する上で行った市民アンケート等から、近年の社会情勢や市民ニーズの変容等を把握できたため、策定から相当年が経過している「北東部スポーツタウン基本構想」について、一部見直しを行いました。市民ニーズでは、健康づくりへの意識の高まりが見られたことから、北東部スポーツタウン基本構想で検討する施設として、「健康増進機能等をもつ多目的利用の可能な屋内プールの整備」を維持しつつ、「既存のレジャー機能」については、市内全域を俯瞰した施設の適正配置を改めて検討することとなりました。今回、この検討をふまえ、塩浜2丁目市有地の整備方針を策定するに至ったものです。