会議録 (2003年9月 第7日目 2003年9月17日 )

印刷する(印刷表示用ウィンドウを開く)

会議録内検索


前の発言へ 次の発言へ 最初の発言へ 一覧へ戻る 発言検索

発言者:戸村節子議員

公明党の戸村節子でございます。一般質問をさせていただきます。
 初めに、JR、京成、都営の本八幡地域3駅のバリアフリー化について伺います。
 私は交通バリアフリー法施行後、2001年6月議会において、市内各駅のバリアフリー化とエレべーター、エスカレーターの設置について質問をいたしました。その折の答弁は、この法に基づき市川市としては基本構想を策定し、それに基づき事業者と協議をしながら進めていく。また、JR東日本が390駅にエレべーターを設置する計画を発表した。営団についても、南行徳、行徳駅について計画を策定中であり、引き続き事業者との協議を続けていくとの内容でありました。
 さて、7月26日付の広報によれば、市川、行徳、南行徳の3駅のバリアフリー化のための工事が本年度中に完成すること、基本構想の策定は秋ごろの予定であることが掲載されていました。まずは、この基本構想の進捗状況とその内容、特色について伺います。
 次に、JR、都営、京成の本八幡3駅について伺います。
 市が挙げている5つの重点地区のうち、JR本八幡駅のみがいまだに整備の目標年限が示されていません。本八幡地域は、JR駅のバリアフリー化については、かねてから下りのエスカレーターと、道路からホームまでのバリアフリーのエレべーターの設置を要望する声が多く届いています。それのみならず、都営地下鉄駅も、都内各駅では道路からホームまでエレべーターが設置され、バリアフリーの設計になっているにもかかわらず、本八幡駅ではいまだに設置の話を聞きません。また、京成駅側のエスカレーターについても、利用者から、設置はいつごろかと、設置を待つ声が寄せられています。そしてまた、京成駅は特急がとまるので市内の利用者も多いのですが、最近では都営から京成に乗り継いで成田空港に行くお客さんも多いと聞きます。大きな荷物を抱えて階段の上りおりは、高齢者や障害者の皆さんのみならず、元気な者にとっても、あればありがたいということになります。3駅の集中する本八幡地域のバリアフリー化は喫緊の課題と考えますが、いかがでしょうか。これについてのご認識と今後の計画について伺います。
 2つ目の質問は入札についてです。
 まずは、電子入札制度の導入について伺います。入札の効率化、正確化、迅速化に極めて大きな効果を発揮する電子入札システムですが、横須賀市やお隣の江戸川区など幾つかの先進自治体では、既に順調にスタートしています。私ども公明党は、昨年、県内の自治体に対して、導入している入札制度と電子入札導入の意向について調査しました。それによると、県内の市の5割が導入に積極的であり、市長の入札への介入で問題となった鎌ヶ谷市を初め、千葉市、柏市、成田市、八千代市などが本年度から16年度にかけて導入すると目標年限を決め、準備を進めていることがわかりました。本市においても16年度からとの回答をいただいておりますが、その進捗状況はどのようになっているのでしょうか、伺います。
 また、システムについては、中小零細業者でも使いこなせるもので、そのための新たな費用が発生しないことをお願いしたいと思います。事業者にとっては使いやすく、安価なシステム。そしてまた、業務の固定化を防ぐためには発展性や拡張性を担保できる柔軟なシステムということになろうかと思いますが、このシステムは現在大きく分けて、国土交通省が進めているコアシステム型と、横須賀市などが導入した交渉システム利用型、そして江戸川区やその他の自治体のような独自に開発しているシステムがあるようです。本市としては、どのようなシステムにしていこうと考えているのか伺います。
 また、この実施に当たっては事業者の理解を得ることがポイントになってくると思います。横須賀市では事業者に対して、予告、説明、配布、練習サポートというプログラムを15カ月にもわたる丁寧なスケジュールで実施をしており、それゆえに混乱なく、おおむねの事業者の評価を得て成功しております。本市においては、この準備をどのように進めておいでなのかについても伺います。
 次に、公募型入札制度の課題について伺います。
 本市の近年の入札制度改善の取り組みを見ると、予定価格の公表、一般競争入札や公募型指名競争入札の枠の拡大、1,000万円以上の工事のインターネットでの入札結果の公表など積極的に進めてきました。残念ながら、議案質疑にもありましたように、談合などの疑惑がすべて払拭できるわけではありませんが、本市の制度改革への取り組みと、公平性、透明性を目指した業務改善の努力に対しては評価をしたいと思います。
 ところで、本市では入札契約情報をホームページで公開しています。入札のお知らせからその結果、また届け出書類に至るまで、だれでもがアクセスし、情報を見ることができるのですが、その入札結果の中に、この6月、1つの事業者が1日に5件の仕事を落札している情報がありました。落札率は68.96%から74.74%という低い金額で、その5件のうち、調査基準価格を下回り、最低入札価格調査委員会にかかったものが3件ありました。これは、今までの本市の入札の中ではなかったことではないかと考えますが、いかがでしょうか。
 もとより、入札制度の改善により競争性が発揮されることは大いに歓迎すべきことです。内閣府の調査によれば、建築工事の1平方メートル当たりの単価は、公共事業の21万7,000円に対し民間12万8,000円と、その差、約9万円の開きがあり、公共事業の方が割高であるとの結果が出ています。公明党は、各党に先駆け発表したマニフェストの中でも具体的数値を挙げ、公共事業のコスト2割削減を公約に掲げているところです。しかしながら、いかに競争性といえども、公共事業が年々少なくなっている中で、公共事業の役割として、1社に仕事が集中することは望ましくないのではないかと考えます。議案質疑でも要望がありましたが、先行落札者については、その後の入札を妨げるルールづくりが必要であると思います。ぜひとも進めていただきたいと思います。
 もう1つの問題は落札率の低下です。制限つき一般競争入札では高どまりの傾向が見られますが、公募型一般競争入札では基準価格、いわゆる最低制限価格を下回る落札率が出てきています。予定価格に対して3割は事業者の利益の部分だと考えると、7割を切るような落札率の低下は、たとえ仕事を受けても経営を圧迫することになりかねず、市内業者の育成とは矛盾するものになります。長野県からいただいた資料によれば、郵送による受注希望型競争入札を導入したところ、平均落札率が建設工事では64.9%、委託業務では45.4%まで下がり、歯どめがきかない状態になっているとのことであります。これにもまた、一定のルールづくりが必要ではないかと考えますが、いかがでしょうか。ご見解を伺います。
 あわせて基準価格を下回った案件について、入札を保留して、低入札価格調査委員会において調査を行うとありますが、リスク回避のためにどのような調査が行われるのか。また、低入札価格調査委員会はどのようなメンバーで構成されているのかについても具体的にお聞かせください。
 3番目には東菅野5丁目少年広場についてです。
 都市化がますます進み、地域の広場や空き地がどんどんなくなっています。今議会でも田尻と東菅野の少年広場が所有者の都合により廃止になりました。東菅野地域では、盆踊りなどで住民が親しんでいた4丁目の公園も一昨年には使用できなくなり、現在は住宅に変わりつつあります。子供の育つ場所、地域親睦の場所がなくなっていくことに心が痛みます。
 さて、今回廃止される東菅野5丁目少年広場の向かいに派川大柏川の遊水池があります。地域からは、今まで水があふれたのを一度も見たことがない、年に何度か草刈りをしているが、もったいない、本当に必要なのかという声が出ています。その反面、なぜ金網のフェンスをめぐらし、その上、鉄条網まで張るのか、子供たちの遊び場として開放することはできないのかとの要望も出ている現状です。
 そこで伺いますが、かなりの広さのあるこの場所を少年野球広場として整備できないでしょうか。市川市には公園や、また学校の校庭が貯留施設になっている場所が30カ所ほどあるということですが、技術的にはやれるのではないかと考えます。いかがでしょうか、お伺いいたします。
 最後に、冨貴島小学校の校庭の改善について伺います。
 冨貴島小学校に隣接する地域は、過去のゲリラ的な大雨や台風で何度も床下浸水の被害に遭っています。その原因は、この地域が周りより低くなっていること、菅野処理場の最末端にあり、排水の力が弱いこと、冨貴島小学校から大量の雨水が流れ出すことなどによるものです。これに対して冨貴島小学校では、平成2年に校庭を遊水池にして、敷地内の雨水を一たん校庭に貯留し、ゆっくりと排水するよう整備していただきました。また、排水し切れない地域の雨水については、真間川土手にポンプを設置して緊急的に排水するようにし、側溝のふたもグレーチングにするなど対策を講じていただいているところです。にもかかわらず、過去にこの地域で水害があったとき、地域の方々からは、校庭からあふれてくる大量の雨水を目撃しており、公共施設から住宅地に大量の水が流れ込んだことに大変憤慨しておいででした。冨貴島小学校の校庭貯留の能力について伺いましたところ、時間当たり85o、相当な雨にも十分機能を発揮できるとの話です。では、なぜあふれてきたのか。それは、校庭特有の土やごみなどによる目詰まりが考えられます。
 さて、本市では今年度、3校の校庭を芝生化し、子供たちに好評を博しています。この芝生は子供たちのためのみならず、温暖化の防止につながるとともに、ほこりも立たず、砂の流出がほとんどないことが大きなメリットです。この芝生を冨貴島小学校に植えていただくことで排水口の目詰まりを防ぎ、雨水があふれるのを防ぐことになるのではないかと考えます。技術的な問題もあると思いますが、それが可能かどうか伺います。
 以上で1回目の質問とさせていただきます。答弁によりまして再質問をさせていただきます。

前の発言へ 次の発言へ 一覧へ戻る 発言検索


●このページに掲載されている情報の問い合わせ
市川市 議会事務局 議事課
〒272-8501
千葉県市川市南八幡2丁目20番2号
議事グループ 電話:047-334-3759 FAX:047-712-8794
調査グループ 電話:047-712-8673 FAX:047-712-8794