会議録 (2006年2月 第9日目 2006年3月16日 )

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発言者:田口 修水と緑の部長

 河川の水質改善対策に関する2つのご質問にお答えいたします。
 環境省が公表しました公共用水域水質測定結果によりますと、春木川が昭和63年度にBOD測定値44r/lとなりワースト1位を記録してから、平成13年度が18、平成15年度が13に続き、平成16年度はBOD14r/リットルとなり、ご指摘のとおり、4回目のワースト1位と発表されております。また、国分川も平成16年度BOD10r/リットルと環境基準はクリアされておりますが、ワースト3位と発表されました。両河川とも真間川水系の典型的な都市河川であり、家庭からの生活排水以外に水源がないことから、都市化が進む中、水質汚濁の原因の大部分がこの生活排水によると言われております。
 春木川の水質全国ワースト1位ということに対する市の考え方、特に私ども水と緑の部としての立場からお話ししますと、健康都市を目指す本市といたしまして、全国でワースト1位ということはぜひ改善したい大きな課題ととらえております。
 そこで、汚濁負荷が一番大きい下水道未布設地域でありますが、平成4年3月に生活排水対策重点地域の指定を受け、市川市生活排水対策推進計画を策定し、河川の浄化対策に取り組んでいるところであります。この計画による取り組みが河川水質浄化に着実な成果を上げてきたところでありますが、10年を経過し、さらなる取り組みを推進しようと平成15年3月に改定したところであります。改定計画では目標を「みんなの力でふるさとの川・真間川に清流を取り戻す」とし、さらに実践目標として、平成24年度までに河川に流れ込む生活排水の汚れを3割減らすことを掲げ、1つとして家庭での浄化対策を進める、2つ目に下水道の整備を進める、3つ目に合併浄化槽の普及を進める、4つ目に都市排水路の浄化を進めるを4本の実践的な取り組みとして推進しております。
 まず、ソフト浄化対策ですが、河川に流入した後に生活排水を浄化するには多くの手間と費用を要するため、生活排水の発生源である家庭でできる浄化対策を進めようと、生活排水の汚れを減らす工夫を紹介いたしましたパンフレットやビデオを作成するほか、定期的に広報などを利用いたしまして、生活排水対策を広く呼びかけております。
 また、家庭での生活排水対策の取り組みを支援するため、市民の自主的な活動として、平成6年度から水アドバイザー制度による啓発活動を推進しております。より多くの市民が生活排水についての意識を高め、具体的な行動をとるよう促すために、市民みずから講習会や勉強会を開催し、10年の地域活動により一定の成果をおさめてきております。これらは主に環境清掃部が中心になって取り組んでいる啓発事業となります。
 次に、2点目の対策といたしましては、私ども水と緑の部における主要事業であります下水道の整備ということになります。
 春木川、国分川の浄化には、外環道路に合わせて整備予定の江戸川流域下水道松戸幹線の整備が抜本的かつ必要不可欠なものとなっておりますが、現在、外環道路事業者である国及び松戸幹線の事業者である千葉県と公共下水道管理者である本市が関係機関などを交えて計画的な整備の検討を進めております。なお、外環道路は平成20年代半ばの全線供用を目途に事業が進められており、これに合わせて江戸川左岸流域下水道、松戸幹線が千葉県により整備されますので、これらの進捗に合わせ、本市が松戸幹線区域内の公共下水道整備、すなわち面整備に着手していく計画であります。
 そこで、下水道が当分の間――7年以上ということになりますが――整備されない地域での対策となりますが、下水道にかわる施設として合併処理浄化槽の設置促進を図り、し尿のみしか処理できない既存単独処理浄化槽については、合併処理浄化槽への転換の促進に努めているところであります。このほかの対策といたしましては、汚濁の著しい都市排水路として春木川に流入する3カ所の水路に市川市が水質浄化施設を設置し、生活排水を浄化しております。現在、この3カ所の施設を合わせて約5,000人分の生活排水を処理しております。また、県が設置した浄化施設といたしましては、国分川の水をポンプでくみ上げ、春木川浄化施設で処理して春木川に放流しております。
 以上、市では現在とり得るさまざまな取り組みを推進してきたことで、水質も最初のワーストワン当時の44r/リットルに対し、14と環境基準に近い数字に大幅に改善されておりますし、国分川につきましても10r/リットルと環境基準をクリアした状態となっております。今後も下水道整備の促進を根幹に、地域的な取り組みとしては合併浄化槽の設置や、さらに関係部課と協力しながら、市民の方々、特に流域住民の方々と一緒に水質改善、水質浄化を内容とした啓発活動に取り組んでまいりますので、ご理解とご協力のほどをお願い申し上げます。
 以上です。

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