会議録 (2007年12月 第8日目 2007年12月11日 )

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発言者:プリティ長嶋議員

 こんにちは。新政クラブ第1のプリティ長嶋です。通告に従い一般質問いたします。大きく2点、AEDの設置及び決算状況について、今後のAED設置の参考に過去のAEDの設置及び決算状況、台数、機種、導入方法、決算額をお聞きいたします。もう1点は、市川駅前の南口再開発関連として3点をお聞きします。その中でも細かく分かれていますので、お答え願いたいと思います。
 まず、AEDですが、以前はAED(自動体外式除細動器)、オートメーテッド・エクスターナル・デフィブリレーターと書かなければ意味が通じませんでしたが、今日、単にAEDというだけで意味が伝わるようになりました。それだけ人々にAEDが理解され、普及が進んだと言えるでしょう。普及ボランティアの1人として、大変うれしく思います。
 ここに来て、AEDを取り巻く環境が大きく変化を見せています。価格競争の激化です。その原因の1つが、10月の韓国製AEDの発売です。また、この12月にいよいよ待望の日本製のAEDが発売になりました。今まで、AEDといえばほとんどがアメリカ製でございましたが、ここに韓国製、日本製、3カ国のAEDがそろったわけです。特に、この日本製のAEDを先月静岡で行われました国際アビリンピックの会場でさわらせていただいたところ、小型軽量化が進み、使いやすく、値段も従来品よりも下がり、いよいよ日本もホームAEDの時代が来たのかなと、そういう感じを受けたわけでございます。特にアメリカでは、政府が奨励しまして1台1,000ドルを目標として発売をしています。アメリカでは15万円程度のAEDが、日本では40万円以上もする。1万5,000円程度の専用バッテリーが7万円で売られているというようなケースもありました。これが今回のアメリカ製、韓国製、日本製とそろったことで、価格破壊、競争が激化されると思われます。また、アメリカ製の新型も来年販売予定と聞いております。
 もう1つの大きな変化の流れは、ガイドライン2005の変更すべき点を早くも指摘する専門家、ドクターがいることです。ようやくここへ来てガイドライン2005に沿っての救命講習会が広まってきた今日、もう既にガイドライン2010の話が出ています。そうなりますと、AEDの音声ガイダンスを変えなければならない、内蔵ソフトの変更を余儀なくされ、費用がかかることになります。ある市では、2年前の契約の中にこのガイドライン変更に従うAEDの経費は納入業者が行うと担保を打ってあると聞いております。市川市の既設のAEDの契約の中には、これはうたってあるのでしょうか、お聞きいたします。
 新型機種の発売、価格競争の激化、契約変更等を考えるとき、既存のAEDの設置状況を確認し、新設予定のAEDの契約に生かし、税金のむだ遣いをなくし、そしてこれらに対応すべきだと考えております。そこで、冒頭の各質問にお答えください。
 そして、AEDマップの件ですが、これはどのようになっているのでしょうか、ぜひお答えください。
 続いて、市川駅前の再開発の問題ですが、超高層ビルを建てるのが目的ではなかったはずです。最大の目的は商業の活性化、このコンセプトのもとに反対派を納得させ、再開発が始まったのではないでしょうか。それが鉄筋不足で商業へのダメージ、姉歯問題で傷が癒えぬ前に、市川のイメージはまたしても鉄筋不足で傷つけられてしまいました。今回の鉄筋不足がなければ、今ごろ40階近くまで工事が進み、見上げるたびに市民や権利者の胸はときめき、希望に満ち満ちて完成を幸せな笑顔で迎えるはずだったことでしょう。その完成時には、難しい再開発を取りまとめ、推し進めて大成功に導いた千葉市長さんのリーダーシップに絶賛の声が上がり、永遠にその功績が市川の歴史に刻まれるはずでした。このタワーは、市川のシティーセールスのシンボルとなり、地方行政における再開発の好例となるはずでした。
 それが一転、人々から笑顔が消え、不安、不満、不信感が蔓延し、絶望のふちに落ちてしまっています。うわさがうわさを生み、タワーを見上げるたびに憂うつになり、再開発なんかに賛成するんじゃなかったの声さえ聞こえるようになってしまっています。鉄筋不足が発覚して以来、そのすべての将来の夢が打ち砕かれようとしています。再開発に懸命になって働いた市の職員の努力、千葉市長さんの行動力と大英断のもと、権利者と職員が一丸となり、同じ方向を向き進めてきた夢が水泡に帰す危険があるのです。今回の鉄筋不足が発覚して以来、なぜこのようにも市民の不安、不満、不信感が大きくなったのでしょうか。特建者側の説明会ごとにそれは小さくなるどころか、増大しています。その理由は、鉄筋不足問題を特建者側から直接聞いたわけではなく、ある日突然新聞報道ですっぱ抜かれた記事を読んだからではないでしょうか。また、その後、テレビをつけますと、特建者側の責任者がマスコミから逃げる姿を映し出していました。これを見たら、信頼感などというものはなくなってしまう、私はそう思いました。また、特建者側の説明会のその日、会場の入り口でメディア側と口論をしている特建者の1人を見ました。周りには、NHKを初め大手新聞社、たくさんの報道陣がいる中で、国民、市民に知らせる義務はないと特建者側が言っていたのです。それを聞いて、メディア側は怒っていました。言っていない、言ったという説明会の入り口で口論しているわけです。もし仮に鉄筋不足がわかった直後に、10月11日に記者会見を開き、情報公開し、皆様にお知らせしたならば、きょうここにあるこのような不信感は起こり得なかったと思います。
 企業のリスクコミュニケーションの成功例で、タイレノール事件があります。1982年、アメリカのジョンソン・アンド・ジョンソン社の国民薬、タイレノールのふぐあいが疑われた直後に、バーク会長のもと全社を挙げて、全役員、全社員が一丸となり、ニュースメディアと協力し、1億ドル以上の回収費を充て問題を解決いたしました。これを受け、国民は同社に、そしてバーク会長を最もすぐれた経営者と絶賛したわけです。結果、半年後にタイレノールの売り上げは90%まで回復したと聞いております。
 今回の特建者の対応は、この成功例とは全く逆の対応をしてしまったわけだと私は思います。これでは不信感は増すばかりで、市民の安心、安全、不信感は増すばかりだと思います。市は、市民の安全と安心と資産を守るのが大きな仕事だと思います。このままでは、それらが守れません。今、市民と市側が解決策で離反しかねない状況です。権利者の中でも意見が分かれています。すべては、鉄筋不足とその対応のまずさから出た不安、不満、不信感からだと思います。いま1度、我々はバーク会長の成功例にならい、千葉市長さんの信頼のリーダーシップのもとに一致団結し、市民の声にこたえ、不安、不満、不信感を払拭し、安全と安心と資産を守らなければならないと考えます。
 そこで、次の3点をご質問させていただきます。
 1、各コンサルタントの役目、支払額、責任をお聞きいたします。市川市の委託を受けて、コンサルタントは開発の前の説明会等で権利者の資産を評価し、これを受けて権利者は等価交換をしたと聞いております。しかし、今回の不幸な事件でこの評価に従前の説明との違いが出てきています。コンサルタントの責任はどうなるのでしょうか。権利者のクレームはコンサルタントが受けるのか、市が直接受けるのか、お聞かせください。
 2、鉄筋不足問題の解決策、市の責任をお伺いします。解決策の中の1つに、特建者側が説明した超高圧ウオータージェット工法による修復がありますが、コンクリート打ちを削り鉄筋を入れるという説明に、権利者も市民も信用していません。解決策とはなっていないと思いますが、市側はこの工法を何を根拠に信頼したのでしょうか。超高層ビルでの実績はないはずですが、いかがでしょうか。また、この工法での補修を許可しているのでしょうか。権利者の中には、そんな工法はきずものにされるだけで新品ではない、ただでさえ風評被害が出ているのに、資産価値が下がると言っております。この声をどう考えるでしょうか、市の責任はどうでしょうか。
 3点目、市民の安全、資産の確保の市の対応について、お聞きいたします。特建者側の説明の中で、権利者からの不満の1つに、お約束した引き渡し工期をお守りいたしますとありますが、権利者側がこれを説明会で受けたときに、なぜ住民の立場に立ち、安心、安全を最優先に工事をしますと言えないのでしょうか。住民の、住む側の立場に立ってください、工期を守る、工期を守ると言っておりますが、お金もうけしか考えていないのではと説明会であったはずです。現在工事が中断しています。この状況下で工期を守るには、工事再開後にどこかにしわ寄せが来るはずです。工事現場周辺道路の渋滞、周辺住民に対する安全への不安、不満、これらを市はどう受けとめているのでしょうか。このような不安、不満、不信感の中で資産価値は下がっていると思いますが、市の対応をお聞かせください。
 以上、1回目の質問とさせていただきまして、ご答弁の後再質問させていただきます。どうもありがとうございました。

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