会議録 (2008年2月 第11日目 2008年3月18日 )

印刷する(印刷表示用ウィンドウを開く)

会議録内検索


前の発言へ 次の発言へ 最初の発言へ 一覧へ戻る 発言検索

発言者:田口 修水と緑の部長

 市川市動植物園に関しまして、大きく2点のご質問にお答えいたします。
 また、ご質問者のご家族には、私どもの動物園にご来園をいただいたということで、ありがとうございます。
 市の動物園は昭和62年8月21日に開園以来、市民の皆様に愛され、おかげさまで昨年20周年を迎え、これに合わせ、さまざまな記念事業を開催したことで非常に多くの皆様にご来園をいただいたことから、本年度の入園者数は10年ぶりに22万人に達する見込みとなっているところであります。動物園は、緑豊かな立地条件を生かして66種417点の動物を飼育管理しておりますが、例えばレッサーパンダやオランウータンなどを展示し、日常ではなかなか見ることのできない動物を見て楽しんだり、触れたりして穏やかな時間を過ごす場所として、また、モルモットやヒヨコなど小動物に直接触れたり、これらの動物を間近で観察することによって命のとうとさを認識し、生き物への愛情をはぐくむことができる場所として開園したものでございます。
 そこで1番目のご質問の、ポニーの乗馬が廃止になった理由と再開見通しについてでございます。ポニーの乗馬サービスについては、開園当初5頭を飼育し、また健康状態も良好であったため、動物との触れ合いの一環として、開園の翌年に5頭のポニーで乗馬サービスを始めさせていただきました。動物園の入り口右手にあるなかよし広場で展示されているホットな動物コーナーの中でも、ポニーは大変人気のあった動物と認識しております。ポニーは、今までに12頭を飼育してまいりましたが、馬特有の病気でございます蹄葉炎という、ひづめの病気による影響で、平成18年からは現在の3頭を飼育するに至っております。この3頭のうち2頭は蹄葉炎や老齢であるため、1頭で乗馬サービスを行っておりましたが、一昨年の11月に体調不良のため一時中断し、その後、一たんは再開いたしましたが、ひづめの状態が再び悪化したため、昨年の4月28日をもって乗馬サービスは終了といたしました。動物園の獣医師の見解では、蹄葉炎とは、ひづめに変形を起こし、痛みによって歩行が困難になる馬特有の病気とのことで、その原因の特定も困難でございまして、治療に有効な薬もないため、一度蹄葉炎にかかりますと、なかなか完治することが困難であると考えられております。
 今後の乗馬の見通しについてでありますが、体調がよさそうな状態にあっても、乗馬による負担をかけることで体調不良となりますことから、ひづめの改善が見込めない今、非常に残念ではありますが、再開ということについては困難であると考えております。なお、現在は馬に負担をかけず、かつ触れ合うことのできる方法として、馬の手綱を持って、ご来園のご家族皆さんで写真を撮るみんなでパチリを行っております。馬と一緒の記念撮影は人数や年齢の制限もなく、また待ち時間も少なく、以前のように馬の体調に左右されることのないことから家族の記念にもなると、来園者の皆さんには大変喜ばれております。
 次に、2番目のご質問のこれからの課題ということでございます。課題を動物に絞りますと、ご質問のポニーの件に関しましては、蹄葉炎の予防治療について、中央競馬会の馬専門の獣医師にも指示を仰ぎましたが、当園の飼育管理をチェックしていただいても問題となる点は見当たらないとのことで、残念ながら、原因解明にはいまだ至っておりません。20年間で飼育した馬12頭のうち3頭が死亡、蹄葉炎で外部へはらい出したものが5頭、そして現在飼育中のポニー3頭も蹄葉炎を患っている状態でございます。この先、新たにポニーを導入して乗馬を再開しても、さらに病気などの馬をふやす結果にならないかとの不安はぬぐい切れません。これに対して昨年導入したミニチュアホースは、今のところ蹄葉炎の兆候は見られておりません。今後も馬の状態を観察しながら、使用管理の方法と蹄葉炎の関連性を検討、検証したいと思っております。
 馬は来園者から人気のある動物であり、展示効果は高いのでございますが、一方では管理に時間と労力がかかる上に飼料費もかさむという事実もございます。将来の飼育動物種を再構築していく上では、少ない経費、労力で高い展示効果を上げる費用対効果の高い種類、数の動物を選択していくという方向づけが現実的には重視されることになります。こうした背景からも、ポニーの件については、当面はミニチュアホースの展示とお客様との触れ合いサービスを中心に進めてまいりたいと考えております。また、そのほかの動物についても、開園して20年以上がたち、当初から飼育している動物たちの高齢化や老衰による衰弱が目立ってきました。昨年、老衰によって死亡し、空きとなったアナグマ舎の後にはヤマアラシを導入する予定でおりますが、今後は欠員となった動物を単純に補充するのではなく、展示効果があり、来園者に喜ばれる動物種に随時変更していきたいと考えております。今後とも動植物園へのご理解と変わらぬご声援をお願いいたしまして、ご質問に対する答弁とさせていただきます。
 以上でございます。

前の発言へ 次の発言へ 一覧へ戻る 発言検索


●このページに掲載されている情報の問い合わせ
市川市 議会事務局 議事課
〒272-8501
千葉県市川市南八幡2丁目20番2号
議事グループ 電話:047-334-3759 FAX:047-712-8794
調査グループ 電話:047-712-8673 FAX:047-712-8794