会議録 (2008年9月 第7日目 2008年9月18日 )

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発言者:赤羽秀郎水と緑の部長

 私から、質問の4点目になります国分川調節池に関するご質問にお答えいたします。
 まず、国分川調節池の概要についてご説明をさせていただきますが、国分川調節池は真間川流域の総合治水対策の一環といたしまして、国分川及び春木川の洪水を調節することを目的とした治水施設でありまして、千葉県が現在事業を進めているところでございます。この国分川調節池は、広さ東西約100mから300m、南北1,200mにわたります全体面積約24haの規模を有する広大な水辺空間であります。この調節池全体は大きく分けまして3つの池により構成されております。一番北側に位置する池、私ども上池と言っておりますが、上池と、中池と言っております真ん中の東国分中学校付近の池、この2つの池が国分川の洪水を調節し、一番南側に位置する池、3つ目の池があるわけですが、こちらが春木川の洪水を調節するという構造になっております。
 まず1点目の現在の工事の進捗状況と整備状況についてということでございます。国分川調節池の建設工事を進めております千葉県真間川改修事務所に確認をいたしましたところ、事業全体での進捗率ということで、平成19年度末の予算ベースの進捗率では約91%と、平成20年8月末現在の用地取得率としましては約99%ということで、調節池整備工事の進捗状況といたしましては、一番北側に位置する池に関しては整備がほぼ完了しております。現在、真ん中に位置する池の掘削工事と一番南側に位置する池の仮排水路の整備等を行っている。なかなか工事の関係で重機がなかったりする時期もございますが、そういう状況でございます。
 2点目の国分川調節池の上部利用につきましてお答えしますと、まず、上部利用の考え方についてでございます。この国分川調節池は、約24haという広大な敷地面積を有し、都市化が進みました本市にとって希少かつ広大な水辺空間となると。川から水が入らない、いわゆる平常時における調節池を市民の方々が安らぐことのできる憩いの場所として有効に利用することができないかという観点に立ちまして、平成13年度より行政を中心としました国分川調節池整備検討委員会及び市民を中心といたしました国分川調節池を考える会というものを発足しまして、整備方針などについて市民の方々とともに検討を進めてまいりました。そして、平成15年には人と生き物の輝く池を次の世代に手渡そうというテーマを基本方針にいたしまして、ゾーニング等の上部利用に関する基本計画を定めました国分川調節池整備基本計画を策定しております。この国分川調節池整備基本計画につきましては、さきに述べましたテーマのもと、池の整備に関する5つの基本方針として、自然との触れ合いや散策などといった調節池上部の利用目的に合わせて調節池全体を5つの区域に分けたゾーニングを定めております。その後、健康志向の高まりですとか、スポーツ施設の利用を図りたいということで、一部市民要望等もございました。その中で、一部変更等の経緯を経まして、現在自然復元ゾーン、自然ふれあいゾーン、散策・休息ゾーン、管理・駐車場ゾーン、多目的利用ゾーンと5つの利用ゾーンがありまして、これらの利用目的を定めまして、それぞれの目的に応じて具体的な利用方法、そのために必要な管理運営方法などについても、国分川調節池を育む会という組織を立ち上げまして検討を行っております。
 今年度からは、各ゾーンごとの検討部会に分かれまして、今具体的な利用方法の検討に入っております。まだまだ検討の初期段階でありますが、意見といたしましては、自然と触れ合えるような場をつくりたい、それから周辺地域のことを含め総合的に考えなければならない、できる限りバリアフリー、ユニバーサルデザインを導入していきたいなどというご意見を初めとして、スポーツ施設としての利用に関するご意見など、会員の方々からのご協力によりまして建設的な議論や討論になっているというのを認識しております。
 このような中で、3点目の国分川調節池上部利用工事の完成時期と工事の進捗ということですが、より早く利用できないかということでございますが、調節池本体におきましては、現在千葉県が建設工事を進めておりまして、育む会の検討作業と調整を図りながら、平成22年度末の完成を目途として進めているわけです。上部利用に関しましては、調節池本体の完成次第着手するということで、その完成時期にあわせて現在は検討を進めているわけでございます。したがいまして、本年度中には国分川調節池を育む会におきまして、市民の方々の意見をもとに整理、まとめを行いまして、平成21年度から22年度にかけて、このご意見をもとにした基本設計、実施設計という段階を踏みながら、22年度以降の工事着工というふうに考えております。
 ただ、調節池本体の整備につきましても、先ほど述べさせていただきましたけれども、現在千葉県により建設工事が進められているところでございます。今後、調節池本体工事とあわせまして周辺の春木川の橋のかけかえ工事ですとか、河川の改修工事がございます。できるだけ調整を行いながら、非常に厳しい事業期間の中で進めているということでございますので、私どもも完成前に部分的にその利用ができるかという、工事着工できるかということに関しましては、本体工事の進捗状況と今後のスケジュール等によりましていろいろ考えていきますと、非常に難しい状態であると。やはり工事が完了した後というふうに考えております。ですから、調整池本体完成後の上部利用工事段階における部分的な供用開始についても、やっぱり難しいのではないか。
 それから、調節池自体が工事を行うに関しまして、大雨が予想される時期の工事を避けるとか、いろいろ検討していかなきゃいけない事項もまた出てきました。そういうこともありますので、うちのほうは現実的に本体の完成後速やかに、平成23年度以降速やかに上部利用工事に着手できるよう準備を進めるということで、今後の設計、工程等の検討過程においても、早期に市民の方々の利用が可能になるよう千葉県とも協議を重ねまして、その可能性について、できるだけあるならば進めるということで十分に配慮して進めていきたいというふうに考えております。
 以上でございます。

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