更新日: 2018年11月9日

いちかわ市議会だより平成30年11月10日号

1面(9月定例会号)

使用料を引き下げる条例案を可決
平成29年度決算を認定


 市議会は、平成30年9月定例会を9月7日から10月2日まで開催しました。
 9月定例会では、市長から、市川市使用料条例等の一部改正、市川市一般会計補正予算(第2号)、平成29年度市川市一般会計、特別会計及び公営企業会計決算の認定について、市川市立塩浜学園新築工事請負契約について、監査委員の選任についてなどの議案23件と報告4件が提出され、これらを一括議題として9会派が代表質問を行いました。
 議員からは、JR本八幡駅周辺の良好な環境の維持に関する決議について、「市川北IC南交差点」への歩車分離式信号機導入及び国分小学校児童の通学路への安全対策を求める意見書の提出についてなどの発議14件が提出されました。その他、14人の議員による一般質問を行いました。
 本会議での採決の結果、市長提出議案の22件をいずれも原案通り可決、同意あるいは認定し、諮問1件について異議ない旨答申しました。議員提出議案については、条例案1件、決議案2件、意見書案7件を可決、4件を否決しました。。
(代表質問は2~4面、一般質問は5~6面、審議結果一覧は8面に掲載)

◆主な議案

○市川市使用料条例等の一部改正について
 公の施設の利用の促進及び市民活動の更なる活性化を図るため、市民活動の拠点施設である公民館等の貸室施設、市民体育館等のスポーツ施設、八幡市民会館等の文化施設について、これらの使用料の額を引き下げるものです。新料金は、平成31年4月1日以降の利用分について適用されます。

【主な質疑】
 「本案は、対象となる施設に応じて、現行の使用料に対し、3分の2、2分の1あるいは3分の1の改定率をもって新料金を定めているが、受益者負担の原則に基づき利用者に50%の負担をお願いするという従来の方針についてはどのように考えているのか。」との質疑に対し、「平成26年度に行った前回の使用料の見直しは、現状の施設を維持するという観点から、負担の公平性の確保を主たる目的として行ったものであるが、今回は、市民活動の支援に主眼を置いた、利用という面から見直しを行うもので、前回の見直しとは施策の目的を異にするものと考えている。」との答弁がなされました。

○市川市立塩浜学園新築工事請負契約について
 既定予算に基づく市川市立塩浜学園新築工事について、総合評価一般競争入札の結果、落札者との間に工事請負契約を締結するため、議会の議決を求めるものです。

○平成30年度市川市一般会計補正予算(第2号)
 一般会計補正予算案は、歳出において、SNS連携システム構築委託料・システム等使用料、私立保育園施設整備費等補助金、行徳野鳥観察舎設計等委託料、危険コンクリートブロック塀等対策補助金、蓋架柵渠(ふたかけさっきょ)改修実施設計委託料・工事費など、歳入において、保育対策総合支援事業費補助金、一般寄附金及び指定寄附金など、それぞれ約16億9,777万円を追加し、歳入歳出の総額を約1,457億1,777万円とするものです。

◆認  定
○平成29年度市川市一般会計、特別会計及び公営企業会計決算の認定について
 平成29年度市川市一般会計、特別会計及び公営企業会計決算について、監査委員の意見を付けて議会の認定を求めるものです。
 決算案について、議会は決算審査特別委員会を設置して審査を行いました。
 委員の構成は以下のとおりです。(審査の内容は7面に掲載)

 決算審査特別委員会
 委員長 秋本のり子  副委員長 清水みな子
 委員
  西村敦、大久保たかし、星けんたろう、稲葉健二、
  佐藤義一、堀越優、松永修巳、松井努、かいづ勉

◆報  告
 9月定例会では、健全化判断比率、資金不足比率、継続費の継続年度終了による精算についての他、専決処分の報告1件の、計4件の報告がなされました。


●議員からの寄附やあいさつ状(答礼のための自筆によるものを除く)は公職選挙法で禁止されています●

 

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