更新日: 2016年11月12日

いちかわ市議会だより平成28年11月12日号

代表質問

日本共産党

金子貞作、高坂進、清水みな子(総括質問者)、廣田徳子、桜井雅人

八幡市民談話室の廃止

 八幡市民談話室は本八幡駅から近く、多くの利用がある。本談話室は八幡市民会館の建て替えに伴い廃止するとのことだが、閉館に当たり市民や利用者の意見は反映されているか。展示室の減少や小規模団体の会議室はどう考えているか。
 e-モニターでは、八幡市民談話室を廃止した場合の代替場所について、新たな市民会館等近隣の施設で確保できるとの回答が59%、確保できそうにないとの回答が14%あった。また、本談話室の利用者団体を対象としたアンケートでは、廃止後に他の公共施設を利用する旨の回答が多い一方で、活動場所は未定との回答も21%あった。利用者説明会でも活動場所の意見は多数あり、市としては、八幡市民会館等近隣施設の利用について丁寧に案内していく。また、無料展示スペースとして市民会館の壁面の活用を予定している他、少人数の活動の場として、ホール控室の活用を行う。


施設使用料の引き上げ

 さきの公共施設の使用料値上げにより利用を控えたという市民の声があり、これ以上の値上げは市民活動の存続にかかわる重大問題である。平成28年10月からの再値上げを延期し、値上げが市民活動に及ぼす影響を調査・検証すべきと考えるが、市の認識を問う。
 27年10月の使用料改正後の利用件数は約4%の減であり、市としては改正につき利用者の理解はある程度得られていると考えている。公民館等の使用料は、施設の管理運営コストに対する公費負担と受益者負担のバランスを考慮し、負担割合を各50%と設定しており、28年10月の改正もこの割合まで引き上げるもので、延期は考えていない。改正による影響については、今後の利用状況等を分析・検証し、条例に定めた概ね3年ごとに行う使用料見直しの中で、引き続き受益者負担の適正化を図りたい。


北国分駅の駐輪場

 平成27年度から無料駐輪場が有料化された。そこで、市内の放置自転車の状況を問う。また、北国分駅の駐輪場については、27年9月の廃止後、今回改めて設置するとのことだが、その経緯はどのようなものか。
 28年6月の調査によれば、市内の放置自転車の台数は1040台であり、地区別では北国分地区約400台、行徳地区約200台等となっている。また、北国分駅の駐輪場は、北総鉄道による整備計画を踏まえて従前の駐輪場を廃止したが、その後同計画が断念されたため、今回改めて放置自転車の台数と駐輪需要を考慮し、従前の駐輪場の他に新たな敷地を確保して一体的に整備するものである。

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