更新日: 2017年2月11日

いちかわ市議会だより平成29年2月11日号

代表質問

民進・連合・社民

石原よしのり(総括質問者)、西牟田勲、かつまた竜大、佐藤義一

医療保険行政

 高齢になると、様々な慢性疾患にかかり、複数の医療機関を受診するケースが多くなる。このような場合、薬が重複して処方される、あるいは、薬の飲み残し等で、自宅に処方薬がどんどんたまっていくことがあり、これを残薬という。そこで、医療費を削減するため、薬剤師が中心となって残薬を減らそうとする残薬調整という取り組みがあるが、これに対する市の認識と対応について問う。
 市としては、薬剤師が関与した残薬の削減効果に係る中央社会保険医療協議会の平成27年報告にも照らし、残薬を減らす対策を講じることは医療費の適正化につながるものと認識している。国の調査では、残薬の発生原因は飲み忘れが7割近くを占めているため、国は、薬の管理を薬局中心にするよう様々な対策を講じており、本市でも市公式Webサイト等で「かかりつけ薬局」を持つことの意義について周知を図っている。今後も薬剤師会と連携を密に図りながら、残薬への対応を協議していきたい。


外環道路の植樹帯

 クロマツは、本市が指定した「市の木」であり、昔から多くの市民が、市川市といえばクロマツとイメージしている。クロマツのある景観を守り、豊かに残していくことは、市の魅力を維持向上させることになると考える。先般、現在建設中の外環道路にクロマツ並木を造って欲しい旨を要望する市民運動が行われたが、これに対する市の認識及び対応、並びに、市に提出された、市から国に対しクロマツ並木の実現を要請して欲しい旨の要望に係る市の対応について問う。
 今般の市民運動に関して、クロマツ並木を望むという意識を持つ市民がいることを市も認識したと共に、約8500名の署名が市に提出されたことを重く受け止め、国に対し、署名人数を含めその内容を伝えたところである。一方、この署名に併せて市に提出された要望に関しては、これまで行ってきた検討の経緯等を踏まえ、市として外環道路の植樹帯をクロマツ並木とする趣旨の要請を国に対して行うことは考えていない。

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