更新日: 2016年11月12日

いちかわ市議会だより平成28年11月12日号

代表質問

自由民主党

中山幸紀、三浦一成、ほそだ伸一(総括質問者)、佐藤ゆきのり、かいづ勉

オストメイト対応トイレ

 オストメイト対応トイレとは、人工膀胱等(ストーマ)を持つ人が使用できるトイレのことである。本市における、オストメイト対応トイレの普及状況及び対象者の数はどの程度か。また、今後の対応を問う。
 公共施設及び駅等の交通機関約90箇所において、オストメイト対応トイレは30箇所で設置され普及率は33.7%、公民館については16館のうち4館、25%が設置済みとなっている。なお、ストーマを持つ市民は589人と把握している。また、今後新設するトイレにはオストメイト対応の多機能トイレの設置を基本とし、既存のトイレについては車イスやオストメイトに対応したトイレに移行できないか、関係部署及び団体と連携・協議しながら取り組んでいく。


バリアフリー

 千葉県では、一日当たりの利用客数3000人以上の駅のうち、バリアフリー法に適合した設備を有する駅は約89.8%とのことである。本市の公共施設及び交通機関におけるバリアフリーの普及状況を問う。
 市役所、公民館、駅及び病院等、公共性の高い市内施設約90箇所を対象に平成25年3月に行った調査によれば、バリアフリー設備の導入状況は、車イス用スロープが66箇所で普及率は74.2%、車イス対応エレベーターが57箇所で72.2%である。また、車イス対応トイレの設置は79箇所で88.8%、このうち公民館では12 館で75%である。交通機関では、市内の鉄道駅16駅のうち1日平均利用者数3000人以上の駅は15駅あるが、このうち86.6%に当たる13駅にエレベーターが設置されている。また、市内主要バスのバリアフリー化率は100%、うちノンステップバスの導入率は67.8%である。


和食文化の継承

 食育の中には、和食を地域の食文化として継承していくことも含まれるものと考える。そこで、本市では、食育に関する様々な取り組みの中で、和食をどのように取り入れているか。
 和食は栄養バランスに優れている他、食文化についても学べるといった特徴がある。そこで、第2次市川市食育推進計画では、健康でおいしい和食の文化を、伝統料理や郷土料理の継承を通して広く周知・啓発していくことも取り入れている。市は本計画に基づき、「パパママ栄養クラス」、離乳食教室、保育園・小中学校、食生活改善推進員が実施する「おやこ料理教室」の他、千葉県伝統郷土料理研究会との連携等で、献立や作法等次世代や地域における和食の継承につき様々な取り組みを行っている。

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