更新日: 2017年3月24日

平成28年12月市川市議会総務委員会

開会

午前10時3分開議
○西村 敦委員長 ただいまから総務委員会を開会する。

議案第35号 市川市特別職の職員の給与及び報酬並びに旅費及び費用弁償に関する条例の一部改正について

○西村 敦委員長 まず、審査に当たっては一問一答制が導入されているので、委員の皆様におかれては、質疑冒頭に私、委員長に対し発言方法、1、全て総括、2、初回総括2回目以降一問一答、3、質疑項目を全て述べてから一問一答を申し出た上で質疑されるようお願いしたい。
 また、理事者の方々におかれては、説明または委員の質疑に対する答弁の際は職名を名乗った上で発言するようお願いしたい。
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○西村 敦委員長 議案第35号市川市特別職の職員の給与及び報酬並びに旅費及び費用弁償に関する条例の一部改正についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○農業委員会事務局長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査くださるようお願い申し上げる。
○西村 敦委員長 質疑はないか。
○西牟田 勲副委員長 一問一答で1点伺いたい。「議会の議員の身分を有する委員にあっては」との部分が、改正後はなくなっているが、議員である委員はほかの委員と同じ月額になるとの理解でいいのか。
○農業委員会事務局長 8月に農林水産省からの通達で、議会の身分を有する方が委員になった場合は議会の同意を得るとのことでは公平性、透明性が保てないので、議会からの立候補、推薦は慎むようにとの文書が来ている。
○西牟田 勲副委員長 今後、議員の身分を有する委員はいなくなるので、この文言を削除したとの理解でいいのか。
○農業委員会事務局長 そのとおりである。
○西村 敦委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

議案第36号 市川市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正について

○西村 敦委員長 議案第36号市川市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○企画課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査くださるようお願い申し上げる。
○西村 敦委員長 質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

議案第37号 市川市職員の分限に関する条例の一部改正について

○西村 敦委員長 議案第37号市川市職員の分限に関する条例の一部改正についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○人事課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査くださるようお願い申し上げる。
○西村 敦委員長 質疑はないか。
○越川雅史委員 一問一答で1点伺いたい。
 今回の主な改正内容として降任、免職、休職の要件の明確化とのことだが、どのように明確になったのか伺いたい。
○人事課長 今まで降任、免職の要件として勤務実績不良や適格性欠如との言葉だけの表記であったが、その内容について、具体的に人事評価の事実に照らして「勤務実績がよくない」とのことを改めて定めた。その後、指導その他の措置を行っても改善しない場合には、降任、免職を行うことを具体的に定めた。条例でこのようなことを改正して、手続などの詳細については要綱や指針で詰めていく。
○越川雅史委員 降任、免職は過去5年、10年でどの程度あったのか伺いたい。
○人事課長 過去5年間では降任が2件、分限免職は1件である。
○越川雅史委員 それぞれどのような事由で処分をしたのか。
○人事課長 降任の2件については、以前の勤務評定制度の中で成績がよくない場合で、人事課長面接を行ったときに、その職位ではどうかとの話の中で、なかなか厳しいとのことであったので、分限処分として降任させた。分限免職の1件は、病気で植物人間状態になっている状況で、復職することはできないだろうとのことで、家族の了解を得て免職との処分としている。
○越川雅史委員 降任は級が下がるとのことなのか。例えば課長から副参事になるのも降任の定義に当てはまるのか。もう1度、降任の定義を確認したい。
○人事課長 降格との言葉もあるが、降任は職位が、例えば副主幹から主査に下がることである。降格は、例えば職務分類表の中では2表の現業職員については5級で主査、4級で主査の場合があるが、同一の職名になっているので、その場合には降格となる。降給については、給料が下がることで、先ほどの現業職員の5級主査から4級主査になるのも給料が下がることで降給の分類に入る。降給については、給料表の中で号が上がっていけば給料が上がるので、それを下げることは降号となる。
○越川雅史委員 わかった。改正したが実態の運用が変わらないとのことではなく、要件を明確化して、意に反したとしても、それなりに厳しく要件に従って処分していくとのことが改正の趣旨だと思う。改正したのに何も変わらなかった、ではなくて、緊張感が走る。最近、パソコンを使ってどうだなど、細かいことがいっぱいあるが、綱紀粛正が図られることを期待する。
○西村 敦委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

議案第38号 市川市職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例等の一部改正について

○西村 敦委員長 議案第38号市川市職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例等の一部改正についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○職員課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査くださるようお願い申し上げる。
○西村 敦委員長 質疑はないか。
○髙坂 進委員 初回総括2回目以降一問一答で伺いたい。
 介護休暇の問題で、父母が対象になるのはわかるが、要介護幾つ以上と決まっているのか。
 市の職員でどれぐらいの対象が出てくると考えているのか。
○職員課長 要介護者の定義については、食事、入浴、着がえ等の身の回りの世話等が必要な方とのことで、特に要介護認定が幾つとの定義はしていない。
 また、対象者は、現在、介護休暇制度を利用している職員が年間約10名で、今回の制度についても、実際に使う職員はその程度であると見込んでいる。
○髙坂 進委員 要介護とは関係ないとのことだが、要件が細かく決まっているのか。それとも、申請が出た場合にどこかが判断をするのか。
○職員課長 介護の承認欄に医師の診断書と戸籍謄本、住民票の写しなどを添付して、親族であることと介護が必要な状態であるかどうかの判断をさせていただく。
○越川雅史委員 一問一答で主な改正内容についてのみ伺いたい。
 介護のため「3年の期間内において」とあるが、これは法改正に伴っての条例改正なので、それに準じているとは思うが、3年以内と縛るとかえって不都合が生じる側面もあるかと思う。本市は法改正の趣旨は踏まえるが、例えばここに期間の定めを設けない条例であっても構わないと思うが、このあたりはどのような検討をされたのか御説明を願いたい。
○職員課長 確かにこの3年の規定は法改正に基づいて設定をしているもので、これは人事院勧告も踏まえている。3年の年数については、介護が3年で終わるのかどうかとのところはあると思うが、先ほど申し上げたように、年間介護休暇を取得している職員数が約10名で、近々の実績では27年度では6名である。今後、このような休暇の取得状況を見て、またその年数については検討する余地はあると思うが、今のところ、人事院勧告に基づいて条例改正をさせていただきたいと考えている。
○越川雅史委員 わかった。この3年が変な縛りにならないようにとのことと、人数が少なくても一人一人にとっては深刻な問題なので、そのあたりのケアも含めて行っていただいて、この条例改正の意図が職場環境の向上につながるように取り組んでいただければと思う。
○西村 敦委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

議案第39号 市川市一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正について

○西村 敦委員長 議案第39号市川市一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○職員課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査くださるようお願い申し上げる。
○西村 敦委員長 質疑はないか。
○髙坂 進委員 一問一答で1点伺いたい。
 一般の職員と、議員や特別職は性格が違うと思う。議員は給料が幾らと決められているわけではなくて、議会で市民の意見を聞いて決める。そのような点でいうと、性格が違うものを1つの条例にするのは違うと思う。我が会派ではこれは分けて出すべきだとずっと今までも言ってきたが、何でこれを1つにして提出するのか。もともと分かれていたことはないのか。分かれていたとしたら、何でこれを一緒にしたのか。
○職員課長 確かに条例が別々ではあるが、これまでも特別職の報酬と議員報酬は各派代表者会議に諮らせていただいて承認を得て、今回、1つの条例として議案を提出させていただいた。
○荒木詩郎委員 一問一答で1問だけ伺いたい。
 提案理由の中に「人事院勧告等を考慮し」とあるが、人事院勧告に準じた部分と、人事院勧告を考慮しながら市川市独自で行った部分があれば教えていただきたい。
○職員課長 今回の改正については、全て人事院勧告どおりの改正となっている。
○荒木詩郎委員 人事院勧告では0.17%との数字が記憶にあるが、全くそのとおりなのか。
○職員課長 0.17%は官民較差の数字で、実際の勧告としては給料法の改定は平均0.2%となっている。
○荒木詩郎委員 了解した。
○西村 敦委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

議案第40号 市川市職員退職手当支給条例の一部改正について

○西村 敦委員長 議案第40号市川市職員退職手当支給条例の一部改正についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○職員課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査くださるようお願い申し上げる。
○西村 敦委員長 質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

議案第41号 市川市税条例の一部改正について

○西村 敦委員長 議案第41号市川市税条例の一部改正についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○市民税課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査くださるようお願い申し上げる。
○西村 敦委員長 質疑はないか。
○西牟田 勲副委員長 一問一答で伺いたい。
 専門的で難しくてわからなかったので、かみ砕いて御説明いただきたい。これは外国人等の国際運輸業に係る所得に対する相互主義による所得税等の非課税に関する法律の改正であるが、条例を見ると、先物取引に係る雑所得等に係ると書いてあって、これがどのような取引に対して適用されるのか、わかりやすく御説明願いたい。
○市民税課長 そちらは所得税の関係になるので、住民税関係とは違う。住民税の課税についてどのような影響があるかは把握しているが、所得税関係のことは、この場で答えることはできないので、御理解いただきたい。
○西牟田 勲副委員長 住民税のところはどのような影響があるのか伺いたい。
○市民税課長 こちらについては、台湾と日本の取引に係るもので、現行法上では利子や配当については、県が源泉徴収をして、県が市に交付することになっている。ただ、台湾から発生する利子、配当については、源泉徴収をやめて、その分を利益を得た人が申告をすると変わったものである。
○西牟田 勲副委員長 利益を得た人が申告しなかった場合には、捕捉する手段はどうカバーするのか。
○市民税課長 そちらについては、私どもで把握することはできないので、性善説にのっとって、所得があった人は申告してくれるとの建前になっている。
○西村 敦委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

議案第47号 市川市火災予防条例の一部改正について

○西村 敦委員長 議案第47号市川市火災予防条例の一部改正についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○予防課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査くださるようお願い申し上げる。
○西村 敦委員長 質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

議案第48号 平成28年度市川市一般会計補正予算(第3号)のうち本委員会に付託された事項

○西村 敦委員長 議案第48号平成28年度市川市一般会計補正予算(第3号)のうち本委員会に付託された事項を議題とする。
 提案理由の説明を求める。
〔企画課長、納税・債権管理課長、市民課長、選挙管理委員会事務局次長、財政課長、議会事務局庶務課長、契約課長、健康管理担当室長、管財課長、地域防災課長 説明〕
○西村 敦委員長 質疑はないか。
○増田好秀委員 全て総括で2点伺いたい。
 13ページ、歳入第14款県支出金、県補助金、民生費県補助金の介護施設等整備事業交付金で1,130万円とあるが、これは施設内保育施設のためとのことだが、職員向け用の施設との理解でよいか。
 2点目に、7ページ、債務負担行為補正追加の2、電子調達システム利用料(28年度)について、説明を聞くと、セキュリティー向上のために3年間で200万円支出するとのことだと思うが、ワンショットでソフトを改造するのではなくて、それぞれ市町村が3年間で200万円ぐらい負担するとの理解でいいか。
○財政課長 御質疑のとおりで、施設の職員が使う保育施設となる。
○契約課長 セキュリティーの対策は、このシステムはインターネットを介して入札参加申請、電子入札、入札情報の提供を行うもので、その書類のやりとりの上で添付ファイルにウイルス等がついていると障害が生じるので、これに対する対策を行うものである。このシステムを県下54団体が共同運用していて、システムの提供会社は富士通株式会社千葉支店である。各市分担金のように負担額を決めて、それをそれぞれの市町村が支出するものである。
○宮本 均委員 一問一答で1点だけ伺いたい。
 歳入の17ページ、教育債7,770万円は、補正予算全体を見ると1億2,000万円のうちの7,770万円が設計委託料で、総務委員会の歳入の範疇でしか聞けないが、当初予算で計上できなかったのか。設計委託があって、その次に本格的に入札の手順になるかと思うが、このタイミングになった理由について、財政部から見て話せるものがあれば教えていただきたい。
 これはフィーリングの話になるが、トータル1億2,000万円ぐらいであれば自主財源でもいいのではないか。あえて市債を発行する必要がない金額に思える。今回も補正予算全体から見れば1割強の金額になっていると思うので、今の時期、市債を極力抑えるとの考えもあるかと思うが、そのようなところは微妙ではあるが、教えていただきたい。
○財政課長 塩浜学園の実施設計・基本設計を今の段階で計上する理由は、塩浜学園の校舎が小学校、中学校で2棟あり、今は分かれている。義務教育学校と銘打ってスタートしている塩浜学園に対して、同じ校舎で勉強をさせたいとの意向は市として強く持っていた。それに関して、基本構想は基本的には中で処理をしてきたが、ある程度のめどが立ったことから、なるべく早く校舎に着手するために、今の段階で方向性がついたので、なるべく前倒しできるように、改めて補正予算で計上させていただいた。
 市債については、全体ベースで1億2,000万円の歳出予算を計上しているが、これは基本設計と実施設計の2つになる。その内訳として基本設計が3,360万円、実施設計は8,640万円で、基本的には実施設計に係るものしか起債の充当はできない。これに対して90%の起債が可能で、7,770万円の計上をさせていただいた。これについては一般財源でも大丈夫なのではないかとのことだが、今、予算編成の最中であるが、起債が充てられるものに対しては起債を充てて一般財源の確保をしていきたいと財政部では考えているので、90%の充当率がある起債をさせていただいている。
○宮本 均委員 意見としては、話されたとおりであるとは思うが、時期にこだわれば、今、公共施設の長期計画を組んで個別計画を行っている中で、これだけ先に設計する、モデル校は別途であるとのことなのか。ほかの分は個別計画を吸い上げて経営改革室で管理しているが、その位置づけは微妙である。同じような形で今後幾つか出てきてしまえば、公共施設等総合管理計画もあってないような形である。金額ベースで大きなものがまた同じような形で来れば、全体が果たして本当にあの計画どおりにいくのかとの心配がある。そのような位置づけにしか見えない。これは企画の話で、今は歳入の範疇なので答えはいいが、最後は財政が頼りなので、今後は、そのような視点からも計画をしていただきたい。
○荒木詩郎委員 一問一答で1問伺いたい。
 10ページ、11ページの歳入第9款地方交付税、特別交付税で補正予算が計上されているが、説明では東日本大震災を受けて云々との話であった。特別の財政需要があって普通交付税で措置されない経費として交付されているのが特別交付税である。特定財源ではあるが、そのような特別な財政需要があるとのことで交付された特別交付税は、支出に当たって、このような財政需要を考慮して支出がなされているのかどうかについて考えを伺いたい。
○財政課長 今回の特別交付税の262万3,000円の内訳は、今、委員から言われた特別な財政需要による算定基礎は61万8,000円である。先ほど御説明したもう1つの都市計画税等減収に係る震災復興特別交付税が200万6,000円で、大きいほうの話をさせていただいた結果、そのような内容になった。
○荒木詩郎委員 震災復興として200万円計上されたものは、市川市内で震災復興に充てることについて考慮されているのか。
○財政課長 それを充当するわけではないが、内容的には震災に関する事業に対して、起債等も行っているので、その償還の経費に充てることになる。もとが固定資産税の減収との意味からいえば、一般財源と同等であり、改めてこの200万円に対して充当先を決めて支出するとのことではない。
○荒木詩郎委員 わかった。答弁は結構であるが、震災復興を考慮して歳出に当たっては財政部としても考えていただきたい。確かに御答弁されたように、一般財源であるから起債の償還に充てていると言えばそれまでだが、歳出に当たっては、そのような事情も考慮いただきたいとの意見である。
○越川雅史委員 10ページ、11ページ、歳入、第11款第1項第2目第1節河川費負担金、14ページ、15ページ、第16款第1項第1目第1節一般寄附金、第20款第1項第6目土木債第2節道路橋りょう債、18ページ、19ページ、第2款第2項第2目第23節償還金利子及び割引料、第4項第3目第13節委託料、20ページ、21ページ、同第4目千葉海区漁業調整委員会委員選挙執行費全体について、以上6項目を一問一答で伺いたい。
 10ページ、11ページ、曽谷・高塚新田排水路整備事業費負担金は、年割額が下がることで松戸市からいただける予定の負担金が減るとのことだが、この考え方を教えていただきたい。年割額が変わっているわけだから、新年度においては、これはまた歳入として工事が進めば入ってくる。そのようなときに、歳出側は繰越明許費や債務負担行為で来年どうなるかはわかるが、その逆の債権見込み額のようなところは、ここは工事をするけどお金が入ってくる、これは事業に支出するけど補助金がおりてくる、など、歳出側は見える部分もあるが、歳入側はそのようなものがわかりやすくなっていないと思うが、どのような考えで行っているのか。
○財政課長 確かに補正予算の中身で見る限りでは、内容的にはかなり厳しいとは思うが、これについては継続費の補正も入っているので、32ページと33ページに継続費補正の支出額、見込額がある。この事業費自体は2億1,000万円で、2年継続費で最初に予算を計上させていただいたが、今回の補正予算で3年に延ばす。3年に延ばすと400万円が落ちて、総額は変わらないが、230万円の地方債、その他が松戸市の負担金になる。このようなところで明示させていただいている。歳入では確かにこれだけでは先が見えづらいが、全体ベースで今年度支出するものに対して、歳入はどれだけ必要で、どのようなものが入ってくるのかとの説明になるので、歳出ベースの内容とは連動していない。それを改めて細かく説明を中に入れることは無理ではないかと考えている。
○越川雅史委員 わかった。32、33ページを見落としていた。
 2つ目、14ページ、15ページに一般寄附金、ふるさと納税寄附金が当初を上回る1,500万円の増の計上であるが、もう1度確認で当初計上額を、熊本地震の寄附金が大きかったのか、あるいはTポイントの返礼品を見直した効果が出始めているのかどうか、増の要因も含めて教えていただきたい。
○企画課長 当初見込んでいたのは2,000万円である。今回、決算で見込むのは3,500万円で、1,500万円の補正をさせていただいた。この要因は、まず、特典数が充実したことが大きい。27年度は56品目あったが、28年度現在では86品目あり、特に梨への寄附をかなり多くいただいている。28年度からアクセス数が多い民間サイト「ふるさとチョイス」を使って申し込みいただいているので、効果的に周知、プロモーションができたと思っている。
○越川雅史委員 以前、Tポイントを上回るようなふるさと納税の特典はないとのところから、この見直しは、ある種ギャンブル的要素もあったと思うが、それが成功したとのことで、ひとまず安堵している。今後のふるさと納税事業計画の変更はしない、当面この路線で行くとのことでよいのか再度伺いたい。
○企画課長 シティセールス、歳入確保、被災地支援の、今の取り組みは継続しつつ、他市との差別化を図った独自性のある取り組み等を今後考えていきたい。基本は変わらない。
○越川雅史委員 何か突拍子もない方向にふるさと納税が行かないことを確認させていただいたので安心した。
 次に、16ページ、17ページ、市債の自転車等駐車場整備事業債は、償還のタイムスパンは何年物で、どのようなものに充てられるのか。今回は北国分に使うと思うが、そもそもの性質として自転車等駐車場整備事業債が充てられる範囲と償還期間について教えていただきたい。
○財政課長 自転車等駐車場整備事業債との名前はつけているが、項目として、これが決まりのものではない。市川市として委員の方々にも財源としてわかるように、このような名前をつけている。これの充てられるものは北国分の新設の部分に係るもののみである。今の段階で駐輪場の今後の整備、修繕はしていかなくてはいけない可能性はあるが、起債を充てられるような大規模な修繕でない限りは、起債は基本的には充てられない。路面をきれいにするぐらいのレベルであれば一般財源で対応しなければいけない。今回については新設なので起債は可能で、財源充当させていただいている。
 償還については5年を予定して試算している。
○越川雅史委員 わかった。
 次に、18ページ、19ページ、市税過誤納還付金8,000万円は、当初予算の計上額がどのぐらいか伺いたい。また、8,000万円と聞くと多いように感じるが、例年との比較を説明していただきたい。
○納税・債権管理課長 今年度の市税過誤納還付金の当初予算は2億4,350万円である。過去の支出額は、26年度は2億7,000万円、27年度は2億9,500万円となっている。
○越川雅史委員 今年度当初が2億4,350万円に8,000万円の補正をするから、今年度の決算予定額が3億2,350万円になるとのことで、年々増加傾向にあるように思われるが、この要因はどのようなものか伺いたい。
○納税・債権管理課長 今回、8,000万円の補正予算を計上させていただくに当たり、要因は大きく2点ある。1点目は、個人市県民税や法人市民税において、今年度の10月末時点における実際の支出額が前年度の同時期を大きく上回っていることと、2点目として、償却資産にかかわる固定資産税について、これから修正申告が提出される予定となっていて、年度末までに多額の還付金が発生する見込みとなっている。個人市県民税と法人市民税において、当初予算との乖離の部分では、合わせて約4,200万円、今年度の支出増が見込まれる。償却資産にかかわる部分は、まだ実際に修正申告等が出されていないので、確定した金額は申し上げられないが、おおむね今、税理士と話をしている中では、約2,500万円の還付金が発生する見込みとなっている。
○越川雅史委員 2つ答弁していただいた中で1個目の答弁が答えになっていないので教えていただきたい。要因は何かと伺って、前年同時期を上回っているとの答弁だったが、上回った要因を伺いたいので、もう1度説明をお願いしたい。
○納税・債権管理課長 個人市県民税については、過誤納還付金が発生するのは過年度にわたって扶養控除や医療費控除などを申告して、納めるべき税金が少なくなった場合に還付金が発生するが、今年度は制度の改正などがないので、確かに件数が多くなってはいるが、実際にこのような内容があったので件数がふえたとの要因は特にない。還付の件数が実際にふえているだけである。法人市民税においては100万円以上の還付が、昨年度は1年間で17件あったが、ことしは10月末現在で100万円以上の還付を行った件数が16件となっていることから、年度末までに支出する額がふえる見込みになっている。
○越川雅史委員 控除の件数は変わらないから要因はわからないとのことであったが、例えば所得が前年度に比べて下がっているとの要因は考えられないのか。
○納税・債権管理課長 10月末現在の件数を昨年度の時期と比べると、前年度は約1,700件だったが、今年度は1,900件となっている。1件当たりの還付金額も、前年度は1件当たり約3万2,000円だったものが、今年度は3万5,000円とふえていて、全体として支出額がふえている。
○越川雅史委員 所得が減ったとの要因は考えられないのか。
○市民税課長 正確な統計をとっていないが、税額更正の理由として多いのは、扶養控除をさかのぼって取るのがふえていると聞いている。それから、今、株の関係の取引が多くなっているようで、株に関して小さな損益があったものをさかのぼって修正申告することが、ことしの傾向として多いと聞いている。
○越川雅史委員 わかった。過年度の更正部分が大きいとの、ざっくりとした印象で理解した。
 次に、第4項選挙費、参議院議員選挙執行費第13節委託料のポスター掲示場設置等委託料で、これは前任者から引き継がれているか、引き継がれていないのかわからないが、毎回、選挙があって県などから交付されるお金を大幅に余らせて返している一方で、例えば投票所にポスターを設置すると、枝が伸びていたりするので、ポスターを掲示するときに一緒に枝も剪定すると、市のお金も減らせるし、返す額も減る。有効活用する余地があると言っていたが、多分引き継がれていないと思うので、苦しい答弁かもしれないが、今年度、この参議院選挙の執行に当たって、どのような創意工夫をしたのか、御説明願いたい。
○選挙管理委員会事務局次長 ポスター掲示場の設置の関係について、以前御指摘があったことは存じている。ポスター掲示場なので、例えば木の枝や、その他ほかの看板があって見えないのでは意味がないので、設置については、今回からはかなり注意したが、一部指摘のあったところについては、今後、もっと注意をしていきたいと考えている。
○越川雅史委員 わかった。趣旨を十二分に理解していただいていると思うので、今後の取り組みに期待をさせていただく。
 最後に、千葉海区漁業調整委員会委員選挙執行費は、自分もどのようなものか理解していないが、何年に1回行われる選挙で、選挙区の範囲がどうなっているか、投票率がどうだったのか、概要の基本的なところを教えていただきたい。
○選挙管理委員会事務局次長 海区漁業調整委員会委員選挙は4年に1度で、任期が4年となっている。単位として千葉県が1つの区域になっていて、全国で64の海区となっている。今回、選挙期日は8月3日を予定していたが、無投票となった。本市の有権者は94人で、選挙人名簿に登録される資格は、1年間に90日以上漁船を使用して漁業を営んでいる方で、年齢は、今回の選挙については20歳以上となっている。ここのところ、選挙は無投票で、選挙があった一番最後は昭和43年8月6日の第9回である。
○髙坂 進委員 11ページ、使用料の市民プール使用料、15ページ、雑入の私立保育園補助金返還金等収入、19ページ、市税過誤納還付金の3つを一問一答で伺いたい。
 まず、市民プール使用料は、気候が悪かったと言ったが、当初の予算は幾らで、原因は気候だけなのか、ほかにないのかどうか伺いたい。
○財政課長 当初予算の計上額は3,540万円で、決算見込みは2,990万1,360円である。プールが開けないのには外気と水温の2つ要因がある。有料の方の人数が9,700人ぐらい減っている。この計上が正しかったかどうかについては、25年度において約3,730万円の金額が入っている。この年はとても暑い夏で、そのペースで3,500万円ぐらいの予算見積もりを出して当初予算で計上したが、天候によって年度で差が出るので、今年度は約3,000万円を切る金額になってしまったと考えている。
○髙坂 進委員 わかった。
 次に、私立保育園補助金返還金等収入は、裁判で和解をしたとのことで、これは入る予定のものが全部入ったのか伺いたい。
○財政課長 9月14日に同法人と和解をして、その全額がこの間の9月定例会に提案した内容で、全て同日に入っている。
○髙坂 進委員 お金がなくて払えなくて分割にしてくれとの話はなかったとのことで、わかった。
 最後の市税過誤納還付金について、2年ぐらい前にも質疑したことがあるが、毎年、補正でこれぐらいの金額が計上されるのではないかとの気がしている。そのときにも、これぐらいの金額が計上された。法律が変わったわけでも何でもない中で、これだけの金額が計上されるのは、全体の金額からいっても多い。先ほどの答弁はよくわからなくて、言えと言っても無理かもしれないが、償却資産税の修正が行われるとのことだが、償却資産税の修正とはどのようなことか、もう少し詳しく伺いたい。
○固定資産税課長 償却資産税の返還については、税理士法人から、法人の償却資産の見直しを行って、社内電算で償却資産を5年分、毎回、社内で計算して請求しているが、その請求の内容が、例えば設備一式や一式関係で全部来て、内容を精査して税額を決定していた。その一式の中の明細を精査すると、実際には建物に含まれている部分があり、それを5年間さかのぼって返還する。それは市の担当と税理士で内部を細かくチェックし合う作業中である。それが2,500万円ぐらいある。
○髙坂 進委員 5年分とのことだが、毎年行うのか。
○固定資産税課長 償却の場合は賦課課税ではなくて申告課税になるので、同一法人で同じシステムを使っているので、全部同じ内容で計算されて申告されていた。申告書の内容一式で入っていたが、一式の細かい内容が表示されていなかったので、その内容を見て計算をして課税していた。その中を会社で見直した結果、これは違うのではないかとのことで、市の償却資産の担当と税理士法人との間で調整して見積額が出ている。
○髙坂 進委員 それは毎年、今ぐらいからもっと後にならないとはっきりしないと考えていいのか。
○固定資産税課長 申告については1月1日から31日が申告時期であるが、修正申告は5年分まとめて行っているので、もうそろそろさかのぼって出てくると思う。
○竹内清海委員 一問一答で1点伺いたい。18ページ、戸籍住民基本台帳費、需用費のパスポートについて、今回1,366万8,000円が補正予算で計上されたが、当初見込みは18ページで見ると11億9,245万1,000円となっているが、この内訳は計上していたのか。パスポート発券の件数がかなりふえたとの話をされていたが、経過等々教えていただきたい。
○市民課長 パスポートの申請手数料として、収入印紙と県証紙が各種類によって金額が違うが、当初予算では収入印紙の金額が1億2,809万円を見込んでいた。今既に5カ月経過しているが、この補正を計上する時期の7月から9月までの実績を見ると、当初、10年、5年の部分で10年申請が全体の55%ぐらいになるのではないかとの見込みをしていたが、3カ月の実績の中で、約61から62%程度に増加している。これを9カ月分の来年の3月31日で1月当たりを計算したところ、不足が生じるので、今回、1,366万8,000円の増額補正を計上したものである。
○竹内清海委員 1,300万円の補正で印紙を購入して、パスポート発券は当初見込みよりかなり市民サービスになっているのか。
○市民課長 7月1日からパスポートセンターを開設させていただいたが、初日に200人程度の方が見えて、7月、8月は繁忙期で、今まで松戸や中央旅券センター、受け取りについては船橋まで出かけたが、市川でとれるのは、非常に便利である、非常に助かるとの言葉をいただいている。また、利用についても、当初は9カ月で1万2,000件ほどを見越していたが、今後の見込みは1割から2割程度ふえていくと考えている。
○竹内清海委員 いずれにしても、人件費等々トータルで考えると市川市の負担は大きいと聞いているが、その点はどうか伺いたい。
○市民課長 歳入歳出で手数料や補助金の中で、当初の市の負担額の見込みが759万3,000円であった。今回の補正予算の中で、市の負担はほぼ同額の7,520万円となるが、歳出の中で一番大きいのは非常勤職員の雇い上げの賃金で、当初は1,271万4,000円を計上している。
○竹内清海委員 市民サービスの一環だと思うが、負担金額がかなり大きいとのことで、これからずっと続くわけで、できれば負担金等々もらえるようなことができるのかどうか今後検討していただきたい。
○西牟田 勲副委員長 総括で2点伺いたい。
 11ページの生活保護扶助費負担金は、補正予算の3億4,000万円の生活保護扶助費のうち3億2,100万円が国庫負担で賄われるとの理解でいいのか確認したい。
 もう1点は、31ページの市債利子、償還金利子及び割引料について、先ほどの説明では、2%から0.1%に下がったとの説明があったが、20分の1になって相当大きな変化であるが、金利の決まり方はそれぞれの債権によって違うのかもしれないが、借りかえたために大きく下がったのか、途中で何年かに1度、金利変更との条件になっているのか、この辺の概要について教えていただきたい。
○財政課長 まず、生活保護扶助費負担金については、2つ中身がある。まず1点目は、27年度の負担金の過年度精算分が中に含まれていて、それが6,698万円で、27年度に足りなかった分を補?していただくものである。それ以外のもので、生活保護は歳出予算で計上した増額3億4,000万円に対しての75%で2億5,500万円が負担金になり、合わせて3億2,198万円となる。
 市債の元金と利子の話については、これ自体は利率見直しは10年見直しと決まっている。これの借りているところが政府資金で、国からお金を借りている。10年ごとに利率の見直しを行っている結果である。20年償還となっている。
○西牟田 勲副委員長 先ほどの2%の金利は、10年前の金利が2%で、今はそれが0.1%との理解でいいのか。
○財政課長 委員のおっしゃるとおりである。
○西村 敦委員長 ほかに質疑がなければ、質疑を終結する。
 予算の総額については、他の常任委員会の審査結果を確認の上、修正等がなければ承認することで御了承願いたい。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

議案第56号 (仮称)北市川運動公園整備工事請負契約について

○西村 敦委員長 議案第56号(仮称)北市川運動公園整備工事請負契約についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
〔スポーツ課長 説明〕
○西村 敦委員長 質疑はないか。
○髙坂 進委員 一問一答で1問伺いたい。消費税を除くと予定価格が5億7,750万円、入札価格が5億7,700万円で50万円しか違わない。99%以上になっている。次の議案もそうだが、なぜこうなったのか。市民から見て、こんなに近いのがあり得るのか。これは積算がやりやすくて、誰が積算しても同じような結果が出るとのことで、このような結果になったのか。何か原因があるのか伺いたい。
○スポーツ課長 先日の説明会でも話したとおり、私どもでは予定価格を組む段階では一つ一つ金額を積み上げていくが、そのもとになっているのは、県や国の設計の単価や積算の基準が公開されているものに沿って数字を入れさせていただいている。あとは、人の手間が若干違ってくる、技術の高い方を入れるか、違う方を入れるかとの違いは多少あるかもしれないが、私どもとしては、単価表の積算基準に基づいて数字を入れているので、それによって事業者もそれに基づいた設計をされていて、近い数字になっていると思っている。
○髙坂 進委員 なかなか難しい。御答弁のとおり、設計労務単価はわかっている、そのときの資材の値段も大体わかっているとなるとそうだが、例えば3者で入札を行って、ほかのところは結構違うのに、何でこのようなことが起きるのか非常に不思議な現象であるが、これ以上聞かない。
○西村 敦委員長 確認するが、入札は1回か。
○スポーツ課長 1回である。
○西村 敦委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

議案第57号 (仮称)北市川運動公園建築工事請負契約について

○西村 敦委員長 議案第57号(仮称)北市川運動公園建築工事請負契約についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
〔スポーツ課長 説明〕
○西村 敦委員長 質疑はないか。
○越川雅史委員 44ページ、45ページで、ここを何か災害が起きたときの避難所として使えるのか、関心があるので伺いたい。この会議室(小)(大)や、ホールはどのくらいの収容人数となっているのか。倉庫には災害時の備蓄品を備置することは想定しているのか。トイレはウォシュレットがこの絵では見えないが、そのような機能がついているのかどうか、全て総括で伺いたい。
○スポーツ課長 会議室は大が26.03㎡、小が21.295㎡で、両方合わせても47㎡ほどで非常に小さい。利用人数は、大きいほうが16名程度、小さいほうは12名程度で、パーテーションが取れるので、合わせて30名程度の会議室となる。避難所としては、こちらには消防との打ち合わせの中で防火水槽はつけさせていただいた。テニスコートの上部に陸上自衛隊または消防から派遣された方々が駐留することができるのではないかとの相談を受けているので、こちらは市民の避難場所としてよりは、そのような方を受け入れる場所として使いたいと考えている。トイレはウォシュレットはついていない。倉庫も決して大きな倉庫ではないので、備蓄用とはなっていない。今後、危機管理と話をさせていただいて検討する。ここで設置する倉庫は、草刈り機、テニスに要する備品を入れることを考えている。
○越川雅史委員 わかった。一般市民の避難場所にはならないまでも、災害救助に来られた方が使われるとのことだから、その観点で、何を備置しておく必要があるのか。また、屋外はともかく、せめてクラブハウス内はウォシュレットか何かをちゃんとつけて、そこで物資が不足して紙がないことなどあるかもしれないので、今のうちからそのようなことを考えておく必要があると思う。それを指摘して終わる。
○西村 敦委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

所管事務調査

○西村 敦委員長 所管事務の調査については、閉会中も引き続き調査することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 御異議なしと認める。よって所管事務の調査については閉会中も引き続き調査することに決した。
 また、委員長報告の作成については、正副委員長に一任されたいと思うので、御了承願いたい。
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○西村 敦委員長 以上で総務委員会を散会する。
午後0時4分散会

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