更新日: 2018年2月1日

平成29年9月市川市議会総務委員会

開会

平成29年9月12日(火)
午後1時31分開議
○中村よしお委員長 ただいまから総務委員会を開会する。

議案第26号 市川市税条例の一部改正について

○中村よしお委員長 まず、審査に当たっては一問一答制が導入されているので、委員の皆様におかれては、質疑冒頭に私、委員長に対し発言方法、1、全て総括、2、初回総括2回目以降一問一答、3、質疑項目を全て述べてから一問一答を申し出た上で質疑されるようお願いしたい。
 また、理事者の方々におかれては、説明または委員の質疑に対する答弁の際は職名を名乗った上で発言するようお願いしたい。
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○中村よしお委員長 議案第26号市川市税条例の一部改正についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○市民税課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査くださるようお願い申し上げる。
○中村よしお委員長 質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○中村よしお委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○中村よしお委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中村よしお委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

議案第27号 市川市スポーツ広場の設置及び管理に関する条例の一部改正について

○中村よしお委員長 議案第27号市川市スポーツ広場の設置及び管理に関する条例の一部改正についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○スポーツ課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査くださるようお願い申し上げる。
○中村よしお委員長 質疑はないか。
○清水みな子委員 全て総括で伺いたい。初期投資は幾らだったのか。契約が10年とお聞きしたような気がするが、契約があったのか。そのとき、年間使用料や広場を使う使用料があったのか。それから、所有者から半分返してほしいとの話であったと聞いたが、例えばその半分を買い取る考えは市にはなかったのかどうか伺いたい。
○スポーツ課長 まず初期投資であるが、平成16年、工事費として7,800万円である。契約についてであるが、使用貸借契約を締結しており、10年ではなく、平成16年から5年間で、以降、最新の契約まで3カ年ずつ契約している。使用料については、使用貸借契約であるので無償でお借りしている。一部返還との地権者様の御要望は、土地の活用について何かお考えがあるとのことであったので、買い取りは選択肢の中になかった。
○清水みな子委員 7,800万円は多分人工芝の整備など、そのような形で投資したと思うが、今回、4,300万円の補正予算でもとに戻すとのことである。地権者が一部使いたいと言っても、そこは広場として大きな面積があり、今までも皆さんが人工芝で使用していたところであるので、もうちょっと話し合いができなかったのかなと思う。その点は地権者のほうで固辞のような形だったのか。
○スポーツ課長 まず、この話を急に言われたわけではなく、地権者様はかなり昔から土地の活用についてのお考えがあり、常に契約のたびにそろそろ返してもらおうか、どうしようかとの話をしていた中で、いよいよもってとの形で、強い意思を持って、どうしても土地を活用したいとの御意向があるようであった。
 一方を返還した後、サッカー場として機能しているあの地を用途変更するのも市民の方の御理解を含めてなかなか難しく、継続して使えるかを我々のほうで検討したところ、グラウンドそのものが縮小されるだけではなくて、駐車場も保護者の観覧席もなくなってしまう状況で同じ水準でのサービスの提供はできないと判断して全部お返しせざるを得ないと考えたものである。
○荒木詩郎委員 全て総括で伺いたい。今回の条例改正で、市川市のスポーツ広場は福栄スポーツ広場1カ所となるわけである。私の承知しているところでは、福栄スポーツ広場は県が管理しているとのことで、これまで利用時間が9時から5時となっているが、朝、散歩をするのも9時からではあいていない、夕方ももう少し遅くまで利用したい、利用時間をもっと広げてほしいとの要望が市民の中から強くあると聞いている。そうした希望に対して、市のほうでも応えようと努力していたと聞いているが、実際のところ、どうなのか。時間の延長について検討はできないのか伺いたい。
○スポーツ課長 まず、時間の延長について、県の施設で融和施設とのことで、実際に塩浜体育館などでも、朝早く開放してしまうことで近隣の方の苦情も一部ある状況から、朝の対応は市民の理解を得る過程が厳しいのかなと思っている。一方で、夜の延長については照明の設置等の御要望もあり、十分検討していく価値があろうかと思っている。
○荒木詩郎委員 早朝の利用には周辺の方から苦情があるとのことであるが、塩浜市民体育館の場合はすぐ近くに団地があるので、早朝の開放は無理かと思う。福栄スポーツ広場の場合、周辺の住宅地からはちょっと離れていて高さも高いので、散歩をする分には影響は少なく、大変いい環境だと思う。むしろ私は県が管理しているところがネックになっているのではないかとの気がするが、その辺はどうか。
○スポーツ課長 おっしゃるとおりで、県の行政財産をお借りしている状況から、県との協議が十分に必要との認識である。
○荒木詩郎委員 そうであるとするならば、県の同意を得て市が早朝より開放することは可能だと思うが、いかがか。
○スポーツ課長 融和施設の上部利用を許可していただいているだけであるので、9時から5時以外の利用については、これからの協議の可能性はあるとしても、現状においては県から許可がおりない状況になっている。
○荒木詩郎委員 確認であるが、これから県と協議していく意思は市にあると理解していいのか。
○スポーツ課長 県のほうに投げかけてみたいと考えている。
○中村よしお委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○中村よしお委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○中村よしお委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中村よしお委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

議案第28号 市川市使用料条例の一部改正について

○中村よしお委員長 議案第28号市川市使用料条例の一部改正についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○財政課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査くださるようお願い申し上げる。
○中村よしお委員長 質疑はないか。
○清水みな子委員 全て総括で伺いたい。
 1つは使用料の件であるが、例えば曽谷公民館の視聴覚室のみが1,050円から1,000円に下がった。これはどのような計算方法なのか。曽谷公民館のほかの会議室はなぜ引き下げにならなかったのか。
 それと体育館であるが、これまでの4分の3面や2分の1面が書いてないが、それはなくなったのか。
○財政課長 曽谷公民館の視聴覚室については、これまで貸し室の面積の中に利用者が利用しているとは言えない倉庫の部分が含まれていた。今回、その面積を除くことによって、これまでの1,050円から1,000円に引き下げたところである。
 公民館のほかの施設について引き下げとしなかった理由であるが、行政コストを算定すると、前回の見直しの24年度は公民館全体で5億3,500万円、今回の見直しでは5億6,100万円と、行政コスト自体はふえている。しかしながら、市川公民館や大野公民館において、新たに貸し室をふやしたり、貸し時間を前回よりもふやした経緯があり、使用料の単価は7.30円から7.27円に下がったところである。改定の幅が0.03円の減額となり、実際には使用料に置きかえると、おおむね300㎡程度の大きな施設において最大10円の減額しか生じなかったことから、今回公民館については据え置きとの判断をさせていただいた。
 2点目のスポーツ施設について、これまで2分の1や4分の1の面積と条例に規定があった。今回の改正において、公民館などのレクリエーションホールなど、比較的大きい部屋を想定しているが、こちらについても2分の1の面積で貸すことができるように新たに本則に全て適用するようにしたことから、今まで個別の表でスポーツ施設のほうにだけあったが、条例を整理させていただき、これまでと同様に2分の1単位で貸すことができるような規定となっている。
○清水みな子委員 体育館はそれぞれ引き下げになっている。そうすると、表的には4分の3、4分の1、2分の1も同じように引き下げとなるのか。
○財政課長 そのとおりで、それぞれ2分の1等を乗じた額での算定となるので引き下げとなる。
○宮本 均委員 1点だけ伺いたい。今、市公式ウエブサイト上に掲載されているのは平成26年度の計算手法だと思うが、議案等説明会のときにいただいた資料に、それぞれ料金の見直しを行ったくくりで大きく1、2、3と書かれている最初に「行政コスト計算書に基づく使用料の見直し」とある。この行政コスト計算書は何年度のものを用いたのか。
○財政課長 27年度決算に基づく施設別行政コスト計算書に基づいて使用料を算定した。
○宮本 均委員 27年度があるなら公表されてもいいのではないか。去年の4月から更新がとまっている。何か理由があるのか伺いたい。
○財政課長 例年、年度末に公表しているところであるが、今回、使用料の算定に使うため、27年度の施設別行政コストは内容をより精査したことから公表がおくれてしまっていた。今後速やかに公表していきたいと思っている。
○長友正徳委員 1点だけ伺いたい。議案等説明会のときに、3年ごとの見直しとのことで、今回、引き下げしたものだけを改定することになっていると思うが、引き上げとなったものもあったように受けとめている。たしか政策的判断で引き上げはしないとのことであったと思うが、どんな判断だったのか。
○財政課長 今回、政策的判断により据え置きとの判断をさせていただいた。内容については、上限がこれまで1.5倍であったが、前回の使用料の見直しのときは3倍上限での引き上げの改定をして上昇幅が非常に大きかったことが1つの要因である。2点目が、公民館などの貸し室においては段階的に引き上げを行い、直近では28年10月に引き上げたばかりだったことを総合的に判断し、私どものほうで政策的判断により据え置きと表記したところである。
○長友正徳委員 3年後に見直されると思うが、引き上げもあるとのことか。
○財政課長 使用料においては、おおむね3年ごとに見直すと条例に規定されているので、3年後に見直しは行う。ただ、そこで引き下げるか引き上げるかは経済情勢を総合的に判断して決定していくことになるので、現時点でははっきり申し上げることはできない。
○鈴木雅斗委員 私から初回総括2回目以降一問一答で伺いたい。3年に一度の使用料の見直しとのことで、今回、3年経過して気になるところが2点ある。
 1点目は、今、公民館によっては順次引き上げとのことであるが、この引き上げによって、過去3年間、利用率の変化はどのようになったのか。
 2点目は、引き上げによって使用できなくなった団体があるとの趣旨のことをよく方々で伺うが、使用団体数に関して、この3年間、どのような傾向があるのか。
○財政課長 まず1点目、公民館の利用率でお答えする。利用率が使用料の改定前はおおむね35%、28年度は33%となっているので、2ポイントの減となっている。
 また、利用登録団体数については、同様に公民館で申し上げると、使用料の改定前は1,991団体、28年度は2,039団体となっているので48団体ふえた。
○鈴木雅斗委員 35%から33%に2%下がったこと、1,991団体から2,039団体になったとお伺いした。引き上げによるメリットなのかどうかわからないが、回転率が上がっているのか、それに加えて2%下がったとのことだが、これは統計上の誤差なのか、あるいは引き上げによって利用率が数%台下がってしまった場所もあり得るのか。
○財政課長 利用率が減少した要因としては、使用料が引き上げとなったことも1つの要因かと思うが、一方で、27年度では市川公民館において冷暖房の改修工事を行うことによって約2カ月間の利用制限があったこと、また、28年度では曽谷公民館においてエレベーターの改修工事で5カ月間の利用制限があったことから減少になったと認識している。
○鈴木雅斗委員 団体に関してはわかった。
 最後に再質疑をもう1点であるが、利用をやめた団体数はどれぐらいあるのか伺いたい。
○財政課長 今、登録団体数のうち利用を取りやめた団体数の数字は持ち合わせてない。
○鈴木雅斗委員 まとめさせていただくと、利用率が2%下がったが、登録団体数はふえて回転数がよくなったとの部分も評価できるし、引き上げによって財政面に関する寄与はあったと思う。しかしながら、他市の団体と比較したり、工事とは言っていても、個々の公民館や施設を見てみると、引き上げによって利用率の変化は細かくあると思う。先ほど長友委員の質疑で、3年に一度、経済情勢やファンダメンタル的に勘案して判断するとおっしゃったが、3年後も総合的に判断した上で利用率の改定に努めていただきたい。
○中村よしお委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○中村よしお委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○中村よしお委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中村よしお委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

議案第30号 平成29年度市川市一般会計補正予算(第1号)のうち本委員会に付託された事項

○中村よしお委員長 議案第30号平成29年度市川市一般会計補正予算(第1号)のうち、本委員会に付託された事項を議題とする。
 提案理由の説明を求める。
〔企画課長、地域防災課長、情報システム課長、スポーツ課長、国民年金課長、消防総務課長、財政課長 説明〕
○中村よしお委員長 質疑はないか。
○清水みな子委員 全て総括で伺いたい。15ページ、第7目企画費の負担金の2つである。
 1つは東京2020オリンピック・パラリンピック事前キャンプ誘致等負担金で、負担金はその時々で補正予算を計上していくと代表質問で答弁があったが、これは上限を決めないで、その時々で限りなく負担していくのか。
 もう1つは東京外かく環状道路開通記念イベントの負担金で、これは本市と商工会議所の実行委員会とのことであるが、開通記念イベントはいつごろ、どのような形で行おうとしているのか。これも同じように、これ以上の金額がかかるのかどうか。
○企画課長 オリンピック・パラリンピック事前キャンプ誘致の負担金の関係で、今回600万円を計上させていただいているが、その都度ではなく、11月に予定しているフェンシングのフランス、イギリス、日本の多国籍キャンプに係る経費527万円、3月に予定しているパラリンピックの視覚障害者の方の競技であるゴールボールに係る経費33万7,000円、今後、キャンプを受け入れるに当たって、それぞれの国から視察を受け入れるための経費39万3,000円として計上したもので、必要な経費を計上させていただいた。
 もう1つの外環道路開通記念イベントについて、実施時期は3月11日を候補日としている。内容としては、道路部分を使ったハーフマラソン大会、新しくできる道の駅の駐車場部分を使った物販や飲食の販売、子育て応援メッセと称した子育て家庭に対する情報提供、親子が楽しめるようなイベントの開催、それと「働く車大集合」として、工事車両を展示、あるいは場合によっては試乗していただいて、市川市シティセールス方針に沿って、子育て家庭に訴求するようなイベントを今計画している。
○清水みな子委員 最初の東京オリンピック・パラリンピックの事前キャンプ誘致の件は代表質問でわかったが、これ以上、イベントがあるときに負担金がさらにかかってくるのか。
 外環道路開通記念のイベントは、この1日だけが800万円で、それ以上の予算は予定していないのか伺いたい。
○企画課長 オリンピック・パラリンピック事前キャンプ誘致については、今年度は今申し上げた内容に対して計画しているものであり、今後突発的に何かあるかは今の時点ではわからない。来年度以降については、また別途計画を立てていきたいと思っている。
 外環道路開通記念イベントの予算額について、イベントは今回限りであるので、負担金800万円というのは、3月11日を候補日としているイベントに限ったものである。予算については、市川市の負担金が800万円で、それ以外は千葉県からの負担金、協賛金、マラソン大会の参加費、あとは物販等を予定しているが、テナントの参加料を含めて全体で2,300万円ほどを見積もっている。
○長友正徳委員 3点あるが、初回総括2回目以降一問一答で伺いたい。
 9ページ、保育士処遇改善事業費補助金について。これはたしか新聞報道によると、保育士1人当たり、千葉県が1万円、市町村が1万円、合わせて2万円の補助と書いてあったような気がするが、6,336万円とは6,336人に対して補助するとのことか。
 2点目、11ページから13ページに工事やトイレの改修費で市債が計上されているが、税収では賄えないのか。こういった工事費は市債で賄うことになっているのか。その辺の考え方を含めて伺いたい。
 15ページ、今まで質疑があったが、負担金であるので、オリンピック・パラリンピック事前キャンプ誘致と外環開通記念イベントの実施者を伺いたい。
○財政課長 ただいま委員がおっしゃっていたとおり、市の1万円の補助に県で1万円上乗せして支給する。月額ベースがあり、対象人数については合計で1,056人となる。
 市債の発行については、予算の段階において、建設事業費に関しては特定財源として市債を充てて予算を計上している。
○企画課長 双方とも実行委員会を組織し、実行委員会に対する負担金となる。オリンピック・パラリンピック事前キャンプ誘致については、実行委員会の立ち上げはこれからになるが、外環道路開通記念イベントについては、既に6月に市川市と商工会議所で構成して立ち上げている。
○長友正徳委員 1点だけ伺いたい。工事については全部市債で賄うことになっているのか。
○財政課長 市税の税収で賄えるかどうかとの判断が現時点ではまだできないので、適債事業については、予算の段階では市債に充当させていただいて、決算の見通しがついた段階で全体的に市税収入で賄える見込みであれば調整させていただきたいと思っている。
○荒木詩郎委員 1点だけ伺いたい。15ページの第15節工事請負費の改修工事費に塩浜市民体育館トイレ等改修工事費が計上されているが、改修工事のスケジュールを教えていただきたい。
 また、先ほどこの工事はグローバル化、バリアフリー化に対応と私は聞いたような気がするが、グローバル化とはどのような仕様になるのか。外国のトイレと日本のトイレは少し仕様が違うような気がするが、どのような内容の工事になるのか。
○スポーツ課長 まず、スケジュールについては、そもそも本年度当初予算で計上していた塩浜体育館の天井や空調、エレベーター工事の関係で、10月から3月まで一部閉鎖させていただいて工事を行う予定になっている。その間に、今回計上させていただいている工事を当てはめる予定にしていることから、議決いただいた以降、入札等を行って、11月ごろからは工事着工できると想定している。
 グローバル化、バリアフリー化については、先ほど来、オリンピック・パラリンピック事前キャンプ誘致の負担金の話もあったが、そういう状況の中において、そもそも和式である時点で、市としての考え方を排除していると考える部分もある。また、今回、あわせて車椅子で入ったまま利用できるようなシャワー工事も考えているが、そのような意味において、グローバル化、バリアフリー化との話を説明の中に入れさせていただいた。
○荒木詩郎委員 確認であるが、外国へ行くと随分トイレが大きいと私は思う。足が下につかないみたいなトイレに入るが、そんなことではないということか。
○スポーツ課長 日本人向けである。
○かいづ 勉委員 15ページの第15節工事請負費、取りこわし工事費の中国分スポーツ広場原状復旧工事費4,300万円は契約満了なのか。契約内容がそうなっているのか伺いたい。
○スポーツ課長 使用貸借契約が今年度末で終了するとのことであり、この4,300万円の工事については、使用貸借契約後、工事の契約を行うので、それとこれとは少し違う形になっている。
○かいづ 勉委員 契約内容が原状復旧となっているのか。
○スポーツ課長 使用貸借契約の中に原状復旧と書いている。
○鈴木雅斗委員 初回総括2回目以降一問一答で、少し幅が広くなるかもしれないが、適宜答弁をよろしくお願いしたい。
 まず初めに16、17ページ、第5目国民年金費552万1,000円はマイナンバーにかかわる国民年金システム改修委託料とのことであるが、システムの改修によって、基礎年金番号は不要で、マイナンバーのみで照会が可能になるのか。それ以外に、今回のシステム改修で法定受託事務に定められている我が市の年金事務において、どれだけの業務効率化、あるいは業務請負ができるのか、お答えいただきたい。
 2点目として、14ページ、15ページ、第2款総務費第1項総務管理費第12目情報システム費、2,800万円は旧姓併記のためのシステム改修費とのことであるが、対象者は何人いて、どれぐらいの登録もしくはどういったシステム改修がなされるのか。
 3点目として、10ページ、11ページ、消防音楽隊制服購入事業指定寄附金130万円は歳入にも歳出に計上されているが、歳出で250万円計上して、歳入で130万円が寄附金として計上されている。消防音楽隊の制服は何年に1回更新されて隊員に与えられるのか。今回、250万円分の制服は何人分の隊員に対して支給されるのか。
 最後に、11ページから13ページの市債に関してであるが、市債を発行せずに補正予算財源のみで計上した場合、補正予算残高は幾らになって、その際、どのような懸念があるのか伺いたい。
○国民年金課長 まず、個人番号の活用であるが、基本的に今後、国としては、基礎年金番号と個人番号の併用とのことで、原則としては個人番号での届け出をしてもらうことを求めており、今回、それをシステムに反映するための改修である。事務の効率化の面については、今まで日本年金機構には紙媒体で報告しており、今回、マイナンバーを導入するに当たって、それを反映したものにと国からの要請があったことを取り入れた上で、電子媒体で欲しいとのことであるので電子媒体化する。事務としては、今まで紙媒体で準備していたものを、システムからすぐにデータとして取り込んで日本年金機構に報告できることで効率化が望めるものである。
○情報システム課長 旧姓併記のシステム対策の制度改正について、今年度の4月24日に総務省より考え方が通知されており、現時点では詳細までははっきりとわかっていないところであるが、その考え方にのっとってお答えする。
 まず、旧姓とは、過去に使用してきた戸籍上の氏となり、あくまでも御本人の希望、申請により併記する形になってくる。どのぐらい希望者がいらっしゃるかによるので、現時点では正確な人数は把握できていない。
 それから、どのような改修を行うのかについて、この制度によると、旧姓は過去に戸籍で名乗った氏、婚姻前の氏や出生時の氏となるが、それを御本人の希望、申請により、住民票やマイナンバーカードの券面、閲覧台帳、転出証明書などに記載することになっている。そのような記載に対応できるよう、システムの管理項目をふやしたり、帳票等の形を変えたりする改修になる。
○消防総務課長 消防音楽隊の制服の更新計画と今回購入する予定数の2点の御質疑にお答えする。
 まず、消防音楽隊の制服については、おおむね10年を目安に更新計画を立てている。現在着用している制服が平成15年に購入したものになるので、今回の補正予算で計上させていただいた。
 また、購入予定数であるが、現在30着を更新予定としている。
○財政課長 市債を活用しなかった場合との御質疑で、今年度の繰越金であるが、28年度の実質収支額が約38億1,000万円あった。そこから財政調整基金へ約20億円積み立てており、29年度の当初予算に約5億円計上している。今回、9月補正予算の財源として約4億5,000万円を計上しているので、今年度補正財源として活用可能な額が約8億6,000万円となっている。市債を今回4億4,670万円計上しているが、ただいま質疑があったように、これを全て一般財源、繰越金で賄うとすると残が約4億1,000万円程度になってしまい、今後12月補正予算も控えていることから厳しい財政運営が強いられることになるので、予算の段階では市債を活用させていただいているところである。
○鈴木雅斗委員 以降から一問一答にて再質疑をさせていただく。
 国民年金に関してはよくわかった。
 基幹システムの質疑に関しては、登録よりも、むしろ画面上の変更なのか。あるいは、それを打ち出すためのシステム回収にお金がかかるのか伺いたい。
○情報システム課長 現在、住民基本台帳システムで管理していない新たな項目を証明等、御希望があった場合にお出しする仕組みをつくることになるので、大もとのシステムの改修経費となる。
○鈴木雅斗委員 この件に関して理解した。
 国民年金のほうを質疑させていただきたいが、マイナンバーの取り扱いに関する改修はいつごろ終わって、いつごろ運用が可能になるのか。また、紙媒体で報告をしていて電子媒体報告になるとの話を伺ったが、その電子媒体はDVDなのか、CDなのか、あるいはスマートメディアなのか。その際の個人情報の取り扱いに関してはどのように管理するのか。
○国民年金課長 まず、媒体の話を先にさせていただくが、基本的にはDVDなりCDでシステム改修に当たることを予定している。
 スケジュールの件であるが、国のほうから示されていた予定では、平成30年の3月までに改修を済ませて運用できるよう準備するようにと示されている。
○鈴木雅斗委員 再質疑させていただく。電子媒体はCD-ROM、DVD-ROM、DVD-RW、何でも結構である。そのような電子媒体に取り扱われるとのことであるが、今、市川市は、個人情報の取り扱いに対して機密区分などを指定し、CDなど、右上に例えば機密や個人情報と指定して管理する予定なのか。
○国民年金課長 今回の電子媒体化に当たっては特定個人情報保護評価との形で、ことしの2月に公表させていただいて、個人情報の保護に対しては安全に運用できることになっており、今回、それに伴って改修させていただく。
○鈴木雅斗委員 具体的な運用は先になっていくが、確かに安全だと思うが、個人情報も機密情報の一種だと思うので、できる限りわかりやすく、情報区分の取り扱いを明示するなどの方法を考えていただいた上でシステム改修に取り組んでいただきたい。この質疑は以上で結構である。
 次に消防の制服になるが、10年に一度の更新と聞いて少し驚いたが、野外作業が多い中で服が焼けたりしないか。今、自分が着ているスーツは3年着ているが、ネイビーブルーが茶色っぽくなってしまっている。そうなってしまった場合、補修や修繕は引き続き別個に対応している状況なのか。
○消防総務課長 消防が着ている制服の関係であるが、実際、今回更新させていただくのはクリーム色の上下の制服となる。そのほかに夏用の半袖の開襟もある。あと、若干動きがあるドリル演奏のときにはジャケットで、一応3種類あるので、それをローテーションで回しながら対応している。あとは出演の中でクリーニングに出したり、制服の器具愛護ではないが、その辺を徹底させていただいて大事に使用することで、この年数での更新計画としている。
○鈴木雅斗委員 消防隊にとって、恐らく服装は大切になるかと思う。ドリル、野外、いろんな用途で使う制服があるかと思うが、適切に管理していただいて、もし修繕が必要な場合に関してはまた御相談していただければと思うので、よろしくお願いしたい。
 最後に、市債の話はよくわかった。一般財源で賄うことによって、当該年度の補正予算が必要なときに賄えなくなるおそれから、金額が多いものに関しては市債発行との形で賄うことは十分理解した。この件に関しては繰り越しと市債、うまくバランスを考えて、今後も財政課が取り組んでいただければよしとするのでお願いしたい。
○中村よしお委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○中村よしお委員長 質疑を終結する。
 予算の総額については、他の常任委員会の審査結果を確認の上、修正等がなければ承認することで御了承願いたい。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○中村よしお委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中村よしお委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

議案第36号 市川市東消防署高谷出張所新築工事請負契約について

○中村よしお委員長 議案第36号市川市東消防署高谷出張所新築工事請負契約についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○企画管理課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査くださるようお願い申し上げる。
○中村よしお委員長 質疑はないか。
○清水みな子委員 全て総括で伺いたい。高谷出張所はいつごろから建てる計画があったのか。周りは民家、工場地帯、倉庫がたくさんあって、以前火事もあったが、対応できる装備があるのか伺いたい。
○企画管理課長 市川市消防局東消防署高谷出張所については昭和42年に建築され、建築後50年が経過し、庁舎の老朽化が進んでいた。平成8年に耐震診断の結果、耐震性を担保していないことが判明したので、今回新築工事請負契約を締結するものである。
 御質疑のとおり工業地帯にあるので、普通ポンプ自動車1台、大型化学消防車1台、救急車、非常用の水槽車、あわせて石油コンビナート地帯であるので消防艇も配置している。
○かつまた竜大副委員長 初回総括2回目以降一問一答で2点伺いたい。
 私の勘違いだったら申しわけないが、ここのかいわいは、たしか県が高潮対策の防潮堤をつくっていたのではないかと思うが、そこが少し気になった。
 それに関することで、海に接している場所であるので、消防艇もあるが、高潮等の対策はできているのか伺いたい。
○企画管理課長 この地区であるが、市川市洪水ハザードマップによると、高潮による浸水想定は約0.5mである。台風や集中豪雨により江戸川の堤防が決壊し、氾濫した想定によると、約1mの浸水想定が出ている。
○消防局次長 ただいまの答弁に補足させていただく。万が一、高谷出張所に被害が出た場合を想定し、例えば重要な発電機や職員の勤務する執務室を全て上階に設置し、そのような被害が出た場合にも業務が継続できる体制を構築している。
○長友正徳委員 3点あるが、初回総括2回目以降一問一答で伺いたい。
 先ほど車が4台ぐらい入るとの説明があったように思うが、図面を見ると車庫のドアが2つしかないので、ドアの数と車の数が合わないのではないかと思った。その辺を説明していただきたい。
 それから、きのうの代表質問でも女性消防士のためシャワーと仮眠室を設置されるとの話があったが、それ以外に現在の出張所と比べて機能的に追加になったものがあれば伺いたい。
 議案書の26ページに業者選定の表がついていたが、技術評価点122.0、評価値0.3245とはどのような意味があるのか伺いたい。
○企画管理課長 消防車両については、御存じのとおり、高谷出張所の近くには国道357号があるので、交通事故に対応するための車両を複数配置し、普通ポンプ自動車と大型化学消防車の2台を災害の種別に応じて乗りかえ運用している。
 2点目に、独自の機能を有した新しい設備はあるかとの質疑に対して、女性仮眠室、女性シャワー室のほか、地震時に断水となり消火栓が使用できなくなった際、近隣の火災の消火活動を迅速に行うため、建物の?体を利用した耐震性を有する100tの防火水槽を設置している。あわせて屋上は消防隊が訓練できるように、訓練器具の取りつけや訓練スペースの確保を可能としている。
○設計監理課長 基準評価値や評価点についての御質疑にお答えする。
 本入札は総合評価の基準に従って行っている。総合評価とは、入札金額とは別に、ある一定基準の評価すべき内容を審査した上で業者を決める選定基準であり、評価点、評価値は入札金額及び提案を基準の計算値で出して入札、落札に資する指標としている評価点である。
○長友正徳委員 1点目の質疑で車両が何台かあるとのことであるが、建物の設計との関係を伺ったつもりで、例えば議案書の29ページに車庫と書いてあって、車が2台しか入らないのではないかと思った。どのように配置されるのか。出張所所属の車両が何台かあるが、ここに全部収納されるのか。
○企画管理課長 1階の車両の配置についての御説明をさせていただく。
 まず、向かって左側の車庫については、普通ポンプ自動車を1台、その隣に救急車を1台、その隣に大型の化学消防車を1台、その隣に10tの水槽車、その奥に予備車である救助工作車とフォークリフト1台を収納する設計となっている。
○長友正徳委員 3点目の再質疑で、何点満点なのか、合格点が何点か、どれぐらいの数値なのかを伺いたい。
○設計監理課長 技術評価点とは、100点が標準になっており、今回落札した岩堀建設においては、これに加点22点が加わって技術評価点122点となっている。
○中村よしお委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○中村よしお委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○中村よしお委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中村よしお委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

議案第38号について

○中村よしお委員長 議案第38号千葉県市町村総合事務組合の共同処理する事務の変更及び千葉県市町村総合事務組合規約の一部を改正する規約の制定に関する協議についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○市民税課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査くださるようお願い申し上げる。
○中村よしお委員長 質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○中村よしお委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○中村よしお委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中村よしお委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

所管事務調査

○中村よしお委員長 所管事務の調査については閉会中も引き続き調査することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中村よしお委員長 御異議なしと認める。よって所管事務の調査については閉会中も引き続き調査することに決した。
 また、委員長報告の作成については正副委員長に一任されたいと思うので、御了承願いたい。
――――――――――――――――――――
○中村よしお委員長 以上で総務委員会を散会する。
午後2時57分散会

議案第39号 平成29年度市川市一般会計補正予算(第2号)

平成29年10月2日(月)
午前11時50分開議
○中村よしお委員長 ただいまから総務委員会を開会する。
――――――――――――――――――――
○中村よしお委員長 まず、審査に当たっては一問一答制が導入されているので、委員の皆様におかれては、質疑の冒頭に私、委員長に対し発言方法、1、全て総括、2、初回総括2回目以降一問一答、3、質疑項目を全て述べてから一問一答のいずれかを申し出た上で質疑されるようお願いしたい。
 また、理事者の方々におかれては、説明または委員の質疑に対する答弁の際は職名を名乗った上で発言するようお願いしたい。
――――――――――――――――――――
○中村よしお委員長 議案第39号平成29年度市川市一般会計補正予算(第2号)を議題とする。
 提案理由の説明を求める。
〔選挙管理委員会事務局次長、財政課長 説明〕
○中村よしお委員長 質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○中村よしお委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○中村よしお委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中村よしお委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
――――――――――――――――――――
○中村よしお委員長 委員長報告の作成については正副委員長に一任されたいと思うので、御了承願いたい。
――――――――――――――――――――
○中村よしお委員長 以上で総務委員会を散会する。
午前11時53分散会

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