更新日: 2018年2月9日

平成29年12月市川市議会総務委員会

開会

午前10時2分開議
○中村よしお委員長 ただいまから総務委員会を開会する。

議案第40号 市川市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について

○中村よしお委員長 まず、審査に当たっては、一問一答制が導入されているので、委員の皆様におかれては、質疑冒頭に私、委員長に対し発言方法、[1]全て総括、[2]初回総括2回目以降一問一答、[3]質疑項目を全て述べてから一問一答を申し出た上で質疑されるよう願いたい。
 また、理事者の方々におかれては、説明または委員の質疑に対する答弁の際は、職名を名乗った上で発言されるよう願いたい。
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○中村よしお委員長 議案第40号市川市職員の育児休業等に関する条例の一部改正についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○人事課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査くださるようお願い申し上げる。
○中村よしお委員長 質疑はないか。
○長友正徳委員 全て総括で伺いたい。
 提案理由に、「2歳に達する日まで」と「育児休業をすることができる場合」とある。この「場合」とは、保育園の入園を希望したが入れなかった場合でよいのか。
 「2歳に達する日まで」については、従来は1歳6カ月までだったものを2歳までとすることでよいのか。
 これは法律の改正に基づく条例の改正であるが、今回の条例改正は法律の改正を全て盛り込んだのか、あるいは「育児休業をすることができる場合」と「2歳に達する日まで」だけを取り込んだのか。法律の改正とこの条例改正との対比を説明願いたい。
○職員課長 まず、「場合」については、具体的に言うと保育所における保育の実施を希望し、申し込みを行っているが、その実施が当分行われない場合がある。そのほか、その子供の面倒を見る予定だった配偶者が病気になったり負傷した場合も含まれる。
○人事課長 期間は、これまでの条例の中では、1歳に達する日までが取得できて、特別な事情がある場合は1歳6カ月に達する日までと定められていた。今回は、さらに、特別な事情がある場合には2歳に達する日までの3段階式となっている。
 法律の改正との整合性については、法律は10月1日から施行されている。本市では9月定例会に議案として提出しなかったのは、対象となる非常勤職員がその時点でおらず、後の議会でも対応できることが見込まれていたので、今定例会に提出させていただいたものである。
○長友正徳委員 保育園を希望しても入れなかった場合はわかるが、そのほかに病気と言ったのは、条例ではどこに反映されているのか。
 法律との対比については、議案提出のタイミングではなくて、内容について法律との対比を質疑したつもりである。
○人事課長 完全に法律に準じた形で市の条例改正も提案している。
○職員課長 2歳に達する日まで育児休業をすることができる場合として、先ほどの説明のとおり、非常勤職員の場合は保育所における保育の実施の申し込みを行っているが、当面その実施が行われない場合と、育児をする予定であった配偶者が負傷したり病気になった場合が含まれる。条文にはその辺は書いていないので、具体的な例は規則に記載する予定である。
○荒木詩郎委員 一点質疑する。
 配偶者が負傷することはあらかじめ想定できないので、9月定例会に提出をするべきではなかったのか。
○人事課長 議案の提出時期については、本来、法律の施行が10月1日であるので、9月定例会に提出して速やかに施行すべきであるが、育児休業取得者で12月に及ぶまでに1年半を超えて取得する人がその段階でいなかったので、時期は先の議会に送った。先送りしたことによって不利益をこうむる対象者はいなかった。
○荒木詩郎委員 不利益をこうむるような対象者は現在いるのか。
○人事課長 そこまで長い期間の育児休業を取得している方はいない。
○片岡きょうこ委員 育児休業が長期化する場合に、その期間中も育児休業手当が発生するのか。
 普通、非常勤職員は契約社員になるのか派遣社員になるのかの分類と、どのように採用しているのか。1年以上超えて2年、3年まで先の雇用契約を結んでいるケースはないかと思うが、実態はどうか。あるとすれば、専門性を持った方が2年、3年、4年と長期雇用になると思うが、そのような方が配属されることが想定される部署はどこか伺いたい。
○職員課長 給与の関係を説明する。育児休業期間中の非常勤職員の賃金は支給されない。ただし、雇用保険から育児休業給付金が180日までは賃金の約70%相当額、181日を過ぎると約50%相当額が支給される。
○人事課長 対象は、直接市が雇用している非常勤職員が対象となる。雇用契約については、行政の採用は単年度契約になるので、年度末の3月31日で必ず切れる雇用契約を結んでいる。非常勤職員においては1年以上のものはない。
○片岡きょうこ委員 単年度雇用で1年度の契約である時点で1年6カ月も育児休業をとれる非常勤職員は該当者ゼロではないのか。
○人事課長 制度的にはそのようになっているが、実際にはその後、引き続き契約する場合も多々ある。この場合の、先の雇用が見込まれない場合とは、プロジェクトで採用した非常勤職員で、そのプロジェクトの終了が明らかな場合は、そこで続いて契約しないことはあるが、自治体の場合は1年ごとではあるが、その後、業務がなくなることがないので、この対象にはしている。
○片岡きょうこ委員 例えば民間の企業であれば1年以上働かないと産前産後休暇、育児休業取得者の対象者になり得ないが、市ではどのくらい働けばこの対象の適用になるのか。
 先ほど育児休業給付金が181日以降は50%が雇用保険から支払われるとのことであったが、181日以上何日以内など、その後の段階を教えていただきたい。
 雇用は単年度契約であるが、その次をどのように保証するのか。こちらからは断らないが、単年度契約で次も契約するとの意思確認をしているのか。
 例えば5年以上働いたら正規職員として採用するのか。ずっと契約社員のままでいいのかとの問題も発生すると思うが、人事的なものを教えていただきたい。
○人事課長 非常勤職員が育児休業をとるには3つの条件がある。1つは引き続き在職した期間が1年以上の職員であること。2つ目は子が1歳6カ月に達する日までに任期が満了すること及び職員として引き続き採用されないことが明らかでないこと。3つ目は1週間の勤務が3日以上、または1年間の勤務が121日以上であること。この3つの条件が整った方が育児休業を取得できる。
 5年以上で正規職員に採用することは、今後、制度が変わってくるので、その中でまた考えていくことになるかと思う。
○職員課長 育児休業給付金の181日以降の給付期間は、育児休業の取得期間中で、非常勤職員の場合は子が2歳になるまで支給されることになっている。
○星 けんたろう委員 1点だけ伺いたい。これは、今後、2年から2年6カ月、2年6カ月から3年とどんどん長くなっていく傾向にあるのか。
○人事課長 これについては、国の法律や人事院規則が変わって各自治体も追従しているもので、国の動向等の中で変更があれば、随時改正してきたいと思っている。
○中村よしお委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○中村よしお委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○中村よしお委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中村よしお委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
 次に移る。

議案第44号 平成29年度市川市一般会計補正予算(第4号)のうち本委員会に付託された事項

○中村よしお委員長 議案第44号平成29年度市川市一般会計補正予算(第4号)のうち本委員会に付託された事項を議題とする。
 提案理由の説明を求める。
〔財政課長、管財課長、文化振興課長、スポーツ課長、納税・債権管理課長、市民課長、選挙管理委員会事務局長、健康管理担当室長 説明〕
○中村よしお委員長 質疑はないか。
○鈴木雅斗委員 初回総括2回目以降一問一答で質疑する。
 補正予算書19ページ、総務費、総務管理費、自動車管理費、委託料、巡回バス運行等委託料に関して、1時間に1本を40分に1本に増便するとのことであるが、具体的な本数は何本ふえるのか。運行時間帯は何時から何時までか。
 2点目として選挙費、11月26日に実施された市長選挙並びに市議会議員補欠選挙の開票作業に関して、マスコミなどを中心に疑義が生じているとの話を聞いている。確かに集票結果の途中経過の公表に不自然だと感じるところはなきにしもあらずだが、今回、補正予算を執行するに当たり、どのような過程で実施され、どのような形で改善をしていくのか。
 再選挙の見通しが立っていないとのことで、今回、補正予算を計上されたが、万が一、年度内に予算が執行できなかった場合は、今後どのような予算計画で実施していくのか。
 選挙費の第3目第3節職員手当等の2,933万3,000円、時間外勤務手当と管理職員特別勤務手当に関して、職員がどれぐらいの時間勤務し、深夜早朝、どの程度の人員を配置しているのか。それに対する割り増し賃金や代休をどのように実施して、再選挙に対して反映されるのか伺いたい。
○管財課長 巡回バス運行等委託に関して、増となる運行本数は、1日当たり8本の増便となる。
 運行の時間帯は、水曜日の夜間窓口のある日は時間帯が異なるため、月曜日、火曜日、木曜日、金曜日のJR本八幡駅から仮本庁舎へ向かう便は始発が午前8時30分から、最終は午後4時30分まで、仮本庁舎からJR本八幡駅へ向かう便は始発が午前9時15分から、最終は午後5時45分までで、現在は片道において1時間に1本運行しているが、40分に1本の割合に変更することにより、片道で4本、往復で8本の増便とさせていただきたい。
○選挙管理委員会事務局長 今回、マスコミにおいて開票作業で不自然な流れがあると報じられていて、確かに午後10時から定期的に発表している中間報告と最終報告の結果で候補者の得票数にばらつきがあったとの報道がある。具体的な対応策は現在検討しているが、今後ばらつきがないように、開票作業の進め方については他市の状況等を調査研究し、改善すべきものがあれば改善していきたい。
 年度内に予算が執行できない場合については、再選挙は公職選挙法第34条で50日以内との規定があるが、御承知のとおり、今、異議申し出が出されていて、再選挙の日程は未定となっている。仮に今年度中に執行できなかった場合には、この補正予算を次年度以降に繰り越すことが考えられるが、その対応については、今後、2月定例会等も含め、関係部署と協議したい。
 職員手当については、今回、再選挙に伴う職員手当として2,933万3,000円を計上させていただいている。その主な内容は、投票所78カ所における当日の投票事務従事者約440名分の午前6時30分から午後8時30分までの14時間分として約1,612万5,000円、また、開票所における開票事務従事者247名の午後8時半から午前0時までの3.5時間分として約292万円を計上している。今回の市長選挙の確定時刻は午前0時5分、市議会議員補欠選挙の確定時刻は午前0時25分で、午前0時を過ぎた従事者が52名いたが、午前0時を過ぎた場合には、翌日の午前中の職務免除が与えられていることから、この52名のうち34名が職務免除を取得している。開票作業は少しでも早く終了できるように、引き続き研究していきたい。
○鈴木雅斗委員 巡回バスの補正予算に関して再質疑する。これは引き続き1台のバスで巡回させる便数をふやすのか、台数をふやして巡回させるのか。
○管財課長 1台のバスで、現在、おおむね35分で往復するような運行ダイヤになっている。1台のバスで運行できる最も便数をふやしたものが40分に1本で、今回補正予算として計上するのは、1台のバスで運行できる最大限の便数と御理解をいただきたい。
○鈴木雅斗委員 限りある資金や資材の中で運用していただけることは評価できるが、バスについては、たびたび他の議員や会派からも指摘のあるとおり、車椅子が使えないなどの欠点に対して改善をお願いして、この質疑は終わる。
 次に、開票作業に関して、見通しが悪かった点は改善するとの大ざっぱな内容である。代表質問での答弁ではランダムにまぜて出てくるとのことで、これについては、指摘があったとおり午後11時半になるまでに、特定の候補に偏りが見られて不自然だと言われても仕方がない部分があると思う。再質疑は控えるが、誤解がないように改善していただきたい。
 予算が執行できない場合は繰り越しなどで対応されることも理解した。
 最後に、確認として、午前0時5分、午前0時25分に開票作業が終わって、52名の方が残っていて、職務免除の方が34名いたとの話だが、18名の方は午前4時までは仕事をしていたとの認識で間違いないか。
○選挙管理委員会事務局長 今回の市長選挙・市議会議員補欠選挙については、一番遅くなった方は午前2時で、その方が翌日職務免除をとったかどうかまでは把握していない。
○鈴木雅斗委員 選挙が終わった後に職員の方にいろいろ尋ねようと思うと、疲弊している様子は、言わなくてもわかる。夜の時間、長時間働くことは、私も経験があるが、体によくないことなので、できる限り改善に努めていただきたい。以前のニュースで、開票をした際に帰宅する職員が過労により事故死したとの悲痛な事件も他の自治体であるので、開票作業は、今では即日開票で実施しているが、翌日開票にして事務作業を軽減する方法もあると思う。新市長不在の中で、この提案がいつ検討されるかわからないが、翌日開票に関しても検討の上、できる限り職員の負担が少なくなるように選挙事務の執行を今後も要望して、質疑を終わる。
○清水みな子委員 総括で伺いたい。
 19ページ、旧浅子神輿店改修工事費の設計変更の中身について伺いたい。
○文化振興課長 旧浅子神輿店の母屋は非常に古い建物であり、曳き屋をして中を改修するが、当初試算していたよりも既存の台座が想像以上に劣化をしていて腐食がかなり進行していたことで、土台の交換をしなければならなくなり、設計変更をしたことにより増額補正となったものである。
○清水みな子委員 年度内にはできなくて来年度になるとのことで、広場もあわせて改修するのか。
○文化振興課長 広場の工事も進んでいるが、あわせて工事をする。今回の増額補正については母屋の部分である。
○清水みな子委員 広場の工事は繰り越しにならないのか。広場が先にできるのか。
○文化振興課長 今の予定では広場の工事の竣工は3月19日の予定である。
○長友正徳委員 初回総括2回目以降一問一答で伺いたい。
 11ページ、歳入について、個人市民税の収入見通しがふえたことは喜ばしいことだとは思うが、見通しなので、いろいろな計算があるのであろうが、例えば人口がふえつつあるので個人市民税もふえるだろう、などの収入増の根拠を伺いたい。
 それから、法人税収入がふえるのは、景気がよくなったのかなと思うが、その見積もりについて伺いたい。
 3番目に、固定資産税についても、例えば人口がふえて農地の宅地化が進んで住宅がふえたから固定資産税がふえたのか、見積もりを更新した理由について伺いたい。
 13ページ、都市計画税についても、住宅がふえて都市計画税もふえるのかなと思うが、理由を伺いたい。
 15ページ、後期高齢者医療保険基盤安定負担金が減額になる。後期高齢者がふえる傾向にあるのに負担金が減るのは、当初の見込みが過大だったのか、背景について伺いたい。
 17ページ、私の知識が不足していて、成田新高速鉄道とはどの鉄道のことなのか伺いたい。
○市民税課長 市民税の見通しについて、個人市民税については、昨年度から人口増や景気の回復で、当初から前年度より増額の予算を計上していたが、想定していた総課税額が9月の段階で超えた。その後、申告が期限後に出たものや調査によって判明した所得に対する追加の課税が10月以降、3億円程度見込まれている。9月の実績と今後見込まれる追加課税を考慮して、今回の増額補正を計上した。
 法人市民税についても、29年度当初予算は前年度より増額で計上していた。税制改正があって大分下回ると思うところもあったが、順調に推移していて、ほとんどの月で前年比増になっている。これらのことから、これまでの実績から考慮して、今後の伸び率を算出して増額補正を計上した。
○固定資産税課長 固定資産税の増額については、新築家屋が当初の見込みよりも140棟ほど多くなっている。償却資産についても、設備投資が進んで当初の見込みよりも約1億円の増額となっている。都市計画税は、新築の家屋棟数がふえたことから、同様の理由で都市計画税もふえている。
○財政課長 後期高齢者医療保険基盤安定負担金は高齢者の医療の確保に関する内容で、低所得者に対して減額した保険料の総額と被用者保険の被扶養者であった者に対して減額した保険料総額を基礎として算定しているが、軽減割合が高い対象者が見込みよりも少なかったことから、負担金が減額になったものである。
 成田新高速鉄道の路線については印旛日本医大駅から成田空港駅間を新たに建設したときに補助した内容である。
○長友正徳委員 大体わかったが、最初の2つの個人市民税と法人市民税については、景気や人口増よりは傾向を見て、前年度と見比べて補正予算を計上したとのことでよいか。
○市民税課長 実績と、これまでの過去の傾向で今後の課税状況を加味して推計している。
○荒木詩郎委員 初回総括2回目以降一問一答で伺いたい。
 18ページ、スポーツ費に関連して、本会議の代表質問を聞いていて尋ねる。世界女子ソフトボール選手権大会のオーストラリアチームのキャンプ地のために国府台公園、福栄スポーツ広場もあわせて予算を計上しているかのように受け取ったが、今の説明では、福栄スポーツ広場の改修工事にキャンプ地の予算を使うとの趣旨の説明があったが、キャンプ地の何を整備するのか。
 市川市の負担以外にも、このオーストラリアチームのキャンプ地のために公費負担が発生するのかどうか。
 繰越明許費で改修工事が来年度に行われるが、工事に当たって市民の利用への影響はどのようなものがあるのか。
 もう1点、選挙費について、今回の選挙の執行に対して異議申し出があったが、この異議申し出に対する投票用紙の開披調査をすると聞いているが、その費用はこの補正予算には含まれていないはずだと思うが、本定例会に提案できない経費はどうするのか。専決処分を行うのか。
○スポーツ課長 代表質問では国府台公園と福栄スポーツ広場とあわせて予算を計上している内容で聞き取れたが、きょうの説明においては福栄スポーツ広場に予算を使うと説明したことの整理についてだが、代表質問では、国府台公園の野球場にナイター設備をつけることを、これからの基本設計の中で組み込んでいこうと思っているところであるが、このナイター設備について、オリンピックのキャンプ誘致にも有利につながることから、工事スケジュールの組み立てにはオリンピックも視野に入れてほしいとの意見をいただいたものである。
 キャンプ地の候補地として整備する福栄スポーツ広場の整備内容は、管理棟に入って、A面、B面と四角形の対角で2面の野球場を整備しているが、ここについては土の入れかえ等により起伏をならして整地していこうと考えている。あわせて、現在のA面、B面は野球の規格になっており、ソフトボールで使用しようとすると、外野部分が土の部分と芝生の部分と真ん中に切れ目が入ってしまうことから、現在使用していない逆の対角線をC面、D面として少年野球とソフトボールが使えるような2面を増設するイメージで整備することを予定している。あわせて、現在、男女合わせて8基の和式の便器があるが、それを洋式に変える。そのほか、管理棟を含めバリアフリー化がおくれていることもあり、A面の横に新しくトイレを新設することを考えている
 キャンプ地のためのほかの公費については、後ほど答弁する。
 改修工事を来年度に繰り越して行うことによる市民への影響については、工事そのものは2月から6月を予定しているが、大会等が行われるものは把握しているので、こちらのほうから代替地の提案なども含めながら、明らかに大会が開催される団体等には連絡をしていこうと考えている。
○企画課長 オリンピックのキャンプの誘致に関する公費の負担については、さきの9月定例会においてオリンピックのキャンプ誘致に関する実行委員会を立ち上げ、その負担金として補正予算を計上したものである。
○選挙管理委員会事務局長 再開披の経費は、今回の補正予算には含まれていない。再開披を行うことが12月8日の選挙管理委員会で決定したもので、今現在、再開披をどのような形で進めていくかがまだ確定していない段階である。その方法によっては、どのぐらいの職員が必要になるのか、どのような形で行うのか決まってくると思うが、それによって予算が必要になった場合には、専決処分になるのかどうかは改めて関係部署と協議させていただきたい。
○星 けんたろう委員 1点だけ伺いたい。
 17ページ、成田新高速鉄道整備事業費補助金返還金収入は単年度の利益に対する返還額なのか、累計の利益に対する返還額なのか。参考までに平成27年、もしくは以降に支出した補助金の総額を伺いたい。
○財政課長 こちらは平成28年度単年度の利益が生じたため返還を受けるものである。
 これまでに支出した総額は2億7,965万4,650円となっている。
○かつまた竜大副委員長 19ページ、文化振興費の負担金と21ページ、選挙費、報酬、職員手当等について、それぞれ一問一答で伺いたい。
 まず、19ページ、文化振興費第19節負担金補助及び交付金の水道負担金で、先ほど文化振興課長から、水道管の口径を13㎜を40㎜にすると聞いたが、随分太くする。厨房なのかと思うが、具体的にどのような厨房なのか。私はあのかいわいの水道の事情はよくわからないが、結構古い町なので、それだけ口径を太くして大量に使うと近隣の住居等に影響も出るのではないかとの心配もある。また、あの辺の下水道の状況がよくわからないが、下水につなげるのであれば問題ないが、もしそうでない場合は、水をたくさん使うとなると下水のほうの問題も出てくるが、その辺はどうなのか。
○文化振興課長 水道管の口径が40㎜で太いのではないかとのことだが、休憩所の中に厨房機器の入るスペースがあり、そこに厨房機器を入れる。厨房に使う水量を計算して40㎜として計上させていただいた。近隣への影響については、現段階では問題ないと考えて40㎜と設定している。
 こちらの区域は下水道区域で、下水道に接続するものである。
○かつまた竜大副委員長 了解した。
 続いて、20ページ、選挙費について、次の市長再選挙のためとして時間外勤務手当、管理職員特別勤務手当が計上されている。その前に、10月22日投開票の衆議院議員選挙のときもミスがあった。翌日、柏市と市川市で集計ミスがあったとの記事が出たと思う。私もあのときは立会人を午前3時過ぎまでしていた。あれは投票が終わった午後8時過ぎの段階の県選管に対する報告を間違ってダブル計上してしまって、総数が違っていたことが原因であったのではないかと思うが、そこからミスがあった。その約1カ月後、11月26日に今回の選挙があった。選挙は3年に1回は必ず参議院議員選挙があり、市議会議員選挙は必ず4年に1回ある。衆議院議員選挙は2年経過すると、いつ解散があるかわからない。一方で、職員は10年ぐらい勤務していても開票作業を余り経験しない。そうすると、開票作業そのものになれていないこともあるので、開票作業を行う職員は非常に大変な作業だと思うが、もう少し経験のある方を配置すべきではないのか。今回問題になっている部分も、その辺が1つある。究極的には票の出し方もあると思うが、その辺は選挙管理委員会事務局長はどのように考えるのか。
○選挙管理委員会事務局長 確かに開票作業には経験のある方が望ましいが、難しい面もあるのが現実である。開票作業に携わっていただける方については、各係の担当に分けて、担当の責任者に対して、事前に開票担当正副責任者会議を開催して、それぞれ担当業務について職員に周知していただくようお願いしている。また、各担当職員についても、開票の事務要領を配付し、事前に確認するようにお願いしているが、今おっしゃったように、前回と今回、いろいろ時間がかかっているので、先ほど鈴木委員の質疑の際にも答弁したが、今後、改善できる面はどんどん改善していきたいと考えている。
○かつまた竜大副委員長 選挙管理委員会事務局の方々も非常に業務量が多い。月200時間ぐらい超過勤務しているとの話も聞いたので、そもそも選挙管理委員会事務局の人数をふやすことも課題ではないかと考えている。
○中村よしお委員長 一点だけ伺いたいが、よろしいか。
○かつまた竜大副委員長 中村委員。
○中村よしお委員 選挙費について、今質疑があったが、再選挙や再開披など、なかなか経験できないことであるが、選挙制度から考えれば、当然、選挙管理委員会事務局としては、それにしっかりと対応できるような体制をとっておかなければいけないのは言うまでもないと思う。代表質問の中でも、市長不在の期間をなるべく短くしていかなければいけないとの話はあった。その中で、今の答弁だと、再選挙に関する今回の補正予算については、仮に年度をまたいでしまった場合には2月定例会での繰り越し等を含めて検討するとのこと、また、再開披に関する予算については、専決処分等を検討するとのことである。市長不在の期間をなるべく短くしなければいけないし、異議申し出についても明確に対応していかなければいけないが、いつになるのかはかなり曖昧で、検討していくとの話であった。事務局長として、難しいところはあると思うが、期限をなるべく短くしていくとのことについて、どのように考えるのか、より明確にお答えいただきたい。
○選挙管理委員会事務局長 おっしゃるとおり市長の不在期間はなるべく短くするべきで、早急な選挙の日程が決定できればいいが、御承知のとおり11月29日と12月6日に2件の異議申し出が出ている。異議申し出について、1つの目安として30日以内に決定をするとの努力義務規定があるが、それで仮に行ったとしても、異議申出人が、その決定を受けてから21日以内に県に審査の申し立てをする期間がある。21日以内に審査の申し立てをしなければ、市の選挙管理委員会の決定が確定となるので、そこから50日以内に再選挙を行う。仮に異議申出人が県に審査の申し立てをすることになると、県のほうで60日以内の努力義務規定の中で審査申し立てに対して裁決をすることになる。また、それに対して納得すればいいが、納得しなければ裁判となる。そのような長期化を防ぐ意味でも、今回、投票用紙の再開披を行うのが市の決定で、なるべく早く市長の再選挙ができるようにしているが、いつ再選挙かについては、なるべく早くとしかお答えできない。申しわけない。
○中村よしお委員 もちろんいつまでにと答えられないのは、当然わかっている。しかしながら、再選挙を早急に実施していかなければいけないし、異議申し出に対してもスピーディーかつ明確、また、しっかりとした対応をしていくことを要望して終わる。
○中村よしお委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○中村よしお委員長 質疑を終結する。
 予算の総額については、他の常任委員会の審査結果を確認の上、修正等がなければ承認することで了承願いたい。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○中村よしお委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中村よしお委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
 次に移る。
――――――――――――――――――――
○中村よしお委員長 暫時休憩する。
午前11時31分休憩

所管事務の調査

午前11時33分開議
○中村よしお委員長 再開する。
 所管事務の調査については、閉会中も引き続き調査することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中村よしお委員長 御異議なしと認める。よって所管事務の調査については閉会中も引き続き調査することに決した。
 また、委員長報告の作成については、正副委員長に一任されたいと思うので、御了承願いたい。
――――――――――――――――――――
○中村よしお委員長 以上で総務委員会を散会する。
午前11時34分散会

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